JPH056014Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH056014Y2 JPH056014Y2 JP4234387U JP4234387U JPH056014Y2 JP H056014 Y2 JPH056014 Y2 JP H056014Y2 JP 4234387 U JP4234387 U JP 4234387U JP 4234387 U JP4234387 U JP 4234387U JP H056014 Y2 JPH056014 Y2 JP H056014Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shaft
- pipe
- connecting shaft
- saw
- collar
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 11
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 11
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 2
- 230000033001 locomotion Effects 0.000 description 5
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 229920001084 poly(chloroprene) Polymers 0.000 description 1
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 description 1
Landscapes
- Sawing (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案のパイプソーに連結するパイプクランプ
の連結軸に係り、ソーの高速往復による被切断パ
イプの切断時の不快な微振動が、被切断パイプを
掴着するパイプクランプからパイプソーのハンド
ルを握る手に伝わらないようにする利用分野をも
つ。
の連結軸に係り、ソーの高速往復による被切断パ
イプの切断時の不快な微振動が、被切断パイプを
掴着するパイプクランプからパイプソーのハンド
ルを握る手に伝わらないようにする利用分野をも
つ。
(従来の技術)
パイプクランプの軸孔に通した連結軸の突出部
分と、手操作のパイプソーのケース部分に通して
連結する構成は周知である。然るにパイプソーは
毎分2千回を越える超高速の往復運動を行うもの
であるから、被切断パイプ及びパイプクランプ装
置が微振動し、その微振動が連結軸を介してパイ
プソーのハンドルに伝達され、ハンドルを握る人
の手に不快な微振動を感じさせる欠点をもつ。し
かしながらハンドルから手を離すことは許されな
いことであるから、不快感を除くことができな
い。
分と、手操作のパイプソーのケース部分に通して
連結する構成は周知である。然るにパイプソーは
毎分2千回を越える超高速の往復運動を行うもの
であるから、被切断パイプ及びパイプクランプ装
置が微振動し、その微振動が連結軸を介してパイ
プソーのハンドルに伝達され、ハンドルを握る人
の手に不快な微振動を感じさせる欠点をもつ。し
かしながらハンドルから手を離すことは許されな
いことであるから、不快感を除くことができな
い。
(本考案が解決しようとする問題点)
本考案は前記に鑑み、不快感の原因をなす被切
断パイプのソーによる切断のとき生ずる微振動
が、連結軸に伝達されない構成にして、パイプソ
ーのハンドルを微振動させないようにすることを
解決する課題としたものである。パイプソーのハ
ンドルを微振動させるか否かはハンドルを握る手
に微振動を感じるか否かの感覚の問題なので、そ
の構成を得るために幾多の試行錯誤を重ねざるを
得なかつたもので、安易に問題点を解決すること
はできなかつた。
断パイプのソーによる切断のとき生ずる微振動
が、連結軸に伝達されない構成にして、パイプソ
ーのハンドルを微振動させないようにすることを
解決する課題としたものである。パイプソーのハ
ンドルを微振動させるか否かはハンドルを握る手
に微振動を感じるか否かの感覚の問題なので、そ
の構成を得るために幾多の試行錯誤を重ねざるを
得なかつたもので、安易に問題点を解決すること
はできなかつた。
(問題点を解決するための手段)
本考案は前項に述べたように試行錯誤の積重ね
の結果、問題点を解決する目的を達成したもので
あつて、具体的にはパイプクランプのブラケツト
部分に設けた軸孔に通した連結軸の突出部分をハ
ンドルを握る手によつて揺動操作されるパイプソ
ーのケースに設けた連結軸挿通孔に挿通して連結
する装置において、連結軸11のブラケツト部分
8の側部に挿入する位置決めピン17に軸方向移
動可能に係合する取付鍔13と、ワツシヤー18
を係止する段部14とによつて限定された長さの
軸部分12を設け、その軸部分12の長さを取付
鍔13とワツシヤー18とを当てるブラケツト部
分8の厚さより僅かに大きくすると共に、前記の
軸部分12にパイプクランプ7に微振動を吸収す
る弾性カラー16を嵌めて、該カラーの外周を軸
孔10の周壁に接触状に対応させ、取付鍔13と
ワツシヤー18とを連結軸11に固定したことを
特徴とするパイプソーに連結するパイプクランプ
の連結軸に係るものである。
の結果、問題点を解決する目的を達成したもので
