JPH0560239B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0560239B2
JPH0560239B2 JP59191033A JP19103384A JPH0560239B2 JP H0560239 B2 JPH0560239 B2 JP H0560239B2 JP 59191033 A JP59191033 A JP 59191033A JP 19103384 A JP19103384 A JP 19103384A JP H0560239 B2 JPH0560239 B2 JP H0560239B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
main body
temperature sensor
heating element
sensors
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP59191033A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6168885A (ja
Inventor
Shuji Yamamoto
Nobumori Kuwabara
Toshihiro Horikawa
Akimasa Oonishi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP19103384A priority Critical patent/JPS6168885A/ja
Publication of JPS6168885A publication Critical patent/JPS6168885A/ja
Publication of JPH0560239B2 publication Critical patent/JPH0560239B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Surface Heating Bodies (AREA)
  • Control Of Resistance Heating (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、電気カーペツト等の電気暖房器に関
するものである。
従来例の構成とその問題点 近年、電気暖房器のうちでも特に、電気カーペ
ツトを中心とする床暖房器は、快適性、安全性、
インテリア性、省スペース性等の利点から多く使
用されている。
以下図面を参照しながら、前述した従来の電気
カーペツトについて説明する。
第1図は、従来の電気カーペツトの構成を示す
もので、1はカーペツト本体、2はコントロー
ラ、3は電源コード、11は発熱体、12は温度
センサーである。
第2図は、本体1の断面構成図で、11は発熱
体、12は温度センサー、13は均熱板、14は
表面材、15は断熱材である。
第3図は回路構成図で、21は使用温度調節用
の可変抵抗、22は最高温度設定用の抵抗、23
は信号処理回路部、24は電力制御器、11は発
熱体、12は温度センサーである。
以上の様に構成された電気カーペツトについて
以下その動作について説明する。
まず、第3図に於いて、電源が投入されると、
信号処理回路部23に、信号が入り、この信号に
もとずき、電力制御器24が導通状態となり、発
熱体11に通電される。ここで本体1は、第1図
のごとく発熱体11と、温度センサ12が全体に
蛇行配置されており、温度センサー12は、温度
とともにインピーダンスが変化するサーミスタ特
性を有しているので、発熱体11の熱を受けて、
本体温度に応じた信号が、温度センサー12から
信号処理回路部23に入る。そしてある設定値の
信号になると、電力制御器24が非導通状態とな
り、発熱体11への通電は停止される。この様に
して、本体1は温度制御されるわけであるが、設
定温度を決める主な回路構成部品は、可変抵抗2
1と抵抗22とであり、特に抵抗22は、本体1
の最高温度を設定する回路定数で、これは、製品
としての安全性能上から決められる定数である。
最高温度は、電気カーペツトの様な接触暖房の場
合、低温やけどの面から、そして、座ぶとん等で
局部的に保温したときの火災、変色等の面から温
度の制約をうけ、決められる。
しかしながら前述のような構成では、本体1の
上に、カバーをかけて使用する場合、本体1を保
温する状態となり、発熱体11への通電率は低下
し、更に、カバーが介在することによる、本体1
と使用者との間の熱伝導率が低下することとあい
まつて、使用者は暖感覚が不足するという問題点
を有していた。
発明の目的 本発明は、前記問題点に鑑み、例えば電気暖房
器の一例として用いた電気カーペツトにおいて、
その本体の上に敷くカバーの種類が変わつても、
(カバーの無い時も含めて)使用者が、ほぼ同じ
暖かさを得られるようにしたものである。
発明の構成 この目的を達成するために本発明は、同一の暖
房器本体に、全面に亘つて配設された温度センサ
ー(1)と、互に異なる位置であつて、一方は発熱体
と密着した状態で配設された温度センサー(2)と、
他方は発熱体と離れた状態で配設された温度セン
サー(3)と、これら温度センサー(2)及び(3)の両温度
センサー間の温度差に応じて、前記温度センサー
(1)から得られる温度信号で、本体の温度を制御す
るときの最高温度設定抵抗が切換わる構成をもつ
た温度制御部とを備えたものである。
実施例の説明 以下本発明の一実施例について、図面を参照し
ながら説明する。
第4図は、本発明の一実施例における電気カー
ペツトの平面構成を示すもので、1はカーペツト
の本体、2はコントローラ、3は電源コード、1
1は発熱体、12は温度センサー(1)、16は温度
センサー(2)、17は温度センサー(3)である。第5
図は、本体1の断面構成を示すもので、11は発
熱体、12は温度センサー(1)、13は均熱板、1
4は表面材、15は断熱材、16は温度センサー
(2)、17は温度センサー(3)である。又第6図は、
その回路構成を示すもので、11は発熱体、12
は温度センサー(1)、16及び17は温度センサ
ー、21は使用温度調節用の可変抵抗、22は最
高温度設定用の抵抗群、25は温度センサー16
及び17からの信号を受け、その信号に応じ、前
記抵抗群22を切換える制御回路部、23は温度
信号処理回路部、24は電力制御器である。
以上のように構成された電気カーペツトについ
て、以下その動作を説明する。
電気カーペツト本体の温度制御に関しては、発
