JPH0559015B2 - - Google Patents

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JPH0559015B2
JPH0559015B2 JP62296245A JP29624587A JPH0559015B2 JP H0559015 B2 JPH0559015 B2 JP H0559015B2 JP 62296245 A JP62296245 A JP 62296245A JP 29624587 A JP29624587 A JP 29624587A JP H0559015 B2 JPH0559015 B2 JP H0559015B2
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JP
Japan
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guide member
guide
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civil engineering
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JP62296245A
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JPH01139428A (ja
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Wataru Yugawa
Rokuro Oota
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Nippon Road Co Ltd
Original Assignee
Nippon Road Co Ltd
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Publication date
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  • Lining And Supports For Tunnels (AREA)
  • Loading Or Unloading Of Vehicles (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は土木用建設資材の積み下しを容易に
する土木用搬送機に関するものである。
(従来の技術) 従来、工事現場においては土木用建設資材の積
み下しは一般にクレーン車によつて行なわれてい
る。
(発明が解決しようとする問題点) 前記した如く土木用建設資材の積み下しを行な
うクレーン車にあつては、ブームを所定の角度に
起こして使用する所から、例えば、トンネル内、
ガード下等作業空間に制約がある場所にあつて
は、周囲に対してブームが当らないように気を配
る必要があるため動きが制限されて作業能率の大
幅な低下は避けられない。
また、クレーン車の吊下げ能力は、ブームが規
定された角度にある時、最大となるよう設計され
ているところから、第4図に示す如くトンネル内
等はクレーン車101のブーム103の起立角度
はほぼ水平に近い状態で使用する必要がある。こ
のために、吊下げ能力は著しく低下し、重量のあ
る資材Wによつては吊下げ能力が不足して1ラン
ク上のクレーン車を使用する等の問題も起きてく
る。
さらに、クレーン車は資材Wの移動にあたつて
ブーム103を回転させる所から上方空間だけで
なく水平方向にも広い作業空間を確保する必要が
ある。例えば、トンネル内の路面補修工事におい
て、舗装路面修繕用資材の積み下し時に上り車線
だけではなく下り車線も同時封鎖する必要が生じ
る等、種々の制約や問題も招来していた。
そこで、この発明はトンネル等のように周囲に
制約のある場所であつても能率よく資材の積み下
し等ができる土木用搬送機を提供することを目的
としている。
[発明の構成] (問題点を解決するための手段) 前記目的を達成するために、この発明にあつて
は、ガイド支持部材を有する自走可能な機体と、
ガイド支持部材に支持され機体の前方及び後方へ
延長された前後両端部に支持輪を有するガイド部
材と、ガイド部材に沿つて走行可能で、かつ吊下
げ手段を有する台車と、ガイド部材を前後動自在
に制御する第1の駆動手段と、ガイド部材が上昇
傾斜姿勢となるようガイド支持部材を駆動制御す
る第2の駆動手段とを備えている。
(作用) かかる土木用搬送機において、第1の駆動手段
によりガイド部材は前後動自在に制御され機体に
対して前方及び後方へ大きく延長する延長状態が
得られる。したがつて、例えば、ガイド部材を後
方へ延長した状態において、吊下げ手段により資
材を吊下げ支持した後、台車を機体の下部まで移
動させる。次に、第2の駆動手段によつてガイド
支持部材を回動させてガイド部材の前方を上昇傾
斜させると同時に第1の駆動手段によつてガイド
部材を前方へ延長し、前方の支持輪をトラツク等
の荷台にセツトする。これにより、トラツクの荷
台と機体はガイド部材を介してつながるから資材
を吊下げ支持した台車をガイド部材に沿つて往復
動させることで、作業空間に制約がある場所にあ
