JPH0559964U - ラダー型フィルタ - Google Patents

ラダー型フィルタ

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Publication number
JPH0559964U
JPH0559964U JP176192U JP176192U JPH0559964U JP H0559964 U JPH0559964 U JP H0559964U JP 176192 U JP176192 U JP 176192U JP 176192 U JP176192 U JP 176192U JP H0559964 U JPH0559964 U JP H0559964U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
terminal
case
damping resistor
damping
output terminal
Prior art date
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Pending
Application number
JP176192U
Other languages
English (en)
Inventor
孝一 永野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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Filing date
Publication date
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  • Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 群遅延特性が良く、かつ、低損失でコンパク
トなラダー型フィルタを得る。 【構成】 等価回路で、入力端子10と出力端子11の
間に直列に接続した二つの圧電共振子にそれぞれ第1の
ダンピング抵抗R(1),R(2)が並列に接続し、入
力端子10と出力端子11の間に並列に接続した二つの
圧電共振子にそれぞれ第2のダンピング抵抗R(3),
R(4)が直列に接続している。そして、ダンピング抵
抗R(1),R(2),R(3),R(4)をケース1
の表面に設け、入力端子10と中継端子12をダンピン
グ抵抗R(1)にて電気的に接続した。同様にして、出
力端子11と中継端子12をダンピング抵抗R(2)に
て電気的に接続し、中継端子13と出力電極25及び中
継端子14と出力電極25をそれぞれダンピング抵抗R
(3),R(4)にて電気的に接続した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、通信機、携帯用無線機、コードレス電話等に使用されるラダー型フ ィルタに関する。
【0002】
【従来の技術と課題】
従来より、本出願人は群遅延特性が良く、かつ、低損失のラダー型フィルタ回 路として、ラダー型フィルタ回路の入力端子と出力端子の間に直列に接続した圧 電共振子にダンピング抵抗を並列に接続し、入力端子と出力端子の間に並列に接 続した圧電共振子にダンピング抵抗を直列に接続したものを提案してきた。
【0003】 ところで、ラダー型フィルタの一種類として圧電共振子や端子を重ねて略箱形 状をなすケースに収納する構造のものがある。このラダー型フィルタはケースの 一方から入力端子及び出力端子が導出しており、ケースの他方からグランド端子 が導出している。従来、この種のラダー型フィルタは前記入力端子、出力端子及 びグランド端子に別部品のダンピング抵抗を接続して低損失で、群遅延特性の優 れたラダー型フィルタ回路を構成していた。そのため、ダンピング抵抗と各端子 を接続するための導体を必要としたり、ダンピング抵抗が別部品であることから 占有スペースも大きくなる傾向にあった。
【0004】 そこで、本考案の課題は、群遅延特性が良く、かつ、低損失でコンパクトなラ ダー型フィルタを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
以上の課題を解決するため、本考案に係るラダー型フィルタは、等価回路で、 入力端子と出力端子の間に直列に接続した圧電共振子の少なくとも1つに第1の ダンピング抵抗が並列に接続し、入力端子と出力端子の間に並列に接続した圧電 共振子の少なくとも1つに第2のダンピング抵抗が直列に接続しているラダー型 フィルタであって、第1のダンピング抵抗と第2のダンピング抵抗を表面に設け た略箱形状をなすケースと、前記ケースに収納された圧電共振子と、前記ケース に収納され、かつ、外部接続部が前記ケースの一方から導出して前記第1のダン ピング抵抗に電気的に接続した入力端子及び出力端子と、前記ケースに収納され 、かつ、外部接続部が前記ケースの一方から導出して前記第1のダンピング抵抗 を介して前記入力端子及び出力端子に電気的に接続した中継端子と、前記ケース の他方の表面に設けられ、かつ、前記第2のダンピング抵抗に電気的に接続した グランド端子と、前記ケースに収納され、かつ、外部接続部が前記ケースの他方 から導出して前記第2のダンピング抵抗を介して前記グランド端子に電気的に接 続した中継端子とを備えたことを特徴とする。
【0006】
【作用】
以上の構成において、例えば図5に示す等価回路のラダー型フィルタが形成さ れる。第1、第2のダンピング抵抗をケースの表面に設けたため、従来必要であ ったダンピング抵抗と各端子を接続するための導体が不要となり、また、フィル タのサイズも小さくてすむ。
【0007】
【実施例】
以下、本考案に係るラダー型フィルタの一実施例を添付図面を参照して説明す る。 図1ないし図3に示すように、ラダー型フィルタは、略箱形状のケース1と4 枚の圧電共振子5,6,7,8と、入力端子10及び出力端子11と、中継端子 12,13,14と、グランド端子15とで構成されている。圧電共振子5,6 ,7,8はそれぞれ表裏面に電極を設けた周知のものである。
【0008】 入力端子10は接触片部10aと外部接続部10bと突起10cを備え、突起 10cが圧電共振子5の上面に圧接している。出力端子11は接触片部11aと 折り曲げて二重に重ね合わせた接触片部11bと外部接続部11cと突起11d ,11eを備え、突起11dが圧電共振子7の下面に圧接し、突起11eが圧電 共振子8の上面に圧接している。中継端子12は接触片部12a,12bと折り 曲げて二重に重ね合わせた接触片部12cと中継片部12dと外部接続部12e と突起12f,12g,12hを備え、突起12fが圧電共振子5の下面に圧接 し、突起12gが圧電共振子6の上面に圧接し、突起12hが圧電共振子8の下 面に圧接している。
