JPH0560168U - 回転検出装置 - Google Patents

回転検出装置

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Publication number
JPH0560168U
JPH0560168U JP443292U JP443292U JPH0560168U JP H0560168 U JPH0560168 U JP H0560168U JP 443292 U JP443292 U JP 443292U JP 443292 U JP443292 U JP 443292U JP H0560168 U JPH0560168 U JP H0560168U
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JP
Japan
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drive magnet
pitch
position detection
pattern
detecting
Prior art date
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Pending
Application number
JP443292U
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English (en)
Inventor
武志 立木
信一 内海
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Nidec Sankyo Corp
Original Assignee
Nidec Sankyo Corp
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH0560168U publication Critical patent/JPH0560168U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】駆動マグネットも含めた全体のマグネット数を
少なくすることができると共に、マグネットの着磁が容
易な位置検出装置を提供する。 【構成】回転体と一体回転する駆動マグネット11と、
駆動マグネット11の一部に設けられた位置検出用着磁
12と、駆動マグネット11に対向配設された回転数検
出用の周波数発電パターン15と、位置検出用着磁12
に対向配設された回転位置検出用の位置検出パターン2
0とを有する回転検出装置。位置検出用着磁12のピッ
チaと駆動マグネット11の1極の着磁ピッチbとの関
係をb≒2aとし、位置検出パターン20は、そのピッ
チを位置検出用着磁12のピッチaと等しくすると共
に、線素数を4n(nは整数)とし、周波数発電パター
ン15のピッチは、駆動マグネット11のピッチbと等
しくした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、周波数発電機と共にモータに組み込まれる回転検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
各種モータには、その回転数を検出するために周波数発電機を組み込んだもの があり、また、回転基準位置を検出するために回転検出装置を組み込んだものも ある。周波数発電機は、周波数発電機用マグネットとこれに対向配置された周波 数発電パターンからなり、回転検出装置は、位置検出用着磁とこれに対向配置さ れた位置検出パターンからなる。従って、周波数発電機および回転検出装置を有 する従来一般のモータでは、モータ自体の駆動マグネットのほかに、周波数発電 機用マグネットおよび位置検出用着磁が必要であり、構成が複雑であった。
【0003】 そこで本出願人は、速度検出用着磁部の一部に位置検出用着磁部を設け、これ らの着磁部に対向させて速度検出パターンと位置検出パターンを配設することに より、マグネットの数としては駆動マグネットと速度検出用マグネットの2個で 足りるようにした回転検出装置について先に提案した。実開平2−95812号 公報記載のものがそれである。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上記公報記載のものによれば、従来一般のものよりもマグネットの数が少なく なるという利点がある。しかし、駆動マグネットの着磁と、周波数発電機用マグ ネットの着磁と、位置検出用着磁の極数がそれぞれ別であるため、着磁が面倒で あり、改善の余地がある。
【0005】 本考案は、このような点に鑑みてなされたもので、駆動マグネットも含めた全 体のマグネット数を少なくすることができると共に、マグネットの着磁が容易な 位置検出装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記目的を達成するために、回転体と一体に回転する駆動マグネッ トと、駆動マグネットの一部に設けられた位置検出用着磁と、駆動マグネットに 対向して配設された回転数検出用の周波数発電パターンと、位置検出用着磁に対 向して配設された回転位置検出用の位置検出パターンとを有してなり、位置検出 用着磁のピッチaと、駆動マグネットの1極の着磁ピッチbとの関係をb≒2a とし、位置検出パターンは、そのピッチを位置検出用着磁のピッチaと等しくす ると共に、線素数を4n(nは整数)とし、周波数発電パターンのピッチは、駆 動マグネットのピッチbと等しくしたことを特徴とする。
【0007】
【作用】
回転体と一体に駆動マグネットが回転すると、駆動マグネットの1極の着磁ピ ッチbと等しいピッチの周波数発電パターンからは駆動マグネットの回転速度に 応じた周波数の信号が出力される。位置検出パターンはそのピッチが駆動マグネ ットのピッチbの1/2で、その線素数が4nであるため、位置検出パターンと 駆動マグネットとの関係では各線素での起電力が互いに打ち消しあい、信号は出 力されない。しかし、駆動マグネットの一部に設けられた位置検出用着磁が位置 検出パターンに対向すると、位置検出用着磁のピッチaと位置検出パターンのピ ッチが等しいため、位置検出パターンから信号が出力される。
【0008】
【実施例】
