JPH0562134U - 配線付きユニット床板の電力取出し部材 - Google Patents

配線付きユニット床板の電力取出し部材

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JPH0562134U
JPH0562134U JP1710392U JP1710392U JPH0562134U JP H0562134 U JPH0562134 U JP H0562134U JP 1710392 U JP1710392 U JP 1710392U JP 1710392 U JP1710392 U JP 1710392U JP H0562134 U JPH0562134 U JP H0562134U
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JP
Japan
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wiring
plug
outlet
floor board
circular
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Pending
Application number
JP1710392U
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English (en)
Inventor
聖二 吉田
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Tatsuta Electric Wire and Cable Co Ltd
Original Assignee
Tatsuta Electric Wire and Cable Co Ltd
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Publication date
Application filed by Tatsuta Electric Wire and Cable Co Ltd filed Critical Tatsuta Electric Wire and Cable Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 配線付きユニット床板の床面の任意又は適宜
の個所に直に電源を供給できる配線付きユニット床板の
電力取出し部材を提供する。 【構成】 表面平面状の円形差込プラグ15上に内部に
コンセント16を設け、このコンセント16と前記差込
プラグ15とを電気的に接続した給電立上り部材15A
を一体的に形成し、該部材15Aからプロテクター15
Bを介して絶縁電線3を延長した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ユニット式床板に関し、より詳しくは配線付きモジュール床板を床 上に配置することにより、床下の配線が行われると共に、床上への電源の取出し が極めて容易で且つ電源の取出し位置が任意に選択できる配線付きユニット式床 板に関する。
【0002】
【従来の技術】
通常、床下配線は床上の適宜の位置に配線ボックスを設け、各ボックス間を電 線管でつなぎ、電線管内に必要な絶縁電線を挿通し、各ボックス部に差込用コン セントを設けて電源を取出せるようにした後、床面にコンクリート打ちするか、 又は床板を張ってPタイル仕上げなどを行っている。
【0003】 このような配線工事では差込用コンセントの増設や位置の変更が簡単にできず 、固定した配線回路となる。
【0004】 従って、事務所などで机の配置替え、OA機器などが導入されると、適当な個 所に差込用コンセントがないために、床面に保護カバーをきせた電線やコード類 を無造作に這わせた状態で使用される場合が多い。かかる状態での使用は床面に 凸部を生じさせ美観や機能を損なうと共に障害物となって危険でもある。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、以上の点に鑑みてなされたもので、床面に配線付きモジュール床板 を敷設し、該モジュール床板同士を接続用部材として使用する差込プラグで接続 することにより、床板相互の接続配線が完了し、且つ電源を取出す場合は、前記 接続用差込プラグを取り除いて、接続用コンセント付差込プラグと差し替えて使 用することにより、床面の任意又は適宜の個所から直ちに電源を取出し得る配線 付きユニット式床板を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記の解決すべき問題のすべてを満足されるものとして、完成させ たものであって、以下にその構成を説明する。 