JPH0560735B2 - - Google Patents
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- JPH0560735B2 JPH0560735B2 JP62280553A JP28055387A JPH0560735B2 JP H0560735 B2 JPH0560735 B2 JP H0560735B2 JP 62280553 A JP62280553 A JP 62280553A JP 28055387 A JP28055387 A JP 28055387A JP H0560735 B2 JPH0560735 B2 JP H0560735B2
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Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
この発明は内視鏡に組込まれた送気管路と送液
管路とを洗浄するための洗浄装置に関する。
管路とを洗浄するための洗浄装置に関する。
[従来の技術]
一般に、内視鏡には検査中に挿入部の先端に設
けられた観察窓を洗浄および水切りを行なうため
の送気管路と送液管路とが設けられている。これ
らの管路は内視鏡の挿入部と操作部との全長にわ
たつて設けられ、中途部には上記操作部において
送気送液を切換え操作するための操作弁が介装さ
れている。
けられた観察窓を洗浄および水切りを行なうため
の送気管路と送液管路とが設けられている。これ
らの管路は内視鏡の挿入部と操作部との全長にわ
たつて設けられ、中途部には上記操作部において
送気送液を切換え操作するための操作弁が介装さ
れている。
一方、内視鏡は使用にともない汚損されること
が避けられないから、使用後には洗浄消毒しなけ
れば、院内感染を招く恐れがある。そこで使用済
みの内視鏡は洗浄消毒されるのだが、その際、内
視鏡の外表面だけでなく、送気管路や送液管路も
洗浄消毒する必要がある。
が避けられないから、使用後には洗浄消毒しなけ
れば、院内感染を招く恐れがある。そこで使用済
みの内視鏡は洗浄消毒されるのだが、その際、内
視鏡の外表面だけでなく、送気管路や送液管路も
洗浄消毒する必要がある。
従来、送気管路と送液管路を洗浄消毒するため
の洗浄装置として本件出願人は特願昭58−93855
号に示すものを提案した。この先行技術は洗浄時
に操作弁のシリンダからピストンを抜出し、その
シリンダの開口端を栓体によつて塞ぐとともに、
送気管路と送液管路との一端である上流側を連通
させ、そこからシリンジによつて洗浄液を供給す
るようにしている。
の洗浄装置として本件出願人は特願昭58−93855
号に示すものを提案した。この先行技術は洗浄時
に操作弁のシリンダからピストンを抜出し、その
シリンダの開口端を栓体によつて塞ぐとともに、
送気管路と送液管路との一端である上流側を連通
させ、そこからシリンジによつて洗浄液を供給す
るようにしている。
[発明が解決しようとする問題点]
ところで、このような洗浄手段によると、シリ
ンジから洗浄液を供給すると、その洗浄液は送気
管路と送液管路との上流側を流れて操作弁のシリ
ンダ内へ流入し、そこから上記各管路の下流側に
流れてこれら管路が連通した挿入部の先端面のノ
ズルから流出することになる。
ンジから洗浄液を供給すると、その洗浄液は送気
管路と送液管路との上流側を流れて操作弁のシリ
ンダ内へ流入し、そこから上記各管路の下流側に
流れてこれら管路が連通した挿入部の先端面のノ
ズルから流出することになる。
しかしながら、このような洗浄手段によると、
送気管路と送液管路とに同時に洗浄液が送られ、
どちらか一方だけの管路に選択的に送液するとい
うことができない。そのため、洗浄液は管路抵抗
の小さな方に流れ易いから、抵抗の大きな管路に
は洗浄液が十分に流れず、洗浄が良好に行えない
ということが生じる。また、どちらか一方の管路
が詰まつていても、洗浄液はこれら両方の管路に
連通したノイズから流出するので、その詰まりを