以下、図面を参照しながら本考案にかかる回転検出装置の実施例について説明 する。 図1、図2において、符号11はモータの駆動マグネットを示している。この 駆動マグネット11は、モータの回転体を構成するロータケースなどに一体に取 付けられている。駆動マグネット11は周方向に交互に等間隔で異極着磁されて いる。この駆動マグネット11の1極の着磁ピッチをbとする。駆動マグネット 11の一部に配置検出用マグネット12が設けられている。図1(b)に示すよ うに、位置検出用着磁12のピッチをaとしたとき、このaと上記bとの関係は b≒2aの関係、すなわち、位置検出用着磁12のピッチaは、駆動マグネット 11の1極の着磁ピッチbの約1/2となっている。位置検出用着磁12は駆動 マグネット11の一つの磁極の中央に設けられている。
【0009】 図1(a)(b)に示すように、駆動マグネット11に対向して回転位置検出 用の位置検出パターン20が配設されている。位置検出パターン20は適宜の基 板に形成され、4個の線素21,22,23,24からなる。4個の線素21, 22,23,24はクランク状に直列に接続されて折り返されている。この折り 返し部は、駆動マグネット11の回転面に対して適宜の角度をもたせたスキュー 部25となっている。上記位置検出パターン20の4個の線素21,22,23 ,24の配設ピッチは、上記位置検出用着磁12のピッチaと等しい。
【0010】 図1(c)に示すように、駆動マグネット11に対向して回転数検出用の周波 数発電パターン15が配設されている。周波数発電パターン15は、適宜の基板 にクランク状に形成され、そのピッチは、駆動マグネット11の1極の着磁ピッ チbと等しい。
【0011】 図3は、周波数発電パターン15と位置検出パターン20の配置関係およびそ れらの端子の配置関係を概略的に示す。図3に示すように、周波数発電パターン 15と位置検出パターン20は何れも駆動マグネット11に対向している。また 、周波数発電パターン15と位置検出パターン20の各一端が端子17に接続さ れて、端子17が共通端子となっている。周波数発電パターン15の他端は端子 18に、位置検出パターン20の他端は端子16に接続され、端子18から回転 速度に応じた周波数信号が、端子16から位置検出信号が出力されるようになっ ている。
【0012】 次に、上記実施例の動作を図4を参照しながら説明する。駆動マグネット11 と対向する図示されない駆動コイルに通電制御すると、駆動マグネット11が回 転付勢され、ロータと一体に回転する。周波数発電パターン15のピッチは駆動 マグネット11の1極の着磁ピッチbと等しいため、駆動マグネット11の回転 に伴って駆動マグネット11の磁極が切り替わると、周波数発電パターン15の 出力が反転する。こうして、周波数発電パターン15からは、図4(b)に示す ように、駆動マグネット11の磁極が切り替わるごとに反転する交番信号が得ら れる。この交番信号の周波数は、駆動マグネット11の回転速度に応じて変化す る。従って、この交番信号の周波数を電圧に変換するなどして、駆動マグネット 11の回転速度に応じた信号を得ることができる。
【0013】 一方、位置検出パターン20はそのピッチが駆動マグネット11のピッチbの 1/2で、その線素数が4個であるため、位置検出パターン20と駆動マグネッ ト11との関係では、位置検出パターン20を構成する各線素21,22,23 ,24での起電力が図1(a)に矢印で示すように互いに打ち消しあい、信号は 出力されない。しかし、駆動マグネット11の一部に設けられた位置検出用着磁 12が位置検出パターン20に対向すると、位置検出用着磁12のピッチaと位 置検出パターン20のピッチが等しいため、図4(a)に符号Pで示すように、 位置検出パターン20から信号が出力される。このようにして、位置検出パター ン20の出力信号によって、駆動マグネット11の回転位置、従って、駆動マグ ネット11と一体のロータ等の回転体の回転位置を検出することができる。
【0014】 以上説明した実施例によれば、駆動マグネット11の1極の着磁ピッチbと等 しいピッチの周波数発電パターン15からは駆動マグネット11の回転速度に応 じた周波数の信号を得ることができるし、ピッチが駆動マグネット11のピッチ bの約1/2で、その線素数が4個の位置検出パターン20からは、駆動マグネ ット11の一部に設けられた位置検出用着磁12が位置検出パターン20に対向 した場合にのみ、位置検出用着磁12の磁極を検出して信号が出力されることに なる。従って、マグネットの構成としては駆動マグネット11を主体としてその 一部に位置検出用着磁12を設ければよく、駆動マグネット11を含めた全体の マグネット数を1個とすることができる。さらに、駆動マグネットの着磁を反転 させるのが1極で済むので、マグネット着磁パターンが簡単になり、着磁しやす くなるという効果を奏する。
【0015】 なお、位置検出パターンの線素数は4個に限られるものではなく、4の整数倍 、すなわちnを整数としたとき、4nであればよい。また、駆動マグネットの着 磁極数と周波数発電機用マグネットの着磁極数が異なる場合は、駆動マグネット と周波数発電機用マグネットを別々に用意しておいてこれらを重ねて一体とし、 位置検出用着磁を周波数発電機用マグネットの1磁極内に設けてもよい。この場 合も、周波数発電機用マグネットの着磁を反転させるのが1極で済むので、着磁 しやすくなるという利点がある。
【0016】
【考案の効果】
本考案によれば、駆動マグネットの1極の着磁ピッチbと等しいピッチの周波 数発電パターンからは駆動マグネットの回転速度に応じた周波数の信号を得るこ とができるし、ピッチが駆動マグネットのピッチbの約1/2で、その線素数が 4n(nは整数)の位置検出パターンからは、駆動マグネットの一部に設けられ た位置検出用着磁が位置検出パターンに対向した場合にのみ、位置検出用着磁の 磁極を検出して信号が出力されることになる。従って、マグネットの構成として は駆動マグネットを主体としてその一部に位置検出用着磁を設ければよく、駆動 マグネットを含めた全体のマグネット数を少なくすることができるし、駆動マグ ネットの着磁極数を変える必要もないから、マグネットの構成が極めて簡単にな るという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案にかかる回転検出装置の実施例を示す展
開図。
【図2】同上実施例に用いられる駆動マグネットの例を
示す平面図。
【図3】同上実施例の周波数発電パターンと位置検出パ
ターンの配置関係を概念的に示す平面図。
【図4】同上実施例の動作を示す波形図。
【符号の説明】
11 駆動マグネット 12 位置検出用着磁 15 周波数発電パターン 20 位置検出パターン