熱体11や温度センサー(1)について、及び制御回
路部分については、基本的には、前述の従来例と
ほぼ同様の動作を示すが、最高温度の設定に関し
ては異なる。いま、第4図のように、温度センサ
ー16と17を、互いに離して配置し、1方は、
発熱体11と密着させ、他方は蛇行配置した発熱
体11の中間に置いたとき、一般に、温度センサ
ー16の方が、17よりも高い温度となる。図中
13の均熱板は、前記発熱体11や温度センサー
12,16,17を固定し、表布材14と、断熱
材15を一体接合する機能と同時に、発熱体11
の熱を横方向へ均熱化する機能とを併せもつてい
るが、発熱体11が、かなり高温になることと、
均熱板13が薄い金属箔でできていることから、
前述の様に、温度差が生じる。しかも、2つの温
度センサー16と17との間の温度差は、電気カ
ーペツトを単体で使用するときに最も大きく、上
に厚手のカバーが敷いた状態では、小さくなる。
これは、上に敷くカバーが保温材となり、電気カ
ーペツト本体を均熱化する効果があるからで、上
に敷くカバーの保温性能と、両センサー16,1
7間の温度差とは完全に相関をもつものである。
一方、最高温度の設定は、製品の安全上から上限
値が決められるものであるが、カバーを敷いて使
用する場合は、カバー無しで使用のときに比べ、
カバーのもつ熱抵抗のために、使用者への伝導熱
が減少することと、同じ温度設定であれば、カバ
ー有の時の方が通電率が低下し、供給熱エネルギ
ーが少ないことの理由から、製品安全上の上限値
からかなり余裕が生まれる。つまり、カバーを使
用するときには、カバー無しのときの設定温度よ
り高く設定しても、安全性能上何ら問題はない。
むしろ高く設定した方が、使用感は向上する。従
つて本発明の実施例では、最高温度の設定は、2
つの温度センサー16と17の信号を制御回路部
25に入力し、出力として、抵抗群22の抵抗を
切換えることによつてなされる。例えば、制御回
路部25は、温度センサー16及び17からの両
信号を入力したとき、その差の大きさに応じて出
力値の異なる比較増幅器のような部品をもちこの
出力値に応じて、前述の抵抗群の切換えを自動的
に行なうような構成をもつた制御回路部である。
第7図は本実施例の特性を安定的に示した図で、
カバーの種類(非使用の場合も含む)に対応し
て、2つの温度センサー16,17間の温度差
と、それぞれに対応する最高温度の設定値との関
係を示している。
尚、2つの温度センサー16と17とを離して
配置するのは、座ぶとん等の比較的小形状で、非
常に保温性の良いものが置かれた場合にも、両セ
ンサー16,17とも覆われてしまう確率は少な
く、従つて、両センサー16,17が同一温度に
なる誤動作を防止する目的である。しかも、第4
図に示す様に、温度センサー16及び17が、点
センサーでなく線状センサーを用いているのも、
前述の座ぶとん等による局所保温時にも、安全に
動作するための配慮である。
発明の効果 以上のように本発明によれば、同一の暖房器本
体内で、発熱体と密着した状態の温度センサー(2)
と発熱体と離れた状態の温度センサー(3)との2つ
の温度センサー間の温度差に応じて、前記本体内
の略全面に亘つて設けられた温度センサー(1)から
得られる温度信号で本体の温度を制御するときの
最高温度設定抵抗が切換わる構成をもつ制御方法
であるため次のような効果を奏する。
(1) あらゆる種類のカバーを用いても(カバー無
しも含む)ほぼ同じ暖かさが得られる。
(2) カバーの材質、形状に関係なく、断熱性能
(保温性能)と連動した制御システムのため誤
操作、誤動作がなく安全性に富む。
(3) 上に敷くカバーによる作用のみならず、電気
カーペツト等を敷く床構造についても、同様の
作用が働き、つまり、たたみの様な断熱性の良
い床の場合も、板間の様な断熱性の悪い床で
も、ほぼ同じ暖かさが得られる様に作用する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例の平面構成図、第2図は従来例
の断面構成図、第3図は従来例の回路構成図、第
4図は本発明一実施例の平面構成図、第5図は本
発明一実施例の断面構成図、第6図は本発明一実
施例の回路構成図、第7図は本発明一実施例の特
性図である。 1……電気カーペツト本体、2……コントロー
ラ、11……発熱体、12……温度センサー、1
6……温度センサー、17……温度センサー、2
2……最高温度設定用抵抗、25……最高温度設
定用制御回路部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 発熱体を蛇行配置した暖房器本体(以下本体
    とよぶ)と、前記本体の略全面に配置された温度
    センサー(1)と、前記本体内の異つた位置に設け、
    しかも、1方は前記発熱体と密着した状態で配置
    された温度センサー(2)と、他方は前記発熱体と離
    れた状態で配置された温度センサー(3)と、前記温
    度センサー(2)及び(3)の両温度センサー間に生じる
    温度差に応じて、前記温度センサー(1)から得られ
    る温度信号で前記本体の温度を制御するときの最
    高温度設定抵抗が切換わる構成をもつた温度制御
    部とを備えた電気暖房器。 2 温度制御部は前記温度センサー(2)と温度セン
    サー(3)の2つの温度センサー間の温度差が大きい
    ときは、本体の最高温度を低く、温度差が小さい
    ときは本体の最高温度を高く設定する様、回路定
    数が切換わる構成とした特許請求の範囲第1項記
    載の電気暖房器。
JP19103384A 1984-09-12 1984-09-12 電気暖房器 Granted JPS6168885A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19103384A JPS6168885A (ja) 1984-09-12 1984-09-12 電気暖房器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19103384A JPS6168885A (ja) 1984-09-12 1984-09-12 電気暖房器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6168885A JPS6168885A (ja) 1986-04-09
JPH0560239B2 true JPH0560239B2 (ja) 1993-09-01

