JPH0558907U - ブレーキ装置付ロッドレスシリンダ - Google Patents
ブレーキ装置付ロッドレスシリンダInfo
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- JPH0558907U JPH0558907U JP655392U JP655392U JPH0558907U JP H0558907 U JPH0558907 U JP H0558907U JP 655392 U JP655392 U JP 655392U JP 655392 U JP655392 U JP 655392U JP H0558907 U JPH0558907 U JP H0558907U
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 方向制御弁からブレーキ装置までのエア供給
用の流通路の長さが、スライドテーブルの位置によって
変化することがなく、方向制御弁の操作からブレーキ装
置へエアが供給される時間が常に一定となり、構造が簡
単で摩擦を少なくする。 【構成】 スライドテーブル66がシリンダチューブ1
上に摺動自在に保持され、ブレーキ板8,9がスライド
テーブル内を挿通されてブレーキ板両端がシリンダチュ
ーブ両端部に固定され、スライドテーブルにブレーキ板
を挟圧するブレーキ装置が内設され、シリンダチューブ
の駆動部の側部に上端が開口したスリット33,34が
形成され、スリット内にエア供給用チューブ36,37
が収納され、エア供給用チューブの一端がスライドテー
ブルに連結されると共にエア供給用チューブの他端がシ
リンダチューブ端部に連結されている。
用の流通路の長さが、スライドテーブルの位置によって
変化することがなく、方向制御弁の操作からブレーキ装
置へエアが供給される時間が常に一定となり、構造が簡
単で摩擦を少なくする。 【構成】 スライドテーブル66がシリンダチューブ1
上に摺動自在に保持され、ブレーキ板8,9がスライド
テーブル内を挿通されてブレーキ板両端がシリンダチュ
ーブ両端部に固定され、スライドテーブルにブレーキ板
を挟圧するブレーキ装置が内設され、シリンダチューブ
の駆動部の側部に上端が開口したスリット33,34が
形成され、スリット内にエア供給用チューブ36,37
が収納され、エア供給用チューブの一端がスライドテー
ブルに連結されると共にエア供給用チューブの他端がシ
リンダチューブ端部に連結されている。
Description
【0001】
本考案は、各種機械の作動部材等を作動させるために用いられ、スライドテー ブル停止用のブレーキ装置を有するロッドレスシリンダに関する。
【0002】
本出願人は、シリンダチューブ(シリンダ本体)上を往復動するスライドテー ブルと、スライドテーブルを停止させるためのブレーキ装置とを備え、軸方向に 配設されたブレーキ板の両端がシリンダチューブに固定され、ブレーキ板を挟圧 するブレーキシュー及び圧力流体の給排によりブレーキシューを作動させる作動 部とがスライドテーブルに取り付けられ、かつシリンダチューブに軸方向の流路 を設け、この流路にシリンダ本体の軸方向に沿わせた圧力流体給排のためのチュ ーブを配置し、チューブの一端をスライダに連結し、チューブの他端を前記流路 に密に摺動する給気ピストンを取り付けたブレーキ装置付ロッドレスシリンダに ついて特許出願(特願平3−50508号)をした。
【0003】 従来の前記未公開のブレーキ装置付ロッドレスシリンダにおいては、前記のと おり、シリンダチューブに軸方向の流路を設け、この流路にシリンダチューブの 軸方向に沿わせた圧力流体給排のためのチューブを配置し、チューブの一端をス ライドテーブルに連結し、チューブの他端を前記流路に密に摺動する給気ピスト ンを取り付けている。従って、チューブを配設するための流路を要し、チューブ 及び給気ピストンが流路内を摺動するので摩擦が生ずる等の欠点がある。また、 スライドテーブルの位置に応じて、給気ピストンの位置が変わり、エア供給用の 流通路の長さが異なり、エア供給のために方向制御弁を操作してからロッドレス シリンダのブレーキ装置にエアが到着するのに要する時間が、スライドテーブル の位置に応じて異なることとなる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】 本考案は、ブレーキ装置付ロッドレスシリンダにおいて、エア供給のために方 向制御弁からブレーキ装置までのエア供給用の流通路の長さが、スライドテーブ ルの位置によって変化することがなく、方向制御弁の操作からブレーキ装置へエ アが供給される時間が常に一定となり、構造が簡単で摩擦を少なくすることを課 題とする。
【0005】