つても資材の積み下しが支障なく容易に行なえる
ようになる。
(実施例) 以下、第1図乃至第3図の図面を参照しながら
この発明の一実施例を詳細に説明する。
図中1は前後左右の4つの走行輪を3,3,
3,3によつて走行可能な土木用搬送機5の機体
を示している。
機体1はサイドメンバー7及びクロスメンバー
9とにより平面からみて矩形状に枠組されてい
る。
機体1の上方にはメインの油圧ポンプ11と、
運転席13が、また、機体1の底部にはガイド支
持部材15によつて支持されたガイド部材17が
それぞれ設けられ、油圧ポンプ11はエンジンE
によつて駆動されるようになつている。
走行輪3は前記油圧ポンプ11からの油圧によ
つて駆動される油圧モータ19を具備すると共に
昇降機構21によつて上下動自在に制御されるよ
うになつている。
昇降機構21は機体1に固定支持された外筒2
3と、前記走行輪3が装着され前記外筒23内に
嵌挿された摺動可能な内筒25と、内筒25及び
外筒23内にセツトされると共に、油圧タイプの
ロータリアクチユエータ27の出力用ブラケツト
29に枢支された油圧シリンダ31と油圧シリン
ダ31から突出し端部が内筒25の底部から立上
るブラケツト33に枢支されたピストンロツド3
5とから成つている。
ロータリアクチユエータ27は外筒23の頭部
に固着され、運転席13の前方に設けられたステ
アリングハンドル37の操作により前記メインの
油圧ポンプ11からの油圧によつて油圧シリンダ
31・ピストンロツド35・内筒25を介して走
行輪3を第2図に示す如く回転自在に制御する機
能を有する。これにより、機体1は横移動も可能
な操舵が得られるようになつている。
ガイド部材17は断面H形の形状となつてお
り、機体1の前方及び後方へ延長され、後述する
第1の駆動手段39によつて前後動可能となつて
いる。ガイド部材17の前後両端には上下に伸縮
可能な支持輪41,41がそれぞれ設けられてい
る。
前方及び後方の支持輪41,41は、ガイド部
材17に固定支持された外筒43に対して摺動可
能な内筒45に装着支持されている。
内筒45及び外筒43内には前記メインの油圧
ポンプ11と接続の油圧シリンダ47と油圧シリ
ンダ47から突出したピストンロツド49がそれ
ぞれセツトされ、油圧シリンダ47は外筒43の
取付ブラケツト43aに、ピストンロツド49は
内筒45の取付ブラケツト45aにそれぞれ枢着
されている。これにより、走行輪41は、運転席
13の制御パネルに設けられた制御釦Pを操作す
ることで伸縮するピストンロツド49によつて上
下動可能となる。
一方、ガイド部材17を支持したガイド支持部
材15は第2の駆動手段51によつて支軸53を
支点として矢印方向に回転自在に装着支持される
と共に前述した第1の駆動手段39が設けられて
いる。
第1の駆動手段39は制御パネルに設けられた
制御釦Pによつて正転・逆転する油圧モータ55
とガイド部材17のガイド面17aに接触した前
後一対の駆動ローラ57,57とから成り、油圧
モータ55の出力軸に設けられたスプロケツト5
5aと駆動ローラ57のローラ軸に設けられたス
プロケツト57aとに伝導チエーン59が掛回さ
れている。
駆動ローラ57,57のローラ面は摩擦による
接触圧によつてガイド部材17の駆動(前後方向
矢印イ)が可能となるよう摩擦係数の高いゴム又
は合成樹脂の材質で形成されている。また、駆動
ローラ57,57の前後にはガイド面17aと接
触し合う補助ローラ61,61が、また、ガイド
部材17の上面には前後一対の中間ローラ63,
63がそれぞれ設けられ、各ローラ57,61,
63によつてガイド部材17のガイド部を上下か
ら挟みつけている。
第2の駆動手段51は、ガイド支持部材15の
取付ブラケツト65に枢着されたピストンロツド
67と、機体1側のブラケツト69に枢着された
油圧シリンダ71とから成り、ピストンロツド6
7の伸縮によつてガイド支持部材15は支軸53
を支点として回動することでガイド部材17は前
端側が上昇する傾斜姿勢が得られるようになつて
いる。
ガイド部材17には台車73が装架されてい
る。
台車73はガイド部材17のレール面17bに
沿つて走行する複数のローラ75,75によつて
支承され、牽引ワイヤ77によつて前後動(第2
図矢印イ)可能となつている。
牽引ワイヤ77はガイド部材17に沿つて配牽
されガイド部材17の前後両端は第1・第2プー
リ79,80を介してガイドされると共に一端は
台車73の前端側に、他端は台車73の後端側に
それぞれ連結している。
第1プーリ79、第2プーリ80はガイド部材
17の前後両端に固定支持されると共に第1プー
リ79は油圧モータ81によつて駆動される駆動
用となつており、第2プーリ80は従動用となつ
ている。
また、台車73の底部には牽引手段となる牽引
フツク83が四個所に設けられると共に各フツク
83はピストン85及び油圧シリンダ86とから
成る油圧装置87によつつて駆動制御されるフツ
クワイヤ88に吊設支持されている。
フツクワイヤ88はピストン85に連結され、
ピストン85の伸縮によつて各牽引フツク83の
上下調節が可能となつている。したがつて、4点
で吊下げる際に、左右の走行輪3,3より資材W
が広巾の場合には、片側の牽引フツク83,83
の位置を他方の牽引フツク83,83の位置より
高くすることで広巾資材Wの斜め吊下げが可能と
