JPH036690B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH036690B2
JPH036690B2 JP59021113A JP2111384A JPH036690B2 JP H036690 B2 JPH036690 B2 JP H036690B2 JP 59021113 A JP59021113 A JP 59021113A JP 2111384 A JP2111384 A JP 2111384A JP H036690 B2 JPH036690 B2 JP H036690B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
filter
input
circuit block
output
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP59021113A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS60165114A (ja
Inventor
Toshihiko Mizukami
Minoru Fukuda
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
Nippon Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Electric Co Ltd filed Critical Nippon Electric Co Ltd
Priority to JP2111384A priority Critical patent/JPS60165114A/ja
Publication of JPS60165114A publication Critical patent/JPS60165114A/ja
Publication of JPH036690B2 publication Critical patent/JPH036690B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03HIMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
    • H03H17/00Networks using digital techniques
    • H03H17/02Frequency selective networks

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Mathematical Physics (AREA)
  • Filters That Use Time-Delay Elements (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の属する技術分野) 本発明は2進符号化されたデイジタル信号を処
理する非巡回型デイジタルフイルタに関する。
(従来技術) 従来の直接型構成の非巡回型デイジタルフイル
タを第1図に示す。
第1図において、参照数字110−1〜110
−(N−1)は1サンプル周期分の遅延を与える
遅延素子である。入力端子101からの入力信号
は遅延素子111〜115に順次伝達される。入
力信号および各遅延素子110−1〜110(N
−1)の出力信号に対してそれぞれ係数a0〜aN-1
を乗算器120−0〜120−(N−1)により
乗算し、加算器130−1〜130−(N−1)
により順次各乗算器出力を加算することによりフ
イルタ出力が出力端子102に得られる。
ここで、係数a0〜aN-1はフイルタ特性を決定す
る定数であり、有限の語長を有する2進符号で表
わされるが一般に係数語長を短かくした場合はフ
イルタ特性が設計値より劣化する。
このため係数a0〜aN-1を、比較的長い語長(10
〜16ビツト)を用いて表わす必要があるが、乗算
器のハードウエア規模は係数語長に比例するた
め、この結果、フイルタのハードウエア規模の増
大を招くという欠点が従来回路にはある。
(発明の目的) 本発明の目的は上述の欠点を除去し短かい係数
語長でも十分なフイルタ特性が得られるフイルタ
を提供することにある。
(発明の構成) 本発明のフイルタは、それぞれが相異なる2つ
の入力信号X1(i)およびX2(i)(i=1、2、……、
P;Pは正整数)と係数K11(i)およびK21(i)とを
乗算し、K11(i)・X1(i)+K21(i)・X2(i)なる信号を
第1の出力信号Y1(i)として出力するとともに前
記入力信号X1(i)およびX2(i)と係数K12(i)および
K21(i)とを乗算しK12(i)・X1(i)+K22(i)・X2(i)な
る信号を発生しこの信号を1サンプル周期だけ遅
延させて第2の出力信号Y2(i)として出力するP
個の格子型回路ブロツクと、第j(j=1、2、
……、P−1)段目の前記格子型回路ブロツクの
出力信号Y1(i)およびY2(i)を第j+1段目の格子
型回路ブロツクの入力信号X1(j+1)およびX2
(j+1)として与える伝達手段と、フイルタ入
力信号を第1段目の前記格子型回路ブロツクの前
記第1または第2の入力信号として供給するとと
もに前記フイルタ入力信号を少なくとも1サンプ
ル周期遅延させて第1段目の前記格子型回路ブロ
ツクの前記第2または第1の入力信号として供給
する入力手段と、最終段の前記格子型回路ブロツ
クの前記第2または第1の出力信号を少なくとも
1サンプル周期遅延させた信号と最終段の前記格
子型回路ブロツクの前記第1または第2の出力信
号とを加算しこの加算結果をフイルタ出力信号と
して出力する出力手段とから構成される。
(実施例) 次に本発明について図面を参照して詳細に説明
する。
第2図は本発明の一実施例を示す回路構成図で
ある。入力端子201から入力された信号は、第