Family

ID=16267776

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19103384A Granted JPS6168885A (ja) 1984-09-12 1984-09-12 電気暖房器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6168885A (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS419791Y1 (ja) * 1964-09-15 1966-05-11
JPS58214725A (ja) * 1982-06-07 1983-12-14 Toshiba Corp 太陽熱利用建物

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS419791Y1 (ja) * 1964-09-15 1966-05-11
JPS58214725A (ja) * 1982-06-07 1983-12-14 Toshiba Corp 太陽熱利用建物

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6168885A (ja) 1986-04-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6426488B2 (en) Heater with electrical heating elements for waterbeds
US4827103A (en) Method and device for adjusting the heat flow at heating seats
US3683151A (en) Electrically heated bedcover with thermostatless overheat protection circuit and separate comfort control
JPS6314610B2 (ja)
CA2171410A1 (en) Heater for a water bed
JPH0560239B2 (ja)
JP2563600B2 (ja) 暖房便座
JPS58194278A (ja) 床暖房装置
JPH0552415A (ja) 電気暖房器
JP2652430B2 (ja) 多分割感熱面状発熱体
JP2998283B2 (ja) 座席用ヒータユニット
JPS63231894A (ja) 多分割感熱面状発熱体
JPH11351598A (ja) 床暖房装置と床暖房制御法並びに電熱シート
JPS61206197A (ja) 電気暖房器
JPS6193586A (ja) 電気床暖房器具
JPS627931Y2 (ja)
JP2000232952A (ja) 暖房便座
JPS644237Y2 (ja)
JP2525111Y2 (ja) 電気カーペット
JP2530565Y2 (ja) 電気カーペット
JPH0237074B2 (ja)
JPH05141676A (ja) 床暖房パネル
JP2608874B2 (ja) 電気床暖房器具
JP2754121B2 (ja) 電気カーペット
JPS6342394B2 (ja)