【0009】 中継端子13,14は、それぞれ接触片部13a,14aと外部接続部13b ,14bと突起13c,14cを備え、絶縁板18を間に挟んで重ねられている 。そして、突起13cが圧電共振子6の下面に圧接し、突起14cが圧電共振子 7の上面に圧接している。圧電共振子5,6,7,8、端子10,11,12, 13,14はケース1の開口部1a及び1bから挿入される。ケース1の開口部 1a,1bの段部には絶縁紙35,36がセットされ、樹脂等のシールド材39 ,40がポッティングされてケース1の内部を封止している。
【0010】 ケース1の底面には、図3に示すように、入力電極20、出力電極21、中継 電極22,23,24及びグランド電極25が設けられている。さらに、電極2 0と22及び電極21と22にそれぞれ跨がる抵抗膜R(1)及びR(2)を設 けて第1のダンピング抵抗とし、電極23と25及び電極24と25にそれぞれ 跨がる抵抗膜R(3)及びR(4)を設けて第2のダンピング抵抗としている。 電極20,21,22,23,24はAgペースト等を印刷等の手段にて形成し たもので、抵抗膜R(1),R(2),R(3),R(4)はカーボンペースト 等を印刷等の手段にて形成したものである。
【0011】 各端子10,11,12,13,14の外部接続部10b,11c,12e, 13b,14bは、シール材39,40の硬化後、ケース1の側面及び底面に沿 って折り曲げられ(図2参照)、それぞれ電極20,21,22,23,24に 半田付け等により電気的に接続している。 図4は、こうして得られたラダー型フィルタの等価電気回路図である。入力端 子10と出力端子11の間に直列に接続した圧電共振子5,8にそれぞれ並列に 第1のダンピング抵抗である抵抗膜R(1),R(2)が電気的に接続されてお り、入力端子10と出力端子11の間に並列に接続した圧電共振子6,7にそれ ぞれ直列に第2のダンピング抵抗である抵抗膜R(3),R(4)が電気的に接 続されている。このため、フィルタは、挿入損失が増加しないで、かつ、群遅延 特性が平坦なものとなる。しかも、別部品のダンピング抵抗を接続する必要がな いので、コンパクトなラダー型フィルタが得られる。
【0012】 なお、本考案に係るラダー型フィルタは前記実施例に限定するものではなく、 その要旨の範囲内で種々に変形することができる。 グランド電極25にグランド端子を半田付けして、印刷配線板等への実装がし やすい構造にしてもよい。また、ダンピング抵抗である抵抗膜R(1),R(2 ),R(3),R(4)はケース1の底面に必ずしも設ける必要はなく、例えば 、ケース1の側面に設けてもよい。
【0013】 さらに、前記実施例では、各圧電共振子に必ず直列あるいは並列に抵抗が接続 されているが、必ずしもこれに限定されるものではなく、必要な圧電共振子のみ にダンピング抵抗が接続されているものであってもよい。
【0014】
【考案の効果】
以上の説明で明らかなように、本考案によれば、ダンピング抵抗をケースの表 面に設けたので、特に別部品の抵抗を接続する必要がなくなり、群遅延特性が良 く、かつ、低損失でコンパクトなラダー型フィルタが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るラダー型フィルタの一実施例を示
す組立て時の分解斜視図。
【図2】図1に示したラダー型フィルタの一部断面図。
【図3】図2に示したラダー型フィルタの底面図。
【図4】図2に示したラダー型フィルタの電気等価回路
図。
【符号の説明】
1…ケース 5,6,7,8…圧電共振子 10…入力端子 11…出力端子 12,13,14…中継端子 10b,11c,12e,13b,14b…外部接続部 25…電極(グランド端子) R(1),R(2)…抵抗膜(第1のダンピング抵抗) R(3),R(4)…抵抗膜(第2のダンピング抵抗)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 等価回路で、入力端子と出力端子の間に
    直列に接続した圧電共振子の少なくとも1つに第1のダ
    ンピング抵抗が並列に接続し、入力端子と出力端子の間
    に並列に接続した圧電共振子の少なくとも1つに第2の
    ダンピング抵抗が直列に接続しているラダー型フィルタ
    において、 第1のダンピング抵抗と第2のダンピング抵抗を表面に
    設けた略箱形状をなすケースと、 前記ケースに収納された圧電共振子と、 前記ケースに収納され、かつ、外部接続部が前記ケース
    の一方から導出して前記第1のダンピング抵抗に電気的
    に接続した入力端子及び出力端子と、 前記ケースに収納され、かつ、外部接続部が前記ケース
    の一方から導出して前記第1のダンピング抵抗を介して
    前記入力端子及び出力端子に電気的に接続した中継端子
    と、 前記ケースの他方の表面に設けられ、かつ、前記第2の
    ダンピング抵抗に電気的に接続したグランド端子と、 前記ケースに収納され、かつ、外部接続部が前記ケース
    の他方から導出して前記第2のダンピング抵抗を介して
    前記グランド端子に電気的に接続した中継端子と、 を備えたことを特徴とするラダー型フィルタ。
JP176192U 1992-01-22 1992-01-22 ラダー型フィルタ Pending JPH0559964U (ja)

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JP176192U JPH0559964U (ja) 1992-01-22 1992-01-22 ラダー型フィルタ

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JP176192U JPH0559964U (ja) 1992-01-22 1992-01-22 ラダー型フィルタ

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JPH0559964U true JPH0559964U (ja) 1993-08-06

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JP176192U Pending JPH0559964U (ja) 1992-01-22 1992-01-22 ラダー型フィルタ

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