JPH0558931A - 2−メチルレゾルシノールおよび2−メチル−1,3−シクロヘキサンジオンの製造方法 - Google Patents
2−メチルレゾルシノールおよび2−メチル−1,3−シクロヘキサンジオンの製造方法Info
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- JPH0558931A JPH0558931A JP3219802A JP21980291A JPH0558931A JP H0558931 A JPH0558931 A JP H0558931A JP 3219802 A JP3219802 A JP 3219802A JP 21980291 A JP21980291 A JP 21980291A JP H0558931 A JPH0558931 A JP H0558931A
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- C07C37/07—Preparation of compounds having hydroxy or O-metal groups bound to a carbon atom of a six-membered aromatic ring by conversion of non-aromatic six-membered rings or of such rings formed in situ into aromatic six-membered rings, e.g. by dehydrogenation with simultaneous reduction of C=O group in that ring
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- C07C45/00—Preparation of compounds having >C = O groups bound only to carbon or hydrogen atoms; Preparation of chelates of such compounds
- C07C45/61—Preparation of compounds having >C = O groups bound only to carbon or hydrogen atoms; Preparation of chelates of such compounds by reactions not involving the formation of >C = O groups
- C07C45/67—Preparation of compounds having >C = O groups bound only to carbon or hydrogen atoms; Preparation of chelates of such compounds by reactions not involving the formation of >C = O groups by isomerisation; by change of size of the carbon skeleton
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 高純度の2−メチルレゾルシノールおよび2
−メチル−1,3−シクロヘキサンジオンを工業的に容
易かつ有利に製造する。 【構成】 1,3−シクロヘキサンジオン、ホルムアル
デヒドおよびジアルキルアミンをマンニッヒ反応させて
2−ジアルキルアミノメチル−1,3−シクロヘキサン
ジオンを得、これを水素添加分解して2−メチル−1,
3−シクロヘキサンジオンを製造する方法、および得ら
れた2−メチル−1,3−シクロヘキサンジオンを芳香
化して2−メチルレゾルシノールを製造する方法。
−メチル−1,3−シクロヘキサンジオンを工業的に容
易かつ有利に製造する。 【構成】 1,3−シクロヘキサンジオン、ホルムアル
デヒドおよびジアルキルアミンをマンニッヒ反応させて
2−ジアルキルアミノメチル−1,3−シクロヘキサン
ジオンを得、これを水素添加分解して2−メチル−1,
3−シクロヘキサンジオンを製造する方法、および得ら
れた2−メチル−1,3−シクロヘキサンジオンを芳香
化して2−メチルレゾルシノールを製造する方法。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は2−メチルレゾルシノー
ルおよび2−メチル−1,3−シクロヘキサンジオンの
製造方法に関する。
ルおよび2−メチル−1,3−シクロヘキサンジオンの
製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】2−メチルレゾシノールは顔料、染料、
毛髪染剤、合成樹脂、医薬、農薬、写真剤など各種製品
の中間体として有用であり、その製造方法について数多
くの提案がなされている。
毛髪染剤、合成樹脂、医薬、農薬、写真剤など各種製品
の中間体として有用であり、その製造方法について数多
