JP2005040393A - 血液透析器具用カプラ装置 - Google Patents

血液透析器具用カプラ装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2005040393A
JP2005040393A JP2003278409A JP2003278409A JP2005040393A JP 2005040393 A JP2005040393 A JP 2005040393A JP 2003278409 A JP2003278409 A JP 2003278409A JP 2003278409 A JP2003278409 A JP 2003278409A JP 2005040393 A JP2005040393 A JP 2005040393A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coupler
dialyzer
sealing material
opening
main body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003278409A
Other languages
English (en)
Inventor
Hitoshi Inagaki
稲垣  均
Akira Hamazaki
景 浜崎
Tomohito Hamazaki
智仁 浜崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
PORIEN PROJECT KK
Original Assignee
PORIEN PROJECT KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by PORIEN PROJECT KK filed Critical PORIEN PROJECT KK
Priority to JP2003278409A priority Critical patent/JP2005040393A/ja
Publication of JP2005040393A publication Critical patent/JP2005040393A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • External Artificial Organs (AREA)

Abstract

【課題】 ダイアライザーと洗浄用コネクタとの着脱操作性が良好で、確実に洗浄可能であり、安全性の高い血液透析用カプラ装置を提供する。
【解決手段】 血液透析に用いるダイアライザー60の透析液の注入口62の外周部全周に一体に成形され、注入口62の外周から突出した弾力性のある洗浄具シール材32と、ダイアライザー60の透析液の注入口62が差し込まれる開口部40aを有する中空のカプラ本体40とから成る。カプラ本体40の開口部40a内周には、洗浄具シール材32が液密に嵌合して密着するシール材嵌合溝50を備える。カプラ本体40の洗浄時に開口部40aに差し込まれ洗浄液を噴射する洗浄用コネクタ21と、洗浄用コネクタ21の先端部の外周部全周に一体に成形され、外周から突出した弾力性のある透析具シール材66を備える。透析具シール材66は、カプラ本体40の開口部内周のシール材嵌合溝50よりも開口側の内壁に圧接する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、透析液供給部から伸びるホースをダイアライザーに接続し、透析液を供給するための連結部として使用される血液透析器具用カプラ装置である。
今日、腎機能不全者のために、血液を浄化する血液透析治療が広く一般に行われている。血液透析の際には、透析液供給部から延びるホースを透析器であるダイアライザーに連結し、透析液を供給する連結部として、カプラ装置が使用されている。
カプラ装置は、例えば図4に示すように、円筒状のカプラ本体2を有し、カプラ本体2の一端部が端部壁3で閉鎖されている。カプラ本体2の端部壁3近傍には、図示しない透析液供給部から延びるホースに差し込まれ連結される円筒状の接続口4が、カプラ本体2内側に連通して形成されている。
カプラ本体2の、端部壁3と反対の開口部2a側には、外周部に所定幅の小径部6が形成されている。小径部6の開口部2a周縁部には、後述する嵌合筒8が開口部2a側に外れないように係止するストッパ5が小径部6を一周して設けられている。ストッパ5は例えば金属環である。カプラ本体2の小径部6のストッパ5近傍には、カプラ本体2の円周方向に沿って数ヶ所に、カプラ本体2の内側に連通するボール装着孔7が設けられている。また、カプラ本体2の内周面には、ボール装着孔7より壁部3側に、シール材嵌合溝8が一周して形成されている。