本考案は、単位寸法に形成された床板の対辺又は対角に、他の単位寸法に形成 された床板を互いに平面状に合わせたときに整った孔が形成されるような凹部を 設け、該対辺又は対角の凹部間に絶縁電線を配線し、その導体端末にコンセント 又は突起状のプラグ体を設けた配線付きモジュール床板を構成し、他の配線付き モジュール床板を平面状に合わせたときに形成される整った孔に嵌挿して隣接す る床板間を継止すると共に、前記配線付きモジュール床板の各々の凹部に設けた コンセント又は突起状のプラグ体間を電気的に接続する表面平面状のコネクタと 前記配線付きモジュール床板の対辺又は対角の凹部に嵌挿する表面平面状の閉塞 部材とを配設して成ることを特徴とするものである。
【0006】
【実施例】
次に本考案の実施例を説明するが、本考案は斯る実施例のみに限定されるもの ではない。 2は、床基材1の床裏に2心の絶縁電線3を十字形に配線し、その配線の交点 を互いに接続4し、絶縁電線3の端末導体を対辺に形成する1/2円形の凹部5 に設けられた1組のコンセント端子6と接続した配線付きモジュール床板である 。
【0007】 配線付きモジュール床板2を4枚互いに平面状に合わせたとき、1/2円形の 凹部5の2つによって形成される4箇所の円形の凹部7のコンセント端子6,6 ’間は接続用部材として使用する表面平面状の円形差込用プラグ8を4箇所の円 形凹部7に嵌挿することにより電気的な接続をし、次いで前記差込用プラグ8に 設けたネジ挿入孔11にネジを差し込み、床基材1に固着されたネジ係合金具12と 螺合させて配線付きモジュール床板2の4枚間を固定し、床面表面を平面状にす る。
【0008】 表面平面状の円形差込用プラグ8は、2極の栓刃9を2組もつもので、対向す る栓刃9,9’同士を銅部材で接続し、モールド絶縁材10で形成される。
【0009】 次に、配線付きモジュール床板2の相対辺に形成する1/2円形の凹部5には 、使用する位置の凹部を除いて、すべて表面平面状の1/2円形の凸部材13、す なわち盲蓋を嵌合させて、該1/2円形の凸部材13に設けたネジ挿入孔11にネジ を差し込み、床基材1に固着されたネジ係合金具12と螺合させて固定し、床面表 面を平面状にする。1/2円形の凸部材13は、モールド成形材10によってモール ド成形されている。
【0010】 100V外部電源より配線付きモジュール床板2の各板に通電するには、電源 として使用する位置の1/2円形凹部5のコンセント端子6に、絶縁電線3を有 する1/2円形の凸状差込用プラグ4を嵌挿する。
【0011】 床板2の適宜の位置の円形凹部7より電源を取り出すに当たっては、先に挿着 された表面平面状の円形差込用プラグ8を抜き取り、円形のコンセント付き差込 用プラグ15を嵌挿し、該差込用プラグ15に付属するコンセント16部から電源を引 き出す。
【0012】 1/2円形凹部5より電源を取り出すに当たっては、1/2円形のコンセント 16付差込用プラグ17を使用して行う。
【0013】 次に図13の例について述べる。 20は、床基材1の床裏に2心の絶縁電線3を×字形に配線し、対角線の交点に 形成させた円形の凹部7に設けた4組のコンセント端子6と対角に形成させた1 /4円形の凹部18に設けた1個のコンセント端子6に絶縁電線3の端末導体をそ れぞれに接続した配線付きモジュール床板である。
【0014】 配線付きモジュール床板20を4枚互いに平面状に合わせたときに対角の1/4 円形凹部18によって形成される1個の円形凹部70の4組コンセント端子6間は、 接続用部材として使用する表面平面状の円形の差込用プラグ80を前記円形の凹部 70に嵌挿することにより電気的な接続をする。
【0015】 表面平面状の円形の差込用プラグ80は、2極の栓刃9を4組もつもので、対向 する栓刃同士を銅部材で接続し、モールド絶縁体10で形成される。
【0016】 配線付きモジュール床板20の対角に形成させた1/4円形の凹部18には、使用 する位置の凹部を除いて、すべて表面平面状の1/4円形の凸部材19を嵌合させ て、該1/4円形の凸部材19に設けたネジ挿入孔11にネジを差し込み、床基材1 に固着されたネジ係合金具12に螺合させて固定し、床面表面を平面状にする。
【0017】 配線付きモジュール床板20を平面状に組合せした床板に、100V外部電源を 供給し、床板の適宜の位置の円形の凹部又は1/4円形の凹部より電源を取り出 すのは、前記に説明したので省略する。
【0018】 上記の実施例では、床基材1にコンセント端子6を設けたが、丸棒プラグをコ ンセント端子にかえて使用することができる。更に配線付きモジュール床板を配 設した後の壁面との境界は、配線のない同一床基材をもって仕上げればよい。床 板2,20の大きさは、通常用いられる建築モジュールとするのが好ましく、又、 図示していないが、床板の合わせは凹凸を設けた袋合わせとして床下に塵埃が落 ち込まないようにし、その接合をよりよくすることが好ましい。上例では電力電 源を主としているが、電話配線の他、各種情報伝達のための配線構成とすること ができる。この場合、使用するコンセント及びプラグ類は、それに応じた好適な ものを選択使用すればよいことは、いうまでもない。
【0019】
【考案の効果】
以上説明した如く、本考案によれば床コンクリート打ちの際の電線管やボック スの埋込み作業および電線管への電線の引込み作業などが不要となり、床材を平 面状に敷設するだけで配線工事が完了し、工期が早くすむ。
【0020】 又、事務所などで机の配置替え、OA機器などが導入されても任意の床上位置 から電源を直ちに取出せるので、従来のように床面に保護カバーをきせた電線や コード類を無造作に這わせるといったこともなく、美観的にも機能的にも有利で ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る床板の敷設例図である。
【図2】表面平面状の差込用プラグの平面図である。
【図3】表面平面状の差込用プラグの断面図である。
【図4】図1のX−X’の断面図である。
【図5】1/2円形の凸部材の平面図である。
【図6】1/2円形の凸部材の断面図である。
【図7】図1のY−Y’の断面図である。
【図8】1/2円形の凸状差込プラグの正面図である。
【図9】1/2円形の凸状差込プラグの平面図である。
【図10】円形コンセント付差込用プラグの正面図であ
る。
【図11】1/2円形のコンセント付差込プラグの正面
図である。
【図12】1/2円形のコンセント付差込プラグの平面
図である。
【図13】床板の別の敷設例図である。
【図14】1/4円形の凸部材の平面図である。
【図15】1/4円形の凸部材の断面図である。
【図16】図13のZ−Z’の断面図である。
【図17】円形の凸状差込プラグの正面図である。
【符号の説明】
1─床基材、2,20─配線付きモジュール床板、3─絶
縁電線、5─1/2円形の凹部、6─コンセント端子、
7,70─円形の凹部、8,80─表面平面状の円形差込用
プラグ、9─栓刃、13─1/2円形の凸状差込用プラ
グ、15─円形のコンセント付差込プラグ、16─コンセン
ト部、17─1/2円形のコンセント付差込プラグ、18─
1/4円形の凹部、19─1/4円形の凸部材

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 単位寸法に形成された床板の対辺または
    対角に、他の単位寸法に形成された床板を互いに平面状
    に合わせたときに整った円孔が形成されるような凹部を
    設け、該対辺または対角の凹部間に絶縁電線を配線し、
    その導体端末にコンセントまたは突起状のプラグを設け
    た配線付きモジュール床板を構成し、他の配線付きモジ
    ュール床板を平面状に合わせたときに形成される整った
    円孔に表面平面状のコネクタを嵌挿して隣接する床板間
    を継止すると共に、前記配線付きモジュール床板の各々
    の凹部に設けたコンセント又は突起状のプラグ間を電気
    的に接続する前記表面平面状の対辺または対角の凹部に
    嵌挿する表面平面状の閉塞部材を配設してなる配線付き
    ユニット床板において、前記表面平面状の円形差し込み
    プラグ上に内部にコンセントを設け、このコンセントと
    前記差し込みプラグとを電気的に接続した給電立上り部
    材を一体に形成し、該部材からプロテクターを介して絶
    縁電線を延長してなることを特徴とする配線付きユニッ
    ト床板の電力取出し部材。
JP1710392U 1992-02-23 1992-02-23 配線付きユニット床板の電力取出し部材 Pending JPH0562134U (ja)

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