JPH0559279U - シャシーダイナモメータ - Google Patents

シャシーダイナモメータ

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Publication number
JPH0559279U
JPH0559279U JP205692U JP205692U JPH0559279U JP H0559279 U JPH0559279 U JP H0559279U JP 205692 U JP205692 U JP 205692U JP 205692 U JP205692 U JP 205692U JP H0559279 U JPH0559279 U JP H0559279U
Authority
JP
Japan
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vehicle speed
counter
vehicle
preset
control device
Prior art date
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Pending
Application number
JP205692U
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English (en)
Inventor
正喜 村上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Meidensha Corp
Original Assignee
Meidensha Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 制御装置への割込み回数を少なくしながら高
速試験に必要な応答性を得る。 【構成】 供試自動車の車速検出パルスから車速及び走
行距離を求めて該自動車の路上走行抵抗の制御指令を
得、時刻に応じた車速が設定される車速パターンに従っ
た車速指令を得るコンピュータ構成の制御装置を備えた
シャシーダイナモメータにおいて、車速検出パルス又は
時刻パルスをカウンタ23で計数し、プリセットカウン
タ24に車速又は走行距離もしくは時刻をプリセット
し、プリセット値にカウンタ値が一致したときに比較部
25から制御装置11への割込信号を発生する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、自動車の模擬走行試験をするためのシャシーダイナモメータに関す る。
【0002】
【従来の技術】
自動車のテストコース走行試験や路上走行試験を再現するものとして、シャシ ーダイナモメータがある。
【0003】 図2はシャシーダイナモメータの機能ブロック図を示す。供試自動車1はその 駆動輪1Aをローラ2上に乗せ、アクセル1Bのアクチェータ操作によってロー ラ2の駆動、即ち模擬走行を行う。ローラ2には動力吸収体としての電動機3さ らにはフライホイール(図示省略)等が結合されて動力吸収がなされる。
【0004】 電動機3の吸収動力は電力変換器4によるトルク制御でなされ、供試自動車1 に対する走行と等価な負荷を与える。電力変換器4の出力制御は、コンピュータ 構成の制御装置5によって行われる。
【0005】 制御装置5は供試自動車1の路上走行抵抗Fを電力変換器4の出力指令にする 。路上走行抵抗Fは下記の近似式で求められる。
【0006】 F=A+Bv+Cv2+(w/g)・dv/dt+w・sinθ 上式中、A+Bv+Cv2は車速vによる走行抵抗になり、(w/g)・dv/ dtは車重wによる慣性抵抗になり、w・sinθは路面こう配θによる登坂抵 抗になる。
【0007】 このうち、慣性抵抗分をフライホイールが与える場合、制御装置5は走行抵抗 と登坂抵抗を演算又はテーブルデータによって求める。走行抵抗は、速度の関数 として求められ、ローラ2に設けられる速度検出器6からの車速信号を入力とす る走行抵抗演算機能5Aによって求められる。登坂抵抗は、車速信号を積算する 走行距離演算機能5Bに走行距離を求め、この走行距離と模擬走行路の位置によ る登坂こう配から路面こう配θを得て登坂抵抗演算機能5Cで求められる。これ ら演算機能5A,5Cの出力は加算機能5Dによって加算されて走行抵抗Fとし て出力される。
【0008】 制御装置5は上述の機能のほかに、供試自動車1の速度制御を行い、これには 切替器5Gによりクロック5Eから時刻パルスを得る車速設定機能5Fか、走行 距離演算機能5Bによって走行試験モードに従ったパターンによる車速指令を得 、この指令を供試自動車1のアクセル1Bを操作するアクチェータ制御系への目 標値として与える。
【0009】
【考案が解決しようとする課題】
シャシーダイナモメータにおいて、供試自動車1の車速指令は従来のものでは 200km/h程度のものであったが、最近では自動車の性能向上によって試験 速度に330km/h程度のものが要求されてきている。
【0010】 この要求に対応するには制御装置5側では車速指令や走行抵抗、登坂抵抗等の 各演算機能の応答速度や時間分解能、距離分解能を高めたものが要求される。
【0011】 ここで、車速検出信号は速度検出器6から速度に比例した周波数のパルスとし て取込み、コンピュータ構成の制御装置5はこの車速パルスやクロック5Eから のクロックパルスをCPUへの割込み信号にし、これらパルスに同期して次の車 速指令や走行抵抗の演算を行う。
【0012】 このため、車速指令が高速になるほどCPUへの割込み回数も多くなり、CP U側の演算速度が問題となってくる。
【0013】 本考案の目的は、制御装置への割込み回数を少なくしながら高速試験に必要な 応答性を得るシャシーダイナモメータを提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】
本考案は前記課題の解決を図るため、供試自動車の車速検出パルスから車速及 び走行距離を求めて該自動車の路上走行抵抗の制御指令を得、時刻に応じた車速 が設定される車速パターンに従った車速指令を得るコンピュータ構成の制御装置 を備えたシャシーダイナモメータにおいて、前記車速検出パルス又は時刻パルス を計数入力とするカウンタと、前記車速又は走行距離もしくは時刻をプリセット 値として前記制御装置から設定されるプリセットカウンタと、前記プリセットカ ウンタの設定値以上に前記カウンタの計数値が達したときに前記制御装置に設定 値になったことの割込信号を発生する比較部とを備えたことを特徴とする
【0015】
【作用】
比較的高い周波数になる車速検出パルス又は時刻パルスをカウンタの計数入力 とすることで高分解能の車速,走行距離,時刻に応じた計数値を得、プリセット カウンタには必要とする間隔で車速,走行距離,時刻を設定することで間欠的な 割込信号にする。
