JP3017560B2 - 内視鏡の洗浄流体供給用アダプタ - Google Patents
内視鏡の洗浄流体供給用アダプタInfo
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Description
アダプタ、特に口径の異なる内視鏡の洗浄流体供給口に
適応し得る内視鏡の洗浄流体供給用アダプタに関する。
の順の工程で行なわれるのが一般的で、これらの工程を
自動化した洗浄装置等も一般に市販され、使用されてお
り、従来では、例えば図6に示すような洗浄器を用いて
内視鏡の洗浄を行っている。すなわち、図の洗浄器10
は、内視鏡12の複数の洗浄液供給口14、16と、薬
液や水を貯えるタンク18とをチューブ20にて接続
し、このチューブ20の途中に設けた注射筒22にて、
タンク18内の薬液や水を注射筒22内に取り込み、バ
ルブ24を切り替えて注射筒22内の薬液や水を洗浄液
供給口14、16から内視鏡12内に供給して洗浄する
ようになっている。また、内視鏡12の複数の洗浄液供
給口14、16は、送気、送水用のバルブ取付け口や吸
引用のバルブ取付け口等となるもので、それぞれのバル
ブに応じて口径が異なっているため、チューブ20と各
洗浄液供給口14、16との接続には、それぞれの口径
に応じた専用のアダプタ26、28を用いることにな
る。
来の洗浄器10では、口径の異なる複数の洗浄液供給口
14、16に対してチューブ20を接続する場合、それ
ぞれの洗浄液供給口14、16の口径に応じた専用のア
ダプタ26、28を用いるので、この専用のアダプタ2
6、28をそれぞれ対応した洗浄液供給口14、16に
取り付ける作業が煩雑であり、しかも装置としても複雑
な構成になる。また、洗浄器10自体、特にチューブ2
0内の洗浄が困難であり、取扱いが不便であるという問
題があった。
たものであり、その目的は、内視鏡の複数の口径の異な
る洗浄液供給口に対して接続可能にして洗浄作業の簡略
化ができ、しかも構成が簡単で取扱いが容易となる内視
鏡の洗浄流体供給用アダプタを提供することにある。
鏡の洗浄流体供給用アダプタは、内視鏡に設けられた口
径の異なる複数の洗浄流体供給口に、内視鏡管路内へ洗
浄流体を供給する洗浄器を接続する内視鏡の洗浄流体供
給用アダプタであって、一端に上記洗浄器を接続する接
続口を設け、他端に口径の異なる上記洗浄流体供給口に
水密状態で嵌合する外径の異なる複数の接続部を一体に
設けたことを特徴とする。
外径の異なる複数の接続部のうち、口径の異なる複数の
洗浄流体供給口のそれぞれに適合した接続部を、その洗
浄流体供給口に嵌合させて接続すれば、一種類の洗浄流
体供給用アダプタで、口径の異なる複数の洗浄流体供給
口に対応することが可能となる。
ている。この実施例では、内視鏡の洗浄流体供給用アダ
プタ30を、図1のように、洗浄器としての注射筒32
に取り付け、かつ図2のように、洗浄流体供給用アダプ
タ30を内視鏡34の複数の洗浄流体供給口36、3
8、40、42、44等に装着して、内視鏡34の管路
内を洗浄するようにしている。
3により説明すると、エアの吸引源に接続したチューブ
46が内視鏡本体48に形成した洗浄流体供給口36に
接続され、そこから内視鏡34の先端部に導かれてい
る。このチューブ46の洗浄流体供給口36より先端側
では、洗浄流体供給口40に接続している。そして、洗
浄流体供給口36にエアによる吸引をオン(押す)、オ
フ(離す)するエアバルブ50が取り付けられると共
に、洗浄流体供給口40からは鉗子等の挿入や薬液等の
注入がなされるようになっている。
ンク54に接続したチューブ56、58が洗浄流体供給
口38を介して内視鏡34の先端部に導かれるようにな
っており、この洗浄流体供給口38には切替えバルブ6
0が取り付けられ、エアと水を切替え供給するようにな
っている。更に、洗浄流体供給口42、44は、排水や
薬液の注入等に用いられるようになっている。
8、40、42、44は、それぞれの目的によって、そ
の口径が、例えば、洗浄流体供給口36、38では大き
く、洗浄流体供給口40はそれよりも若干小さく、洗浄
流体供給口42、44は更に小さくなっている。
るように、口径の異なる複数の洗浄流体供給口36、3
8、40、42、44に嵌合し得る外径の異なる第1、
第2及び第3の接続部62、64、66を一体に備える
洗浄流体供給用アダプタ30を、注射筒32の先端部に
取り付けることによって、各洗浄流体供給口36、3
8、40、42、44に接続し得るようにしている。
は、注射筒取付け部68と、内視鏡接続部70とに分割
形成され、これら注射筒取付け部68と内視鏡接続部7
0とを螺合一体化させ、内部に洗浄流体供給路を形成す
るようにしている。上記注射筒取付け部68は、注射筒
32の先端部に対して、ワンタッチ式に着脱自在に嵌合
固定される。すなわち、注射筒取付け部68の後端部に
上下に形成された突起68aを、不図示の注射筒32の
先端部の左右(図1の場合)に設けられた嵌合孔から挿
入し、注射筒32内のテーパ面を45度程度回転させる
ことによって、固定される形式となっている。
先端に向って先細状になっており、その外周面の軸方向
に渡って、同軸上に、先端側から順に外径が大きくなる
第1の接続部62、第2の接続部64、第3の接続部6
6が形成されるようになっている。上記第1の接続部6
2は、洗浄流体供給口42、44に接続可能な外径に形
成され、第2の接続部64は、洗浄供給口40に接続可
能な外径に形成されている。そして、第3の接続部66
は、洗浄供給口36、38に接続可能な外径に形成され
ている。また、第2の接続部64及び第3の接続部66