くの提案がなされている。
【0003】例えば、特開昭56-68630号、同56-83428
号、同 57-142935号、同 60-139637号、同 63-130546号
および同 63-222138号の各公報には、レゾシノールをタ
ーシャルブチル化して、4,6−ジ−ターシャルブチル
レゾルシノールを得、これをメチル化して2−メチル−
4,6−ジ−ターシャルブチルレゾルシノールとし、次
いで脱ターシャルブチル化して2−メチルレゾルシノー
ルを製造する方法が記載されている。
号、同 57-142935号、同 60-139637号、同 63-130546号
および同 63-222138号の各公報には、レゾシノールをタ
ーシャルブチル化して、4,6−ジ−ターシャルブチル
レゾルシノールを得、これをメチル化して2−メチル−
4,6−ジ−ターシャルブチルレゾルシノールとし、次
いで脱ターシャルブチル化して2−メチルレゾルシノー
ルを製造する方法が記載されている。
【0004】また、西独公開第 2533920号公報には、5
−オキソ−ヘキサン酸エステルを出発原料として2−メ
チル−1,3−シクロヘキサンジオンを得、これを芳香
化して2−メチルレゾルシノールを製造する方法が記載
されている。
−オキソ−ヘキサン酸エステルを出発原料として2−メ
チル−1,3−シクロヘキサンジオンを得、これを芳香
化して2−メチルレゾルシノールを製造する方法が記載
されている。
【0005】2−メチル−1,3−シクロヘキサンジオ
ンは上記の西独公開公報に記載のように2−メチルレゾ
ルシノールの中間体としても有用であり、また、2−メ
チルレゾシノールと同様に各種の製品の中間体としても
有用である。その製造方法としては、上記の西独公開公
報に記載されている方法の他に、例えば、Org. Syn.Col
l.,5, 743 (1973) および Chem. zvesti.,35, 119 (198
1) において1,3−シクロヘキサンジオンをヨウ化メ
チルを用いてメチル化する方法が知られている。
ンは上記の西独公開公報に記載のように2−メチルレゾ
ルシノールの中間体としても有用であり、また、2−メ
チルレゾシノールと同様に各種の製品の中間体としても
有用である。その製造方法としては、上記の西独公開公
報に記載されている方法の他に、例えば、Org. Syn.Col
l.,5, 743 (1973) および Chem. zvesti.,35, 119 (198
1) において1,3−シクロヘキサンジオンをヨウ化メ
チルを用いてメチル化する方法が知られている。
【0006】
【0007】特開昭56-68630号公報などに記載されてい
る脱ターシャルブチル化をして2−メチルレゾシノール
を製造する方法は反応工程が多く、また、脱ターシャル
ブチル化には強酸の存在下高温を要するとともに、副生
するイソブチレンの回収もしくは処理が必要であり、工
業的に有利な方法とは言えない。
る脱ターシャルブチル化をして2−メチルレゾシノール
を製造する方法は反応工程が多く、また、脱ターシャル
ブチル化には強酸の存在下高温を要するとともに、副生
するイソブチレンの回収もしくは処理が必要であり、工
業的に有利な方法とは言えない。
【0008】西独公開公報に記載されている2−メチル
−1,3−シクロヘキサンジオンを芳香化することによ
って2−メチルレゾルシノールを製造する方法は容易に
入手しがたい出発原料を必要とするものである。また、
2−メチル−1,3−シクロヘキサンジオンの製造方法
として知られている1,3−シクロヘキサンジオンのメ
チル化方法はメチル基導入に使用されるヨウ化メチルが
高価であるとともに収率が低く工業的に有利な方法とは
言えない。
−1,3−シクロヘキサンジオンを芳香化することによ
って2−メチルレゾルシノールを製造する方法は容易に
入手しがたい出発原料を必要とするものである。また、
2−メチル−1,3−シクロヘキサンジオンの製造方法
として知られている1,3−シクロヘキサンジオンのメ
チル化方法はメチル基導入に使用されるヨウ化メチルが
高価であるとともに収率が低く工業的に有利な方法とは
言えない。
【0009】このように、各種製品の中間体として有用
な2−メチルレゾルシノールおよび2−メチル−1,3
−シクロヘキサンジオンはいずれもその製造方法として
種々の方法が提案されているが工業的に有利な方法とは
言えず、工業的に有利なそれらの製造方法の開発が強く
望まれている。
な2−メチルレゾルシノールおよび2−メチル−1,3
−シクロヘキサンジオンはいずれもその製造方法として
種々の方法が提案されているが工業的に有利な方法とは
言えず、工業的に有利なそれらの製造方法の開発が強く
望まれている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明者らは2−メチル
レゾルシノールおよび2−メチル−1,3−シクロヘキ
サンジオンを工業的に容易かつ有利な方法で高収率に製
造する方法を見出すべく種々検討の結果、1,3−シク
ロヘキサンジオンをマンニッヒ反応を応用してジアルキ
ルアミノメチル化すると極めて選択的に2倍に反応する
