JPH0560879B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0560879B2
JPH0560879B2 JP61196871A JP19687186A JPH0560879B2 JP H0560879 B2 JPH0560879 B2 JP H0560879B2 JP 61196871 A JP61196871 A JP 61196871A JP 19687186 A JP19687186 A JP 19687186A JP H0560879 B2 JPH0560879 B2 JP H0560879B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
adder
attenuator
output
block
input
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP61196871A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6352197A (ja
Inventor
Kazuhiro Hayashi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pioneer Corp
Original Assignee
Pioneer Electronic Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Pioneer Electronic Corp filed Critical Pioneer Electronic Corp
Priority to JP61196871A priority Critical patent/JPS6352197A/ja
Publication of JPS6352197A publication Critical patent/JPS6352197A/ja
Publication of JPH0560879B2 publication Critical patent/JPH0560879B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は音声に残響音を付加する残響付加装
置に関するものである。
[従来の技術] 従来この種の装置として、第2図に示すものが
あつた。図において、1〜6は加算器、7〜12
は減衰係数g,−gを有する減衰器、13〜15
は、シフトレジスタ、メモリ等で構成される遅延
器である。
次に動作について説明する。第2図における系
は、加算器1,2、減衰器7,8及び遅延器13
により構成される系を基本単位として継続接続し
たものであるから、ここではこの基本単位を中心
に説明する。
入力されたオーデイオ信号は、遅延器13の出
力を入力とする減衰器7によつて減衰された信号
と加算器1で加算され、遅延器13及び減衰率−
gを有する減衰器8に入力される。遅延器13に
よつて遅延された信号は減衰器8によつて減衰さ
れた信号と、加算器2で加算され、出力されると
ともに、減衰器7にも入力される。
この基本単位の伝達関数H(jω)は遅延器13
の遅延時間をτ1、減衰器7の減衰率をg、減衰器
8の減衰率を−gとすると、 H(jω) =(e-j〓〓1−g)/(1−ge-j〓〓1) となり、この絶対値は、 |H(jω)|=1 となり、周波数特性の平坦な残響音が得られる。
第2図はこの基本単位を3段継続接続したもので
あり、その伝達関数の絶対値は、やはり1とな
り、周波数特性が平坦でかつ、より自然な残響音
が得られる。
[発明が解決しようとする問題点] 従来の残響付加装置は以上のように構成されて
おり、これをデイジタル信号処理で構成した場
合、減衰器は乗算器によつて処理される場合が多
い。しかしデイジタル乗算器は高速なもの程高価
であり、又乗算回数は少ない程好ましい。
[問題点を解決するための手段] この発明は上記のような従来のものの欠点を除
去するために成されたもので、入力信号を第1の
加算器と第1の減衰器に入力し、第1の加算器の
もう一方の入力に第1の遅延器及び第1の減衰器
の出力との第2の加算器とを通つた出力を第2の
減衰器を介した信号を入れ、次段ブロツクには第
2の加算器とともに第1の加算器のもう一方の入
力信号を位相反転器を介して出力することにより
周波数特性が平坦でかつ乗算回数の少ない残響付
加装置を提供することを目的としている。
[実施例] 以下、この発明の一実施例を図に基づいて説明
する。第1図において。1〜6は加算器、7〜1
0はデイジタル乗算器により構成される減衰器、
11〜13は、シフトレジスタ、メモリ等で構成
される遅延器、14,15は信号の位相を反転さ
せる位相反転器である。
次にこの発明の作用について説明する。まず、
ブロツクAについて説明すれば、入力された信号
は、このブロツクAの出力から減衰率g1の減衰7
によつて減衰された信号加算器1で加算され、遅
延器11に入力されるとともに、減衰率g2の減衰
器8にも入力される。遅延器11によつて遅延さ
れた信号は、減衰器8によつて減衰された信号
と、加算器2で加算されOUT1へ出力される。
ここで、INからOUT1までの伝達関数H(jω)
は、遅延器11の遅延時間をτ1、減衰器7の減衰
率g1をg1=g、減衰器8の減衰g2をg2=−gとす
ると、 H(jω) =(e-j〓〓1−g)/(1−ge-j〓〓1) となり、第2図における基本単位の伝達関数と同
一になる。よつて、ブロツクAにおけるINから
OUTまでの伝達関数H(jω)の絶対値も同様に、 |H(jω)|=1 となる。
次にブロツクBについてであるがブロツクAと
異なるのは、減衰器8の代わりに、位相反転器1
4を設け、その入力をIN2として別に設けたこと
である。今、ブロツクAの減衰器8に注目する
と、その減衰器8の出力、Vpは、入力信号をVi