そして、カプラ本体2の小径部6には、円筒状の嵌合筒9がカプラ本体2の軸方向に摺動可能に取り付けられている。嵌合筒9の開口部2a近傍には、ストッパ5に当接する係合突起10がカプラ本体2に向かって突出して設けられている。
カプラ本体2の小径部6内側には、ステンレススプリング11が入れられている。ステンレススプリング11の開口部2a側の端部は、嵌合筒9の係合突起10に当接し、これにより嵌合筒9は開口部2a側に付勢されている。また、カプラ本体2のボール装着孔7の内側には、ロック用のボール12が入れられている。ボール12は嵌合筒9の位置によってカプラ本体2の内側面に突没可能である。嵌合筒9の係合突起10は、カプラ本体2に取り付けられたストッパ5に当接し、開口部2aから外側に外れることを防いでいる。また、カプラ本体2の環状溝8には、Oリング13が嵌めこまれている。
図4のカプラ装置1を使用して血液透析するときは、ダイアライザーの注入口及び排出口に、互いに同形の一対のカプラ装置1を各々装着し、透析液供給部から延びるホースまたは排出用のホースを連結する。このとき、ダイアライザーの注入口または排出口に対して、カプラ本体2の開口部2a側から差しこむ。ダイアライザーの注入口には、カプラ本体2のOリング13が内周面に弾発的に嵌合されるOリング用溝と、ボール12の一部が嵌合するボール係止溝が設けられ、ダイアライザーの注入口と排出口は、Oリング13により水密にカプラ装置1に接続されるとともに、ボール12がボール係止溝に嵌合して確実に連結される。また、接続口4には、透析液供給部から延びるホースまたは排出用のホースを連結する。血液透析が終わった後は、一対のカプラ装置1を洗浄用のコネクターに連結し、洗浄液を流して一対のカプラ装置1内を洗浄する。
しかし、図4のようなカプラ装置1は、Oリング13とシール材嵌合溝8との間に隙間が生じているため、繰り返し使用することによりこのOリング13による隙間は、衛生面において無視できない問題を発生させていた。即ち、カプラ装置1内に流れ込んだ液体がOリング13付近で滞留する構造であり、この隙間において細菌が繁殖しやすく、それらの細菌によるエンドトキシンが遊離して透析液内に混入する恐れがある。エンドトキシンは体内の補体活性化を助長し、全身的な炎症反応を引き起こしたり、生体に様々な悪影響を及ぼす。また、ダイアライザーの注入口には、Oリング用溝とボール係止口溝が設けられ、ボール12がOリング用溝に入って止まる誤操作が生じ、液漏れを起こすこともあった。
一方、現在までカプラ装置の構造が起因して起きるエンドトキシンに関する問題を回避するために、種々の対策が講じられてきている。一部の医療施設においては、カプラ装置を通常の方法で消毒・洗浄しても隙間に入り込んで繁殖している細菌を除去することは困難であるとして、カプラ装置を分解洗浄している。
また、カプラ装置の材質をシリコン樹脂で製造し、Oリングを使用せず、その材質のもつ柔軟な性質によりダイアライザーの注入口に隙間なくスリップインさせることにより、細菌の繁殖をおさえたものも開発された。しかし、これは脱着及び洗浄時の操作性に問題がある。
またカップラ本体のOリングを、カプラ本体とダイアライザーの注入口が密着する形状のシール材に変更し、透析液の溜まる箇所を作らないことで細菌の繁殖を抑えたカプラ装置もあった。しかしシール材はシリコーンゴムやゴム状弾性を有する熱可塑性エラストマーで形成されているために、長期使用によるシール材の劣化等によってシール材と連結管との間に隙間が生じ、透析液の液溜まりが発生するという問題があった。
また最新式の洗浄方法として、洗浄時に洗浄用のバイパスコネクタを使用する方法がある。最新のバイパスコネクタは、内側は中空構造とし両端にそれぞれ4個の穴を開け、洗浄時にはカプラ本体内のOリングを積極的に洗浄する様な構造となっている。
特開平11−70163号公報 特開2000−107285号公報 特開2002−65846号公報
上記最新式の洗浄方法においては、カプラ装置をバイパスコネクタに装着した状態で所定のブラケットに装着して洗浄していた。ブラケットは装着性に鑑みてゆったりとした構造になっており、バイパスコネクタとカプラ装置の結合が不完全であっても装着可能な構造であった。このため、バイパスコネクタとカプラ装置が不完全接続の場合、その部分から液漏れが発生するという問題があった。
また、上記バイパスコネクタによりカプラ装置内のOリング部を積極的に洗浄しても、Oリングの内側に残留する汚れが完全には除去されず、細菌が繁殖する可能性があった。しかも、繁殖した細菌からエンドトキシンが遊離して、透析液内に混入する恐れもあった。