こと、ならびに、2倍に導入されたジアルキルアミノメ
チル基は水素添加分解反応によって容易にメチル基に変
換できることを見出し、本発明を完成するに至った。
レゾルシノールおよび2−メチル−1,3−シクロヘキ
サンジオンを工業的に容易かつ有利な方法で高収率に製
造する方法を見出すべく種々検討の結果、1,3−シク
ロヘキサンジオンをマンニッヒ反応を応用してジアルキ
ルアミノメチル化すると極めて選択的に2倍に反応する
こと、ならびに、2倍に導入されたジアルキルアミノメ
チル基は水素添加分解反応によって容易にメチル基に変
換できることを見出し、本発明を完成するに至った。
【0011】本発明は、1,3−シクロヘキサンジオ
ン、ホルムアルデヒドおよびジアルキルアミンを不活性
溶媒中で反応させ、得られた2−ジアルキルアミノメチ
ル−1,3−シクロヘキサンジオンを水素と反応させる
ことを特徴とする2−メチル−1,3−シクロヘキサン
ジオンの製造方法、および、該2−メチル−1,3−シ
クロヘキサンジオンを芳香化することを特徴とする2−
メチルレゾルシノールの製造方法を提供する。
ン、ホルムアルデヒドおよびジアルキルアミンを不活性
溶媒中で反応させ、得られた2−ジアルキルアミノメチ
ル−1,3−シクロヘキサンジオンを水素と反応させる
ことを特徴とする2−メチル−1,3−シクロヘキサン
ジオンの製造方法、および、該2−メチル−1,3−シ
クロヘキサンジオンを芳香化することを特徴とする2−
メチルレゾルシノールの製造方法を提供する。
【0012】本発明の反応を式示すると次のとおりであ
る。
る。
【0013】
【化1】
【0014】上記式(I)で示される2−ジアルキルア
ミノメチル−1,3−シクロヘキサンジオンは新規化合
物である。
ミノメチル−1,3−シクロヘキサンジオンは新規化合
物である。
【0015】以下に本発明の方法を詳細に説明する。
1,3−シクロヘキサンジオンとホルムアルデヒドおよ
びジアルキルアミンとの反応は、一般に、マンニッヒ反
応として知られている反応である。ジアルキルアミンと
してはジメチルアミンが最も好適に用いられるが、ジエ
チルアミン、ジプロピルアミン、ピペリジンなども使用
することができる。これらのジアルキルアミンの使用量
は、1,3−シクロヘキサンジオンに対して等モルまた
は若干の過剰量であり、好ましくは1〜1.5 モル比、更
に好ましくは 1.1〜1.3 モル比である。
1,3−シクロヘキサンジオンとホルムアルデヒドおよ
びジアルキルアミンとの反応は、一般に、マンニッヒ反
応として知られている反応である。ジアルキルアミンと
してはジメチルアミンが最も好適に用いられるが、ジエ
チルアミン、ジプロピルアミン、ピペリジンなども使用
することができる。これらのジアルキルアミンの使用量
は、1,3−シクロヘキサンジオンに対して等モルまた
は若干の過剰量であり、好ましくは1〜1.5 モル比、更
に好ましくは 1.1〜1.3 モル比である。
【0016】ホルムアルデヒドの使用量は1,3−シク
ロヘキサンジオンに対し、等モルまたは若干の過剰量、
好ましくは1〜1.5 モル、更に好ましくは 1.1〜1.3 モ
ル比である。不活性溶媒としては、水およびメタノール
などのアルコール類が例示され、その使用量は、1,3
−シクロヘキサンジオンに対し、好ましくは1〜20重
量倍、更に好ましくは3〜5重量倍である。
ロヘキサンジオンに対し、等モルまたは若干の過剰量、
好ましくは1〜1.5 モル、更に好ましくは 1.1〜1.3 モ
ル比である。不活性溶媒としては、水およびメタノール
などのアルコール類が例示され、その使用量は、1,3
−シクロヘキサンジオンに対し、好ましくは1〜20重
量倍、更に好ましくは3〜5重量倍である。
【0017】反応は、好ましくは10〜60℃の温度範
囲で、通常は攪拌下に行うことができる。このようにし
て得られる2−ジアルキルアミノメチル−1,3−シク
ロヘキサンジオンは、好ましくは引き続き、水素との水
素添加分解反応に供される。水素添加分解反応は、公知
の水素添加分解反応用の触媒、例えば、パラジウム−カ
ーボン、ラネーニッケルなどを共存させた液相に、20
〜200℃の温度で常圧〜50気圧の圧力下に水素ガス
を導入することによって行うことができる。触媒の使用
量は特に制限されないが、通常、2−ジアルキルアミノ
メチル−1,3−シクロヘキサンジオンに対して 0.1〜
20重量%である。
囲で、通常は攪拌下に行うことができる。このようにし
て得られる2−ジアルキルアミノメチル−1,3−シク
ロヘキサンジオンは、好ましくは引き続き、水素との水
素添加分解反応に供される。水素添加分解反応は、公知
の水素添加分解反応用の触媒、例えば、パラジウム−カ
ーボン、ラネーニッケルなどを共存させた液相に、20
〜200℃の温度で常圧〜50気圧の圧力下に水素ガス
を導入することによって行うことができる。触媒の使用
量は特に制限されないが、通常、2−ジアルキルアミノ
メチル−1,3−シクロヘキサンジオンに対して 0.1〜
20重量%である。
【0018】反応終了後、反応液は引き続き脱水素反応