発見することができないばかりか、詰まりがある
管路には洗浄液が良好に流れないから、その管路
の洗浄を行なうことができないということも生じ
る。
送気管路と送液管路とに同時に洗浄液が送られ、
どちらか一方だけの管路に選択的に送液するとい
うことができない。そのため、洗浄液は管路抵抗
の小さな方に流れ易いから、抵抗の大きな管路に
は洗浄液が十分に流れず、洗浄が良好に行えない
ということが生じる。また、どちらか一方の管路
が詰まつていても、洗浄液はこれら両方の管路に
連通したノイズから流出するので、その詰まりを
発見することができないばかりか、詰まりがある
管路には洗浄液が良好に流れないから、その管路
の洗浄を行なうことができないということも生じ
る。
この発明は上記事情にもとずきなされたもの
で、その目的とするところは、送気管路と送液管
路とに選択的に洗浄液を流すことができるように
して、両方の管路を良好に洗浄することができ、
しかも管路が詰まつていたならば、そのことを発
見できるようにした内視鏡の洗浄装置を提供する
ことにある。
で、その目的とするところは、送気管路と送液管
路とに選択的に洗浄液を流すことができるように
して、両方の管路を良好に洗浄することができ、
しかも管路が詰まつていたならば、そのことを発
見できるようにした内視鏡の洗浄装置を提供する
ことにある。
[問題点を解決するための手段及び作用]
上記問題点を解決するためにこの考案は、一端
が挿入部の先端に開口し他端が操作部に設けられ
た送気送液口金に連通した送気管路および送液管
路と、シリンダおよびリーク孔が穿設され上記シ
リンダに一端を突出させてスライド自在に挿入さ
れたピストンとを有し、上記操作部において上記
送気管路と送液管路との中途部に介装された送気
と送液の切換え操作を行なうための操作弁とを具
備した内視鏡の洗浄装置において、上記送気送液
口金に液密に嵌着されるとともに洗浄液の供給口
が穿設された栓体と、上記ピストンの上記シリン
ダから突出した端部に液密に嵌着されるキヤツプ
体と、上記栓体とキヤツプ体とを連結した連結部
とを具備し、上記ピストンの切換え操作により送
気管路および送液管路を独立して洗浄するように
したことを特徴とする。したがつて、ピストンを
操作しないときには上記供給孔から送気管路に洗
浄液を送ることができ、ピストンを押込んだとき
には上記供給孔から送液管路へ洗浄液を送ること
ができるようにしたものである。
が挿入部の先端に開口し他端が操作部に設けられ
た送気送液口金に連通した送気管路および送液管
路と、シリンダおよびリーク孔が穿設され上記シ
リンダに一端を突出させてスライド自在に挿入さ
れたピストンとを有し、上記操作部において上記
送気管路と送液管路との中途部に介装された送気
と送液の切換え操作を行なうための操作弁とを具
備した内視鏡の洗浄装置において、上記送気送液
口金に液密に嵌着されるとともに洗浄液の供給口
が穿設された栓体と、上記ピストンの上記シリン
ダから突出した端部に液密に嵌着されるキヤツプ
体と、上記栓体とキヤツプ体とを連結した連結部
とを具備し、上記ピストンの切換え操作により送
気管路および送液管路を独立して洗浄するように
したことを特徴とする。したがつて、ピストンを
操作しないときには上記供給孔から送気管路に洗
浄液を送ることができ、ピストンを押込んだとき
には上記供給孔から送液管路へ洗浄液を送ること
ができるようにしたものである。
[実施例]
以下、この発明の一実施例を図面を参照して説
明する。第2図に示す内視鏡1は操作部2と挿入
部3とを備えている。この内視鏡1には操作部2
と挿入部3との全長にわたつて送気管路4と送液
管路5とが設けられている。これら管路4,5の
中途部には上記操作部2において送気送液を切換
え操作するための操作弁6が介装されている。こ
の操作弁6によつて上記送気管路4と送液管路5
とはそれぞれ上流側部4a,5aと下流側部4
b,5bとに分けられている。上流側部4a,5
aの末端は上記操作部2に設けられた送気送液口
金7に接続されている。また、上記下流側部4