1段目の格子型回路ブロツク211の第1の入力
端子221および1サンプル周期分の遅延を与え
る遅延素子241を介して第2の入力端子222
に与えられる。第1段目の格子型回路ブロツク2
11では、それぞれ2つの入力端子221および
222に与えられる信号X1(1)およびX2(1)に基づ
いて、乗算器251〜254ならびに加算器27
1および272により、2つの信号{K11(1)・X1
(1)+K21(1)・X2(1)}および{K12(1)・X1(1)+K22
(1)・X2(1)}を発生する。前者は出力信号Y1(1)と
して第1段目の格子型回路ブロツク211の第1
の出力端子223に出力され、後者は遅延素子2
42を介して第2の出力端子224に出力信号
Y2(1)として出力される。
これらの第1段目の格子型回路ブロツク211
の出力信号Y1(1)およびY2(1)は第2段目の格子型
回路ブロツク212への入力信号X1(2)およびX2
(2)として入力端子225および226にそれぞれ
入力され、同様な処理により出力信号Y1(2)およ
びY2(2)を出力端子227および228にそれぞ
れ出力する。同様にして第j(j=1、2、……、
P−1)段目のブロツクの出力信号Y1(j)および
Y2(j)を第j+1段目のブロツクの入力信号X1(j
+1)およびX2(j+1)とし、順次処理を行な
つていく。最終の第P段目の格子型回路ブロツク
213の第1の出力端子231に得られる出力信
号Y1(P)と、第2の出力端子232に得られる
出力信号Y2(P)を遅延素子245によりPサン
プル周期だけ遅延させた信号とを加算器277で
加算することにより出力端子202にフイルタ出
力が得られる。
なお、第2図において、参照数字255,25
7,258,256,259,261,262お
よび260はそれぞれ係数K11(2)、K12(2)、K21
(2)、K22(2)、K11(P)、K12(P)、K21(P)および
K2(P)と入力信号とを乗算する乗算器、同数字
273〜276は加算器、同数字243および2
44は1サンプル周期分の遅延を与える遅延素子
をそれぞれ示す。
本発明のフイルタではフイルタ特性は乗算器の
係数K11(i)、K22(i)、K12(i)およびK21(i)(i=1、
2、……、P)の値により決定され、係数の語長
が短い場合でも良好な特性が得られる。
第3図は短い係数語長(符号1ビツト、仮数部
6ビツト)を持つ従来構成と本発明の構成との損
失特性の比較を示す図であり、係数を量子化しな
い場合の特性(設計値)301に対し従来構成で
は特性302で示されるように、阻止域減衰量が
19dB劣化している。これに対し本発明の構成で
は、特性303で示されるように、6dBしか劣化
しない。
従つて同一のフイルタ特性を得るために、本発
明の構成は従来構成よりも短い係数語長で済み、
ハードウエア規模を低減することができる。
次に本発明に用いる乗算器の係数K11(i)、K22
(i)、K12(i)、K21(i)の間の対称性について説明す
る。
従来構成においてフイルタの伝達関数H(z)
は乗算器係数ai(i=0、1、……、N−1)に
より H(z)=N-1n=0 aoz-n と表わされその周波数特性H(ej〓)は H(ej〓)=N-1n=0 aoe-jn〓 0≦ω≦2π(ωは角周波数) となる。
群遅延時間特性が周波数に依らず一定な値を持
つ線形位相非巡回形フイルタの場合、従来構成に
おいては係数aiの間に次の(A)又は(B)のいずれかの
対称性が成立する。
(A) aiaN-1-ii=0、1、…、N/2−1、 N=偶数 i=0、1、…、1/2(N-1)、 N=奇数 又は (B) ai-aN-1-ii=0、1、…、N/2−1 N=偶数 i=0、1、…、1/2(N-1)−1 N=奇数 a1/2(N-1)=0 N=奇数 この関係は本発明の構成においては、係数K11
(i)、K22(i)、K12(i)、K21(i)の間に上記(A)および(B)
に対応してそれぞれ以下に示す(A′)および
(B′)の対称性を持たせることで実現できる。
(A′) K11(i)=K22(i)、K12(i)=K21(i) i=1、2、……、P (B′) K11(i)=K22(i)、K12(i)=K21(i) i=1、2、……、P−1 かつK11(p)=−K22(p)、K12(p)=−K22
(p) また、群遅延時間特性がサンプリング周波数の
1/4の周波数を中心として相補的な特性すなわち
群遅延時間特性τ(ω)が、 τ(ω)+τ(π−ω)=一定 を満たすスミス・デスミアフイルタと呼ばれるフ
イルタにおいては、従来構成における係数aiは次
の関係を持つ(Nは奇数)。
aN-1/2-2i=aN-1/2+2i i=1、2、……、
N−1/4 かつ aN-1/2-(2i-1)=−aN-1/2+(2i-1) i=1、2、……、N−1/4 この関係は、本発明の構成においては、係数
K11(i)、K22(i)、K12(i)、K21(i)の間の対称性が次
の対称性を有することにより達成できる。
K11(i)=−K22(i)、K12(i)=K21(i) i=奇数 K11(i)=−K22(i)、K12(i)=−K21(i) i=偶数 第4図a〜dは上述の係数の対称性がある場合
の本発明に用いる格子型回路ブロツクの構成例を
示し、それぞれ以下の対称性を有している。
同図aの場合: K11(i)=K22(i)=Ka、K12(i)=K22(i)=Kb 同図bの場合: K11(i)=−K22(i)=Ka、K12(i)=−K21(i)=Kb 同図cの場合: K11(i)=−K22(i)=Ka、K12(i)=K21(i)=Kb 同図dの場合: K11(i)=K22(i)=Ka、K12(i)=−K21(i)=Kb 同図a〜dにおいて、参照数字406,40
7,426,446,466および467は係数
Kaと入力信号とを乗算する乗算器、同数字42
