JP4051709B2 - カプラー - Google Patents

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Description

本発明は、ホースと被接続体を接続するためにホース先端に設けられるカプラーに関し、より詳しくは、人工透析に際し、血液浄化器のポートと透析患者監視装置を接続するために、透析患者監視装置の透析液給排液ホース先端に好適なカプラーに関する。
現在行われている人工透析では、主に中空糸型の血液浄化器が使用されており、血液浄化器の中に充填された中空糸の内側を血液が流れ、その外側を透析液が流れる。従来より、このような人工透析を監視するために透析患者監視装置が使用されており、この透析患者監視装置には、血液浄化器のポートを接続するための2本の透析液給排液用ホースが設けられている。そして洗浄の際には、図4に示すようにカプラージョイント6を透析液給排液用ホース先端のカプラー5に挿着して、透析患者監視装置を含む透析液循環ラインに洗浄液を循環させる。図4においてカプラー5は、内筒51と、この内筒51に入れ子状に設けられた外筒52と、この外筒52と内筒51の間に設けられたコイルバネ53とから構成され、外筒52はコイルバネ53により内筒51の先端側に押圧されている。この状態では、内筒51の係止突起54が外筒52の内壁によって押圧されて内側に突出しており、カプラージョイント6の頸部61と係合してその脱落を防止している。外筒52を内筒51の後端側に押すと、コイルバネ53が縮んで外筒52が後端方向に移動し、内筒51の係止突起54が外筒52の内径の大きくなった部分に出るので、カプラージョイント6の挿着と取り外しが可能となる。
しかしながら、上記のカプラー5は、血液浄化器のポートとの接合面となる内壁部分を確実に洗浄することができず、またホースから容易に取り外すことができないので、装置の洗浄条件(洗浄液の濃度や種類、温度、洗浄時間等の制約を受ける)によっては、細菌が繁殖する虞があった。本発明は如上の事情に鑑みてなされたもので、血液浄化器のポートとの接合面となる内壁部分を確実に洗浄することができ、装置の洗浄条件の如何にかかわらず、細菌の繁殖する虞のないカプラーを提供することを目的とする。
本発明者は上記目的を達成するために鋭意検討の結果、カプラーの部品点数を減らし、脱着自在の筒体を含む簡易な構成にすれば、血液浄化器のポートとの接合面となる内壁部分を確実に洗浄することができることを見出し、本発明に到達した。すなわち本発明は、基端側にホース接続部を有し、先端側に血液浄化器のポートと実質的に同一形状のカップリング部を有するアダプターと、該アダプターのカップリング部と前記血液浄化器のポートを反対方向から同時に液密に挿着可能な筒体、から構成されてなるカプラーである。ここで、血液浄化器のポートと実質的に同一形状のカップリング部とは、機能的に同等であることを表し、カップリング部を筒体に挿着しても、ポートを筒体に挿着しても、液密に挿着可能であることを意味し、必ずしもカップリング部とポートが同一形状であることを意味しない(カップリング部の長さや、後端側の形状がポートと同一でなくてもよい)。
本発明の実施例を図面に基づいて説明する。図1は本発明のカプラーを血液浄化器のポートに接続している状態を示す説明図、図2は図1に示す筒体12の拡大斜視図、図3は透析液循環ライン洗浄時の状態を示す説明図である。
図1に示すカプラー1(カプラー2)は、透析患者監視装置から延びる透析液供給ホース41(透析液排液ホース42)の先端に接続されたアダプター11(アダプター21)と、該アダプター11(アダプター21)のカップリング部112(カップリング部212)と血液浄化器3のポート31(ポート32)を反対方向から同時に液密に挿着可能な筒体12(筒体22)から構成される。
アダプター11は、基端側に設けられたホース接続部111と、先端側に設けられたカップリング部112からなる。カップリング部112は、血液浄化器3のポート31と実質的に同一形状であり、その中間付近には環状溝113が設けられている。アダプター11の材質として特に限定はされないが、ステンレス等の錆びない金属やポリプロピレン、ポリスルフォン等の耐薬品性に優れた合成樹脂等が好ましく使用される。尚、ホース接続部111とカップリング部112は、一体に成形されても、別体で成形され固着されてもよい。
筒体12は、アダプター11のカップリング部112と血液浄化器3のポート31を反対方向から同時に液密に挿着可能に形成されており、図1において、筒体12の一端にはアダプター11が挿着され、他端には血液浄化器3のポート31が挿着されている。筒体12内壁の両端には、アダプター11の環状溝113に係合する環状リブ121および血液浄化器3のポート31の頸部311に係合する環状リブ122が設けられている。そして必要ならば、図2に示すように環状リブ121、122には、アダプター11と筒体12の脱着が容易となるように、シール性を損なわない程度の複数の溝125、126を設けるのが好ましい。またシール性を向上させるために、筒体12内壁の中央部に、アダプター11および血液浄化器3のポート31のそれ以上の進入を阻止する補助となる環状リブ123を設けてもよい。さらに、筒体12の外壁には操作性が良くなるようにフランジ124を設けてもよい。筒体12の材質として特に限定はされないが、耐薬品性に優れた合成樹脂や弾性体、例えばポリエチレン、ポリプロピレン、シリコーンゴム、ポリオレフィン系エラストマー等が好ましく使用される。
人工透析の際には、図1に示すように、カプラー1、2が血液浄化器3のポート31、32に接続される。人工透析が終了して透析液循環ラインを洗浄する際には、図3に示すように、透析液供給用ホース41および透析液排液用ホース42に設けられたカプラー1、2を血液浄化器3のポート31、32から取り外し、どちらか一方(例えば透析液排液ホース42に接続された方)のカプラー2から筒体22を取り外して、そのアダプター21のカップリング部212を他方の筒体12に挿着する。これにより、従来使用されていた透析液循環ライン洗浄用のカプラージョイントを用意する必要なく、洗浄液を循環させることができる。また、筒体12、22はアダプター11、21から取り外せる為、装置の洗浄条件(洗浄液の濃度や種類、温度、洗浄時間等の制約を受ける)の如何にかかわらず、自由度の高い洗浄方法を選択することが可能となる。尚、アダプター11と筒体12の接合面については、筒体12を外した際にアダプター11の表面を洗浄するかまたは拭き取ることにより、清潔にすることができる。さらに、筒体12、22をディスポーザブルとすれば、より清潔なカプラー1が得られる。
尚、本発明のカプラーは血液浄化器と透析患者監視装置を接続するためのものに限定されず、被接続体が血液浄化器のポートと実質的に同一形状であれば、どのようなものにも採用できる。
(発明の効果)
以上述べたように、本発明によれば、筒体を容易に取り外すことができるので、血液浄化器のポートとの接合面となる内壁部分を確実に洗浄することができ、装置の洗浄条件(洗浄液の濃度や種類、温度、洗浄時間等の制約を受ける)の如何にかかわらず、細菌の繁殖する虞がなくなる。特に、筒体をディスポーザブルとすれば、より清潔なカプラーが得られる。
本発明のカプラー1、2を血液浄化器のポートに接続している状態を示す説明図である。 図1に示す筒体12の拡大斜視図である。 透析液循環ライン洗浄時の状態を示す説明図である。 従来のカプラーで透析液循環ラインを洗浄する状態を示す説明図である
符号の説明
1、2 カプラー
11、21 アダプター
111、211 ホース接続部
112、212 カップリング部
113 環状溝
12、22 筒体
121、122、123 環状リブ
124 フランジ
125、126 溝

