JPH0710154Y2 - 配管継手部の接続金具 - Google Patents

配管継手部の接続金具

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JPH0710154Y2
JPH0710154Y2 JP14035689U JP14035689U JPH0710154Y2 JP H0710154 Y2 JPH0710154 Y2 JP H0710154Y2 JP 14035689 U JP14035689 U JP 14035689U JP 14035689 U JP14035689 U JP 14035689U JP H0710154 Y2 JPH0710154 Y2 JP H0710154Y2
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JP
Japan
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locking
joint
plate
fitting
connecting plate
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JP14035689U
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靖之 新井
亮一 関口
孝志 長澤
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Sanden Holdings Corp
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Sanden Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はポストミックス式の飲料自動販売機の飲料供給
配管等に使用される配管継手部の接続金具に関するもの
である。
(従来の技術) 従来、この種の配管継手部の接続金具として、第2図
(a)の組付け斜視図及び第2図(b)の断面図に示す
ものが知られている。図中、1,2は対向接続する一対の
配管で、各配管1,2の一端側に継手部3,4が設けられてい
る。この一方の配管1の継手部3は、配管1の一端から
径方向に延びる底板3aと、この底板3aの周縁から軸方向
に延びる筒体3bとからなり、雌形継手を構成している。
また、他方の配管2の継手部4は、継手部3の底板3aに
当接する突き当て体4aと、この突き当て体4aと所定間隔
をおいて位置する係止体4bと、突き当て体4aと係止体4b
との間に巻回されたOリング4cとからなり、雌形継手に
挿入される雄形継手を構成している。この係止体4bは配
管2の径方向に延びるフランジ部4dを有し、このフラン
ジ部4dの一面が継手部3の筒体3bの先端に当接してい
る。
5は各継手部3,4を接続する接続金具である。この接続
金具5は両側に断面Ω形状の係止環5a,5bを有し、この
係止環5a,5bを前記各配管1,2に嵌め込むようになってい
る。この接続金具5を嵌め込むことにより、各係止環5
a,5bの内側の端がそれぞれ継手部3の底板3aの外面3a′
(係止面)或いは継手部4のフランジ部4dの外面4d′
(係止面)に当接し、各継手部3,4を接続している。
(考案が解決しようとする課題) このような接続金具5では、各係止環5a,5bの内側の端
で各継手部3,4に接触し、各継手部3,4を接続しているか
ら、各係止環5a,5bと各係止面3a′,4d′との接触面が非
常に小さくなっている。従って、この各係止環5a,5bの
強度が弱いときには、外部からの振動、衝撃等により容
易に変形し、接続状態を確実に保持できないおそれがあ
るため、従来、各係止環5a,5bの軸方向の長さを大きく
取り、各係止環5a,5bの強度を強くしている。
しかしながら、このように各係止環5a,5bの長さを大き
く取るときは、その分接続金具5の軸方向長さ(W1)が
大きくなり、接続金具5の取付け時に必要とする接続作
業スペースもその分大きくなり、接続作業スペースが狭
いときはこの作業が非常に煩雑になるという問題点を有
していた。
本考案の目的は前記従来の問題点に鑑み、配管の軸方向
に大きく幅を取ることなくコンパクトな配管継手部の接
続金具を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 本考案は前記課題を解決するため、請求項(1)の考案
は、継手部に径方向に延びる係止面を有する一対の配管
を、該各係止面を挟んで接続する配管継手部の接続金具
において、所定間隔をおいて位置するとともに前記各係
止面に対向接触して前記各配管の径方向に延びる一位の
係止板と、前記各係止板の一端を連結する連結板と、前
記連結板の一端から延び少なくとも一方の前記継手部に
折曲固定する固定板とからなる。
請求項(2)の考案は、継手部に径方向に延びる係止面
を有する一対の配管を、該各係止面を挟んで接続する配
