JPH0558528A - シート材搬送装置 - Google Patents

シート材搬送装置

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JPH0558528A
JPH0558528A JP24707791A JP24707791A JPH0558528A JP H0558528 A JPH0558528 A JP H0558528A JP 24707791 A JP24707791 A JP 24707791A JP 24707791 A JP24707791 A JP 24707791A JP H0558528 A JPH0558528 A JP H0558528A
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JP
Japan
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roller
sheet material
paper sheets
paper
sheet
Prior art date
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Pending
Application number
JP24707791A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuo Miyauchi
靖雄 宮内
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】記録済みのシート材を、排紙ローラ対のニップ
へ円滑に導入して印字品位を保つことを図る。 【構成】記録ヘッド24で印字したシート材Pを剛体の
駆動ローラ21と、これに圧接従動する複数のゴムロー
ラ(排紙上ローラ)12,13,14からなる排紙ロー
ラ対2で排紙する。排紙ローラ対2のニップ部へのシー
ト材Pの導入時に、シート材先端はゴムローラ部に設け
たモールドコロ40によって滑りながら導入される。こ
れにより、シート材Pは排紙ローラニップ部へスムース
に導入されると共に、記録ヘッド24とシート材Pとの
接触が防止されて、良好な印字品位が保たれる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、記録装置におけるシー
ト材搬送装置に係り、詳しくは、シート材をスムースに
排紙ローラ対のニップ部に誘導させるようにしたシート
材搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のシート材搬送装置の一例を図7に
示す。同図において、不図示の給紙ローラで搬送される
シート材Pは、ガイド板3とその下方のガイド板により
ガイドされ搬送ローラ対6,7によりプラテン11上へ
搬送される。レール22に沿ってシート幅方向に往復動
するキャリッジ23には、印字手段としての画像記録部
(記録ヘッド)24が設けられ、この記録ヘッド24に
よるインクの吐出によりシート材Pに画像が記録され
る。
【0003】排紙ローラ対21,53近傍には、プラテ
ン11に対して接離可能なシート押さえ板51が配置さ
れており、これによってシート材Pの先端余白を減少さ
せると共に、シート押さえ板51でシート材Pを押さえ
ながらシート材Pを排紙ローラ対21,53のニップ部
へ導いている。
【0004】シート材として、インク遅乾性のシート材
Pを使う場合には、シート押さえ板51が未定着の印字
面を汚してしまうので、レバー60の操作によりシート
押さえ板51を印字面と接触しない位置(二点鎖線)5
1Aまで退避させるようになっている。この状態で、O
HPシート等を通紙するのでカールしたシート材Pがプ
ラテン11から浮き上がって排紙ローラ21,53に入
り込もうとすると、うまくニップに入り込めないで、シ
ート材Pがたるんでしまうことがある。これは、表面の
摩擦係数の高いゴムローラに当接する場合に特に顕著で
あって、シート材先端がゴムローラ表面を滑り込むこと
ができないために発生する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したシート材搬送
装置においては、シート材P自身のカールはごく少なく
て問題ない程度であっても、例えばシート材Pの有無を
検知するためのセンサアーム等によりシート材Pが持ち
上げられてしまったりすると、同様に排紙ローラ21,
53ニップへの入り損ないが発生してプラテン11上で
シート材Pがループ状にたるんでしまうことがあった。
【0006】一般に、インクジェット記録装置において
は、記録ヘッド24のノズル面とシート材Pとの間隔が
画像品位に大きく関わるので、両者は1mm程度の小さな
間隔で維持されている。このため、プラテン11上に置
けるシート材Pのわずかなたるみでもノズルとの接触を
引き起こす要因となってしまう。
【0007】一方、排紙ローラ対21,53の両方を金
属や樹脂等の剛性の大きな材質で形成した場合には、表
面のすべり性が向上してニップへの誘導は良好となる
が、いざシート材先端がニップへ入り込もうとすると、
加圧されたローラ対21,53を一気に押し広げて入っ
ていかなくてはならないので、特に厚紙等のシート材P
は突入ショックが大きくなって入り込めなくなってしま
う。これを改善するためには、ローラ対21,53を傾
けたりする方法があるが、精度を要求される搬送系とし
ては適当ではない。
【0008】そこで、本発明は、排紙ローラ対部の通紙
域にモールドコロを配設して、シート材を排紙ローラ対
のニップ部にスムースに導入可能なシート材搬送装置を
提供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述事情に鑑