減衰率g2をg2=−g1とすると、 Vp=g2Vi =−g1Vi となる。
一方、ブロツBの位相反転器の出力Vp′は、ブ
ロツクBのIN1に入力される信号をVi′とすると、 Vp′=(−1)g1Vi′ =−g1Vi′ となり、ブロツクBにおいて、IN1からOUT1ま
での伝達関数H(jω)′は、ブロツAと同様にな
り、 H(jω)′ =(e-j〓〓2−g)/(1−ge-j〓〓2) となる。したがつて、IN1からOUT1までの伝達
関数の絶対値もブロツクAと同様に、 |H(jω)′|=1 となる。
又、ブロツクCも同様に、IN1からOUTまで
の伝達関数の絶対値は1となる。
よつて、第1図におけるINからOUTまでの伝
達関数の絶対値はやはり1となる。
なお、上記実施例では、ブロツクA,B,Cの
3段継続接続としたが、2段の場合合は、ブロツ
クAとCを4段以上の場合には、ブロツクAとC
の間にブロツクBを複数個接続すればよい。
[発明の効果] 以上のように、この発明によれば、より自然な
残響を得るために、周波数特性の平坦な残響付加
回路を継続接続した場合、乗算の回数を従来より
も減らすことができる。
又、乗算器に対しての位相反転器のコスト的メ
リツトがある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例による残響付加装置
を示すブロツク図、第2図は従来の残響付加装置
を示すブロツク図である。 1〜6…加算器、7〜10,16,17…減衰
器、11〜15…遅延器、18,19…位相反転
器。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 信号の入力端子と第1の出力端子との間に第
    1加算器と第1の遅延器と第2の加算器を順次縦
    続接続すると共に、入力信号を第1の減衰器を介
    して第2の加算器に与え、さらに第2の加算器の
    出力を第2の減衰器を介して前記第1の加算器に
    与え、第2の減衰器の出力を第2の出力端子とし
    て成り、前記第1の減衰器の減衰率g1と第2の減
    衰器の減衰率g2をg1=−g2としたブロツクAと、
    2つづつの入出力端子を有し、前記第1の出力端
    子と接続される第2の入力端子と、第3の出力端
    子との間に第3の加算器と第2の遅延器と第4の
    加算器とを順次縦続接続するとともに前記第2の
    出力端子と接続される第3の入力端子を位相反転
    器を介して第4の加算器に接続し、さらに第4の
    加算器の出力を第3の減衰器を介して第3の加算
    器に加え、前記第3の減衰器の出力を第4の出力
    端子に加え、前記第4の加算器の出力を第3の出
    力端子に加えてなるブロツクBと、 2つの入力端子と第5の出力端子を持ち、前記
    第1または第3の出力端子と接続される第4の入
    力端子と前記第5の出力端子との間に、第5の加
    算器と第3の遅延器と、第6の加算器を順次縦続
    接続すると共に、前記第2または第4の出力端子
    と接続される第5の入力端子を位相反転器を介し
    て前記第6の加算器に与え、さらに第6の加算器
    の出力を減衰器を介して、第1の加算器に与えて
    なるブロツクCのうち、 ブロツクAとブロツクCの間に零個以上のブロ
    ツクBを縦続接続してなることを特徴とする残響
    付加装置。
JP61196871A 1986-08-22 1986-08-22 残響付加装置 Granted JPS6352197A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61196871A JPS6352197A (ja) 1986-08-22 1986-08-22 残響付加装置

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JP61196871A JPS6352197A (ja) 1986-08-22 1986-08-22 残響付加装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6352197A JPS6352197A (ja) 1988-03-05
JPH0560879B2 true JPH0560879B2 (ja) 1993-09-03

Family

ID=16365033

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61196871A Granted JPS6352197A (ja) 1986-08-22 1986-08-22 残響付加装置

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JP (1) JPS6352197A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
USRE43903E1 (en) 1997-02-13 2013-01-01 Richmond Ip Holdings, Llc Severe weather detector and alarm

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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USRE43903E1 (en) 1997-02-13 2013-01-01 Richmond Ip Holdings, Llc Severe weather detector and alarm

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JPS6352197A (ja) 1988-03-05

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