7および447は係数−Kaと入力信号とを乗算
する乗算器、同数字408,409,428,4
48,449および468は係数Kbと入力信号
とを乗算する乗算器、同数字429および469
は係数−Kbと入力信号とを乗算する乗算器、同
数字410,411,430,431,450,
451,470および471は加算器、同数字4
05,425,445および465は入力信号を
1サンプル周期分だけ遅延させる遅延素子、同数
字401,402,421,422,441,4
42,461および426は入力端子、同数字4
03,404,423,424,443,44
4,463および464は出力端子をそれぞれ示
す。
(発明の効果) 以上、本発明には、係数の語長が短い場合でも
従来構成に比べて良好な特性を有するフイルタを
実現することが可能でありハードウエア規模を低
減することができるという効果がある。
また、線形位相非巡回型フイルタや相補型群遅
延時間フイルタの場合も係数間に対称性を持たせ
ることにより実現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の非巡回型デイジタルフイルタを
示す回路構成図、第2図は本発明の一実施例を示
す回路構成図、第3図は損失特性の比較を示す図
および第4図a〜dは本発明における係数が対称
な関係を有する場合の格子型回路ブロツクの構成
例を示す図である。 図において、101…フイルタ入力端子、10
2…フイルタ出力端子、110−1〜110−
(N−1)…遅延素子、120−0〜120−(N
−1)…乗算器、130−1〜130−(N−1)
…加算器、201…フイルタ入力端子、202…
フイルタ出力端子、211〜213…格子型回路
ブロツク、221,222,225,226,2
29,230…格子型回路ブロツク入力端子、2
23,224,227,228,231,232
…格子型回路ブロツク出力端子、241〜245
…遅延素子、251〜262…乗算器、271〜
277…加算器、401,402,421,42
2,441,442,461,462…格子型回
路ブロツク入力端子、403,404,423,
424,443,444,463,464…格子
型回路ブロツク出力端子、405,425,44
5,465…遅延素子、406〜409,426
〜429,446〜449,466〜469…乗
算器、410,411,430,431,45
0,451,470,471…加算器。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 それぞれが相異なる2つの入力信号X1(i)お
    よびX2(i)(i=1、2、……、P;Pは正整数)
    と係数K11(i)およびK21(i)とを乗算し{K11(i)・X1
    (i)+K21(i)・X2(i)}なる信号を第1の出力信号Y1
    (i)として出力するとともに前記入力信号X1(i)お
    よびX2(i)と係数K12(i)およびK22(i)とを乗算し
    {K12(i)・X1(i)+K22(i)・X2(i)}なる信号を発生
    しこの信号を1サンプル周期だけ遅延させて第2
    の出力信号Y2(i)として出力するP個の格子型回
    路ブロツクと、第j(j=1、2、……、P−1)
    段目の前記格子型回路ブロツクの出力信号Y1(j)
    およびY2(j)を第j+1段目の格子型回路ブロツ
    クの入力信号X1(j+1)およびX2(j+1)と
    して与える伝達手段と、フイルタ入力信号を第1
    段目の前記格子型回路ブロツクの前記第1または
    第2の入力信号として供給するとともに前記フイ
    ルタ入力信号を少なくとも1サンプル周期遅延さ
    せて第1段目の前記格子型回路ブロツクの前記第
    2または第1の入力信号として供給する入力手段
    と、最終段の前記格子型回路ブロツクの前記第2
    または第1の出力信号を前記Pサンプル周期遅延
    させた信号と最終段の前記格子型回路ブロツクの
    前記第1または第2の出力信号とを加算しこの加
    算結果をフイルタ出力信号として出力する出力手
    段とから構成したことを特徴とする非巡回型デイ
    ジタル格子フイルタ。 2 前記係数K11(i)、K22(i)、K12(i)、K21(i)が、 (a) K11(i)=K22(i)、K12(i)=K21(i)、 (b) K11(i)=−K22(i)、K12(i)=−K21(i)、 (c) K11(i)=−K22(i)、K12(i)=K21(i)または (d) K11(i)=K22(i)、K12(i)=−K21(i) のうちのいずれかの対称性を持つことを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項記載の非巡回型デイジタ
    ル格子フイルタ。
JP2111384A 1984-02-08 1984-02-08 非巡回型デイジタル格子フイルタ Granted JPS60165114A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2111384A JPS60165114A (ja) 1984-02-08 1984-02-08 非巡回型デイジタル格子フイルタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2111384A JPS60165114A (ja) 1984-02-08 1984-02-08 非巡回型デイジタル格子フイルタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60165114A JPS60165114A (ja) 1985-08-28
JPH036690B2 true JPH036690B2 (ja) 1991-01-30