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転体と一体に回転する駆動マグネット
    と、この駆動マグネットの一部に設けられた位置検出用
    着磁と、上記駆動マグネットに対向して配設された回転
    数検出用の周波数発電パターンと、上記位置検出用着磁
    に対向して配設された回転位置検出用の位置検出パター
    ンとを有してなる回転検出装置であって、 上記位置検出用着磁のピッチaと、上記駆動マグネット
    の1極の着磁ピッチbとの関係をb≒2aとし、 上記位置検出パターンは、そのピッチを上記位置検出用
    着磁のピッチaと等しくすると共に、線素数を4n(n
    は整数)とし、 上記周波数発電パターンのピッチは、上記駆動マグネッ
    トのピッチbと等しくしたことを特徴とする回転検出装
    置。
JP443292U 1992-01-10 1992-01-10 回転検出装置 Pending JPH0560168U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP443292U JPH0560168U (ja) 1992-01-10 1992-01-10 回転検出装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP443292U JPH0560168U (ja) 1992-01-10 1992-01-10 回転検出装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0560168U true JPH0560168U (ja) 1993-08-06

Family

ID=11584088

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP443292U Pending JPH0560168U (ja) 1992-01-10 1992-01-10 回転検出装置

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JP (1) JPH0560168U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58117460A (ja) * 1981-12-30 1983-07-13 Sony Corp 位置および速度の検出装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58117460A (ja) * 1981-12-30 1983-07-13 Sony Corp 位置および速度の検出装置

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