管継手部の接続金具において、所定間隔をおいて位置す
るととに前記各係止面に対向接触して前記各配管の径方
向に延びる一対の係止板と、前記各係止板の一端を連結
する連結板と、前記連結板を間にして少なくとも一方の
前記継手部を該連結板側に向って弾撥保持するばね部材
とからなる。
(作用) 請求項(1)に係る接続金具によれば、各係止板の一面
が各継手部の係止面に接触するとともに、各係止板が連
結板により連結しているから、この各係止板により各継
手部の軸方向への移動が規制され、各継手部が接続され
る。また、固定板を継手部に固定することにより、接続
金具が確実に継手部に固定される。
請求項(2)に係る接続金具によれば、請求項(1)の
固定板の代りにばね部材を使用している。即ち、連結板
を間にしてばね部材で継手部を保持するとき、この連結
板と継手部が連結固定される。
(実施例) 第1図(a)(b)は本考案の第1実施例を示すもの
で、第1図(a)は接続金具の組付け斜視図、第1図
(b)は接続金具で接続された継手部の軸方向断面図
で、各配管及び各継手部は従来例と同一構成となってお
り、ここではその構造を簡単に説明する。即ち、1,2は
配管、3,4は各配管1,2に設けられた継手部である。一方
の雌形の継手部3は底板3aと筒体3bとからなり、この底
板3aに係止面3a′を有してしている。また、他方の雄形
の継手部4は突き当て部4a、係止体4b及びOリング4cと
からなり、この係止体4bのフランジ部4dの外面に係止面
4d′を有している。
10は本考案に係るステンレス製の接続金具で、一対の係
止板11,12と、連結板13と、固定板14とから構成されて
いる。この各係止板11,12は相互に所定間隔をおいて対
向してなるもので、それぞれ方形状で垂直(各配管1,2
の径方向)に配置されている。また、各係止板11,12の
上下方向略中央には前記各配管1,2が着脱自在に嵌合す
る嵌合溝11a,12aを設け、各配管1,2が嵌合されたとき各
係止板11,12の内面が各継手部3,4の係止面3a′,4d′に
当接するようになっている。
連結板13は各係止板11,12の後端側を連結して、各係止
板11,12を固定しており、各係止板11,12間内に位置する
継手部3,4が軸方向に移動しないよう規制している。
固定板14は連結板13の上端から延設されたもので、この
連結板13側を幅狭に形成した結合部14aを有し、この結
合部14aを介して屈曲自在としている。また、この固定
板14は内側に折り曲げて継手部3の筒体3b及び継手部4
のフランジ部4dの外周面に把持され、接続金具10が継手
部3,4から外れないようにしている。
次に、各継手部3,4の接続方法を第1図(a)基づいて
説明する。まず、一方の継手部3の筒体3bの中に筒体3b
の開口側から他方の継手部4を挿入する。この挿入作業
において、各配管1,2の端が当接し筒体3bの開口端にフ
ランジ部4dの一面(係止面4d′とは反対側の面)に当接
したときこの挿入作業を終了する。
このような作業が終了したときは、接続金具10の一方の
嵌合溝11aを配管1に向って挿入するとともに、他方の
嵌合溝11bを配管2に向って挿入する。このとき、各継
手部3,4は各係止板11,12間に位置し、一方の係止板11は
係止面3a′に、他方の係止板12は係止面4d′にそれぞれ
当接する。
しかる後、固定板14を筒体3b及びフランジ部4dの外面を
覆う如く折り曲げ、この固定板14を各継手部3,4に固定
する。これにより、各継手部3,4の接続作業が完了す
る。
このように、本実施例によれば、接続金具10の各係止板
11,12が、各係止面3a′,4d′に当接して各継手部3,4の
軸方向への移動を規制するため、この移動規制面が従来
のものと比較し大きくなる。従って、この各係止板11,1
2の厚みを大きくとることを要せず、接続金具10の幅寸
法W2が従来の接続金具5の幅寸法W1と比較して短くな
り、接続作業スペースが小さくても容易に取付けること
ができる。
第3図(a)(b)は本考案の第2実施例を示すもの
で、第3図(a)は接続金具の組付け斜視図、第3図
(b)は接続金具で接続された継手部の径方向断面図
で、各配管1,2及び継手部3,4は前記第1実施例と同様に
構成されている。図中、20は第2実施例に係るステンレ
ス製の接続金具で、連結係止部材21とばね部材22とから
構成されている。この連結係止部材21は前記第1実施例
に係る係止板23,24と、これを所定間隔をおいて連結す
る連結板25とを有し、この各係止板23,24に形成された
嵌合溝23a,24aに各配管1,2を嵌合するとともに、各係止
板23,24により各継手部3,4の移動を規制している。
ばね部材22は連結板25の外面に沿って延びる基板26と、
この基板26の上下端から延びる一対の把持板27とからな
る。この各把持板27は連結板25を間にして連結係止部材
21の中央に向って斜めに延設され、その先端に巻き部28
を有する。また、各把持板27はばね性を有し、これを押
し開くとき、その弾圧力により閉じる方向に付勢され