b,5bの末端は上記挿入部3の先端面に設けら
れた送気ノズル8と送液ノズル9にそれぞれ接続
されている。上記送気ノズル8と送液ノズル9と
は挿入部3の先端面に形成された観察窓11に向
いている。この観察窓11にはイメージガイドフ
アイバ12の一端が対向している。このイメージ
ガイドフアイバ12の他端は操作部2に導かれ、
ここで接眼部13に設けられた接眼レンズ14に
対向している。
明する。第2図に示す内視鏡1は操作部2と挿入
部3とを備えている。この内視鏡1には操作部2
と挿入部3との全長にわたつて送気管路4と送液
管路5とが設けられている。これら管路4,5の
中途部には上記操作部2において送気送液を切換
え操作するための操作弁6が介装されている。こ
の操作弁6によつて上記送気管路4と送液管路5
とはそれぞれ上流側部4a,5aと下流側部4
b,5bとに分けられている。上流側部4a,5
aの末端は上記操作部2に設けられた送気送液口
金7に接続されている。また、上記下流側部4
b,5bの末端は上記挿入部3の先端面に設けら
れた送気ノズル8と送液ノズル9にそれぞれ接続
されている。上記送気ノズル8と送液ノズル9と
は挿入部3の先端面に形成された観察窓11に向
いている。この観察窓11にはイメージガイドフ
アイバ12の一端が対向している。このイメージ
ガイドフアイバ12の他端は操作部2に導かれ、
ここで接眼部13に設けられた接眼レンズ14に
対向している。
上記操作弁6は第3図に示すように一端面(上
端面)が開放したシリンダ15を有する。このシ
リンダ15の上部は大径部16に形成されてい
る。この大径部16の外周面にはおねじ17、内
周面にはめねじ18が形成されているとともに、
外周面下端部には鍔19が形成されている。そし
て、シリンダ15はその大径部16を操作部2の
壁体21に形成された透孔22から突出させ、そ
の鍔19を壁体21の内面に係合させるととも
に、そのおねじ17に固定リング23を螺合させ
ることによつて操作部2に取付固定されている。
端面)が開放したシリンダ15を有する。このシ
リンダ15の上部は大径部16に形成されてい
る。この大径部16の外周面にはおねじ17、内
周面にはめねじ18が形成されているとともに、
外周面下端部には鍔19が形成されている。そし
て、シリンダ15はその大径部16を操作部2の
壁体21に形成された透孔22から突出させ、そ
の鍔19を壁体21の内面に係合させるととも
に、そのおねじ17に固定リング23を螺合させ
ることによつて操作部2に取付固定されている。
上記シリンダ15にはピストン24がスライド
自在に挿入されている。このピストン24にはそ
の下端部と中途部とにそれぞれ第1、第2のリン
グ部25,26が形成されている。上記第1のリ
ング部25の外周面には一対の第1のOリング2
7が軸方向に所定間隔で離間して設けられ、上記
第2のリング部26の外周面には第2のOリング
28が設けられている。
自在に挿入されている。このピストン24にはそ
の下端部と中途部とにそれぞれ第1、第2のリン
グ部25,26が形成されている。上記第1のリ
ング部25の外周面には一対の第1のOリング2
7が軸方向に所定間隔で離間して設けられ、上記
第2のリング部26の外周面には第2のOリング
28が設けられている。
上記シリンダ1の大径部16のめねじ18には
ストツパリング29が螺合されている。このスト
ツパリング29の底部には上記ピストン24の第
2のリング部26よりも小径な通孔31が穿設さ
れ、この通孔31から上記ピストン24の上端部
分が外部に突出している。このピストン24の突
出端にはフランジ32が螺合されている。このフ
ランジ32と上記ストツパリング29の底部との
間にはばね33が介装されている。このばね33
によつてピストン24はシリンダ15から抜出す
る方向に付勢されているとともに、その第2のリ
ング部26が上記ストツパリング29の底部に当
接することによつて上昇位置が規制されている。
ピストン24が上昇した状態において、送気管路
4の上流側部4aと下流側部4bとはシリンダ1