この発明は上記従来の問題点に鑑みてなされたものであり、ダイアライザーと洗浄用コネクタとの着脱操作性が良好で、確実に洗浄可能であり、安全性の高い血液透析用カプラ装置を提供することを目的とする。
この発明は、血液透析に用いるダイアライザーの透析液の注入口及び排出口の外周部全周に一体に成形され、上記注入口及び排出口の外周から突出した弾力性のあるシール材と、上記ダイアライザーの透析液の注入口または排出口が差し込まれる開口部を有する中空のカプラ本体とから成り、上記カプラ本体の開口部内周には、上記シール材が液密に嵌合して密着するシール材嵌合溝が形成されている血液透析器具用カプラ装置である。
またこの発明は、血液透析に用いるダイアライザーの透析液の注入口または排出口が差し込まれる開口部を有する中空のカプラ本体と、上記開口部に差し込まれ洗浄液を噴射する洗浄用コネクタと、上記洗浄用コネクタ先端部の外周部全周に一体に成形され、外周から突出した弾力性のあるシール材とから成り、上記シール材は上記カプラ本体の開口部内周に形成され上記ダイアライザーのシール材が嵌合するシール材嵌合溝よりも開口側の内壁に圧接するようにした血液透析器具用カプラ装置である。
またこの発明は、血液透析に用いるダイアライザーの透析液の注入口及び排出口の外周部全周に一体に成形され、上記注入口及び排出口の外周から突出した弾力性のあるシール材と、上記ダイアライザーの透析液の注入口または排出口が差し込まれる開口部を有する中空のカプラ本体とから成り、上記カプラ本体の開口部内周には、上記シール材が液密に嵌合して密着するシール材嵌合溝が形成され、上記カプラ本体の洗浄時に上記開口部に差し込まれ洗浄液を噴射する洗浄用コネクタと、上記洗浄用コネクタ先端部の外周部全周に一体に成形され、外周から突出した弾力性のある他のシール材を備え、このシール材は上記カプラ本体の開口部内周のシール材嵌合溝よりも開口側の内壁に圧接するように形成されたことを特徴とする血液透析器具用カプラ装置。
本発明の血液透析器用カプラ装置は、簡単な構造で透析器用カプラ装置を衛生的に洗浄し、血液透析用カプラ装置内の雑菌の増殖を阻止し、繰り返し安全に血液透析に使用することができるものである。さらに、ダイアライザーの注入口と排出口、またバイパスコネクタとの着脱操作は簡単であり、確実に液密に連結される。
以下、この発明の実施形態について図面に基づいて説明する。図1〜図3はこの発明の一実施形態を示すものであり、この実施形態の血液透析器具用カプラ装置20は、後述するダイアライザー60と図示しない液体移送ホース、例えば透析液供給部から延びるホースを連結し、血液透析を行う。血液透析器具用カプラ装置20は、ダイアライザー60に連結して行う血液透析の後は、図1に示す洗浄用コネクタ21に連結し、洗浄が行われる。
ここで先ず、洗浄用コネクタ21について説明する。洗浄用コネクタ21は適度な硬さを有する合成樹脂製であり、円筒状の直線の流路22が形成されている。洗浄用コネクタ21の外側周面は径が異なる同心の連続する円柱状に形成されている。流路22の中心付近が一番太い大径部24である。大径部24の両端部には、大径部24より径が小さい中径部26が各々連続して設けられている。中径部26の、大径部24と反対側の端部には、中径部26より径が小さい小径部28が各々連続して設けられている。小径部28には、後述する血液透析器具用カプラ装置20のボール58が差し込まれるボール係止溝30が、一周して形成されている。ボール係止溝30は、断面がV字形の溝部である。小径部28の、ボール係止溝30より先端側の先端部28aには、小径部28の側周面よりもわずかに外側に突出する洗浄具シール材32が小径部28の溝部28aを一周して設けられている。洗浄具シール材32は、シリコン樹脂など柔軟な素材で作られ、洗浄用コネクタ21は硬質プラスチックで作られ、洗浄具シール材32は洗浄用コネクタ21に二層成形されている。二層成形とは、射出装置により第一金型に第一樹脂を流し、その後第一金型を外して第二金型に交換し、第一樹脂と色または材質の異なった第二樹脂を流し、2色または2層の製品を作ることである。洗浄具シール材32の、小径部28の挿通方向に対して平行な断面形状は、小径部28外側に半円状に膨出した形状に形成されている。
小径部28の、流路22に沿った先端部には、小径部28と同軸の円筒で径が小径部28よりも小さい差込部34が形成されている。差込部34の内側には、流路22が途中まで形成されている。流路22の端部22a付近には、差込部34を中心軸に対して放射方向に貫通する透孔36が複数個、例えば4個設けられている。