本考案は、前記課題を達成するために、スライドテーブルがシリンダチューブ 上に摺動自在に保持され、ブレーキ板がスライドテーブル内を挿通されてブレー キ板両端がシリンダチューブ両端部に固定され、スライドテーブルにブレーキ板 を挟圧するブレーキ装置が内設されたブレーキ装置付ロッドレスシリンダにおい て、シリンダチューブの駆動部の側部に上端が開口したスリットが形成され、ス リット内にエア供給用チューブが収納され、エア供給用チューブの一端がスライ ドテーブルに連結されると共にエア供給用チューブの他端がシリンダチューブ端 部に連結されるようになしたものである。 なお、シリンダチューブ両端にヘッドカバーが連設され、ブレーキ板の両端 及びエア供給用チューブの他端がヘッドカバーに固定及び連結されるようになす ことができ、ブレーキ装置を作動させるために単数又は複数のダイヤフラム装 置を配設することができ、ブレーキ装置を作動させるためにスプリングを配設 することができ、スリットに伝送ケーブル又は複数のエア供給用チューブを収 納させることができる。
【0006】
エア供給用チューブを通してブレーキ装置開放用のエアをブレーキ装置に供給 すると、ブレーキが開放されてスライドテーブルが移動可能となる。スライドテ ーブルが移動されるとき、スリット内に収納されたエア供給用チューブは、スラ イドテーブルの移動方向に応じて、摩擦が極めて少ない状態で、上下に重ねられ たり或いは重なり部分がなくなったりする。ブレーキ装置開放用のエアを排出さ せ、必要に応じてブレーキロック用のエアを他のエア供給用チューブを通して供 給すると、制動力が生じスライドテーブルが停止する。
【0007】
図1,図2を用いて、本考案の第1実施例のブレーキ装置付ロッドレスシリン ダについて説明する。図1は、第1実施例のブレーキ装置付ロッドレスシリンダ の縦断側面図(主要部分を明示するために適宜に縦断した。)であって、左半分 はブレーキ装置がロックされた状態を示し、右半分はブレーキ装置が開放の状態 を示す。図2は、図1のI−I断面図(横断正面図)であって、ブレーキ開放の 状態を示す。 シリンダチューブ(軌道台)1の両端に第1ヘッドカバー4及び第2ヘッドカ バー5が連設され、シリンダチューブ1上にガイド6,7を介してスライダー2 が摺動自在に支持され、スライダー2はシリンダチューブ1のロッドレスシリン ダ35によって移動される。スライダー2の上部にテーブル3が連設され、スライ ダー2とテーブル3との間にエア室(上部エア室25・下部エア室26)が形成され 、エア室に連通した箇所でスライダー2の上面にブレーキ室10,11(各2室、計 4室)が形成される。スライダー2及びテーブル3の連設されたものをスライド テーブル66と称することとする。
【0008】 ブレーキ板8,9が、スライドテーブル66のブレーキ室10,11及びスライダー 2内のブレーキ板通路50を挿通されてシリンダチューブ1の上方に配置され、ブ レーキ板8,9の両端が第1ヘッドカバー4及び第2ヘッドカバー5に固定され る。ブレーキ室10,11において、ブレーキ板8,9の上下に各一対のブレーキシ ュー12・13,14・15が配設され、上ブレーキシュー12,14はそれぞれブレーキホ ルダ−16,17に取り付けられ、下ブレーキシュー13,15はそれぞれブレーキ室10 ,11の底面に固定される。ブレーキホルダ−16,17の下方部はスライダー2の凹 部内に摺動自在かつ気密状態で嵌合され、ブレーキホルダ−16,17の上部のスプ リングホルダー18,19はテーブル3の凹部20,21内に摺動自在に嵌合されており 、ブレーキホルダ−16,17は、ずれたり、ふらついたりすることがない。エア室 内に配設されたダイヤフラム22の外周部は、スライダー2とテーブル3との間に 挟持され、ダイヤフラム22の内周部は2枚のダイヤフラムシェル23と24とによっ て、シェルプレート27と共に螺子等を用いて挟持される。そして、ブレーキホル ダ−16,17上部の環状溝28,29に、ダイヤフラムシェル23・シェルプレート27・ ダイヤフラムシェル24の積層体の穴部が嵌合され、それらの間が密封される。ダ イヤフラム22、前記積層体、ブレーキホルダ−16,17からなるダイヤフラム装置 32によってエア室が上部エア室25と下部エア室26とに区画される。ブレーキホル ダ−16,17の上面に環状溝が形成され、この環状溝内にスプリング30,31が挿入 され、スプリング30,31の上端は上部エア室25の上面に接触し、ダイヤフラム装 置32に下方向の弾発力を加える。このようにしてブレーキ装置が構成される。
【0009】 シリンダチューブ1内のロッドレスシリンダ35の両側に、縦長で上端が開口し たスリット33及び34がシリンダチューブ1に沿って形成され(スリット33と34と の間が駆動部54となる)、スリット33及び34内に第1エア供給用チューブ36及び 第2エア供給用チューブ37がそれぞれ収納、配設される。スライダー2の下面で スリット33及び34内に突出する部分に、ジョイント38及び39がそれぞれ連結され る。ジョイント38内の通路45と下部エア室26とを連通させる通路40がスライダー 2に形成され、ジョイント39内の通路46と上部エア室25とを連通させる通路41及 び42がスライダー2及びテーブル3に形成される。第1エア供給用チューブ36の 一端はジョイント38内の通路45に継手43を用いて連結され、第1エア供給用チュ ーブ36の他端は第1ヘッドカバー4のエア供給口47に継手44を用いて連結される 。同様にして、第2エア供給用チューブ37の一端はジョイント39内の通路46に継 手を用いて連結され、第2エア供給用チューブ37の他端は第1ヘッドカバー4の エア供給口(図示せず)に継手(図示せず)を用いて連結される。なお、テーブ ル3、第1ヘッドカバー4及び第2ヘッドカバー5の上面の大部分はカバー48に よって覆われ、シリンダチューブ1の側面にはスライダー2の位置を検出するた めの位置検出器49が複数個配設される。シリンダチューブ1の下部にはロッドレ スシリンダ35へエアを供給するためのエア通路51,52が配設される。
