JPH0559086U - 電子装置用ホースの継手 - Google Patents

電子装置用ホースの継手

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JPH0559086U
JPH0559086U JP497092U JP497092U JPH0559086U JP H0559086 U JPH0559086 U JP H0559086U JP 497092 U JP497092 U JP 497092U JP 497092 U JP497092 U JP 497092U JP H0559086 U JPH0559086 U JP H0559086U
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JP
Japan
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electronic device
joint
hose
pair
pin
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Pending
Application number
JP497092U
Other languages
English (en)
Inventor
洋一 松尾
Original Assignee
甲府日本電気株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 甲府日本電気株式会社 filed Critical 甲府日本電気株式会社
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  • Joints That Cut Off Fluids, And Hose Joints (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電子装置と冷却装置を接続する冷却ホースの
接続誤りを防ぐことのできる電子装置用ホースの継手を
得ること。 【構成】 メスカプラ1の接続穴15Aの外周面に基準
ピン11と個別ピン13を突設し、オスカプラ2の挿入
凸部17の外周面には、基準ピン11と個別ピン13が
嵌合する基準穴18と個別穴19を設ける。複数の各継
手において、基準ピン11と個別ピン13の間隔を変え
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、電子装置に係り、とくに電子装置を冷却するホースを接続する電子 装置用ホースの継手に関する。
【0002】
【従来の技術】
周知のように、電子装置においては、高速化の追求でLSIの採用と高密度実 装化が進み、これに伴ない装置の内部の発熱量が増え、冷却のために冷却用水を 使う場合が増えている。図4は、その一例を示し、電子装置23A、23B、2 3C、23D、23Eには、継手25が取り付けられた接続口25A、25B、 25C、25D、25Eが設けられている。一方、これらの電子装置23A、2 3B、23C、23D、23Eには、隣接して冷却装置23が設置され、この冷 却装置23にも同じく接続口24A、24B、24C、24D、24Eがそれぞ れ設けられ、それらの接続口には詳細後述する継手25がそれぞれ接続され、冷 却装置22と各電子装置の各継手25は、ホース10Aで接続されている。
【0003】 図5は、この継手5の拡大詳細断面図を示す。図5において、継手25は、左 側の雌側と右側の雄側の突き合わせ嵌合で構成され、左側の雌カプラ31の左端 にはホース10Aが接続される接続部8が形成され、右側の雄カプラ32の右端 にも接続部8と同形の接続部9が形成され、この接続部9にはホース10Bが嵌 合している。
【0004】 図6は、雌カプラ31の詳細図を示し、雌カプラ31の右端には挿入穴15A が形成され、この挿入穴15Aの内周には、0リング溝7aが形成され、この0 リング溝7aには、0リング7が挿入されている。雌カプラ31の中央部には、 右端の小径部が挿入穴15Aに貫通した中間穴15Bが形成され、この中間穴1 5Bの左端と接続部8の軸芯には貫通穴15Cが形成されている。中間穴15B の内部には、右側に円柱状の栓3が挿入され、この栓3の左側にはコイルばね5 がわずかに圧縮された状態で挿入され、このコイルばね5の右端は栓3の左端面 を押圧している。
【0005】 図7は、雄カプラ32の詳細図を示し、この雄カプラ32の左端には、挿入凸 部17が形成され、この挿入凸部17の軸心には左端が小径部となる挿入穴35 Aが形成され、この挿入穴35Aの右端と接続部9の軸芯には貫通穴35Bが形 成されている。挿入穴35Aには円柱状の栓4が挿入され、この栓4の右側には 、コルクばね6がわずかに圧縮された状態で挿入され、このコイルばね6の左端 は栓4の右端面を押圧している。
【0006】 このように構成された電子装置用ホースの継手においては、図5に示すように 、雄カプラ32の挿入凸部17を雌カプラ31の挿入穴15Aに挿入することで 、栓3,4は互いに押圧して各コイルばね5,6は撓み、貫通穴15Cと貫通穴 35Bは連通する。一方、挿入凸部17の外周は0リング7に密着し、外部への 冷却水の漏れが防がれている。
【0007】 ところで、図4に示すように、複数の電子装置が同一の冷却装置22にホース 10Aで接続されたときには、電子装置側の接続口25A、25B、25C、2 5D、25Eと冷却装置側の接続口24A、24B、24C、24D、25Eは 、それぞれ対応した接続口をホース10Aで接続しなければなれない。もし、間 違えて接続したときには、停止中の電子装置には冷却水を送って、稼働中の電子 装置に冷却水を送らない事態が発生するおそれがある。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、図5、図6及び図7のように構成された電子装置用ホースの継手に おいては、冷却装置と電子装置を接続するときには、各継手に接続されたホース 10Aは冷却装置や電子装置の設置床の共同溝に収納されて各端部を識別できな いので、誤って接続するおそれがある。