血液透析器具用カプラ装置20は、図2に示すように、円筒状のカプラ本体40を有しカプラ本体40の一端部が端部壁42で閉鎖されている。カプラ本体40の端部壁42近傍には、液体移送ホースであり図示しない透析液供給部から延びるホースに差し込まれ連結される円筒状の接続口44がカプラ本体40内側に連通して形成されている。カプラ本体40の外側側面の、端部壁42と反対の開口部40a側には、カプラ本体40の外径よりも径が小さい小径部46が形成されている。小径部46の開口部40a周縁部には、後述する嵌合筒52が開口部40a側に外れないように係止するストッパ45が設けられている。ストッパ45は例えば金属環である。カプラ本体40の小径部46のストッパ45近傍には、カプラ本体40の円周方向に沿って数ヶ所、例えば等間隔に4ヶ所に、カプラ本体40の内側に連通するボール装着孔48が設けられている。また、カプラ本体40の内周面には、ボール装着孔48より端部壁42側に、シール材嵌合溝50が一周して形成されている。
そして、カプラ本体40の小径部46には、円筒状の嵌合筒52が取り付けられている。嵌合筒52はカプラ本体40の軸方向に摺動可能なゆとりを有している。嵌合筒52の開口部40a近傍には、ストッパ45に当接する係合突起54がカプラ本体40に向かって突出して設けられている。
カプラ本体40の小径部46には、ステンレススプリング56が入れられている。ステンレススプリング56の開口部40a側の端部は、嵌合筒52の係合突起54に当接し、これにより嵌合筒52はカプラ本体40開口部40a側に付勢されている。また、カプラ本体40のボール装着孔48の内側にはボール58が入れられている。ボール58は嵌合筒52の位置によってカプラ本体40の内側面に突没可能である。嵌合筒52の係合突起54は、カプラ本体40に取り付けられたストッパ54に当接し、カプラ本体40の開口部40aから外側に外れることを防いでいる。
ここで図2は、血液透析器具用カプラ装置20にダイアライザー60を連結して血液透析を行う状態を示している。ダイアライザー60の注入口62は、カプラ本体40の内側にほぼ緊密に嵌合される太さの円筒形であり、注入口62の基端部付近には、ボール58の一部が差し込まれるボール係止溝64が一周して設けられている。ダイアライザー60の注入口62の、ボール係止溝64より先端側には、透析具シール材66が一周して設けられている。透析具シール材66は、シリコン樹脂など柔軟な素材で作られ、注入口62は硬質プラスチックで作られており、透析具シール材66は注入口62に二層成形され一体になっている。透析具シール材66の、注入口62の挿通方向に対して平行な断面形状は、注入口62外側に半円状に膨出している。
次に、ダイアライザー60の注入口62にカプラ本体40を取り付ける操作について説明する。まず、血液透析器具用カプラ装置20のステンレススプリング56に抗して嵌合筒52をカプラ本体40の開口部40aから離れる方へ摺動させ、ボール58が突没自在な状態とする。そしてダイアライザー60の注入口62を血液透析器具用カプラ装置20のカプラ本体40の開口部40aから差し込む。注入口62の透析具シール材66が、血液透析器具用カプラ装置20のシール材嵌合溝50内側に差し込まれ弾発的に液密に接する。ここで嵌合筒52を開放すると、嵌合筒52はステンレススプリング56に付勢されてストッパ45に係止され、ボール58はボール係止溝64内に突出した状態で保持される。これにより、ダイアライザー60の注入口62にカプラ本体40を連結する。また、血液透析器具用カプラ装置20の接続口44には、液体移送ホースであり図示しない透析液供給部から延びるホースを連結する。
また、一つのダイアライザー60には、注入口62と図示しない排出口が設けられ、排出口にも同形の血液透析器具用カプラ装置20を連結し、カプラ本体40の接続口44には、透析液排出用のホースを連結する。
血液透析終了後は、嵌合筒52を開口部40aから離れる方へ摺動させ、ボール58が突没可能な状態とし、ダイアライザー60の注入口62を引き抜いて外す。次にダイアライザー60の注入口62と排出口から外された一対のカプラ本体40を洗浄用コネクタ21に連結し、洗浄液等を流して洗浄する。図3は、カプラ本体40に、洗浄用コネクタ21を連結した状態を示す。
このとき血液透析器具用カプラ装置20のボール58が洗浄用コネクタ21のボール係止溝30に差し込まれ、ボール58は嵌合筒52内に突出した状態で保持される。洗浄用コネクタ21の洗浄具シール材32は、カプラ本体40の内周面に密着する。また、接続口44には、洗浄液供給部から延びるホースを連結する。
