JPH028084Y2 - - Google Patents

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JPH028084Y2
JPH028084Y2 JP19189184U JP19189184U JPH028084Y2 JP H028084 Y2 JPH028084 Y2 JP H028084Y2 JP 19189184 U JP19189184 U JP 19189184U JP 19189184 U JP19189184 U JP 19189184U JP H028084 Y2 JPH028084 Y2 JP H028084Y2
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port
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valve
piston
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  • Multiple-Way Valves (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、増圧装置、自動リサイクルシリンダ
などの往復動装置に使用する切換弁に関するもの
である。
〔従来の技術〕
本考案者らは、先に実開昭59−144203号によつ
て増圧空気供給装置を提案している。この増圧空
気供給装置は、第3図に示すように、隔壁4を介
して連設した一対のシリンダ5a,5bにおける
ピストン6a,6bを、上記隔壁に気密状態で貫
通させたロツド7により互いに連結し、両シリン
ダ5a,5bにおいてピストン6a,6bにより
区画された隔壁4側の増圧室9a,9bを、空気
の流入を許容する入口チエツク弁11a,11b
を介して入口ポート2に連通させると共に、空気
の流出を許容する出口チエツク弁12a,12b
を介して出口ポート3に連通させ、上記隔壁4
に、両シリンダにおけるピストン外面側の駆動室
10a,10bを入口ポート2と排気ポート17
a,17bに交互に切換え連通させる切換弁13
を配設し、該切換弁に設けた弁切換用のプツシユ
ロツド21a,21bを上記増圧室に突出させ、
ピストン6a,6bによる押動で切換弁13を切
換えるようにしたものである。なお、図中15は
圧力調整弁で、これによつて駆動室10a,10
bへの供給圧力が調整される。
而して、上記増圧空気供給装置における切換弁
としては、第4図に示すように、スプール20の
両側にスプリング22,22で付勢されたプツシ
ユロツド21a,21bを設け、このプツシユロ
ツドに交互にピストン6a,6bによる操作力を
加えてスプール20を摺動させ、それによつて出
力口16a,16bを交互に入力口14に連通さ
せると共に、出力口16a,16bと排気口17
a,17bとの連通を、スプール20の端筒部2
4a,24bで遮断する構造のものを用いてい
る。しかしながら、このような切換弁では、ピス
トンが高速又は設定圧に近い高圧で作動している
場合は、ピストンの往復動によつて切換弁の切換
えが支障なく行われるが、ライン圧が徐々に降下
してくると、ピストンが低速でかつスプールに作
用する背圧力が小さいために、まれに、切換弁が
中立位置で停止し、次にエアを供給しても再起動
しない場合があることがわかつた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
本考案は、往復動装置における上記の切換弁の
スプールが中立位置に停止しないように、それを
積極的に駆動する手段を付加すると共に、停止す
る要因を排除し、それによつて再起動が不能とな
らないようにすることを技術的課題とするもので
ある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案の往復動装置用切換弁は、一対のシリン
ダにおけるピストンを、隔壁を貫通するロツドに
より相互に連結し、両シリンダにおいてピストン
により区画された隔壁側の増圧室を、入口チエツ
ク弁及び出口チエツク弁を介して入口ポート及び
出口ポートに連通させ、上記ピストンによる押圧
で切換駆動される切換弁により両シリンダにおけ
るピストン外面側の駆動室を入口ポートと排気ポ
ートに切換連通させるようにした往復動装置のた
めの切換弁であつて、ボデイにおける供給口の左
右両側に対称に出力口を、さらにそれらの両側に
排気口を設けて、このボデイにスプールを摺動自
在に挿入し、上記スプールの両側に、スプリング
の付勢力で先端が上記シリンダ内に突出して、上
記ピストンによる押圧でスプールを切換駆動する
摺動自在のプツシユロツドを配設し、上記出力口
と排気口との間に、スプリングで出力口側の弁座
に対し付勢され、少なくともピストンによるプツ
シユロツドの押圧時に該弁座を閉鎖する排気弁を
設け、上記スプールの両端に、ピストンによる上
記プツシユロツドの押圧時に、その押圧側の出力
口からの排気圧を導入してそのスプールの押圧端
面に排気圧による押圧力を作用させる空間を形設
することにより構成される。
〔作用〕
上記構成を有する往復動装置用切換弁は、ピス
トンの操作力によつて摺動したプツシユロツドが
スプールを押圧して摺動させると、スプールと排
気弁とにより形成される空間に、出力口が開放し
て、この空間に出力口からの排気が導入され、そ