【0009】 そこで、本考案の目的は、接続誤りを防ぐことのできる電子装置用ホースの継 手を得ることである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本考案は、突き合せ部の軸側で雌雄嵌合して接続される複数の電子装置用ホー スの継手において、継手の片側の軸側の周りに一対のピンを突設し、継手の他側 の軸側の周りに一対のピンが嵌合する一対の穴を形成するとともに、この一対の 穴と一対のピンの間隔を複数の継手で異なる間隔としたことを特徴とする。
【0011】
【作用】
もし、誤って異なる雌雄継手を嵌合しようとしたときには、一対のピンは一対 のピン穴に嵌合しないので、雌側の継手に雄側の継手は嵌合せず、接続不可能と なる。
【0012】
【実施例】
以下、本考案の電子装置用ホースの継手の一実施例を図面を参照して説明する 。図1は、本考案の電子装置用ホースの継手の断面図で図5に対応する図、図2 は、本考案の電子装置用ホースの継手の雌カプラ1を示す断面図で図6に対応す る図、また、図3は、本考案の電子装置用ホースの継手の雄カプラ2を示す断面 図で図7に対応する図で、いづれも従来と同一部分には同符号を付している。
【0013】 図1、図2及び図3において、雌側カプラ1の右端面には、図2(b)の右側 面に示すように、45度間隔でピン用穴が加工され、このうちの一つには、基準 ピン11が挿入され、この基準ピン11の反対側には個別ピン13が挿入され、 他のピン用穴16A、16B、16C、16D、16Eはそのままとなっている 。
【0014】 一方、雄側カプラ2には、挿入凸部17の基端の外周側面に、雌形カプラ1の ピン用穴と同一の直径の円上に、同じく45度間隔で基準ピン11及び個別ピン 13の直径よりもやや大きい穴が形成され、そのうち、対向する基準穴18と個 別穴19を除く6箇所の穴には、盲ピン20A、20B、20C、20D、20 E、20Fが挿入されている。
【0015】 このように構成された電子装置用ホースの継手においては、図1に示すように 、雌形カプラ1の基準ピン11と個別ピン13が雄形カプラ2の基準穴18と個 別穴19に嵌合することで、完全に接続される。したがって、基準ピン11、個 別ピン13と基準穴18、個別穴19の位置を図2(b)と図3(a)で示す1 80度の間隔から、例えば隣接する45度の位置のピン用穴16Aと盲ピン20 Fに個別ピンを変えることで、図1、図2及び図3で示す継手との誤挿入を防ぐ ことができる。同様にして、個別ピンの位置を図2(b)において、ピン用穴1 6C、16D、16E、16Fと変えることで、合計7種の組み合せの継手を得 ることができ、更に、ピン用穴の間隔を例えば30度間隔とすることで、11種 の組み合せを得ることができる。更に、ピン径や穴径を変えることで、誤挿入を 防ぐようにしてもよい。また、上記実施例では、継手の内部に栓を内蔵した例で 説明したが、流路の開閉の有無に関係なく適用することができる。
【0016】
【考案の効果】
以上、本考案によれば、突き合せ部の軸側で雌雄嵌合して接続される複数の電 子装置用ホースの継手において、継手の片側の軸側の周りに一対のピンを突設し 、継手の他側の軸側の周りに一対のピンが嵌合する一対の穴を形成し、この一対 の穴と一対のピンの間隔を複数の継手で異なる間隔とすることで、一対のピンと 一対の穴の間隔が異なる雌雄継手の嵌合を不能にして、誤挿入を防いだので、接 続誤りを防ぎ、電子装置の過熱を防ぐことができる電子装置用ホースの継手を得 ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の電子装置用ホースの継手の一実施例を
示す断面図。
【図2】本考案の電子装置用ホースの継手の雌側カプラ
を示す図で、(a)は断面図、(b)は(a)の右側面
図。
【図3】本考案の電子装置用ホースの継手の雄形カプラ
を示す図で、(a)は側面図、(b)は断面図。
【図4】従来の電子装置用ホースの継手が接続された電
子装置と冷却装置の配置図。
【図5】従来の電子装置用ホースの継手を示す断面図。
【図6】従来の電子装置用ホースの継手の雌形カプラを
示す図。
【図7】従来の電子装置用ホースの継手の雄形カプラを
示す図。
【符号の説明】
1 雌形カプラ 2 雄形カプラ 3,4 栓 5,6 コイルばね 7 0リング 8,9 接続部 10A,10B ホース 11 基準ピン 13 個別ピン

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 突き合せ部の軸側で雌雄嵌合して接続さ
    れる複数の電子装置用ホースの継手において、前記継手
    の片側の前記軸側の周りに一対のピンを突設し、前記継
    手の他側の前記軸側の周りに前記一対のピンが嵌合する
    一対の穴を形成し、この一対の穴と前記一対のピンの間
    隔を前記複数の継手で異なる間隔としたことを特徴とす
    電子装置用ホースの継手。
JP497092U 1992-01-16 1992-01-16 電子装置用ホースの継手 Pending JPH0559086U (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5099862B1 (ja) * 2012-04-27 2012-12-19 ナスコフィッティング株式会社 電子機器の水冷システムにおける継手構造
WO2016132744A1 (ja) * 2015-02-19 2016-08-25 パナソニックIpマネジメント株式会社 冷却装置およびこれを搭載した電子機器
JP2016156604A (ja) * 2015-02-19 2016-09-01 パナソニックIpマネジメント株式会社 冷却装置およびこれを搭載した電子機器

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WO2016132744A1 (ja) * 2015-02-19 2016-08-25 パナソニックIpマネジメント株式会社 冷却装置およびこれを搭載した電子機器
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