による芳香化に供してもよいが、必要により、通常の後
処理、例えば、反応液に水を加え、必要によって、アル
コール類などの不活性溶媒を留去した後、酸性にするこ
とにより容易に2−メチル−1,3−シクロヘキサンジ
オンの結晶を析出せしめることができ、これを濾別して
単離することができる。
による芳香化に供してもよいが、必要により、通常の後
処理、例えば、反応液に水を加え、必要によって、アル
コール類などの不活性溶媒を留去した後、酸性にするこ
とにより容易に2−メチル−1,3−シクロヘキサンジ
オンの結晶を析出せしめることができ、これを濾別して
単離することができる。
【0019】2−メチル−1,3−シクロヘキサンジオ
ンの脱水素反応による芳香化は公知の方法によって行う
ことができる。例えば、公知の脱水素用触媒、例えば、
パラジウム−カーボン、白金カーボンなどを共存させた
液相を160〜250℃に加熱して行うことができる。
加熱は、必要により、窒素雰囲気下に行うことができ
る。この脱水素反応に用いられる溶媒としては、混合シ
メン、メシチレンなどのアルキルベンゼン類、ジプロピ
レングリコールメチルエーテルなどの多価アルコール類
およびその誘導体などが例示される。これらの溶媒の使
用量は、2−メチル−1,3−シクロヘキサンジオンに
対し、好ましくは1〜20重量倍である。触媒の使用量は
特に制限されないが、通常、2−メチル−1,3−シク
ロヘキサンジオンに対して 0.5〜20重量%である。反
応終了後、熱時触媒を濾別し、反応液を冷却して析出し
た結晶を濾別することによって高純度の2−メチルレゾ
シノールを得ることができる。
ンの脱水素反応による芳香化は公知の方法によって行う
ことができる。例えば、公知の脱水素用触媒、例えば、
パラジウム−カーボン、白金カーボンなどを共存させた
液相を160〜250℃に加熱して行うことができる。
加熱は、必要により、窒素雰囲気下に行うことができ
る。この脱水素反応に用いられる溶媒としては、混合シ
メン、メシチレンなどのアルキルベンゼン類、ジプロピ
レングリコールメチルエーテルなどの多価アルコール類
およびその誘導体などが例示される。これらの溶媒の使
用量は、2−メチル−1,3−シクロヘキサンジオンに
対し、好ましくは1〜20重量倍である。触媒の使用量は
特に制限されないが、通常、2−メチル−1,3−シク
ロヘキサンジオンに対して 0.5〜20重量%である。反
応終了後、熱時触媒を濾別し、反応液を冷却して析出し
た結晶を濾別することによって高純度の2−メチルレゾ
シノールを得ることができる。
【0020】脱水素反応は、無水酢酸および濃硫酸を用
いて米国特許第 3624135号明細書に記載の方法に従って
行うこともでき、次いで、加水分解を行うことによって
所望の2−メチルレゾルシノールを得ることができる。
いて米国特許第 3624135号明細書に記載の方法に従って
行うこともでき、次いで、加水分解を行うことによって
所望の2−メチルレゾルシノールを得ることができる。
【0021】本発明の方法は、2−ジアルキルアミノメ
チル−1,3−シクロヘキサンジオンを得る第一工程、
その水素添加分解反応によって2−メチル−1,3−シ
クロヘキサンジオンを得る第二工程、およびその脱水素
反応によって2−メチルレゾシノールを得る第三工程を
順次行うものであるが、各工程の生成物は単離してもよ
く、単離することなく各工程を連続的に行ってもよい。
特に、第一工程と第二工程は容易に連続的に行うことが
できる。
チル−1,3−シクロヘキサンジオンを得る第一工程、
その水素添加分解反応によって2−メチル−1,3−シ
クロヘキサンジオンを得る第二工程、およびその脱水素
反応によって2−メチルレゾシノールを得る第三工程を
順次行うものであるが、各工程の生成物は単離してもよ
く、単離することなく各工程を連続的に行ってもよい。
特に、第一工程と第二工程は容易に連続的に行うことが
できる。
【0022】すなわち、第一工程における反応の終了
を、例えば、液体クロマトグラムによって確認した後、
第一工程の反応液に所定の水素添加分解反応用触媒を添
加して第二工程を行うことができる。第一工程における
過剰量のホルムアルデヒドおよび/またはジアルキルア
ミンは、もし反応系に存在しても、水素添加分解反応は
何ら阻害されない。第二工程における反応の終了を確認
後、引き続き第三工程を行うことができる。すなわち、
第二工程の反応液に所定の脱水素用触媒および所定の溶
媒を加え、加熱して前工程で用いた比較的低沸点の溶媒
を留去せしめ、所定の温度で加熱することによって脱水
素反応を完遂させることができる。第二工程においてパ
ラジウム−カーボンのような水素添加分解および脱水素
両用の触媒を使用する場合は、第三工程において更に触
媒を加える必要はない。
を、例えば、液体クロマトグラムによって確認した後、
第一工程の反応液に所定の水素添加分解反応用触媒を添
加して第二工程を行うことができる。第一工程における
過剰量のホルムアルデヒドおよび/またはジアルキルア
ミンは、もし反応系に存在しても、水素添加分解反応は
何ら阻害されない。第二工程における反応の終了を確認