の排気圧が上記操作力に付加してスプールを確実
に摺動させる。また、その摺動によつてスプール
の他端と排気弁との間の空間においては、閉じ込
められた空気が圧縮されることになるが、その空
気は摺動自在に設けた排気弁を通つて排気口に放
出されるので、スプールの摺動を妨げることはな
い。
〔実施例〕
図面によつて本考案の実施例を説明すると、第
1図は本考案の切換弁の第1実施例を示し、この
切換弁は、第3図に示すような増圧装置ばかりで
なく、自動リサイクルシリンダ等において使用さ
れるものである。
第1図において、増圧装置等の一部を構成する
ボデイ30は、その中央に供給ポート31が、左
右に対称にそれぞれ出力ポート32a,32b
が、さらにそれらの両側に排気ポート33a,3
3bが設けられ、これらの各ポートはそれぞれボ
デイ30を貫通する弁孔34に連通させている。
上記弁孔34に嵌入したスリーブ35は、供給ポ
ート31に連通する供給口36、及び出力ポート
32a,32bにそれぞれ連通する出力口37
a,37bを有し、このスリーブ35にはランド
41a,41bを有するスプール40が嵌装され
ている。
スリーブの端部を閉鎖するように上記弁孔34
の両端に嵌入した筒状のプツシユロツドガイド4
2a,42bは、プツシユロツド45a,45b
を摺動自在に挿通する隔壁43a,43bを備
え、また上記排気ポート33a,33bに連通す
る排気口38a,38bが設けられている。密封
リングを介して上記隔壁43a,43bの孔に挿
通したプツシユロツド45a,45bは、上記隔
壁43a,43bより内方の部分に排気弁49
a,49bを摺動自在に貫挿して、プツシユロツ
ドの内端の係止頭部46a,46bに係止させ、
この排気弁49a,49bと隔壁43a,43b
との間に、該排気弁をスリーブ35の端部に形成
した弁座50a,50bに向けて付勢するバイア
ススプリング51a,51bを介在させている。
また、上記プツシユロツド45a,45bの外
端にはスプリング座47a,47bを固定し、隔
壁43a,43bと上記スプリング座47a,4
7bとの間に設けたトラベルスプリング52a,
52bのバネ力を、バイアススプリング51a,
51bのバネ力よりも若干大にして、常時は排気
弁49a,49bをスリーブ35の弁座50a,
50bから離間させている。なお図中、54a,
54bはドライベヤリングである。
次に、この切換弁の作動について説明する。ス
プール40が第1図図示の状態のとき、空気は供
給口36から出力口37bに流れ、排気口38b
はランド41bによつて閉鎖されている。また、
出力口37aからの空気は、排気弁49aと弁座
50aとの間隙及び排気口38aを介して大気に
開放している。
この状態では、第3図からわかるように、出力
口37bの圧力空気が左方の駆動室に流入してピ
ストンを右動させるため、そのストローク終端に
おいてピストンによる操作力がプツシユロツド4
5bに加わり、この操作力がトラベルスプリング
52bのバネ力に抗してプツシユロツド45bを
右動させ、その係止頭部46bによりスプール4
0を右動させる。それに伴い、排気弁49bはバ
イアススプリング51bの付勢力で弁座50bに
当接する。
上記スプール40の右動によつてそのスプール
が略々中立位置に達すると、出力口37bからの
排出空気が、排気弁49bとランド41bとの間
の空間55bに流入し、この空気圧がスプール4
0の端面を押圧するので、この押圧力がピストン
の操作力に付加され、スプール40は中立位置を
越えて摺動することにより、流路を切換える。こ
の場合に空間55bに流入した空気圧が大きいと
きは、バイアススプリング51bのバネ力に抗し
て排気弁49bを開弁させるので、空間55b内
の圧力はバイアススプリング51bのバネ力によ
つて調節することができ、異常に上昇することが
ない。
また、このスプール40の右動時に、排気弁4
9aは弁座50aから離れているため、空間55
aの空気は排気口38aをへて外部に流出し、空
間55aの空気の閉じ込めがなくて、スプール4
0の動きを妨げるようなことはない。
上記空間55bへの排出空気の流入によつてス
プール40が完全に右動すると、ランド41bは
出力口37bを供給口36から閉鎖し、ランド4
1aは出力口37aを供給口36に連通させるの
で、供給口36からの空気の流路は出力口37a
に切換わる。そして、ピストンによる操作力がプ
ツシユロツド45bから去ると、プツシユロツド
45bはトラベルスプリング52bのバネ力及び
空間55bの排気の圧力によつて左動して排気弁
49bを弁座50bから離間させ、出力口37b
からの排気は排気口38bをへて外気に放出され
る。
次いで、ピストンによる操作力がプツシユロツ
ド45aに加わつたときは、左右を異にするだけ
で、上記と同様に作動して第1図図示の状態に戻
り、以下ピストンの操作力によつてこの作用を繰
返す。
なお、上述の第1実施例では、プツシユロツド
に係止頭部46a,46bを設け、これに排気弁
49a,49bを係止させてバネ力の差により排
気弁49a,49bを常時開放状態にしている
が、この係止頭部46a,46bを除去して、排
気弁49a,49bがバイアススプリング51
a,51bのバネ力で常時弁座50a,50bを
閉鎖する状態としてもよい。このように構成する
と、空間55a,55bに排圧作用が形成され易
い特徴がある。この場合には、排気弁49a,4