みなされたものであって、剛体の駆動ローラ(21)
と、該駆動ローラ(21)に圧接して従動回転する複数
に分割されたゴムローラ(12,13,14)とからな
る排紙ローラ対(2)を備え、画像記録部(24)で記
録されたシート材(P)を前記排紙ローラ対(2)で排
紙する画像記録装置(M)のシート材搬送装置におい
て、前記ゴムローラ(12,13,14)の外径よりも
大きなモールドコロ(40)を前記シート材(P)の通
紙域に少なくとも1つ有し、かつ前記モールドコロ(4
0)との接触を避ける凹部(21a)を前記駆動ローラ
(21)に設けたことを特徴とする。
【0010】また、前記ゴムローラ(12,14)と前
記モールドコロ(40)が一体に形成されていることを
特徴とする。
【0011】
【作用】以上構成に基づき、画像記録部(24)で記録
されたシート材(P)は、排紙ローラ対(2)を構成す
る剛体ローラ(21)とゴムローラ(12,13,1
4)のニップ部へ導入されて排紙される。上記ニップ部
へのシート材(P)の導入は、ゴムローラ(12,1
3,14)の外径よりも大きいモールドコロ(40)に
よりガイドされて行われ、シート材(P)先端がゴムロ
ーラ(12,13,14)に当接するのが回避されてい
る。また、駆動ローラ(21)に凹部(21a)を設け
たことにより、モールドコロ(40)は駆動ローラ(2
1)には圧接しないようになっている。
【0012】これにより、シート材(P)は、その先端
がモールドコロ(40)を滑って、剛体ローラ(21)
とゴムローラ(12,13,14)のニップ部に対し、
大きな突入ショックを生じることなくスムースに導入さ
れ、かつシート材(P)と画像記録部(24)のノズル
との接触が回避されて良好な印字品位が保たれる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に沿って説明
する。
【0014】図1、図2は本発明の一実施例であり、そ
れぞれ斜視図と断面図である。
【0015】画像記録装置Mのカセット1内に積載され
たシート紙Pのうち最上部の1枚を分離、給紙して上ガ
イド3と下ガイド4の間へと送り出すためのピックアッ
プローラ5が設けられている。ピックアップローラ5は
1回転すると図示の位置で停止するが、その前にシート
紙P先端は搬送上ローラ6と搬送下ローラ7に挟持され
た状態になっていて、以降はこの搬送ローラ対6,7に
より搬送される。搬送上ローラ6は軸8を支点とする加
圧板9を介してばね10によって加圧され、搬送下ロー
ラ7の回転に従って従動的に回転するようになってい
る。搬送下ローラ7は図示しないセンサによりシート材
Pが送られてきたのが判定されると回転が始まって、シ
ート材Pを間欠送りしていく。
【0016】プラテン11の下流側には3分割された排
紙上ローラ12,13,14と排紙下ローラ21とが配
設されており、プラテン11上を送られてくるシート紙
Pを挟持する。排紙上ローラ12,13,14は軸16
を支点としてそれぞれ加圧板17,18,19を介して
ばね20(図2)によって加圧され、排紙下ローラ21
の回転に従って従動的に回転するようになっている。ま
た、排紙下ローラ21の周速は搬送下ローラ7の周速に
対して数%増速された状態に設定されており、これによ
りプラテン11上のシート紙Pは常に適度なテンション
が与えられてたるまないようになっている。
【0017】プラテン11の上にはシート紙Pの搬送方
向と直交する方向に設けられたレール22に沿って移動
可能なキャリッジ23が設けられていて、キャリッジ2
3には印字手段としての画像記録部(記録ヘッド)24
が搭載されている。これによってシート材Pの定量送り
と記録ヘッド24による1ライン分の印字が繰り返され
て紙全域の印字が終了すると、排紙トレイ25上へとシ
ート材Pを排出して印字動作を終了する。
【0018】画像記録装置Mは、シート材Pへの記録ヘ
ッド24の記録手段が画像信号に応じて電気変換体C1
に通電し、この電気変換体C1による熱エネルギを利用
してインクを吐出して記録を行うインクジェット記録装
置からなっている。
【0019】ここで、駆動ローラである搬送下ローラ7
と排紙下ローラ21は精度維持のため、撓みの無視でき
る金属等の剛性の高い材質で作られており、一方搬送下
ローラ7に従動する搬送上ローラ6と排紙下ローラに従
動する排紙上ローラ12,13,14は、シート先端の
ニップへの噛み込みをよくするためゴムローラを採用し
ている。ゴムローラ6,12,13,14に対してシー
ト材Pの先端が突き当たってしまうと、シート材Pの進
行が阻害されてスムースな搬送ができないが、搬送上ロ
ーラ6については上下ガイド3,4によって確実にニッ
プへと導かれている。また、排紙ローラ12,13,1
4については排紙ローラ12,13,14に隣接して排
紙ローラ12,13,14よりも径の大きいモールドコ
ロ40を配設することによって、シート材先端は排紙ロ
ーラ12,13,14に当接する前に摺動性のよいモー
ルドコロ40の外周面を滑りながらニップへと導かれ
る。
【0020】そして、シート材Pがいよいよニップへと
噛み込まれるときには、モールドコロ40と排紙下ロー
ラ21は圧接していないので、シート材Pは排紙上ロー
ラ12,14のニップに噛み込まれることになって、急
激な突入ショックはなく、良好な挟持状態を維持でき
る。本実施例では排紙上ローラ12,13,14の径φ
8±0.05に対し、モールドコロ40径φ8.4±
0.05として、排紙上ローラ12,13,14がモー
ルドコロ40の外周から出っ張らないようにし、また段
差を大きくするとシート材Pに余分な負荷を与えること
になるので、極力小さくしている。
【0021】樹脂シート等インク遅乾性のシート材Pを
使用する場合には、レバー30(図1)を矢印A方向へ