あつて、具体的にはパイプクランプのブラケツト
部分に設けた軸孔に通した連結軸の突出部分をハ
ンドルを握る手によつて揺動操作されるパイプソ
ーのケースに設けた連結軸挿通孔に挿通して連結
する装置において、連結軸11のブラケツト部分
8の側部に挿入する位置決めピン17に軸方向移
動可能に係合する取付鍔13と、ワツシヤー18
を係止する段部14とによつて限定された長さの
軸部分12を設け、その軸部分12の長さを取付
鍔13とワツシヤー18とを当てるブラケツト部
分8の厚さより僅かに大きくすると共に、前記の
軸部分12にパイプクランプ7に微振動を吸収す
る弾性カラー16を嵌めて、該カラーの外周を軸
孔10の周壁に接触状に対応させ、取付鍔13と
ワツシヤー18とを連結軸11に固定したことを
特徴とするパイプソーに連結するパイプクランプ
の連結軸に係るものである。
本考案の好適な実施例を次に説明する。
(実施例)
第1,2図において、1はパイプソーで内部に
駆動機構を設けたケース2から往復駆動されるソ
ー取付シヤフト3を少し突出し、そのシヤフト3
にソー4を取付け、ケース2にハンドル5を設け
ると共にケース3の下部に少し突出した連結軸挿
入片6,6を設けて、これに連結軸挿入孔を形成
する。
駆動機構を設けたケース2から往復駆動されるソ
ー取付シヤフト3を少し突出し、そのシヤフト3
にソー4を取付け、ケース2にハンドル5を設け
ると共にケース3の下部に少し突出した連結軸挿
入片6,6を設けて、これに連結軸挿入孔を形成
する。
7は被切断パイプPのクランプであつて、ブラ
ケツト部分8のボス9に連結軸11を通す軸孔1
0を設け、連結軸11の突出部分をパイプソー1
の前記した連結軸挿入片6,6の挿入孔に回転自
由に通して連結を施す。
ケツト部分8のボス9に連結軸11を通す軸孔1
0を設け、連結軸11の突出部分をパイプソー1
の前記した連結軸挿入片6,6の挿入孔に回転自
由に通して連結を施す。
連結軸11を前記の軸孔10に通す軸部分12
は連結軸11に突成した取付鍔13と、ワツシヤ
ー18の中心孔を係合する段部14とによつて限
定された長さとし、その長さを軸孔10の長さ及
びボス9の厚さWを僅かに越えさせ、軸部分12
にネオプレンゴム等の弾性カラー16を嵌める。
軸部分12の長さは軸孔10の長さ及びボス9の
厚さWより0.1mm程度大きくする。
は連結軸11に突成した取付鍔13と、ワツシヤ
ー18の中心孔を係合する段部14とによつて限
定された長さとし、その長さを軸孔10の長さ及
びボス9の厚さWを僅かに越えさせ、軸部分12
にネオプレンゴム等の弾性カラー16を嵌める。
軸部分12の長さは軸孔10の長さ及びボス9の
厚さWより0.1mm程度大きくする。
前記において軸部分12と弾性カラー16は軸
孔10に通し、取付鍔13の周囲部の近くに設け
た偏心孔15からボス9の側面に打込むロールピ
ン等の位置決めピン17により回転を拘束し軸方
向には微移動を自由にすると共に、ワツシヤー1
8の中心孔を段部14に係合するまで嵌め、軸1
1の一端に螺合したナツト19によりスプリング
ワツシヤー20を介してワツシヤー18を軸11
に固定する。弾性カラー16は外周を軸孔10の
内面壁に対して接触状にする。図中21はボス9
と連結軸挿通片6との間に介挿するスペーサであ
つて、軸11と一体に形成する。
孔10に通し、取付鍔13の周囲部の近くに設け
た偏心孔15からボス9の側面に打込むロールピ
ン等の位置決めピン17により回転を拘束し軸方
向には微移動を自由にすると共に、ワツシヤー1
8の中心孔を段部14に係合するまで嵌め、軸1
1の一端に螺合したナツト19によりスプリング
ワツシヤー20を介してワツシヤー18を軸11
に固定する。弾性カラー16は外周を軸孔10の
内面壁に対して接触状にする。図中21はボス9
と連結軸挿通片6との間に介挿するスペーサであ
つて、軸11と一体に形成する。
軸孔10の内径は16mmφ、長さは25mm弾性カラ
ー16の管厚は2mm程度が適当である。
ー16の管厚は2mm程度が適当である。
(作用)
本考案は前記実施例に示したように、軸部分1
2を回転は不能であるが、軸方向への微移動を可
能にした構成して軸孔10に通し、ソー4の高速
度往復運動による切断操作により、パイプクラン
プ7に掴着した被切断パイプ及びパイプクランプ
7が微振動するがパイプクランプ7のブラケツト
部分8に設けた軸孔10に通された連結軸11の
軸部分12に弾性カラー16をブツシユ状に嵌め
て軸孔10の孔壁に接触状に対応させた構成によ
つて、前記振動が弾性カラー16により吸収され
るのみでなく、軸部分12の軸孔10内における
微移動を可能にして該軸部分12を軸孔10に固
定しない構造により弾性カラー16の振動吸収の
作用を極く有効とし、それによつて連結軸11
に、パイプクランプ7の微振動が波及するのをほ
とんど完全に防除できる。
2を回転は不能であるが、軸方向への微移動を可
能にした構成して軸孔10に通し、ソー4の高速
度往復運動による切断操作により、パイプクラン
プ7に掴着した被切断パイプ及びパイプクランプ
7が微振動するがパイプクランプ7のブラケツト
部分8に設けた軸孔10に通された連結軸11の
軸部分12に弾性カラー16をブツシユ状に嵌め
て軸孔10の孔壁に接触状に対応させた構成によ
つて、前記振動が弾性カラー16により吸収され
るのみでなく、軸部分12の軸孔10内における
微移動を可能にして該軸部分12を軸孔10に固