この実施形態の血液透析器具用カプラ装置20によれば、透析液の流路路が平坦に形成され、洗浄が容易で汚れが残留せず、安全で効率的な透析を供給することができる。血液透析時にダイアライザー60の注入口62の透析具シール材66が嵌められるシール材嵌合溝50は、洗浄用コネクタ21を連結した状態では洗浄液の流路に露出し、透析具シール材66との間に滞留して付着した汚れが流され、汚れが残留せず衛生的である。従って、細菌が発生せず、エンドトキシン等の汚染を防ぐことが出きる。ダイアライザー60の注入口62の透析具シール材66と、洗浄用コネクタ21の洗浄具シール材32は、それぞれ二層成形で透析具シール材が一体化されているため、注入口62または洗浄コネクタ21との間に汚れが溜まるような隙間がなく、衛生的である。また、血液透析用カプラ装置20のボール58は、ダイアライザー60の注入口62等のボール係止溝64に簡単に差し込まれるため、取り付け操作が容易である。
なお、この発明の血液透析用カプラ装置は、上記実施形態に限定されるものではなく、各部材の形状や個数、素材など、自由に変更可能である。洗浄用コネクタは硬質プラスチック以外に金属で作られて、金属表面に一体に成形して取り付けてもよい。
この発明の一実施形態の血液透析カプラ装置の洗浄用コネクタの正面図(a)、縦断面図(b)、底面図(c)である。 この実施形態の血液透析カプラ装置のダイアライザーに連結された状態を示す縦断面図である。 この実施形態の血液透析カプラ装置の洗浄用コネクタに連結された状態を示す縦断面図である。 従来の技術の血液透析カプラ装置の縦断面図である。
符号の説明
20 血液透析器具用カプラ装置
21 洗浄用コネクタ
22 流路
24 大径部
26 中径部
28 小径部
30,64 ボール係止溝
32 洗浄具シール材
34 差込部
36 透孔
40 カプラ本体
42 端部壁
44 接続口
45 ストッパ
46 小径部
48 ボール装着孔
50 シール材嵌合溝
52 嵌合筒
54 係合突起
56 ステンレススプリング
58 ボール
60 ダイアライザー
62 注入口
64 ボール係止溝
66 透析具シール材

Claims (3)

  1. 血液透析に用いるダイアライザーの透析液の注入口及び排出口の外周部全周に一体に成形され、上記注入口及び排出口の外周から突出した弾力性のあるシール材と、上記ダイアライザーの透析液の注入口または排出口が差し込まれる開口部を有する中空のカプラ本体とから成り、上記カプラ本体の開口部内周には、上記シール材が液密に嵌合して密着するシール材嵌合溝が形成されていることを特徴とする血液透析器具用カプラ装置。
  2. 血液透析に用いるダイアライザーの透析液の注入口または排出口が差し込まれる開口部を有する中空のカプラ本体と、上記開口部に差し込まれ洗浄液を噴射する洗浄用コネクタと、上記洗浄用コネクタ先端部の外周部全周に一体に成形され、外周から突出した弾力性のあるシール材とから成り、上記シール材は上記カプラ本体の開口部内周に形成され上記ダイアライザーのシール材が嵌合するシール材嵌合溝よりも開口側の内壁に圧接することを特徴とする血液透析器具用カプラ装置。
  3. 血液透析に用いるダイアライザーの透析液の注入口及び排出口の外周部全周に一体に成形され、上記注入口及び排出口の外周から突出した弾力性のあるシール材と、上記ダイアライザーの透析液の注入口または排出口が差し込まれる開口部を有する中空のカプラ本体とから成り、上記カプラ本体の開口部内周には、上記シール材が液密に嵌合して密着するシール材嵌合溝が形成され、上記カプラ本体の洗浄時に上記開口部に差し込まれ洗浄液を噴射する洗浄用コネクタと、上記洗浄用コネクタ先端部の外周部全周に一体に成形され、外周から突出した弾力性のある他のシール材を備え、このシール材は上記カプラ本体の開口部内周のシール材嵌合溝よりも開口側の内壁に圧接するように形成されたことを特徴とする血液透析器具用カプラ装置。
JP2003278409A 2003-07-23 2003-07-23 血液透析器具用カプラ装置 Pending JP2005040393A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003278409A JP2005040393A (ja) 2003-07-23 2003-07-23 血液透析器具用カプラ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003278409A JP2005040393A (ja) 2003-07-23 2003-07-23 血液透析器具用カプラ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005040393A true JP2005040393A (ja) 2005-02-17