【0010】 方向制御弁(図示せず)を操作してエアをエア供給口47、第1エア供給用チュ ーブ36、通路45、通路40を通して下部エア室26に流入させ、上部エア室25内のエ アを排出させると、スプリング30,31の弾発力に抗してダイヤフラム装置32が上 方に移動し、図1の右半分に示すブレーキ開放状態となる。前記方向制御弁の操 作と同時に又は操作後に、ロッドレスシリンダ35を作動させると、スライドテー ブル66がシリンダチューブ1上を移動する。 スライドテーブル66の移動を停止させるときには、ロッドレスシリンダ35の作 動を停止させ、かつ方向制御弁を操作して下部エア室26内のエアを排出せさせる と共に、エアをエア供給口(図示せず)、第2エア供給用チューブ37、通路46、 通路41・42を通して上部エア室25に流入させる。空気圧がダイヤフラム装置32上 面に作用して生ずる力とスプリング30,31の弾発力とにより、ブレーキホルダー 16・17が下方に移動し、ブレーキ板8,9がそれぞれ一対のブレーキシュー12・ 13,14・15により挟圧され(強い力で挟まれ)て制動力が生じ、スライドテーブ ル66が停止し、図1の左半分に示すブレーキのロック状態となる。この状態は、 上部エア室25のエアを排出しても、スプリング30・31の弾発力により維持される 。なお、ここではブレーキ作動のために上部エア室25にエアを供給したが(加圧 ブレーキ)、スプリング30,31の弾発力を強くすることにより、上部エア室25へ のエアの供給を省略することができる(排気ブレーキ)。 スリット33,34に第1エア供給用チューブ36、第2エア供給用チューブ37を収 納するという簡単な構成により、第1エア供給用チューブ36、第2エア供給用チ ューブ37が外部に露出しないので、ブレーキ部へのエアの供給が安全に行われる 。また、スライドテーブル66がシリンダチューブ1上のどの位置にあっても、エ ア供給口47から下部エア室26まで(方向制御弁から下部エア室26まで)のエア流 通路の長さ及びエア供給口(図示せず)から上部エア室25まで(方向制御弁から 上部エア室25まで)のエア流通路の長さは一定である。従って、方向制御弁の操 作から制動力の発生、解除までの時間が、スライドテーブル66の位置に関係なく 常に一定である。
【0011】 図3を用いて、本考案の第2実施例のブレーキ装置付ロッドレスシリンダにつ いて説明する。本考案の第2実施例においては、ダイヤフラム装置が上下に2つ 連設されている点に特徴がある。 スライダー2とテーブル3との間に形成される空間(第1実施例ではエア室と なっていた箇所)に、ダイヤフラム装置32a,プレート53,ダイヤフラム装置32 bが挿入され、スライダー2とテーブル3とにより挟持されている。ブレーキホ ルダー16a及び17aがプレート53の2つの孔に気密状態でそれぞれ挿通され、ブ レーキホルダー16a及び17aの上部の環状溝にダイヤフラム装置32aが、またブ レーキホルダー16a及び17aの下部の環状溝にダイヤフラム装置32bが、それぞ れ第1実施例の場合と同様に気密状態で連結される。このようにして、プレート 53上方のエア室はダイヤフラム装置32aにより上部エア室25aと下部エア室26a とに区分され、プレート53下方のエア室はダイヤフラム装置32bにより上部エア 室25bと下部エア室26bとに区分される。下部エア室26a及び26bは通路40a及 び40bを介してジョイント38の通路45に連通され、上部エア室25a及び25bは通 路42a及び42bを介して通路41,ジョイント39の通路46に連通される。ブレーキ ホルダー16a及び17aの上端部及び下端部は第1実施例のブレーキホルダー16及 び17と同様に構成される。本考案の第2実施例のその余の構成は第1実施例と同 様であり、その部分については第1実施例の符号と同一の符号を図3に記入して 、それらの説明を省略する。 本考案の第2実施例では、ダイヤフラム装置が2つあり、ダイヤフラム装置の 受圧面積が第1実施例の約2倍となったので、第1実施例の場合よりも低圧のエ アでブレーキを作動させることが可能であり、安全性の向上及び省エネ化を図る ことができる。