定しない構造により弾性カラー16の振動吸収の
作用を極く有効とし、それによつて連結軸11
に、パイプクランプ7の微振動が波及するのをほ
とんど完全に防除できる。
(効果)
本考案は前項に述べたように取付鍔13とワツ
シヤー18とをパイプクランプ7のブラケツト部
分8を挟んで連結軸11に固定し、連結軸の微振
動波及防止の作用により、パイプソーのハンドル
15を握つてソーによるパイプ切断を進行させる
人の手に振動を感じさせないか、或は振動を殆ど
感じさせないようにできるものであつて、連結軸
11の突出部を中心にしてパイプソー1を揺動す
る被切断パイプP切断に、振動による不快感の波
及を除いて切断を施すことができる効果をもつ。
シヤー18とをパイプクランプ7のブラケツト部
分8を挟んで連結軸11に固定し、連結軸の微振
動波及防止の作用により、パイプソーのハンドル
15を握つてソーによるパイプ切断を進行させる
人の手に振動を感じさせないか、或は振動を殆ど
感じさせないようにできるものであつて、連結軸
11の突出部を中心にしてパイプソー1を揺動す
る被切断パイプP切断に、振動による不快感の波
及を除いて切断を施すことができる効果をもつ。
添付図面は本考案の一実施例を示すものであつ
て、第1図は側面図、第2図は一部切欠正面図、
第3図はパイプクランプ7の一例を示した第2図
の矢線Xの方向から見た側面図、第4図は連結軸
の正面図であつて弾性カラーを縦断して示した。 P……被切断パイプ、1……パイプソー、2…
…ケース、4……ソー、5……ハンドル、6……
連結軸挿通片、7……パイプクランプ、8……ブ
ラケツト部分、10……軸孔、11……連結軸、
12……軸部分、13……取付鍔、14……段
部、15……偏心孔、16……弾性カラー、17
……位置決めピン、18……ワツシヤー、19…
…ナツト、20……スプリングワツシヤー。
て、第1図は側面図、第2図は一部切欠正面図、
第3図はパイプクランプ7の一例を示した第2図
の矢線Xの方向から見た側面図、第4図は連結軸
の正面図であつて弾性カラーを縦断して示した。 P……被切断パイプ、1……パイプソー、2…
…ケース、4……ソー、5……ハンドル、6……
連結軸挿通片、7……パイプクランプ、8……ブ
ラケツト部分、10……軸孔、11……連結軸、
12……軸部分、13……取付鍔、14……段
部、15……偏心孔、16……弾性カラー、17
……位置決めピン、18……ワツシヤー、19…
…ナツト、20……スプリングワツシヤー。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 パイプクランプのブラケツト部分に設けた軸孔
に通した連結軸の突出部分をハンドルを握る手に
よつて揺動操作されるパイプソーのケースに設け
た連結軸挿通孔に挿通して連結する装置におい
て、 連結軸11のブラケツト部分8の側部に挿入す
る位置決めピン17に軸方向移動可能に係合する
取付鍔13と、ワツシヤー18を係止する段部1
4とによつて限定された長さの軸部分12を設
け、その軸部分12の長さを取付鍔13とワツシ
ヤー18とを当てるブラケツト部分8の厚さより
僅かに大きくすると共に、前記の軸部分12にパ
イプクランプ7に微振動を吸収する弾性カラー1
6を嵌めて、該カラーの外周を軸孔10の周壁に
接触状に対応させ、取付鍔13とワツシヤー18
とを連結軸11に固定したことを特徴とするパイ
プソーに連結するパイプクランプの連結軸。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4234387U JPH056014Y2 (ja) | 1987-03-23 | 1987-03-23 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4234387U JPH056014Y2 (ja) | 1987-03-23 | 1987-03-23 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63151218U JPS63151218U (ja) | 1988-10-05 |
JPH056014Y2 true JPH056014Y2 (ja) | 1993-02-17 |
Family
ID=30858161
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4234387U Expired - Lifetime JPH056014Y2 (ja) | 1987-03-23 | 1987-03-23 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH056014Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103785897B (zh) * | 2014-01-27 | 2016-12-07 | 天佑电器(苏州)有限公司 | 夹持装置及具有该夹持装置的电动工具 |
-
1987
- 1987-03-23 JP JP4234387U patent/JPH056014Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63151218U (ja) | 1988-10-05 |
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