9bとプツシユロツド45a,45b及び弁座5
0a,50bとの間に若干の漏洩隙間ができるよ
うに、排気弁49a,48bを非弾性材として、
上記空間55a,55bに排気が閉じ込められな
いようにするとよい。
また、上述の第1実施例ではバイアススプリン
グ51a,51bの一端をプツシユロツドガイド
42a,42bの隔壁43a,43bに当接させ
ているが、これを第2図に示すようにプツシユロ
ツド60上の係合座61に当接させることもでき
る。この係合座61を使用した場合に、排気弁6
2は第1図に示すような常時開放型でもよいこと
は勿論である。また、係合座61を使用した場合
には、トラベルスプリングを省略することができ
る。
さらに、上記各実施例は、いずれの場合も左右
のトラベルスプリングやバイアススプリングのバ
ネ力を変えることも可能である。この場合には、
左右のバネ力の差によつてもスプールが中立位置
に停止するのを防止できるので、運転停止後の再
起動が一層容易である。
〔考案の効果〕
本考案は、ピストン等の操作力によるスプール
の摺動時に、スプールと排気弁との間に形成され
る空間に出力口から排気を導入し、この排気圧を
上記操作力に付加してスプールをその摺動方向に
押圧するので、スプールを中立位置に止まらせる
ことなく確実にその摺動方向に摺動させることが
でき、以後の運転が不能になる虞れがない。
また、排気弁をプツシユロツドに摺動自在に設
けたので、スプール端の空間に空気が閉じ込めら
れることなく排気弁を通して外気に放出され、上
記スプールの摺動を妨げることがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1実施例を示す縦断正面
図、第2図は別の実施例の要部断面図、第3図は
従来の増圧装置の構成図、第4図はその増圧装置
における切換弁の縦断正面図である。 2……入口ポート、3……出口ポート、4……
隔壁、5a,5b……シリンダ、6a,6b……
ピストン、7……ロツド、9a,9b……増圧
室、10a,10b……駆動室、11a,11b
……入口チエツク弁、12a,12b……出口チ
エツク弁、30……ボデイ、36……供給口、3
7a,37b……出力口、38a,38b……排
気口、40……スプール、45a,45b,60
……プツシユロツド、49a,49b……排気
弁、50a,50b……弁座、51a,51b…
…バイアススプリング、52a,52b………ト
ラベルスプリング、55a,55b……空間。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 一対のシリンダにおけるピストンを、隔壁を貫
    通するロツドにより相互に連結し、両シリンダに
    おいてピストンにより区画された隔壁側の増圧室
    を、入口チエツク弁及び出口チエツク弁を介して
    入口ポート及び出口ポートに連通させ、上記ピス
    トンによる押圧で切換駆動される切換弁により両
    シリンダにおけるピストン外面側の駆動室を入口
    ポートと排気ポートに切換連通させるようにした
    往復動装置のための切換弁であつて、 ボデイにおける供給口の左右両側に対称に出力
    口を、さらにそれらの両側に排気口を設けて、こ
    のボデイにスプールを摺動自在に挿入し、 上記スプールの両側に、スプリングの付勢力で
    先端が上記シリンダ内に突出して、上記ピストン
    による押圧でスプールを切換駆動する摺動自在の
    プツシユロツドを配設し、 上記出力口と排気口との間に、スプリングで出
    力口側の弁座に対し付勢され、少なくともピスト
    ンによるプツシユロツドの押圧時に該弁座を閉鎖
    する排気弁を設け、 上記スプールの両端に、ピストンによる上記プ
    ツシユロツドの押圧時に、その押圧側の出力口か
    らの排気圧を導入してそのスプールの押圧端面に
    排気圧による押圧力を作用させる空間を形設し
    た、 ことを特徴とする往復動装置用切換弁。
JP19189184U 1984-08-02 1984-12-18 Expired JPH028084Y2 (ja)

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DE19853527376 DE3527376A1 (de) 1984-08-02 1985-07-31 Fluiddruckverstaerker
CH3322/85A CH668809A5 (de) 1984-08-02 1985-07-31 Fluiddruckverstaerker.
DE8522034U DE8522034U1 (de) 1984-08-02 1985-07-31 Fluiddruckverstärker
AU45795/85A AU555836B2 (en) 1984-08-02 1985-08-02 Fluid pressure intensifier
FR8511875A FR2568634B1 (fr) 1984-08-02 1985-08-02 Surpresseur pour fluide
US06/912,189 US4674958A (en) 1984-08-02 1986-09-25 Fluid pressure booster
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