JP4356534B2 - 透析器接続用カプラージョイント - Google Patents
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Description
(1)コネクターと、コネクターに接続されるカプラーとの間に介設されるカプラージョイントであって、
両端が開放した円筒部と、円筒部の周方向に設けられたフランジとを含み、フランジの一端面はコネクターの開口部の端面に当接すると共に、フランジの他端面は、カプラーのシール面に当接するカプラージョイント、
(2)円筒部の端面がコネクターの開口部に内挿されるとともに、フランジを挟んだ円筒部の他の端面がカプラー内の、カプラージョイント挿入孔に内挿される前記(1)記載のカプラージョイント、
(3)円筒部の両端がテーパーとなっている前記(1)または(2)記載のカプラージョイント、
(4)円筒部の形成材料がフランジの形成材料と同一である前記(1)〜(3)のいずれかに記載のカプラージョイント、
(5)円筒部の形成材料がフランジの形成材料と異なっている前記(1)〜(3)のいずれかに記載のカプラージョイント、
(6)フランジが弾性を有する部材から形成されている前記(4)または(5)記載のカプラージョイント、
(7)コネクターが透析器のコネクターであり、カプラーが透析装置から延びる吸排液ホースの先端に設けられたカプラーである前記(1)〜(6)のいずれかに記載のカプラージョイント、
(8)透析器のヘッダーと、ヘッダーに冠着されるヘッダーキャップとの間に介設される請求項(1)〜(7)のいずれかに記載のカプラージョイント、
(9)上記(7)記載のカプラージョイントを取り付けた状態のダイアライザーコネクターの外観形状と同じ外観形状を有するダイアライザーコネクターを備えるダイアライザーに関する。
図1は、本発明のカプラージョイントの一部切欠縦断面図である。
図2は、透析器の一部切欠縦断面図である。
図3は、カプラーの一部切欠縦断面図である。
図4は、本発明のカプラージョイントが、透析器のコネクターとカプラーとの間に介設された状態を示す部分拡大断面図である。
図5は、透析器のコネクターと、カプラーとの従来の接続状態を示す部分拡大断面図である。
図6は、本発明のカプラージョイントが、ヘッダーキャップ内に収納された状態を示す部分拡大断面図である。図6の(a)は、本発明のカプラージョイントが、ヘッダーキャップとともにヘッダーに取り付けられた状態を示す部分拡大断面図であり、図6の(a)は、コネクターに取り付けられた状態を示す部分拡大縦断面図である。
図7は、図1のカプラージョイントをダイアライザーコネクターに取り付けた状態の外観形状と同じ外観形状を有するダイアライザーコネクターを備えるダイアライザーのダイアライザーコネクター部分の拡大外観図と拡大断面図である。
また、9.2mmより大きいと、円筒部11A側ではダイアライザーコネクターへの装着が困難となり好ましくなく、また円筒部11B側ではカプラージョイントを装着したダイアライザーコネクターにカプラーを接続することが困難となり好ましくない。
また、円筒部11A・11Bの肉厚(図1のC寸法)は0.5mm〜3.0mmであることが好ましく、0.5mm〜1.5mmであることがより好ましい。0.5mmより薄いと、カプラージョイント10の強度が弱くなり好ましくなく、3.0mmより厚いと、カプラージョイント内を流れる透析液の流路が狭くなり好ましくない。
さらに、フランジ12の外径(図1のE寸法)は前述の円筒部の外径(図1のD寸法)より1.0mm以上大きいことが好ましく13mm以下であることが好ましい。円筒部の外径との差が1.0mm以下であると本発明の目的である透析液の汚染を防ぐことが困難となるため好ましくなく、13mm以上であると、カプラーを取り付けることが出来ないおそれが有るために好ましくない。
円筒部11A側のフランジ12の端面から円筒部11Aの端部までの長さ(図1のA寸法)は3mm〜10mmであることが好ましい。3mmより短いとカプラージョイントをダイアライザーコネクターに取り付けたときに脱落の可能性が高くなり好ましくなく、10mmより長いと、特にダイアライザーコネクターの内径とカプラージョイントの円筒部の外径の差が無い場合に、カプラージョイントをダイアライザーコネクターに装着することが困難となり好ましくない。同様に円筒部11B側のフランジ12の端面から円筒部11Bの端部までの長さ(図1のB寸法)は5mm〜11mmであることが好ましい。5mmより短いと本発明の目的である汚染防止効果が低くなる可能性が高く好ましくなく、11mmより長いと、各種寸法を有する各種のカプラーに装着することが出来ないおそれがあり好ましくない。さらに。カプラージョイントの円筒部(11B)によって、カプラー内の透析液が流入及び流出する流露を塞ぐ可能性があり好ましくない。しかしながら、カプラージョイントの円筒部11Bの外径を先端方向で縮径させることによって、透析液流路を防ぐことなくカプラージョイントの11Bの長さ(図1のB寸法)を11mm以上にすることが可能となる。この場合は使用するカプラーの内部構造によって、11Bの長さの調整を行う必要がある。
11A、11B 円筒部
12フランジ
20 透析器
21 ダイアライザーコネクター
21A 実施例2におけるダイアライザーコネクター
22 開口部
25 テーパー
26 ヘッダー
30 カプラー
31 シール面
33 カプラージョイント挿入孔
60 ヘッダーキャップ
A 円筒部11Aの長さ
B 円筒部11Bの長さ
C 円筒部分の厚み
D 円筒部分の外径
E フランジの外径
F フランジの厚み
Claims (9)
- コネクター、コネクターに接続されるカプラーとの間に介設されるカプラージョイントであって、
両端が開放した円筒部と、
円筒部の周方向に設けられたフランジとを含み、
フランジの一端面はコネクターの開口部の端面に当接すると共に、フランジの他端面は、カプラーのシール面に当接され、
円筒部の端面がコネクターの開口部に内挿されるとともに、フランジを挟んだ円筒部の他の端面がカプラー内の、カプラージョイント挿入孔に内挿されるカプラージョイント。 - 円筒部の両端がテーパーとなっている請求項1記載のカプラージョイント。
- 円筒部の形成材料がフランジの形成材料と同一である請求項1または2記載のカプラージョイント。
- 円筒部の形成材料がフランジの形成材料と異なっている請求項1または2記載のカプラージョイント。
- フランジが弾性を有する部材から形成されている請求項1〜4のいずれか記載のカプラージョイント。
- コネクターが透析器のコネクターであり、カプラーが透析装置から延びる給排液チューブの先端に設けられたカプラーである請求項1〜5のいずれかに記載のカプラージョイント。
- ヘッダーと、ヘッダーに冠着されるヘッダーキャップとの間に介設される請求項1〜6のいずれかに記載のカプラージョイントを備えたダイアライザー。
- カプラージョイントがヘッダーキャップ内のスカートに装着された請求項7記載のダイアライザー。
- カプラージョイントを収納したヘッダーキャップが、前記ダイアライザーのヘッダーより取り外され、
ヘッダーキャップに収納されたカプラージョイントが、前記ダイアライザーのコネクターに内挿され、
カプラージョイントがコネクターに内挿された状態で、ヘッダーキャップのみを取り外すことによってカプラーと接続される請求項7または8のダイアライザー。
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