なる。これにより、機体1の底部を容易に通過し
得るようになる。
このように構成された土木用搬送機において、
第1の駆動手段39によりガイド部材17は前方
又は後方への延長が可能となる。したがつて、例
えば、ガイド部材17を後方へ延長させた状態に
おいて、牽引フツク83を引掛ける位置まで下降
させた後、再び上昇させることで資材の吊下げ状
態が得られる。この時、ガイド部材17の一方は
機体1に、他方は支持輪41によつて両端支持さ
れるため重量のある資材であつても支障のない吊
下げ移動が可能となる。
次に、前記状態において、ガイド部材17を前
方へ移動させると同時に台車73を移動させて機
体1の底部に位置させた後、第2の駆動手段51
によつてガイド部材17を前方が上昇した傾斜姿
勢とする。この時、台車73はガイド部材17の
回動支点となる機体1の底部に位置するためガイ
ド部材17は小さい駆動力で傾斜姿勢が得られる
ようになる。
次に、第1の駆動手段39によつてガイド部材
17を前方のトラツク89の荷台9に対して延長
移動させる。この場合、機体1の走行輪3,3,
3,3を必要に応じて伸長させて機体1の地上高
を確保しながら台車75が機体1の底部に残るよ
う油圧ポンプ81によつて移動を制御し、延長移
動時のガイド部材17に台車73の負荷が働らか
ないよう配慮する。そして、延長完了後前方の支
持輪41を荷台91にセツトする。これにより、
荷台91と機体1とはガイド部材17を介してつ
ながるから台車73を往復動させることで資材の
積み上げ、あるいは荷台91から資材を下せるよ
うになる。この場合、例えば、トンネル内の摩耗
したコンクリート舗装の修繕を行なう際に、摩耗
したコンクリート舗装を第1図に示す如く所定の
大きさにカツトしてアンカーを打ち込み、そのア
ンカーに牽引フツク83を引掛けて吊下げ支持し
前述した動作を繰返すことでカツトした摩耗状態
のコンクリート舗装を荷台19に積み上げられ
る。同様にして工場で作られたコンクリート製の
プレキヤストRC版を荷台91から下ろしながら
順次敷設していくコンクリート舗装の修繕工法に
あつても道路の占有巾は機体1の巾でよいため道
路封鎖も片側車線だけて済むようになる。また、
トンネル等の如く作業空間に制約される場所であ
つても能率よく作業を進められる。
[発明の効果] 以上、説明したようにこの発明の土木用搬送機
によれば、作業にあたつて大きく作業空間を必要
としないため、トンネル内、ガード下等周囲の作
業空間に制約がある場所にあつても、道路の片側
封鎖だけで工事を進めることができる。しかも、
台車は支持輪によつて両端支持されたガイド部材
に沿つて移動するため重量のある資材にあつても
安全に、しかも確実に吊下げ支持できるようにな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の土木用搬送機の側面図、第
2図は同上の平面図、第3図は動作説明図、第4
図はクレーン車による資材の吊下げ状態を示した
説明図である。 1……機体、15……ガイド支持部材、17…
…ガイド部材、30……第1の駆動手段、41…
…支持輪、51……第2の駆動手段、73……台
車、83……牽引フツク(牽引手段)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ガイド支持部材を有する自走可能な機体と、
    ガイド支持部材に支持され機体の前方及び後方へ
    延長された前後両端部に支持輪を有するガイド部
    材と、ガイド部材に沿つて走行可能で、かつ吊下
    げ手段を有する台車と、ガイド部材を前後動自在
    に制御する第1の駆動手段と、ガイド部材が上昇
    傾斜姿勢となるようガイド支持部材を駆動制御す
    る第2の駆動手段とを備えたことを特徴とする土
    木用搬送機。
JP62296245A 1987-11-26 1987-11-26 土木用搬送機 Granted JPH01139428A (ja)

Priority Applications (1)

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JP62296245A JPH01139428A (ja) 1987-11-26 1987-11-26 土木用搬送機

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JP62296245A JPH01139428A (ja) 1987-11-26 1987-11-26 土木用搬送機

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JPH01139428A JPH01139428A (ja) 1989-05-31
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JP4724455B2 (ja) * 2005-04-19 2011-07-13 保線機器整備株式会社 保線用車輌
JP4739096B2 (ja) * 2006-04-12 2011-08-03 鹿島建設株式会社 トンネル内部の構築装置

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