5の内部空間を介して連通するようシリンダ15
の周壁下部に接続されている。また、送液管路5
の上流側部5aと下流側部5bとは上記ピストン
24の第1のリング部25によつて遮断されるよ
う上記シリンダ15の周壁に接続されている。上
記ピストン24をばね33の付勢力によつて押込
めば、第4図に示すように送気管路4の上流側部
4aと下流側部4bとがピストン25の第1のリ
ング部25によつて遮断されるとともに、送液管
路5の上流側部5aと下流側部5bとが上記ピス
トン24の第1のリング部25と第2のリング部
26との間の溝部34を介して連通するようにな
つている。
ストツパリング29が螺合されている。このスト
ツパリング29の底部には上記ピストン24の第
2のリング部26よりも小径な通孔31が穿設さ
れ、この通孔31から上記ピストン24の上端部
分が外部に突出している。このピストン24の突
出端にはフランジ32が螺合されている。このフ
ランジ32と上記ストツパリング29の底部との
間にはばね33が介装されている。このばね33
によつてピストン24はシリンダ15から抜出す
る方向に付勢されているとともに、その第2のリ
ング部26が上記ストツパリング29の底部に当
接することによつて上昇位置が規制されている。
ピストン24が上昇した状態において、送気管路
4の上流側部4aと下流側部4bとはシリンダ1
5の内部空間を介して連通するようシリンダ15
の周壁下部に接続されている。また、送液管路5
の上流側部5aと下流側部5bとは上記ピストン
24の第1のリング部25によつて遮断されるよ
う上記シリンダ15の周壁に接続されている。上
記ピストン24をばね33の付勢力によつて押込
めば、第4図に示すように送気管路4の上流側部
4aと下流側部4bとがピストン25の第1のリ
ング部25によつて遮断されるとともに、送液管
路5の上流側部5aと下流側部5bとが上記ピス
トン24の第1のリング部25と第2のリング部
26との間の溝部34を介して連通するようにな
つている。
上記ピストン24にはその軸方向にリーク孔3
5が穿設されている。上記送気管路4の上流側部
4aはシリンダ15の内部空間および上記リーク
孔35を介して常に外気に連通している。したが
つて、第3図に示すようにピストン24が上昇し
た状態においてリーク孔35が開放されていれ
ば、送気管路4の上流側部4aからシリンダ15
内に流入した気体はリーク孔35を通つて外部に
放散され、またリーク孔35を指で塞げば、シリ
ンダ15内の気体は下流側部4bに流れて送気ノ
ズル8から噴出する。また、第4図に示すように
ピストン24を押込めば、送気管路4の上流側部
4aと下流側部4bとがピストン24の第1のリ
ング部25によつて遮断され、送液管路5の上流
側部5aと下流側部5bとが溝部34を介して連
通するから、送液管路5に供給される液体が送液
ノズル9から流出するようになつている。
5が穿設されている。上記送気管路4の上流側部
4aはシリンダ15の内部空間および上記リーク
孔35を介して常に外気に連通している。したが
つて、第3図に示すようにピストン24が上昇し
た状態においてリーク孔35が開放されていれ
ば、送気管路4の上流側部4aからシリンダ15
内に流入した気体はリーク孔35を通つて外部に
放散され、またリーク孔35を指で塞げば、シリ
ンダ15内の気体は下流側部4bに流れて送気ノ
ズル8から噴出する。また、第4図に示すように
ピストン24を押込めば、送気管路4の上流側部
4aと下流側部4bとがピストン24の第1のリ
ング部25によつて遮断され、送液管路5の上流
側部5aと下流側部5bとが溝部34を介して連
通するから、送液管路5に供給される液体が送液
ノズル9から流出するようになつている。
上記送気送液口体7は第5図に示すように操作
部2の壁体21に設けられている。つまり、壁体
21には通孔36が穿設され、この通孔36には
操作部2内から有底状の筒体37のフランジ38
を有する開口端部が挿入されている。この筒体3
7の内周にはめねじ39が形成され、このめねじ