Claims (1)

  1. 透析液排液用ホース及び透析液供給用ホースにそれぞれ取り付けられるアダプターと該アダプターが挿着されるカプラーとを含む接続システムを用いた透析液循環ラインの洗浄方法であって、
    前記接続システムが、
    該アダプターが、該透析液排液用ホースまたは該透析液供給用ホースと接続されるホース接続部を基端側に有し、先端側に血液浄化器のポートと実質的に同一形状のカップリング部を有し、カップリング部の中間付近の外周に環状溝が設けられ、該ホース接続部と該カップリング部とは一体的に構成されたアダプターであり、
    該カプラーが、該アダプターのカップリング部と前記血液浄化器のポートを反対方向から同時に液密に挿着可能な筒体、から構成されてなり、前記環状溝と係合する環状リブを前記筒体の両側に設け、前記環状リブに、筒軸心から放射方向に複数の溝を設け、前記筒体の一端にアダプターのカップリング部分が挿着され、前記筒体の他端に血液浄化器のポートが挿着されるカプラーであって、
    該カプラーが、前記筒体の両端に、前記血液浄化器のポートと前記アダプターのカップリング部とを液密に挿着可能である
    接続システムであり、
    人工透析が終了した後に、前記透析液供給用ホースおよび前記透析液排液用ホースに接続されたカプラーをそれぞれ血液浄化器のポートから取り外し、次いで、前記アダプターのいずれか一方を前記カプラーから取り外して、その取り外されたアダプターのカップリング部を他方のカプラーに挿着した後に、洗浄液を循環させることを特徴とする透析液循環ラインの洗浄方法。
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