Family

ID=12045823

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2111384A Granted JPS60165114A (ja) 1984-02-08 1984-02-08 非巡回型デイジタル格子フイルタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS60165114A (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19960559A1 (de) * 1999-12-15 2001-07-05 Infineon Technologies Ag Empfangsvorrichtung für winkelmodulierte Signale
EP3857712B1 (en) * 2018-09-27 2022-11-02 Universiteit Gent Cascadable filter architecture

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5343402A (en) * 1976-10-01 1978-04-19 Hitachi Ltd Parcor-type digital filter

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5343402A (en) * 1976-10-01 1978-04-19 Hitachi Ltd Parcor-type digital filter

Also Published As

Publication number Publication date
JPS60165114A (ja) 1985-08-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6295011B1 (en) Method of coding a number for storing in a memory
US5262974A (en) Programmable canonic signed digit filter chip
US4817025A (en) Digital filter
EP0146963B1 (en) Iir digital filter
US4521867A (en) IIR digital filter having low coefficient sensitivity
US4862403A (en) Digital filter
US4598266A (en) Modulo adder
US4430721A (en) Arithmetic circuits for digital filters
EP0693236B1 (en) Method and arrangement in a transposed digital fir filter for multiplying a binary input signal with tap coefficients and a method for designing a transposed digital filter
JPH0311566B2 (ja)
EP0034241B1 (en) Non-recursive digital filter
JPH036690B2 (ja)
US5477479A (en) Multiplying system having multi-stages for processing a digital signal based on the Booth's algorithm
JPS60114020A (ja) 非巡回型デジタルフィルタ回路
US5182723A (en) Computing method of floating-point represented data
US8645444B2 (en) IIR filter for reducing the complexity of multiplying elements
JPH0519170B2 (ja)
Reddy et al. Realization of first-order two-dimensional all-pass digital filters
JP3041563B2 (ja) 有限インパルス応答フィルタ
JPH10509011A (ja) 改良されたディジタルフィルタ
US20020152251A1 (en) Low power CSD linear phase FIR filter architecture using virtual common subexpression and filter design method therefor
KR102667990B1 (ko) 곱셈 연산 근사화 능력이 있는 필터 및 방법
JPS623516A (ja) デコーダ装置
JPS58197918A (ja) 適応差分復号器
JP2913648B2 (ja) 無限インパルス応答形デジタルフィルタ