【0012】 図4を用いて、本考案の第3実施例のブレーキ装置付ロッドレスシリンダにつ いて説明する。第3実施例においては、ダイヤフラム装置32を下方へ弾発させる ためのスプリング30,31が存在しない。第3実施例のその余の構成は第1実施例 と同様であり、第1実施例の符号と同一の符号を図4に記入して、それらの説明 を省略する。なお、第3実施例では、ブレーキ装置により制動力を発生させると きには、上部エア室25にエアを供給することが必要である。
【0013】 図5を用いて、本考案の第4実施例のブレーキ装置付ロッドレスシリンダにつ いて説明する。第4実施例は、スリット33に第1エア供給チューブ36及び第2エ ア供給チューブ37が収納され、スリット34に伝送ケーブル55が収納されている点 に特徴がある。 スリット33に収納された第1エア供給チューブ36及び第2エア供給チューブ37 の一端は、ジョイント38aの通路45c及び46cにそれぞれ連通され、通路45cは スライダー2の通路40c を介して下部エア室26に連通され、通路46cはスライダ ー2の通路41c及びテーブル3の通路42cを介して上部エア室25に連通される。 シリンダチューブ1の側面(図5の右側)には板状のスケール56が配設され、ス ライダー2の一側(図5の右側)下端にストロークセンサ57が連結され、ストロ ークセンサ57の検出部をスケール56に対向させる。スリット34に収納された伝送 ケーブル55の各種コードは、配線路58を通ってストロークセンサ57に連結される 。第4実施例のその余の構成は第1実施例と同様であり、第1実施例の符号と同 一の符号を図5に記入して、それらの説明を省略する。なお、第4実施例におい て、ストロークセンサ57により検出される信号に基づき、スライダー2・テーブ ル3の位置情報を得ることができる。
【0014】 図6を用いて、本考案の第5実施例のブレーキ装置付ロッドレスシリンダにつ いて説明する。第5実施例は、スリット33に第1エア供給チューブ36及び第2エ ア供給チューブ37を収納し、スリット34に第3エア供給チューブ60及び第4エア 供給チューブ61を収納した点に特徴がある。 スリット33に第1エア供給チューブ36及び第2エア供給チューブ37が収納され 、これらのチューブが下部エア室26及び上部エア室25に連通される点は、第4実 施例(図5)と同様である。テーブル3の上部にエアシリンダ62が連結され、エ アシリンダ62は各種の操作に用いられる。スリット34に収納された第3エア供給 チューブ60及び第4エア供給チューブ61の他端は、第1エア供給チューブ36及び 第2エア供給チューブ37と同様にして方向制御弁(図示せず)に連通される。第 3エア供給チューブ60及び第4エア供給チューブ61の一端は、ジョイント39cの 通路63及び64にそれぞれ連通され、スライダー2及びテーブル3に形成された配 管路65を介してエアシリンダ62の両端に連通される。第5実施例のその余の構成 は第1実施例と同様であり、第1実施例の符号と同一の符号を図6に記入して、 それらの説明を省略する。
【0015】 図7を用いて、本考案の第6実施例のブレーキ装置付ロッドレスシリンダにつ いて説明する。第6実施例は、第1実施例のシリンダチューブ1を、製造上の便 宜のためシリンダチューブ67とガイドチューブ68とに分割したものである。第6 実施例のその余の構成は第1実施例と同様であり、第1実施例の符号と同一の符 号を図7に記入して、それらの説明を省略する。
【0016】
本考案では、シリンダチューブの駆動部の側部に上端が開口したスリットが形 成され、スリット内にエア供給用チューブが収納され、エア供給用チューブの一 端がスライドテーブルに連結されると共にエア供給用チューブの他端がシリンダ チューブ端部に連結されるようになした。従って、エア供給用チューブが外部に 露出しないので安全であり、外見もよい。 また、本考案では、エア供給用チューブはスリット内に収納されるという構成 で、簡単でありコストが低い。しかも、スライドテーブル移動時に生ずる摩擦は 極めて小さいので、エア供給用チューブの耐久性が大きい。 本考案では、エア供給用チューブが一定の長さを有するので、エア供給のため に方向制御弁からブレーキ装置までのエア供給用の流通路の長さが、スライドテ ーブルの位置によって変化することがなく一定であり、方向制御弁の操作からブ レーキ装置へエアが供給される時間が常に一定となる。従って、スライドテーブ ルを所望の位置に正確に停止させることが容易にできる。
【図1】本考案の第1実施例のブレーキ装置付ロッドレ
スシリンダの縦断側面図である。
スシリンダの縦断側面図である。
【図2】図1のI−I断面図(横断正面図)である。
【図3】本考案の第2実施例を示す縦断側面図である。
【図4】本考案の第3実施例を示す縦断側面図である。
【図5】本考案の第4実施例を示す縦断側面図である。
【図6】本考案の第5実施例を示す縦断側面図である。
【図7】本考案の第6実施例を示す縦断側面図である。
1 シリンダチューブ 8 ブレーキ板 9 ブレーキ板 33 スリット 34 スリット 36 第1エア供給用チューブ 37 第2エア供給用チューブ 60 第3エア供給用チューブ 61 第4エア供給用チューブ 66 スライドテーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 上 昭夫 茨城県筑波郡谷和原村絹の台4−2−2 エスエムシー株式会社筑波技術センター内