後、引き続き第三工程を行うことができる。すなわち、
第二工程の反応液に所定の脱水素用触媒および所定の溶
媒を加え、加熱して前工程で用いた比較的低沸点の溶媒
を留去せしめ、所定の温度で加熱することによって脱水
素反応を完遂させることができる。第二工程においてパ
ラジウム−カーボンのような水素添加分解および脱水素
両用の触媒を使用する場合は、第三工程において更に触
媒を加える必要はない。
【0023】このようにして、高純度の2−メチルレゾ
ルシノールおよび2−メチル−1,3−シクロヘキサン
ジオンを工業的に容易かつ有利に製造することができ
る。
ルシノールおよび2−メチル−1,3−シクロヘキサン
ジオンを工業的に容易かつ有利に製造することができ
る。
【0024】
【実施例】次に、実施例によって本発明を更に詳細に説
明する。本発明はこれらの実施例に限定されるものでは
ない。例中、部および%は、特記しない限りそれぞれ重
量部および重量%を表わす。
明する。本発明はこれらの実施例に限定されるものでは
ない。例中、部および%は、特記しない限りそれぞれ重
量部および重量%を表わす。
【0025】実施例1 攪拌機付き反応器にメタノール300部、50%ジメチ
ルアミン水溶液56部、1,3−シクロヘキサンジオン
56部を仕込み30℃まで昇温した後、37%ホルムア
ルデヒド水溶液53部を1時間を要して滴下した。滴下
終了後40℃にて3時間保温した。液体クロマトグラム
により未反応物(1,3−シクロヘキサンジオン)の消
失の程度によって反応終点とした。次に、得られた反応
液に5%パラジウムカーボン10部を仕込み、常圧下3
0℃にて15時間を要して水素を吹き込んだ。液体クロ
マトグラムにより未反応物(2−ジメチルアミノメチル
−1,3−シクロヘキサンジオン)の消失の程度によっ
て反応終点とした。
ルアミン水溶液56部、1,3−シクロヘキサンジオン
56部を仕込み30℃まで昇温した後、37%ホルムア
ルデヒド水溶液53部を1時間を要して滴下した。滴下
終了後40℃にて3時間保温した。液体クロマトグラム
により未反応物(1,3−シクロヘキサンジオン)の消
失の程度によって反応終点とした。次に、得られた反応
液に5%パラジウムカーボン10部を仕込み、常圧下3
0℃にて15時間を要して水素を吹き込んだ。液体クロ
マトグラムにより未反応物(2−ジメチルアミノメチル
−1,3−シクロヘキサンジオン)の消失の程度によっ
て反応終点とした。
【0026】反応終了後、水300部を加えメタノール
を留去し、35%塩酸にてpH6とした。析出物を濾過
・水洗後70℃で乾燥し、2−メチル−1,3−シクロ
ヘキサンジオンのドライケーキ54.8部を得た。(収率
87.0%) このものの液体クロマトグラムによる組成分析の結果、
2−メチル−1,3−シクロヘキサンジオンの純度は9
7.2%であった。ドライケーキの融点は206〜208
℃であった。(文献値207〜209℃)又、FD-mass
は、126にピークを持ち、理論分子量と同一であっ
た。
を留去し、35%塩酸にてpH6とした。析出物を濾過
・水洗後70℃で乾燥し、2−メチル−1,3−シクロ
ヘキサンジオンのドライケーキ54.8部を得た。(収率
87.0%) このものの液体クロマトグラムによる組成分析の結果、
2−メチル−1,3−シクロヘキサンジオンの純度は9
7.2%であった。ドライケーキの融点は206〜208
℃であった。(文献値207〜209℃)又、FD-mass
は、126にピークを持ち、理論分子量と同一であっ
た。
【0027】実施例2 前記実施例1においてマンニッヒ反応及び水素添加分解
反応の溶媒をメタノールに代えて水を使用し同様の操作
を行った。水素添加分解反応は、常温下60℃で20時
間を要した。反応終了後、35%塩酸にてpH6とし
た。析出物を濾過・水洗後70℃で乾燥し、2−メチル
−1,3−シクロヘキサンジオンのドライケーキ56.3部
を得た。(収率 89.4%) このものの液体クロマトグラムによる組成分析の結果、
2−メチル−1,3−シクロヘキサンジオンの純度は9
6.9%であった。
反応の溶媒をメタノールに代えて水を使用し同様の操作
を行った。水素添加分解反応は、常温下60℃で20時
間を要した。反応終了後、35%塩酸にてpH6とし
た。析出物を濾過・水洗後70℃で乾燥し、2−メチル
−1,3−シクロヘキサンジオンのドライケーキ56.3部
を得た。(収率 89.4%) このものの液体クロマトグラムによる組成分析の結果、
2−メチル−1,3−シクロヘキサンジオンの純度は9
6.9%であった。
【0028】実施例3 攪拌機付き反応器に、実施例1で得られた2−メチル−
1,3−シクロヘキサンジオン50部、メシチレン50
0部、5%パラジウムカーボン15部を仕込み、窒素気
流下、脱水しながら160〜165℃にて10時間保温
した。液体クロマトグラムにより未反応物(2−メチル
−1,3−シクロヘキサンジオン)の消失の程度によっ
て反応終点とした。120℃にて触媒を濾別した後、5
℃まで冷却した。析出物を濾過し、n−ヘキサンにて洗
浄後70℃で乾燥し、2−メチルレゾルシノールのドラ