Family

ID=34264825

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003278409A Pending JP2005040393A (ja) 2003-07-23 2003-07-23 血液透析器具用カプラ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005040393A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009039164A (ja) * 2007-08-06 2009-02-26 Toray Medical Co Ltd 血液浄化器用カプラの洗浄装置
JP2021072974A (ja) * 2015-06-10 2021-05-13 ビー.ブラウン アビタム アーゲーB. Braun Avitum Ag 血液処理機械
CN113164669A (zh) * 2018-12-06 2021-07-23 日机装株式会社 连接结构和血液净化装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009039164A (ja) * 2007-08-06 2009-02-26 Toray Medical Co Ltd 血液浄化器用カプラの洗浄装置
JP2021072974A (ja) * 2015-06-10 2021-05-13 ビー.ブラウン アビタム アーゲーB. Braun Avitum Ag 血液処理機械
JP7110420B2 (ja) 2015-06-10 2022-08-01 ビー.ブラウン アビタム アーゲー 血液処理機械
CN113164669A (zh) * 2018-12-06 2021-07-23 日机装株式会社 连接结构和血液净化装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2005006860A (ja) 透析器接続用カプラ
KR102392280B1 (ko) 혈액 투석용 의료 라인을 위한 유동 부품
JP6242823B2 (ja) チューブ接続構造
JP2758148B2 (ja) 血液浄化器用カプラ
JP2005040393A (ja) 血液透析器具用カプラ装置
JP6531982B2 (ja) 洗浄システム
TWI573599B (zh) Plugs, medical modules and medical systems
JP4352771B2 (ja) カプラー連結具と該カプラー連結具を装着したカプラー
US7540538B2 (en) Dialyzer-connecting coupler joint
JP3017560B2 (ja) 内視鏡の洗浄流体供給用アダプタ
GB2605758A (en) Endoscope cleaning plug
JP4359406B2 (ja) 血液透析器用カプラ及びその係止構造
JP2002065846A (ja) カプラー連結具を備えた透析用カプラー、および該カプラーを使用した血液透析装置
JP4051709B2 (ja) カプラー
JP4356534B2 (ja) 透析器接続用カプラージョイント
JPS6340536B2 (ja)
JP2018198835A (ja) 血液浄化器用カプラ
JPS6317446Y2 (ja)
JP2000005301A (ja) 防菌カプラー
JP2007105543A (ja) 透析器接続用カプラ
JP2000107285A (ja) カプラー
US20230135224A1 (en) Dental handpiece and dental handpiece with cleaning adapter
JPH01124433A (ja) 内視鏡の洗浄装置
JP2000217907A (ja) 透析器用カプラ用部材および透析器用カプラならびに透析システム
JP2000167043A (ja) カプラ洗浄器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050324

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080409

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080812