JPH0561112A - カメラのフイルム巻き戻し装置 - Google Patents

カメラのフイルム巻き戻し装置

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JPH0561112A
JPH0561112A JP3031692A JP3031692A JPH0561112A JP H0561112 A JPH0561112 A JP H0561112A JP 3031692 A JP3031692 A JP 3031692A JP 3031692 A JP3031692 A JP 3031692A JP H0561112 A JPH0561112 A JP H0561112A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
rewinding
wound
cartridge
camera
Prior art date
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Pending
Application number
JP3031692A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Kurei
博 榑井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pentax Corp
Original Assignee
Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd filed Critical Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
Priority to JP3031692A priority Critical patent/JPH0561112A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】途中巻き戻しが行われたときにはフィルムの再
使用が容易で、フィルムが最後まで使用されたときに
は、誤ってフィルムの再使用が行われないようにするカ
メラのフィルム巻き戻し装置を提供することを目的とす
る。 【構成】フィルム終端検出手段23が上記フィルム10
0の終端を検出したときには、フィルム100の先端が
パトローネ1内に巻き込まれるまでフィルム巻き戻し手
段3に巻き戻し動作を行わせ、フィルム巻き戻しスイッ
チ35がオンされたときには、フィルム100の先端部
分がパトローネ1内に巻き込まれる前にフィルム巻き戻
し手段3の巻き戻し動作を停止させる巻き戻し量制御手
段30を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、カメラ内でフィルム
をパトローネ内に巻き戻すためのカメラのフィルム巻き
戻し装置に関する。
【0002】近年カメラの自動化がすすみ、フィルムの
巻き戻しもモータ駆動によって行われることが多くなっ
てきている。このフィルムの巻き戻しは、フィルムが終
端まで巻きあげられたことが検出されたときに自動的に
巻き戻される場合と、フィルムが終端まで巻きあげられ
るより前に、巻き戻しスイッチ操作によって強制的に巻
き戻される場合とがある。
【0003】
【従来の技術】フィルムの巻き戻しの方式には、パトロ
ーネ内にフィルムの先端まで完全に巻き込んでしまう方
式と、フィルムの先端をパトローネ外に残した状態で巻
き戻しを停止させる方式とがある。
【0004】従来のカメラはそのいずれか一方の巻き戻
し方式を採用しており、終端検出による巻き戻しの場合
も巻き戻しスイッチによる巻き戻しの場合も、同じよう
に巻き戻されていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、いつもパトロ
ーネ内にフィルムの先端まで巻き込んでしまうと、スイ
ッチ操作により巻き戻しをした後、フィルムの残り部分
を使って再び撮影をしたいときに、パトローネ内からフ
ィルムを取り出すのが容易ではない。
【0006】また、いつもパトローネからフィルムの先
端が出るようにしておくと、フィルムが全コマ撮影され
た後に誤ってそのフィルムを再使用して、いわゆる二重
撮りをしてしまうおそれがある。
【0007】この発明は、そのような従来の欠点を解消
し、途中巻き戻しが行われたときにはフィルムの再使用
が容易で、フィルムが最後まで使用されたときには、誤
ってフィルムの再使用が行われないようにするカメラの
フィルム巻き戻し装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明のカメラのフィルム巻き戻し装置は、図1に
示されるように、カメラ内においてパトローネからフィ
ルムを引き出して巻きあげるフィルム巻きあげ手段と、
上記フィルム巻きあげ手段によって巻きあげられたフィ
ルムを上記パトローネ内に巻き戻すフィルム巻き戻し手
段と、上記フィルムが上記フィルム巻きあげ手段によっ