イケーキ34.9部を得た。(収率 71.0%) このものの液体クロマトグラムによる組成分析の結果、
2−メチルレゾルシノールの純度は98.2%であった。
又、融点は 119.0〜120.5 ℃であった。濾液を定量分析
した結果、未反応物(2−メチル−1,3−シクロヘキ
サンジオン)23mol%、2−メチルレゾルシノール5mo
l%を確認した。
1,3−シクロヘキサンジオン50部、メシチレン50
0部、5%パラジウムカーボン15部を仕込み、窒素気
流下、脱水しながら160〜165℃にて10時間保温
した。液体クロマトグラムにより未反応物(2−メチル
−1,3−シクロヘキサンジオン)の消失の程度によっ
て反応終点とした。120℃にて触媒を濾別した後、5
℃まで冷却した。析出物を濾過し、n−ヘキサンにて洗
浄後70℃で乾燥し、2−メチルレゾルシノールのドラ
イケーキ34.9部を得た。(収率 71.0%) このものの液体クロマトグラムによる組成分析の結果、
2−メチルレゾルシノールの純度は98.2%であった。
又、融点は 119.0〜120.5 ℃であった。濾液を定量分析
した結果、未反応物(2−メチル−1,3−シクロヘキ
サンジオン)23mol%、2−メチルレゾルシノール5mo
l%を確認した。
【0029】実施例4 実施例2で得られた2−メチル−1,3−シクロヘキサ
ンジオンを用い、実施例3と同様の操作で脱水素反応に
よる芳香化を行って、2−メチルレゾルシノール34.4部
を得た。(収率 69.9%) このものの液体クロマトグラムによる組成分析の結果、
2−メチルレゾルシノールの純度は98.2%であった。濾
液を定量分析した結果、未反応物(2−メチル−1,3
−シクロヘキサンジオン)22mol%、2−メチルレゾル
シノール5mol%を確認した。
ンジオンを用い、実施例3と同様の操作で脱水素反応に
よる芳香化を行って、2−メチルレゾルシノール34.4部
を得た。(収率 69.9%) このものの液体クロマトグラムによる組成分析の結果、
2−メチルレゾルシノールの純度は98.2%であった。濾
液を定量分析した結果、未反応物(2−メチル−1,3
−シクロヘキサンジオン)22mol%、2−メチルレゾル
シノール5mol%を確認した。
【0030】実施例5 前記実施例1と同様の操作でマンニッヒ反応及び水素添
加分解反応を行った。2−メチル−1,3−シクロヘキ
サンジオンの単離を行うことなく、反応液にメシチレン
500部を加え、窒素気流下メタノールを留去した後、
160〜165℃にて10時間保温した。芳香化反応終
了後、実施例3と同様の操作を行い、2−メチルレゾル
シノール39.1部を得た。(収率 63.1%) このものの液体クロマトグラムによる組成分析の結果、
2−メチルレゾルシノールの純度は98.0%であった。濾
液を定量分析した結果、レゾルシノール3mol%、2−メ
チル−1,3−シクロヘキサンジオン21mol%、2−メ
チルレゾルシノール5mol%を確認した。
加分解反応を行った。2−メチル−1,3−シクロヘキ
サンジオンの単離を行うことなく、反応液にメシチレン
500部を加え、窒素気流下メタノールを留去した後、
160〜165℃にて10時間保温した。芳香化反応終
了後、実施例3と同様の操作を行い、2−メチルレゾル
シノール39.1部を得た。(収率 63.1%) このものの液体クロマトグラムによる組成分析の結果、
2−メチルレゾルシノールの純度は98.0%であった。濾
液を定量分析した結果、レゾルシノール3mol%、2−メ
チル−1,3−シクロヘキサンジオン21mol%、2−メ
チルレゾルシノール5mol%を確認した。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C07C 45/65 49/403 E 8213−4H 225/12 6742−4H // C07B 61/00 300 (72)発明者 米谷 徳郎 兵庫県伊丹市北河原字当田106番地 大栄 化工株式会社内
Claims (11)
- 【請求項1】1,3−シクロヘキサンジオン、ホルムア
ルデヒドおよびジアルキルアミンを不活性溶媒中で反応
させ、得られた2−ジアルキルアミノメチル−1,3−
シクロヘキサンジオンを水素添加分解用触媒の存在下に
水素と反応させ、得られた2−メチル−1,3−シクロ
ヘキサンジオンを脱水素することを特徴とする2−メチ
ルレゾルシノールの製造方法。 - 【請求項2】1,3−シクロヘキサンジオン、ホルムア
ルデヒドおよびジアルキルアミンを不活性溶媒中で反応
させ、得られた2−ジアルキルアミノメチル−1,3−
シクロヘキサンジオンを水素添加分解用触媒の存在下に
水素と反応させることを特徴とする2−メチル−1,3
−シクロヘキサンジオンの製造方法。 - 【請求項3】ジアルキルアミンがジメチルアミンである
請求項1または2に記載の方法。 - 【請求項4】不活性溶媒が水または/およびアルコール
類である請求項1または2に記載の方法。 - 【請求項5】1,3−シクロヘキサンジオン、ホルムア
ルデヒドおよびジアルキルアミンを10〜60℃の温度
で反応させる請求項1または2に記載の方法。 - 【請求項6】2−ジアルキルアミノメチル−1,3−シ
クロヘキサンジオンと水素との反応を20〜200℃の
温度で常圧〜50気圧の圧力下に行う請求項1または2
に記載の方法。 - 【請求項7】水素添加分解用触媒量が2−ジアルキルア
ミノメチル−1,3−シクロヘキサンジオンに対し 0.1
〜20重量%である請求項1または2に記載の方法。 - 【請求項8】脱水素を溶媒中、脱水素用触媒の存在下に
行う請求項1に記載の方法。 - 【請求項9】脱水素用触媒量が2−メチル−1,3−シ
クロヘキサンジオンに対して 0.5〜20重量%である請
求項8に記載の方法。 - 【請求項10】脱水素を窒素ガス雰囲気下に160℃〜
250℃の温度で行う請求項8または9に記載の方法。 - 【請求項11】2−ジアルキルアミノメチル−1,3−
シクロヘキサンジオン。
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---|---|---|---|
JP3219802A JPH0558931A (ja) | 1991-08-30 | 1991-08-30 | 2−メチルレゾルシノールおよび2−メチル−1,3−シクロヘキサンジオンの製造方法 |
DE69206216T DE69206216T2 (de) | 1991-08-30 | 1992-08-20 | Verfahren zur Herstellung von 2-Methyl-1,3-Cyclohexandion und 2-Methylresorcinol. |
EP92114239A EP0529517B1 (en) | 1991-08-30 | 1992-08-20 | Process for producing 2-methyl-1,3-cyclohexanedione and 2-methylresorcinol |
US07/933,175 US5276198A (en) | 1991-08-30 | 1992-08-21 | Process for producing 2-methyl-1,3-cyclohexanedione and 2-methylresorcinol |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3219802A JPH0558931A (ja) | 1991-08-30 | 1991-08-30 | 2−メチルレゾルシノールおよび2−メチル−1,3−シクロヘキサンジオンの製造方法 |
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Publication Number | Publication Date |
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Family Applications (1)
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---|---|---|---|
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Country | Link |
---|---|
US (1) | US5276198A (ja) |
EP (1) | EP0529517B1 (ja) |
JP (1) | JPH0558931A (ja) |
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CN117567249B (zh) * | 2023-11-22 | 2024-04-26 | 昂吉(上海)环保新材料科技有限公司 | 2,6-二羟基甲苯的制备方法 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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US3100205A (en) * | 1961-05-11 | 1963-08-06 | Merck Ag E | Cyclohexane derivatives |
US3394399A (en) * | 1965-03-29 | 1968-07-23 | Hooker Chemical Corp | Mannich base synthesis of substituted phenols |
GB1188387A (en) * | 1967-05-31 | 1970-04-15 | British Oxygen Co Ltd | Preparation of Resorcinol |
US3969409A (en) * | 1972-05-11 | 1976-07-13 | Takeda Chemical Industries, Ltd. | 3-Anilino-5,5-disubstituted-2-aminomethyl-2-cyclohexen-1-ones and the salts thereof |