【0016】
【実施例】
図1は本考案の一実施例を示す制御装置ブロック図である。制御装置11は、 コンピュータ構成にされ、CPU12を中枢部としてバス13による内部メモリ 14,バス管理部15及びアナログ・ディジタル入出力部16〜19やインタフ ェース20によって構成される。21は試験における各種データを出力表示する ためのCRTである。
【0017】 ここで、本実施例では車速検出パルスによる割込みに信号処理回路22を備え る。速度検出器6からの車速パルスはカウンタ23の計数入力にされ、カウンタ 23の計数値に走行距離に対応した値を得る。プリセットカウンタ24は制御装 置11側から走行試験モードに従った走行距離に対応する値がプリセットされる 。例えば、走行距離に対する登坂特性に適当に定める間隔の区間距離値がプリセ ットされる。
【0018】 比較部25はプリセットカウンタ24のプリセット値PCとカウンタ23の現 在計数値即ち走行距離値CCとの大小を比較し、CC>=PCとなったときに1 発のパルスを発生して制御装置11の割込回路26への割込信号にすると共にカ ウンタ23のクリヤ信号にする。
【0019】 制御装置11は信号処理回路22からの割込信号の受付けでプリセットカウン タ24にプリセットした距離の走行がなされたと判定し、この距離の積算によっ て試験開始から現在までの走行距離を求め、この走行距離を登坂抵抗の演算に利 用する。また、割込信号の受付けで次回の走行距離値をプリセットカウンタ24 にプリセットする。
【0020】 従って、カウンタ23は車速パルスの計数によってそのクリア時点からの走行 距離を求め、プリセットカウンタ24のプリセット値に一致する走行距離になっ たときに制御装置11への割込みになる。これにより、割込みは従来の車速パル スの周波数で決まる時間間隔になるのに対し、本実施例ではプリセットカウンタ 24のプリセット値によって数十分の1の時間間隔まで下げることができ、供試 自動車の高速試験にも十分な応答制御ができる。また、走行距離をカウンタ23 の計数値として求めておくため高分解能の走行距離演算になる。
【0021】 なお、実施例では走行距離の演算の場合を示すが、車速設定機能5Fの時刻入 力を得る場合にはカウンタ23の計数入力を車速パルスに代えてクロックパルス 入力とし、プリセットカウンタ24のプリセット値を時刻設定値とする信号処理 回路を設けることで実現される。
【0022】 また、走行抵抗演算機能5Aの車速入力を得る場合、プリセットカウンタ24 に車速設定値をプリセットし、カウンタ23を一定時間毎にクリヤしその直前の 計数値を車速として得る信号処理回路を設けることで実現される。
【0023】 これら車速設定及び走行抵抗演算のための時刻入力及び車速入力においても制 御装置11への割込みは間欠的になって高速応答かつ高分解能で走行試験を行う ことができる。
【0024】
【考案の効果】
以上のとおり、本考案によれば、車速検出パルスや時刻パルスから試験に必要 な路上走行抵抗や車速指令をコンピュータ構成の制御装置で求めるにおいて、車 速検出パルスや時刻パルスをカウンタの計数入力としこれとプリセットカウンタ の設定値とを比較することによって設定する車速,走行距離又は時刻を割込信号 として得るようにしたため、制御装置への割込回数を大幅に低減して高速試験に 必要な応答性を得ることができ、しかもカウンタの計数によって高分解能を確保 できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例のブロック図。
【図2】シャシーダイナモメータのブロック図。
【符号の説明】
11…制御装置、12…CPU、14…内部メモリ、1
6,19…入出力部、20…インタフェース、22…信
号処理回路、23…カウンタ、24…プリセットカウン
タ、25…比較部、26…割込回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 供試自動車の車速検出パルスから車速及
    び走行距離を求めて該自動車の路上走行抵抗の制御指令
    を得、時刻に応じた車速が設定される車速パターンに従
    った車速指令を得るコンピュータ構成の制御装置を備え
    たシャシーダイナモメータにおいて、 前記車速検出パルス又は時刻パルスを計数入力とするカ
    ウンタと、 前記車速又は走行距離もしくは時刻をプリセット値とし
    て前記制御装置から設定されるプリセットカウンタと、 前記プリセットカウンタの設定値以上に前記カウンタの
    計数値が達したときに前記制御装置に設定値になったこ
    との割込信号を発生する比較部と、 を備えたことを特徴とするシャシーダイナモメータ。
JP205692U 1992-01-24 1992-01-24 シャシーダイナモメータ Pending JPH0559279U (ja)

Priority Applications (1)

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JP205692U JPH0559279U (ja) 1992-01-24 1992-01-24 シャシーダイナモメータ

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JP205692U JPH0559279U (ja) 1992-01-24 1992-01-24 シャシーダイナモメータ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0559279U true JPH0559279U (ja) 1993-08-06

Family

ID=11518685

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JP205692U Pending JPH0559279U (ja) 1992-01-24 1992-01-24 シャシーダイナモメータ

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JP (1) JPH0559279U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010002294A (ja) * 2008-06-20 2010-01-07 Honda Motor Co Ltd シャシーダイナモメータの制御装置
JP2014174026A (ja) * 2013-03-11 2014-09-22 Hino Motors Ltd エンジン模擬試験方法

Cited By (2)

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