Claims (1)
- 【請求項1】 スライドテーブルがシリンダチューブ上
に摺動自在に保持され、ブレーキ板がスライドテーブル
内を挿通されてブレーキ板両端がシリンダチューブ両端
部に固定され、スライドテーブルにブレーキ板を挟圧す
るブレーキ装置が内設されたブレーキ装置付ロッドレス
シリンダにおいて、シリンダチューブの駆動部の側部に
上端が開口したスリットが形成され、スリット内にエア
供給用チューブが収納され、エア供給用チューブの一端
がスライドテーブルに連結されると共にエア供給用チュ
ーブの他端がシリンダチューブ端部に連結されたことを
特徴とするブレーキ装置付ロッドレスシリンダ。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992006553U JP2579252Y2 (ja) | 1992-01-23 | 1992-01-23 | ブレーキ装置付ロッドレスシリンダ |
US08/007,596 US5469940A (en) | 1992-01-23 | 1993-01-22 | Rodless cylinder unit with brake |
EP93100957A EP0554727B1 (en) | 1992-01-23 | 1993-01-22 | Rodless cylinder unit with brake |
EP96111371A EP0747602A3 (en) | 1992-01-23 | 1993-01-22 | Rodless cylinder unit with brake |
DE69309329T DE69309329T2 (de) | 1992-01-23 | 1993-01-22 | Kolbenstangenlose Zylindereinheit mit Bremse |
US08/408,648 US5941350A (en) | 1992-01-23 | 1995-03-22 | Rodless cylinder unit with brake |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992006553U JP2579252Y2 (ja) | 1992-01-23 | 1992-01-23 | ブレーキ装置付ロッドレスシリンダ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0558907U true JPH0558907U (ja) | 1993-08-03 |
JP2579252Y2 JP2579252Y2 (ja) | 1998-08-20 |
Family
ID=11641530
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992006553U Expired - Lifetime JP2579252Y2 (ja) | 1992-01-23 | 1992-01-23 | ブレーキ装置付ロッドレスシリンダ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2579252Y2 (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59109811A (ja) * | 1982-12-02 | 1984-06-25 | ドクトル・ヨハネス・ハイデンハイン・ゲゼルシヤフト・ミト・ベシユレンクテル・ハフツング | 送り運動の測定装置 |
EP0136435A1 (de) * | 1983-08-05 | 1985-04-10 | Robert Bosch Gmbh | Arbeitszylinder mit Bremseinrichtung |
JPH01295009A (ja) * | 1988-05-20 | 1989-11-28 | Ckd Corp | ロッドレスシリンダの中間停止装置 |
JP3064909U (ja) * | 1999-06-15 | 2000-01-28 | 株式会社三協リール | 照射器 |
-
1992
- 1992-01-23 JP JP1992006553U patent/JP2579252Y2/ja not_active Expired - Lifetime
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Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2579252Y2 (ja) | 1998-08-20 |
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Legal Events
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