39には上記送気送液口体7がその一端部外周に
形成されたおねじ41を螺合させて取着されてい
る。この送気送液口体7の一端部にはフランジ4
2が形成され、このフランジ42と上記筒体37
のフランジ38とが上記壁体21を挟持してい
る。上記筒体37には送気管路4と送液管路5と
の下流側部4a,5aが接続されている。上記送
気送液口金7には内視鏡1を通常の検査や観察に
使用する場合には図示しないコネクタが接続され
る。このコネクタには図示しない送気源と送液源
とが連通され、それによつて送気管路4に送気で
き、送液管路5に送液できるようになつている。
部2の壁体21に設けられている。つまり、壁体
21には通孔36が穿設され、この通孔36には
操作部2内から有底状の筒体37のフランジ38
を有する開口端部が挿入されている。この筒体3
7の内周にはめねじ39が形成され、このめねじ
39には上記送気送液口体7がその一端部外周に
形成されたおねじ41を螺合させて取着されてい
る。この送気送液口体7の一端部にはフランジ4
2が形成され、このフランジ42と上記筒体37
のフランジ38とが上記壁体21を挟持してい
る。上記筒体37には送気管路4と送液管路5と
の下流側部4a,5aが接続されている。上記送
気送液口金7には内視鏡1を通常の検査や観察に
使用する場合には図示しないコネクタが接続され
る。このコネクタには図示しない送気源と送液源
とが連通され、それによつて送気管路4に送気で
き、送液管路5に送液できるようになつている。
一方、上記内視鏡1の送気管路4と送液管路5
とを洗浄する場合には、第1図に示す洗浄装置4
5が用いられる。この洗浄装置45はゴムや合成
樹脂などの弾性材料で作られていて、上記送気送
液口金7にコネクタに変わつて液密に取着される
栓体46と、上記ピストン24の突出端のフラン
ジ32にリーク孔35を閉塞する状態で液密に取
着されるキヤツプ体47と、このキヤツプ体47
に一端を連結し、他端を上記栓体46に連結した
連結部48とからなる。上記栓体46にはテーパ
状の供給孔49が穿設されている。この供給孔4
9には洗浄液を上記送気管路4と送液管路5との
上流側部4a,5aに供給するためのシリンダ5
1を接続できるようになつている。
とを洗浄する場合には、第1図に示す洗浄装置4
5が用いられる。この洗浄装置45はゴムや合成
樹脂などの弾性材料で作られていて、上記送気送
液口金7にコネクタに変わつて液密に取着される
栓体46と、上記ピストン24の突出端のフラン
ジ32にリーク孔35を閉塞する状態で液密に取
着されるキヤツプ体47と、このキヤツプ体47
に一端を連結し、他端を上記栓体46に連結した
連結部48とからなる。上記栓体46にはテーパ
状の供給孔49が穿設されている。この供給孔4
9には洗浄液を上記送気管路4と送液管路5との
上流側部4a,5aに供給するためのシリンダ5
1を接続できるようになつている。
このような洗浄装置45を用いて送気管路4と
送液管路5とを洗浄するには、第1図に示すよう
にその栓体46を送気送液口金7に取着し、キヤ
ツプ体47をピストン24の上端のフランジ32
に取着する。そして、上記栓体46の供給孔49
にシリンジ51を接続し、第6図に示すようにピ
ストン24を上昇させた状態で上記シリンジ51
を作動させてその内部の洗浄液を吐出させる。ピ
ストン24が上昇した状態においては送気管路4
の上流側部4aと下流側部4bとが連通し、送液
管路5の上流側部5aと下流側部5bとは遮断さ
れている。したがつて、洗浄液は送気管路4の下
流側部4bに流れて送気ノズル8から流出するか
ら、送気管路4が全長にわたつて洗浄されること
になる。このとき、ピストン24のリーク孔35
はキヤツプ体47によつて閉塞されているから、
そこから洗浄液が漏れるのが防止される。
送液管路5とを洗浄するには、第1図に示すよう
にその栓体46を送気送液口金7に取着し、キヤ
ツプ体47をピストン24の上端のフランジ32
に取着する。そして、上記栓体46の供給孔49
にシリンジ51を接続し、第6図に示すようにピ