DE2402695C3 (de) * | 1974-01-21 | 1980-05-29 | Hoechst Ag, 6000 Frankfurt | Verfahren zur Herstellung von 3-Aminophenolen |
US4160113A (en) * | 1974-08-07 | 1979-07-03 | Hoechst Aktiengesellschaft | Process for the manufacture of resorcinol |
DE2437983C3 (de) * | 1974-08-07 | 1982-04-01 | Hoechst Ag, 6000 Frankfurt | Verfahren zur Herstellung von Resorcinen |
DE2533920C2 (de) * | 1975-07-30 | 1982-12-09 | Hoechst Ag, 6000 Frankfurt | Verfahren zur Herstellung von Resorcinen |
JPS53101336A (en) * | 1977-02-15 | 1978-09-04 | Nippon Soda Co Ltd | Cyclooentenedione derivatives, process for their preparation and fungicides for agirculture and horiticulture containing the same |
DE2825073A1 (de) * | 1978-06-08 | 1979-12-20 | Hoechst Ag | Verfahren zur herstellung von resorcinen aus delta-ketocarbonsaeureestern |
JPS5668630A (en) * | 1979-11-08 | 1981-06-09 | Sumitomo Chem Co Ltd | Resorcinol derivative and its preparation |
JPS5683428A (en) * | 1979-12-10 | 1981-07-08 | Sumitomo Chem Co Ltd | Preparation of 2-substituted resorcinol |
JPS57142935A (en) * | 1981-02-27 | 1982-09-03 | Showa Denko Kk | Preparation or 2-methyl-resorcinol |
US4431848A (en) * | 1982-04-26 | 1984-02-14 | Koppers Company, Inc. | Preparation of resorcinol and substituted resorcinols by liquid-phase dehydrogenation of 1,3-cyclic diones derived by vapor-phase cyclization of delta-keto carboxylic acid esters |
JPS60139637A (ja) * | 1983-12-27 | 1985-07-24 | Showa Denko Kk | 2−アルキルレゾルシノ−ルの製法 |
JPH07110826B2 (ja) * | 1986-11-18 | 1995-11-29 | 住友化学工業株式会社 | 2−メチル−レゾルシノ−ルの製造法 |
JP2524739B2 (ja) * | 1987-03-10 | 1996-08-14 | 住友化学工業株式会社 | 2−アルキル−レゾルシノ−ルの製造方法 |
-
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- 1991-08-30 JP JP3219802A patent/JPH0558931A/ja active Pending
-
1992
- 1992-08-20 DE DE69206216T patent/DE69206216T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1992-08-20 EP EP92114239A patent/EP0529517B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1992-08-21 US US07/933,175 patent/US5276198A/en not_active Expired - Fee Related
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EP0529517B1 (en) | 1995-11-22 |
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EP0529517A2 (en) | 1993-03-03 |
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