て終端まで巻きあげられたことを検出するフィルム終端
検出手段と、上記フィルムが終端まで巻きあげられてい
ないときに、上記フィルム巻きあげ手段の巻き戻し動作
を開始させるフィルム巻き戻しスイッチと、上記フィル
ム終端検出手段が上記フィルムの終端を検出したときに
は、上記フィルムの先端が上記パトローネ内に巻き込ま
れるまで上記フィルム巻き戻し手段に巻き戻し動作を行
わせ、上記フィルム巻き戻しスイッチがオンされたとき
には、上記フィルムの先端部分が上記パトローネ内に巻
き込まれる前に上記フィルム巻き戻し手段の巻き戻し動
作を停止させる巻き戻し量制御手段とを設けたことを特
徴とする。
【0009】
【実施例】図面を参照して実施例を説明する。
【0010】図2は、カメラのフィルム巻き戻し装置を
示しており、レンズ、撮影機構などの部分は図示が省略
されている。
【0011】図中、1は、フィルム100を巻き込み装
填したパトローネ、2は、フィルム100をパトローネ
1から引き出して巻きあげるスプールであり、パトロー
ネ1とスプール2との間に撮影画面100aが位置して
いる。3は、パトローネ軸1aに係合する巻き戻しフォ
ークギヤ、4は、スプール2に直結されたスプールギヤ
である。
【0012】11は、フィルム100の巻きあげ及び巻
き戻しを行うための駆動源となる、正逆回転可能な直流
モータであり、モータ11の回転は、減速歯車12によ
って減速されて太陽歯車13に伝えられる。
【0013】太陽歯車13には、遊星歯車14が噛み合
っていて、太陽歯車13の中心軸と遊星歯車14の中心
軸との間は回動自在なアーム15によって連結されてい
る。したがって遊星歯車14は、太陽歯車13の回転に
したがって回転(自転)するだけでなく、他の外力を受
けなければ、太陽歯車13の回転によって太陽歯車13
の周囲を回動(公転)する。
【0014】17は、巻き戻しフォークギヤ3と噛み合
う巻き戻しギヤ群であり、その端部の小歯車17a(以
下「巻き戻しギヤ17a」という)とスプールギヤ4と
は、太陽歯車13と噛み合わないようにして、太陽歯車
13の周囲に互いの間隔をあけて配置されている。
【0015】その結果、モータ11が正転したときに
は、遊星歯車14がスプールギヤ4と噛み合う位置へ回
動して、フィルム100を巻きあげる方向にスプール2
が回転をする。逆に、モータ11が逆転をしたときに
は、図2に示されるように、遊星歯車14が巻き戻しギ
ヤ17aと噛み合う位置へ回動して、フィルム100を
パトローネ1内に巻き込む方向にパトローネ軸1aが回
転をする。
【0016】21は、フィルム100のパーフォレーシ
ョン101に係合するスプロケットであり、その中心軸
に十字状の回転子22が連結されている。回転子22の
突端部は、マイクロスイッチ状のスイッチ23に接触し
ていて、そのスイッチ23をオン、オフさせる。したが
って、回転子22が1回転するとスイッチ23が4回オ
ン、オフし、4つのパルスがこのスイッチ23から発生
する(以下、このスイッチ23を「パルススイッチ2
3」という)。
【0017】なお、この実施例においては、フィルム1
コマ分の巻きあげにつきスプロケット21が2回転し
て、パルススイッチ23において8個のパルスが発生す
る。
【0018】30は、カメラの諸動作の制御を行うため
の制御部であり、中央演算装置(CPU)31及びタイ
マ(TM)32などを含んでいる。
【0019】34は、カメラの上面に露出して配置され
たレリーズスイッチ(シャッタボタン)、35は、カメ
ラの下面に露出して配置された巻き戻しスイッチであ
る。これら両スイッチ34,35及びパルススイッチ2
3はいずれも制御部30の信号入力端に接続されてお
り、制御部30の出力端は、モータ11の駆動回路に接
続されている。
【0020】次に上記実施例の動作を、制御部30の処
理フロー図である図3及び図4をも参照して説明をす
る。Sはステップを示す。
【0021】レリーズスイッチ34がオンされると、図
3に示されるように、オートフォーカス及び自動露出な
どが作動して、所定の撮影動作が行われる(S1)。撮
影動作が終了したら、モータ11が正転を開始する(S
2)。すると、遊星歯車14がスプールギヤ4と噛み合
って、フィルム100がスプール2に巻きあげられる。
【0022】そこで、パルススイッチ23により発生す
るパルス数をカウントし、パルス数が8になったら(S
3)、フィルム100が1コマ分巻きあげられたことに
なるので、モータ11を停止させる(S8)。
【0023】S3でパルス数が8個に達するまでは、パ
ルス発生が一定時間以上連続して停止しないかどうかを
監視する(S4)。もし、パルス発生が一定時間以上連
続して停止したときには、それはフィルム100が終端
まで巻きあげられたことを意味している(ただしフィル
ム100の基端部はパトローネ軸1aに固着されてい
る)。
【0024】その場合には、モータ11の逆転を開始す
る(S5)。これによって遊星歯車14は巻き戻しギヤ
17aと噛み合い、フィルム100がパトローネ1内に
巻き戻され始める。
【0025】そして、その状態でパルス発生の状態を監
視し(S6)、パルス発生が無くなったら、それはフィ
ルム100がほとんどパトローネ1内に巻き戻されてフ
ィルム100の先端がスプロケット21から外れたこと
を意味するので、それからフィルム100の先端がパト
ローネ1内に完全に巻き込まれるまで、時間Tの間モー
タ11の逆転を続行(S7)した後、モータ11の回転
を停止させる(S8)。
【0026】このようにして、フィルム100が終端ま
で巻きあげられたときには、フィルム100の先端まで
パトローネ1内に完全に巻き込まれる巻き戻しが行われ
る。
【0027】フィルム100が終端まで使用されるより
前に、巻き戻しスイッチ35がオンされたときには、図
4に示されるように、すぐにモータ11が逆転を開始し
て、フィルム100がパトローネ1内に巻き戻され始め
る。
【0028】そこでパルス発生の状態を監視し(S1
2)、パルス発生が無くなったら、フィルム100の先
端がパトローネ1内に巻き込まれてしまわないような短
時間t後にモータ11の回転を停止させる(S13)。
なおt=0でもよい。
【0029】このようにして、フィルム100がまだ残
っているときに途中から強制的に巻き戻しをしたときに
は、フィルム100の先端がパトローネ1外に残った状
態(いわゆるベロが出た状態)で、フィルム100の巻
き戻しが終了する。
【0030】
【発明の効果】本発明のカメラのフィルム巻き戻し装置
によれば、フィルム終端検出による巻き戻しの場合に
は、フィルムが先端まで完全にパトローネ内に巻き込ま
れるので、フィルムを誤って再使用してしまうようなこ
とが無くなり、フィルムを使い残した状態での巻き戻し
スイッチ操作による巻き戻しの場合には、フィルムの先
端がパトローネから出た状態で巻き戻しが停止し、フィ
ルムを容易に再使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構成ブロック図である。
【図2】実施例の略示図である。
【図3】実施例の処理フロー図である。
【図4】実施例の処理フロー図である。
【符号の説明】
1 パトローネ 3 巻き戻しフォークギヤ 4 スプールギヤ 23 パルススイッチ 30 制御部 35 フィルム巻き戻しスイッチ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】カメラ内においてパトローネからフィルム
    を引き出して巻きあげるフィルム巻きあげ手段と、 上記フィルム巻きあげ手段によって巻きあげられたフィ
    ルムを上記パトローネ内に巻き戻すフィルム巻き戻し手
    段と、 上記フィルムが上記フィルム巻きあげ手段によって終端
    まで巻きあげられたことを検出するフィルム終端検出手
    段と、 上記フィルムが終端まで巻きあげられていないときに、
    上記フィルム巻きあげ手段の巻き戻し動作を開始させる
    フィルム巻き戻しスイッチと、 上記フィルム終端検出手段が上記フィルムの終端を検出
    したときには、上記フィルムの先端が上記パトローネ内
    に巻き込まれるまで上記フィルム巻き戻し手段に巻き戻
    し動作を行わせ、上記フィルム巻き戻しスイッチがオン
    されたときには、上記フィルムの先端部分が上記パトロ
    ーネ内に巻き込まれる前に上記フィルム巻き戻し手段の
    巻き戻し動作を停止させる巻き戻し量制御手段とを設け
    たことを特徴とするカメラのフィルム巻き戻し装置。
JP3031692A 1991-02-18 1992-02-18 カメラのフイルム巻き戻し装置 Pending JPH0561112A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3031692A JPH0561112A (ja) 1991-02-18 1992-02-18 カメラのフイルム巻き戻し装置

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10807491 1991-02-18
JP3-108074 1991-02-18
JP3031692A JPH0561112A (ja) 1991-02-18 1992-02-18 カメラのフイルム巻き戻し装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0561112A true JPH0561112A (ja) 1993-03-12

Family

ID=26368642

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3031692A Pending JPH0561112A (ja) 1991-02-18 1992-02-18 カメラのフイルム巻き戻し装置

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JP (1) JPH0561112A (ja)

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