ストン24を上昇させた状態で上記シリンジ51
を作動させてその内部の洗浄液を吐出させる。ピ
ストン24が上昇した状態においては送気管路4
の上流側部4aと下流側部4bとが連通し、送液
管路5の上流側部5aと下流側部5bとは遮断さ
れている。したがつて、洗浄液は送気管路4の下
流側部4bに流れて送気ノズル8から流出するか
ら、送気管路4が全長にわたつて洗浄されること
になる。このとき、ピストン24のリーク孔35
はキヤツプ体47によつて閉塞されているから、
そこから洗浄液が漏れるのが防止される。
つぎに、送液管路5を洗浄する場合には、第7
図に示すようにピストン24を押込んで送気管路
4の上流側部4aと下流側部4bとを遮断し、送
液管路5の上流側部5aと下流側部5bとを連通
させる。この状態で栓体46の供給孔49に接続
されたシリンジ51を操作してその内部の洗浄液
を流出させれば、その洗浄液は送液管路5の下流
側部5bに流れて送液ノズル9から吐出するか
ら、送液管路5を全長にわたつて洗浄することが
できる。
図に示すようにピストン24を押込んで送気管路
4の上流側部4aと下流側部4bとを遮断し、送
液管路5の上流側部5aと下流側部5bとを連通
させる。この状態で栓体46の供給孔49に接続
されたシリンジ51を操作してその内部の洗浄液
を流出させれば、その洗浄液は送液管路5の下流
側部5bに流れて送液ノズル9から吐出するか
ら、送液管路5を全長にわたつて洗浄することが
できる。
すなわち、上記洗浄装置45を用いれば、送気
管路4と送液管路5とを別々に洗浄することがで
きる。したがつて、これら管路4,5の流路抵抗
に差があつても、両方の管路に洗浄液を同時に流
す場合のように流路抵抗が大きな管路に洗浄液が
十分に流れずに良好な洗浄が行えないということ
がない。また、どちらか一方の管路が詰まつてい
るような場合には、洗浄液の流れ状態によつてそ
のことを容易に知ることができる。さらに、シリ
ンダ15からピストン24を取外さずに管路4,
5の洗浄を行えるから、その作業を容易かつ迅速
に行なうことができる。しかも、ゴムや合成樹脂
などによつて栓体46、キヤツプ体47および連
結部49が一体に成形された構造であるから、安
価に、かつ容易に製作することができる。
管路4と送液管路5とを別々に洗浄することがで
きる。したがつて、これら管路4,5の流路抵抗
に差があつても、両方の管路に洗浄液を同時に流
す場合のように流路抵抗が大きな管路に洗浄液が
十分に流れずに良好な洗浄が行えないということ
がない。また、どちらか一方の管路が詰まつてい
るような場合には、洗浄液の流れ状態によつてそ
のことを容易に知ることができる。さらに、シリ
ンダ15からピストン24を取外さずに管路4,
5の洗浄を行えるから、その作業を容易かつ迅速
に行なうことができる。しかも、ゴムや合成樹脂
などによつて栓体46、キヤツプ体47および連
結部49が一体に成形された構造であるから、安
価に、かつ容易に製作することができる。
以上述べたようにこの発明の洗浄装置は、送気
送液口金に液密に嵌着されるとともに洗浄液の供
給孔が穿設された栓体と、ピストンのシリンダか
ら突出した端部に液密に嵌着されるキヤツプ部
と、上記栓体とキヤツプ部とを連結した連結部と
から構成した。したがつて、送気管路と送液管路
とを別々に洗浄することができるから、これら管
路の流路抵抗に差があつても、両方の管路をそれ
ぞれ良好に洗浄することができるばかりか、どち
らか一方の管路につまりが生じていれば、そのこ
とを直ちに発見することができる。また、シリン
ダからピストンを外さずに洗浄することができる
から、作業性の向上を計ることができる。
送液口金に液密に嵌着されるとともに洗浄液の供
給孔が穿設された栓体と、ピストンのシリンダか
ら突出した端部に液密に嵌着されるキヤツプ部
と、上記栓体とキヤツプ部とを連結した連結部と
から構成した。したがつて、送気管路と送液管路
とを別々に洗浄することができるから、これら管
路の流路抵抗に差があつても、両方の管路をそれ
ぞれ良好に洗浄することができるばかりか、どち