る。
この接続金具20により各継手部3,4を接続するときは、
予めばね部材22の各把持板27を押し開き、連結板25を挟
み込み連結係止部材21とばね部材22とを連結する。そし
て、各継手部3,4相互間の挿入作業が終了した後に、連
結係止部材21の各嵌合溝23a,24aを各配管1,2に嵌合しつ
つ接続金具20を各継手部3,4に向って押す。このとき、
各把持板27は各継手部3,4の外周面に押圧しつつ徐々に
開く。巻き部28が各継手部3,4の最大径を越えたとき、
このばね部材22が復元し、各把持板27が閉じる方向に動
作する。これにより、第3図に示すように各継手部3,4
が各把持板27と連結板25との間に固定され、各継手部3,
4の接続作業が完了する。
この実施例によれば、各継手部3,4と連結係止部材21と
の固定がばね部材22により簡単に行なうことができる。
第4図は本考案の第3実施例を示すもので、接続金具の
組付け状態を示している。ここで、各配管1,2及び継手
部3,4は前記各実施例と同様に構成されるとともに、前
記第2実施例で示す連結係止部材21及びばね部材22を有
している。この第3実施例はこのばね部材22の基板26が
予め連結係止部材21の連結板25の外面に固着されている
点にある。
この実施例によれば、第2実施例で示すばね部材22内に
連結板25を位置させる作業が不要となり、組付け性が更
に向上する。
尚、前記第1実施例では固定板14を折り曲げて各継手部
3,4に固定したり、前記第2及び第3実施例ではばね部
材22により各継手部3,4を把持しているが、この固定板1
4及びばね部材22を一方の継手部3のみに固定するよう
にしても良い。
(考案の効果) 以上説明したように、請求項(1)の考案によれば、各
係止面に対向接触して各配管の径方向に延びる一対の係
止板により各継手部の軸方向への移動が規制されるか
ら、接続金具の幅寸法が小さくなり、接続作業スペース
が小さいときでも容易に作業できるという利点を有す
る。
請求項(2)の考案によれば、前記請求項(1)の効果
を奏するとともに、ばね部材の付勢力を利用して継手部
と連結板とを固定することができるから、接続作業がよ
り簡単になるという利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)(b)は本考案の第1実施例を示すもの
で、第1図(a)は接続金具の組付け斜視図、第1図
(b)は接続金具で接続された継手部の軸方向断面図、
第2図(a)(b)は従来例を示すもので、第2図
(a)は接続金具の組付け斜視図、第2図(b)は接続
金具で接続された継手部の軸方向断面図、第3図(a)
(b)は本考案の第2実施例を示すもので、第3図
(a)は接続金具の組付け斜視図、第3図(b)は接続
金具で接続された継手部の径方向断面図、第4図は本考
案の第3実施例に係る接続金具の組付け斜視図である。 図中、1,2……配管、3,4……継手部、3a′,4d′……係
止面、10,20,30……接続金具、11,12,23,24……係止
板、13,25……連結板、26……ばね部材。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】継手部に径方向に延びる係止面を有する一
    対の配管を、該各係止面を挟んで接続する配管継手部の
    接続金具において、 所定間隔をおいて位置するとともに前記各係止面に対向
    接触して前記各配管の径方向に延びる一対の係止板と、 前記各係止板の一端を連結する連結板と、 前記連結板の一端から延び少なくとも一方の前記継手部
    に折曲固定する固定板と、 からなる配管継手部の接続金具。
  2. 【請求項2】継手部に径方向に延びる係止面を有する一
    対の配管を、該各係止面を挟んで接続する配管継手部の
    接続金具において、 所定間隔をおいて位置するとともに前記各係止面に対向
    接触して前記各配管の径方向に延びる一対の係止板と、 前記各係止板の一端を連結する連結板と、 前記連結板を間にして少なくとも一方の前記継手部を該
    連結板側に向って弾撥保持するばね部材と、 からなる配管継手部の接続金具。
JP14035689U 1989-12-04 1989-12-04 配管継手部の接続金具 Expired - Lifetime JPH0710154Y2 (ja)

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JPH0378189U JPH0378189U (ja) 1991-08-07
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JP2008082405A (ja) * 2006-09-26 2008-04-10 Matsushita Electric Works Ltd 管継手及びこれを用いた配管システム

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