には、それぞれ0-リング72、74が取付けられ、接
続時の密封状態を維持できるようになっている。更に、
洗浄流体供給用アダプタ30は、O-リング72、74
を含めて、全体が透明な合成樹脂等の材料にて形成さ
れ、内部のごみなどが外部から容易に発見できるように
なっている。
に、内視鏡34の口径の異なる複数の洗浄流体供給口3
6、38、40、42、44に対応した第1、第2及び
第3の接続部62、64、66を形成しており、内視鏡
34の洗浄時には、図2に示すように、洗浄流体供給口
36、38に対しては、洗浄流体供給用アダプタ30の
第3の接続部66を嵌合させ、また洗浄流体供給口40
に対しては、第2の接続部64を嵌合させ、更に洗浄流
体供給口42、44に対しては、第1の接続部62を嵌
合させる。そして、注射筒32により洗浄液を内視鏡3
4内に注入すれば、洗浄処理を行うことができ、一種類
の洗浄流体供給用アダプタ30にて、全ての洗浄流体供
給口36、38、40、42、44に対応した洗浄が可
能となる。従って、口径の異なるそれぞれの洗浄流体供
給口36、38、40、42、44に対して専用のアダ
プタを用いる必要がなく、取扱いが容易となる。
るので、従来のようにチューブを用いる場合のように取
扱の煩雑さがなく、しかも注射筒32及び洗浄流体供給
用アダプタ30の洗浄も容易になし得ることとなるもの
である。
の実施例における洗浄流体供給用アダプタ80は、金属
材料にてアダプタ本体82を一体に形成し、その内視鏡
接続側に第1、第2及び第3の接続部84、86、88
を形成するようにしている。また、第2及び第3の接続
部86、88には、密封用の突起90、92を有するゴ
ム部材94を取り付けるようにしている。更に、上記ア
ダプタ本体82には、ステンレス等の錆びにくい材料を
用い、またゴム部材94には耐薬品性の高いシリコン係
のゴムを用いるようにしている。従って、洗浄流体供給
用アダプタ80の耐久性が向上することとなる。他の構
成及び作用は、上記実施例と同様であるから説明を省略
する。
す。この実施例では、第1、第2及び第3の接続部9
6、98、100並びに第2及び第3の接続部98、1
00の密封用の突起102、104を含めて、洗浄流体
供給用アダプタ106全体を、合成樹脂にて一体成形す
ることによって、コストの低減を図り、使い捨て可能
(ディスポーザブル)にしている。他の構成及び作用
は、上記実施例と同様であるから説明を省略する。
ダプタの接続部を3段階設けるようにしているが、この
例に限らず、2段階でもあるいは4段階以上でもよい。
洗浄流体供給用アダプタに外径の異なる複数の接続部を
一体に形成するようにしたので、口径の異なる複数の洗
浄流体供給口のそれぞれに適合した接続部を、その洗浄
流体供給口に嵌合させて接続すれば、一種類の洗浄流体
供給用アダプタで、口径の異なる複数の洗浄流体供給口
に対応することができる。従って、複数の洗浄流体供給
口の異なる口径に合うそれぞれの専用のアダプタを取り
付ける作業が不必要になり、簡単な構成で取扱いが容易
な洗浄器を提供することが可能となる。しかも、従来の
ように洗浄器自体を洗浄も容易となる効果がある。
用アダプタを取り付けた洗浄器を示す断面図である。
を示す断面図である。
給用アダプタを示す断面図である。
体供給用アダプタを示す断面図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 内視鏡に設けられた口径の異なる複数の
洗浄流体供給口に、内視鏡管路内へ洗浄流体を供給する
洗浄器を接続する内視鏡の洗浄流体供給用アダプタであ
って、一端に上記洗浄器を接続する接続口を設け、他端に 口径
の異なる上記洗浄流体供給口に水密状態で嵌合する外径
の異なる複数の接続部を一体に設けたことを特徴とする
内視鏡の洗浄流体供給用アダプタ。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP3137196A JP3017560B2 (ja) | 1991-05-13 | 1991-05-13 | 内視鏡の洗浄流体供給用アダプタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3137196A JP3017560B2 (ja) | 1991-05-13 | 1991-05-13 | 内視鏡の洗浄流体供給用アダプタ |
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Publication Number | Publication Date |
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Family
ID=15193043
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP3137196A Expired - Fee Related JP3017560B2 (ja) | 1991-05-13 | 1991-05-13 | 内視鏡の洗浄流体供給用アダプタ |
Country Status (1)
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-
1991
- 1991-05-13 JP JP3137196A patent/JP3017560B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH04336027A (ja) | 1992-11-24 |
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