らか一方の管路につまりが生じていれば、そのこ
とを直ちに発見することができる。また、シリン
ダからピストンを外さずに洗浄することができる
から、作業性の向上を計ることができる。
図面はこの発明の一実施例を示し、第1図は洗
浄装置を取着した状態の概略図、第2図は内視鏡
の構成図、第3図は操作弁の送気状態の断面図、
第4図は同じく送液状態の断面図、第5図は送気
送液口金の断面図、第6図は送気管路を洗浄する
ときに説明図、第7図は送液管路を洗浄するとき
の説明図である。 3……挿入部、4……送気管路、5……送液管
路、6……操作弁、7……送気送液口金、15…
…シリンダ、24……ピストン、46……栓体、
47……キヤツプ体、48……連結部。
浄装置を取着した状態の概略図、第2図は内視鏡
の構成図、第3図は操作弁の送気状態の断面図、
第4図は同じく送液状態の断面図、第5図は送気
送液口金の断面図、第6図は送気管路を洗浄する
ときに説明図、第7図は送液管路を洗浄するとき
の説明図である。 3……挿入部、4……送気管路、5……送液管
路、6……操作弁、7……送気送液口金、15…
…シリンダ、24……ピストン、46……栓体、
47……キヤツプ体、48……連結部。
Claims (1)
- 1 一端が挿入部の先端に開口し他端が操作部に
設けられた送気送液口金に連通した送気管路およ
び送液管路と、シリンダおよびリーク孔が穿設さ
れ上記シリンダに一端を突出させてスライド自在
に挿入されたピストンとを有し、上記操作部にお
いて上記送気管路と送液管路との中途部に介装さ
れた送気と送液の切換え操作を行なうための操作
弁とを具備した内視鏡の洗浄装置において、上記
送気送液口金に液密に装着されるとともに洗浄液
の供給口が穿設された栓体と、上記ピストンの上
記シリンダから突出した端部に液密に装着される
キヤツプ体と、上記栓体とキヤツプ体とを連結し
た連結部とを具備し、上記ピストンの切換え操作
により送気管路および送液管路を独立して洗浄す
るようにしたことを特徴とする内視鏡の洗浄装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62280553A JPH01124433A (ja) | 1987-11-06 | 1987-11-06 | 内視鏡の洗浄装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62280553A JPH01124433A (ja) | 1987-11-06 | 1987-11-06 | 内視鏡の洗浄装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01124433A JPH01124433A (ja) | 1989-05-17 |
JPH0560735B2 true JPH0560735B2 (ja) | 1993-09-02 |
Family
ID=17626653
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62280553A Granted JPH01124433A (ja) | 1987-11-06 | 1987-11-06 | 内視鏡の洗浄装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01124433A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109073008B (zh) | 2016-04-18 | 2020-07-07 | 沃尔沃卡车集团 | 结构化制动盘 |
-
1987
- 1987-11-06 JP JP62280553A patent/JPH01124433A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01124433A (ja) | 1989-05-17 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |