JPH0561245U - 多関節建設機械の作業機操作装置 - Google Patents

多関節建設機械の作業機操作装置

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JPH0561245U JP747592U JP747592U JPH0561245U JP H0561245 U JPH0561245 U JP H0561245U JP 747592 U JP747592 U JP 747592U JP 747592 U JP747592 U JP 747592U JP H0561245 U JPH0561245 U JP H0561245U
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Abstract

(57)【要約】 作業機操作レバーの変位方向と一致する方向に前記作
業機の先端に取り付けた作業具の回動支点を移動させる
ことができると共に、作業機操作レバーに設けた作業具
操作手段により、オペレータは片方の手により作業機操
作レバーを操作しながら、作業具を回転させることがで
きる。 【構成】 複数の関節からなる作業機に対する回転速度
指令を与える作業機操作レバーを前記複数の関節を含む
平面に略平行な平面上を2次元変位自在に車体に取り付
けると共に、この作業機操作レバーの変位方向と一致す
る方向に前記作業機の先端に取り付けた作業具の回動支
点を移動させるように前記複数の関節に対する速度指令
を行う制御手段を備えた多関節建設機械の作業機操作装
置において、前記作業具に対する回転速度指令を与える
操作手段を前記操作レバーに取着する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は油圧式掘削機などの多関節を有する建設機械に関し、特に該多関節を 有する建設機械の作業機操作レバーの改良にに関する。
【0002】
【従来の技術】
多関節を有する建設機械の作業機操作装置、特に操作レバーの変位方向と一致 する方向に作業機を駆動制御するようにして、作業機の操作感覚が人間の感覚に マッチするようにした構成は、従来、例えば図6〜図8に示すような本出願人に よる「特願平2−74251」がある。 図6における油圧式掘削機は、作業機としてブーム30、アーム31、バケット 32を有し、これらブーム30、アーム31、バケット32はブームシリンダ3 3、アームシリンダ34、バケットシリンダ35によって駆動される。また、上 部旋回体36は下部走行体37上で矢印のように旋回する。これら作業機30〜 32は通常、運転室38内に配置された、図7に示されるような2本の作業機操 作レバーLV1 ,LV2 によって操作される。Aは上部旋回体36上におけるブ ーム30の回動支点、Bはブーム30上におけるアーム31の回動支点、Cはア ーム31上におけるバケット32の回動支点であり、これら回動支点B,Cの位 置はAを原点とするX−Y座標により表わされる。なお、L1 ,L2 ,L3 は、 それぞれ前記回動支点AB間の距離、回動支点BC間の距離、回動支点Cとバケ ット32の刃先間の距離である。
【0003】 図7は図6に示す油圧式掘削機の運転室38内に配置される運転席を概略的に 示すもので、作業機操作レバーLV1 はブーム30およびアーム31を連動駆動 操作し、作業機操作レバーLV2 の前後方向の操作は上部旋回体36を旋回駆動 操作させるものである。作業機操作レバーLV1 は図7にも示すように、運転席 の床に対して略平行に取り付けられており、ブーム30、アーム31およびバケ ット32を含む平面と略平行な平面に近い球面上を自在に変位できるように構成 されている。この作業機操作レバーLV1 は、図6に示すバケット32の回動支 点Cに対する速度指令Vcを与えるもので、この速度指令Vcの方向に一致する 方向にバケット30の回動支点Cが移動するようブーム30およびアーム31が 回転駆動される。即ち、作業機操作レバーLV1 の変位方向とバケット32の回 動支点Cの移動方向は完全に一致すると共に、作業機操作レバーLV1 の変位量 L1 はバケット30の回動支点Cの移動速度に対応している。なお、この作業機 操作レバーLV1 の変位方向は車体を基準とした相対角度を示すもので、絶対的 な方向を示すものではない。図7に示すように、作業機操作レバーLV2 は作業 機操作レバーLV1 とは違って通常どおり略垂直方向に配設されており、その前 後方向操作によってバケット3のチルト(掘削側への回転)/ダンプ(排土側へ の回転)を行い、また、左右方向操作によって上部旋回体36が左右旋回を行う ように駆動制御する。
【0004】 図8は前記従来技術の制御駆動系の構成を示すもので、作業機操作レバーLV 1 、LV2 の各変位方向および変位量L1X ,L1Y ,L2はレバー変位検出器20 x,20y,21で検出され、それらの検出出力Xc',YC'はコントローラ22 に入力される。また、ブーム角センサ17、アーム角センサ18、バケット角セ ンサ19によってブーム角α、アーム角β、バケット角γ(図6参照)がそれぞ れ検出され、該角検出値α、β、γがコントローラ22に入力される。即ち、コ ントローラ22では、レバー変位検出器20x, 20yから入力されたバケット 32の回動支点Cにおける速度指令Vc に関するX,Y方向の各ベクトルXc', Yc'と、ブーム角センサ17,アーム角センサ18により検出したブーム角αと アーム角β、および定数であるブーム長L1 、アーム長L2 によりブーム30の 回転速度指令α’とアーム31の回転速度指令β’を求める(詳細は本出願人に よる「特願平2−74251」参照)。ところで、ブームシリンダ33への供給 流量は車体に対するブーム30の回転速度に対応し、アームシリンダ34への供 給流量はブーム30に対するアーム31の回転速度に対応しているため、コント ローラ22はブーム30の回転速度指令α’をブーム駆動系23へ、ブーム30 に対するアーム31の回転速度指令β’をアーム駆動系24へ出力する。
【0005】 また、コントローラ22はレバー変位検出器21から入力されたバケット32 の回転速度指令γ’をバケット駆動系25に出力する。このように本従来例にお いては、作業機操作レバーLV1 をオペレータの前方側方に配置し、この作業機 操作レバーLV1 の変位方向と一致する方向にバケット回動支点Cが移動するよ うにブーム30およびアーム31を駆動制御するようにし、かつ、作業機操作レ バーLV2 の操作方向もバケット32の移動方向と一致させるようにしたので、 作業機の操作感覚が人間の感覚にマッチするようになり、誤操作が減少すると共 に、複雑な複合操作も容易になし得るようになる。
【0006】 図9は他の従来技術である「特開平2−101511」を示す図で、作業機操 作レバー40によるバケット回動支点Cの駆動制御は前記従来技術の作業機操作 レバーLV1 と同じであるが、前記従来技術の作業機操作レバーLV2 の前後操 作によるバケット32の回動制御を作業機操作レバー40の軸回りの回転操作で 行うことによって、作業機の操作を一方の作業機操作レバー40で行い、他方の 操作レバー41は旋回操作専用に使用する以外は前記従来技術と同様のため説明 を省略する。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
前記従来技術、「特願平2−74251」においては、一方の作業機操作レバ ーLV1 でバケット32の回動支点Cを制御し、他方の作業機操作レバーLV2 の前後方向操作でバケット32の回動制御を行うため、作業機操作のうちバケッ ト32の回動操作だけを別の手で行うことになり、オペレータにとって違和感が あるという問題があった。また、作業機の操作を片方の手だけに集中させるよう にした前記他の従来技術、「特開平2−101511」ではバケット32の回動 操作が作業機操作レバー40の回転操作であるため、バケット32の回動操作に 当たって手首を頻繁に動かす必要があり、オペレータにとって疲労感を与える問 題があった。
【0008】 本考案は前記従来の不具合を改善する目的でなされたもので、作業機の操作感 覚が人間の感覚にマッチするようにして、複雑な複合操作を容易になし得るよう にした多関節建設機械において、作業機の操作を一方の手に集中させるだけでな く、手首を動かさずにバケットを回動操作することによって、オペレータが疲れ ることのない多関節建設機械の作業機操作装置を提供する。
【0009】
【課題を解決するための手段】
請求項1は、複数の関節からなる作業機に対する回転速度指令を与える作業機 操作レバーを前記複数の関節を含む平面に略平行な平面上を2次元変位自在に車 体に取り付けると共に、この作業機操作レバーの変位方向と一致する方向に前記 作業機の先端に取り付けた作業具の回動支点を移動させるように前記複数の関節 に対する速度指令を行う制御手段を備えた多関節建設機械の作業機操作装置にお いて、前記作業具に対する回転速度指令を与える操作手段を前記操作レバーに設 けることを特徴とし、 請求項2は、前記作業具に対する回転速度指令を与える操作手段は前記作業機操 作レバーを操作するオペレータの手の指によって操作されることを特徴とし、 請求項3は、前記作業具に対する回転速度指令を与える操作手段は直線式の位置 検出器であることを特徴とし、 請求項4は、前記作業具に対する回転速度指令を与える操作手段は角度検出器で あることを特徴とし、 請求項5は、前記多関節建設機械は油圧式掘削機であり、該油圧掘削機の上部旋 回体の旋回操作レバーは車体に対して立設されると共に、前記作業機操作レバー を操作する手と反対側の手により旋回方向に操作されるように設けたことを特徴 とする。
【0010】
【作用】
次に前記構成の作用について説明する。 請求項1は、複数の関節からなる作業機に対する回転速度指令を与える作業機操 作レバーを前記複数の関節を含む平面に略平行な平面上を2次元変位自在に操作 すれば、この作業機操作レバーの変位方向と一致する方向に前記作業機の先端に 取り付けた作業具の回動支点を移動させることができ、前記作業機操作レバーに 設けた作業具操作手段により前記作業具を回転させることができる。 請求項2は、前記作業機操作レバーをオペレータが操作しながら、同じ手の指に より前記作業具操作手段を操作することができる。 請求項3は、前記作業具に対する回転速度指令は前記作業具操作手段の操作量に 応じて直線式の位置検出器により出力され、 請求項4は、前記作業具に対する回転速度指令は前記作業具操作手段の操作量に 応じて角度検出器により出力され、 請求項5は、前記作業機操作レバーを操作する手と反対側の手により車体に対し て立設された旋回操作レバーを所望の旋回方向に操作すれば、上部旋回体は旋回 操作レバーの操作方向に旋回する。
【0011】
【実施例】
以下、本考案の実施例について添付図面により詳述する。 図1〜図5は本考案の実施例を示す図で、図1〜図4は本考案の第1実施例を示 す図、図5は本考案の第2実施例における図3に対応する部分を示す図である。 なお、前記図6〜図8に示す従来技術と共通の構成要素には同符号を付して、そ の構成および作用の説明を省略する。
【0012】 図1に示されるように、図6の運転室38内に設置されたオペレータシート1 の前方側方に配置された2本の作業機操作レバー2,旋回操作レバー3によって それぞれ作業機および上部旋回体が駆動操作される。作業機操作レバー2はブー ム30およびアーム31を連動駆動操作し、旋回操作レバー3は上部旋回体36 を旋回駆動操作させるものである。作業機操作レバー2は図6に示す運転室38 の床に対して略平行に取り付けられており、ブーム30、アーム31およびバケ ット32を含む平面と略平行な平面に近い球面上を自在に変位できるように構成 されている。この作業機操作レバー2は、図6に示すバケット32の回動支点C に対する速度指令Vcを与えるもので、この速度指令Vcの方向に一致する方向 にバケット30の回動支点Cが移動するようにブーム30およびアーム31が回 転駆動される。即ち、作業機操作レバー2の変位方向とバケット32の回動支点 Cの移動方向は完全に一致すると共に、作業機操作レバー2の変位量L1 (=√ (L1X 2 +L1Y 2 ))はバケット30の回動支点Cの移動速度に対応している。 なお、この作業機操作レバー2の変位方向は車体を基準とした相対角度を示すも ので、絶対的な方向を示すものではない。
【0013】 図2は図1に示される2本の作業機操作レバー2および旋回操作レバー3の操 作状態を示す詳細図で、作業機操作レバー2の上下方向操作と、左右方向操作( 斜め方向操作も可能)によってそれぞれバケット30の回動支点Cを制御するこ とは前記従来技術と同じである。前記作業機操作レバー2には、図3にその詳細 を示すような差動トランス式バケット回動操作装置が設置されており、該作業機 操作レバー2の端面には円筒ケース6の端面が固着されており、該円筒ケース6 はゴム製のカバー15により覆われていると共に、該円筒ケース6の軸方向中央 部にはソレノイド7が取り付けられている。該ソレノイド7の内径部には鉄心8 が軸方向に移動できるように配設され、該鉄心8の左右にはフランジ部を有する 非磁性体8a,8bが固着されていると共に、該非磁性体8a,8bのフランジ 部と前記円筒ケース6の内端面間にはそれぞれセンタリングばね9a,9bが配 設されており、前記鉄心8が軸方向の中心に付勢されている。また、前記鉄心8 のロッド8cはリンク9を介してバケット回動操作レバー10がピン12,13 により連結されており、該バケット回動操作レバー10は前記円筒ケース6の他 端面に固着されたブラケット11にピン14により枢着されている。10aは前 記バケット回動操作レバー10の操作部で、オペレータは作業機操作レバー2の カバー15部を握ってバケット32の回動支点Cを操作しながら、人指し指を前 記操作部10aに差し込んでバケット32を回動操作する。即ち、人指し指を引 き込めばバケット32はチルト作動し、人指し指を押し出せばバケット32はダ ンプ作動するように回転駆動される。前記鉄心8が軸方向に移動することにより ソレノイド7から出力されるバケット回動操作指令γ’は信号配線16により作 業機操作レバー2の中心を通ってコントローラ22に送られる。また、旋回操作 レバー3は作業機操作レバー2とは違って通常どおり垂直方向に設置されており 、該旋回操作レバー3の左右操作によって上部旋回体36が左右方向の旋回を行 うように駆動制御される。
【0014】 図4は前記第1実施例の制御駆動系を示すもので、作業機操作レバー2および バケット回動操作レバー10の各変位方向および変位量L1 (図6参照), L2 はレバー変位検出器20x,20y,21で検出され、それらの検出出力はコン トローラ22に入力される。また、ブーム角センサ17、アーム角センサ18、 バケット角センサ19によってブーム角α、アーム角β、バケット角γ(図6参 照)がそれぞれ検出され、該角検出値α、β、γがコントローラ22に入力され ている。即ち、コントローラ22では、レバー変位検出器20x,21yから入 力されたバケット32の回動支点Cの速度指令Vc に関するX,Y方向の各ベク トルXc',Yc'と、ブーム角センサ17,アーム角センサ18により検出したブ ーム角αとアーム角β、および定数であるブーム長L1 、アーム長L2 によりブ ーム30の回転速度指令α’とアーム31の回転速度指令β’を求める(詳細は 本出願人による「特願平2−74251」参照)。前記従来技術同様、ブームシ リンダ33への供給流量は車体に対するブーム30の回転速度に対応し、アーム シリンダ34への供給流量はブーム30に対するアーム31の回転速度に対応し ているため、コントローラ22はブーム30の回転速度指令α’をブーム駆動系 23へ、ブーム30に対するアーム31の回転速度指令β’−α’をアーム駆動 系24へ出力する。 また、コントローラ22はレバー変位検出器21から入力されたバケット32の 回転速度指令γ’をバケット駆動系25に出力すると、バケット32のチルト( 掘削側への回転)/ダンプ(排土側への回転)が行われる。
【0015】 このように、本実施例では、作業機操作レバー2をオペレータの前方側方に配 置し、この作業機操作レバー2の変位方向と一致する方向にバケット回動支点C が移動するようにブーム30およびアーム31を駆動制御するようにし、かつバ ケット32の操作方向もバケット32の移動方向と一致させるようにしたので、 作業機の操作感覚が人間の感覚にマッチするようになり、誤操作が減少すると共 に、複雑な複合操作を容易になし得るようになる。なお、本実施例では、作業機 操作レバー3を略垂直方向に配設するようにしたが、該作業機操作レバー3も作 業機操作レバー2と同じく水平方向に配設してもよい。また、本実施例ではバケ ット32の他にブーム30、アーム31という2つの作業機を有する油圧式掘削 機に適用するようにしたが、本考案をバケット32以外の作業具を有する他の建 設機械に適用するようにしても良く、また、作業機はブーム30、アーム31の 2つに限らず、3つ以上で構成され、最先端の作業機のバケット回動支点Cをレ バー2からの指令Vc (=√(XC ,2+YC ,2))で操作することもできる。
【0016】 図5は、前記本考案の第1実施例における図3に対応する本考案の第2実施例 のバケット回動操作装置を示す図で、操作レバー2の端面はオペレータの手によ る握り部としてゴム製のカバー15により覆われていると共に、該操作レバー2 の端面にはフラケット26が固定されている。該フラケット26にはセンタリン グ機能(図示せず)付き角度検出器27が固定されており、該角度検出器27は 摘み27aによりその角度信号であるバケット回動操作信号γ’を調整すること ができる。28は信号配線で、前記角度検出器27からのバケット回動操作信号 γ’を操作レバー2の中心を経由してコントローラ22に伝達する。他の構成に ついては前記本考案の第1実施例と同様のため説明を省略する。本第2実施例に おいて作業機を操作するには、オペレータが操作レバー2のカバー29部を握り バケット32の回動支点Cを制御しながら、同じ手の親指と人指し指により前記 摘み27aを摘んでバケット32の回動駆動操作を行うと、バケット32のチル ト(掘削側への回転)/ダンプ(排土側への回転)が行われる。
【0017】
【考案の効果】
本考案は以上の通り構成したので次のような効果がある。 (1)作業機の操作感覚が人間の感覚にマッチするようにして、複雑な複合操作 を容易になし得ると共に、一方の手だけで作業機の操作を行うため、オペレータ は作業機の操作に集中することができる。 (2)従来のように、手首を頻繁に動かすことによってバケットの回動駆動操作 を行う必要がないのでオペレータに疲労感を与えることがない。 (3)従来技術におけるバケットの回動操作部を改造するだけの簡単な改造でよ いためコスト的に安価である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案第1実施例の運転席を示す図である。
【図2】図1における操作レバー部の詳細を示す図であ
る。
【図3】図2における作業機操作レバーの一部軸断面を
示す図である。
【図4】本考案第1実施例における制御回路を示す図で
ある。
【図5】本考案第2実施例における図3に相当する部分
を示す図である。
【図6】一般の油圧式掘削機の全体を示す図である。
【図7】従来技術における運転席および操作レバーの操
作状態を示す図である。
【図8】図4に対応する従来技術における制御回路を示
す図である。
【図9】別の従来技術における運転席および操作レバー
の操作状態を示す、図7と同様な図である。
【符号の説明】
1 オペレータシート 2 作業機操作レバー 3 旋回操作レバー 6 円筒ケース 7 ソレノイド 8 鉄心 8a,8b 非磁性体 8c ロッド 9a,9b センタリングばね 10 バケット回動操作レバー 10a 操作部 11 ブラケット 12〜14 ピン 15 カバー 16 信号配線 17 ブーム角センサ 18 アーム角センサ 19 バケット角センサ 20x,20y,21 操作レバー変位検出器 22 コントローラ 23 ブーム駆動系 24 アーム駆動系 25 バケット駆動系 26 ブラケット 27a 摘み 28 信号配線 29 カバー 30 ブーム 31 アーム 32 バケット 33 ブームシリンダ 34 アームシリンダ 35 バケットシリンダ 36 上部旋回体 37 下部走行体 38 運転室

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の関節からなる作業機に対する回転
    速度指令を与える作業機操作レバーを前記複数の関節を
    含む平面に略平行な平面に近い球面上を変位自在に車体
    に取り付けると共に、この作業機操作レバーの変位方向
    と一致する方向に前記作業機の先端に取り付けた作業具
    の回動支点を移動させるように前記複数の関節に対する
    速度指令を行う制御手段を備えた多関節建設機械の作業
    機操作装置において、前記作業具に対する回転速度指令
    を与える操作手段を前記操作レバーに設けることを特徴
    とする多関節建設機械の作業機操作装置。
  2. 【請求項2】 前記作業具に対する回転速度指令を与え
    る操作手段は前記作業機操作レバーを操作するオペレー
    タの手の指によって操作されることを特徴とする請求項
    1の多関節建設機械の作業機操作装置。
  3. 【請求項3】 前記作業具に対する回転速度指令を与え
    る操作手段は直線式の位置検出器であることを特徴とす
    る請求項1の多関節建設機械の作業機操作装置。
  4. 【請求項4】 前記作業具に対する回転速度指令を与え
    る操作手段は角度検出器であることを特徴とする請求項
    1の多関節建設機械の作業機操作装置。
  5. 【請求項5】 前記多関節建設機械は油圧式掘削機であ
    り、該油圧式掘削機の上部旋回体の旋回操作レバーは車
    体に対して立設されると共に、前記作業機操作レバーを
    操作する手と反対側の手により旋回方向に操作されるよ
    うに設けたことを特徴とする請求項1の多関節建設機械
    の作業機操作装置。
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