と回転させて圧解除軸31のカム面31bと加圧板18
の突起部18aが係合して図3のように排紙上ローラ1
3を排紙下ローラ21から離間した状態で維持し、搬送
は画像の余白域に当たる部分に配設された排紙上ローラ
12,14によって行われる。
【0022】この場合、シート材Pの中央部は無拘束な
状態であるので、図4に示すような、シート材Pの排出
を検知するための排紙センサアーム41の復帰バネ42
の力程度でも、シート材Pを持ち上げる要因となってし
まって、図5のようにニップへの入り損ないによるシー
ト材Pのたるみが出てしまうことが多かったが、前述の
ようにモールドコロ40を配設することにより、この場
合でも、スムースなニップへの入り込みを確保する効果
がある。
【0023】図6は、本発明の第2の実施例を示してい
て、前記第1の実施例における排紙上ローラ12とモー
ルドコロ40を一体化した例である。
【0024】即ち、排紙上ローラとしてのゴム部44a
の外周より大きな径のフランジ部(モールドコロ)44
bを一体化して排紙ローラ44を形成したものであり、
これによれば、ゴム部44aが排紙下ローラ21に従動
して回転するとき、フランジ部44bも一緒に回転する
から、よりスムースに排紙下ローラ21とゴムローラ4
4のニップへとシート材Pを導くことができる。また、
ゴム部44aとモールドコロ(フランジ部)44を一体
化によりコスト的にも有利である。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、剛体の駆動ローラ
に加圧従動するゴムローラに少なくとも1つのゴムロー
ラ径より大きなモールドコロを配設し、モールドコロに
対応する部分の駆動ローラは凹部を形成することによ
り、シート材をスムースにニップへと誘導し、大きな突
入ショックを与えずに噛み込みを完了することができ
る。
【0026】これにより、ニップへの入り損ないによる
シート材のたるみを防止し、ノズル面との接触を避けて
良好な印字品位を保つことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係わるシート搬送装置
の斜視図。
【図2】同じくシート搬送装置が適用されている画像記
録装置の縦断側面図。
【図3】同じく排紙ローラを解除した時の画像記録装置
の縦断側面図。
【図4】同じく排紙センサによる紙浮き状態を示す作用
図。
【図5】同じく排紙センサによる紙浮き状態を示す作用
図。
【図6】本発明の第2の実施例に係わる排紙上ローラの
縦断側面図。
【図7】従来のシート搬送装置が適用されている画像記
録装置の縦断側面図。
【符号の説明】
P シート材 M 画像記録装置 C1 電気熱変換体 1 カセット 2 排紙ローラ対 6,7 搬送ローラ対 11 プラテン板 12,13,14 ゴムローラ(排紙上ローラ) 21 駆動ローラ(排紙下ローラ) 21a 凹部 24 画像記録部(記録ヘッド) 40 モールドコロ 44 排紙上ローラ 44a ゴム部 44b フランジ部(モールドコロ)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 剛体の駆動ローラと、該駆動ローラに圧
    接して従動回転する複数に分割されたゴムローラとから
    なる排紙ローラ対を備え、画像記録部で記録されたシー
    ト材を前記排紙ローラ対で排紙する画像記録装置のシー
    ト材搬送装置において、 前記ゴムローラの外径よりも大きなモールドコロを前記
    シート材の通紙域に少なくとも1つ有し、かつ前記モー
    ルドコロとの接触を避ける凹部を前記駆動ローラに設け
    たことを特徴とするシート材搬送装置。
  2. 【請求項2】 前記ゴムローラと前記モールドコロが一
    体に形成されていることを特徴とする請求項1記載のシ
    ート材搬送装置。
  3. 【請求項3】 前記画像記録装置は、シート材への記録
    手段が画像信号に応じて電気熱変換体に通電し、前記電
    気熱変換体による熱エネルギを利用してインクを吐出し
    て記録を行うインクジェット記録装置であることを特徴
    とする請求項1記載のシート材搬送装置。
JP24707791A 1991-08-30 1991-08-30 シート材搬送装置 Pending JPH0558528A (ja)

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JP24707791A JPH0558528A (ja) 1991-08-30 1991-08-30 シート材搬送装置

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JPH0558528A true JPH0558528A (ja) 1993-03-09

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ID=17158089

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JP24707791A Pending JPH0558528A (ja) 1991-08-30 1991-08-30 シート材搬送装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6820874B2 (en) * 1998-01-23 2004-11-23 Beb Industrie-Elektronik Ag Device for processing bank note-like objects

Cited By (1)

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