JPH0558209A - シートスライド装置 - Google Patents

シートスライド装置

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JPH0558209A
JPH0558209A JP3219781A JP21978191A JPH0558209A JP H0558209 A JPH0558209 A JP H0558209A JP 3219781 A JP3219781 A JP 3219781A JP 21978191 A JP21978191 A JP 21978191A JP H0558209 A JPH0558209 A JP H0558209A
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JP
Japan
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rail
rail cover
lower rail
cover
guide
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JP3219781A
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JPH0717168B2 (ja
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Noboru Takamura
昇 高村
Akihiro Takeda
昭宏 武田
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OI SEISAKUSHO CO Ltd
Mitsui Kinzoku ACT Corp
Original Assignee
OI SEISAKUSHO CO Ltd
Ohi Seisakusho Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0558209A publication Critical patent/JPH0558209A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 レールカバーの「バタ付き」や外れの生じに
くいシートスライド装置を提供する。 【構成】 略箱状のレールカバー8の下端縁付近に設け
られた係合部10が、ロアレール1の下方部に設けられ
両端がその側面より張出すガイドブラケットに前後摺動
自在に係合される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はシートスライド装置、特
に車両や航空機等に用いられ、シートスライド時におい
てロアレールの端部を覆うレールカバーが設けられたシ
ートスライド装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、かかるレールカバーを設けたシー
トスライド装置としては、例えば実公昭58−3554
6号に記載されたものが知られている。
【0003】このものは、略箱状に形成されたレールカ
バーでもってアッパーレールおよびロアレールのそれぞ
れの後端部を覆い、レールカバー上面の長穴に挿入され
た固定具を介してアッパーレールに支持されたクッショ
ンフレームとレールカバーの掛止部との間にスプリング
材を張設し、レールカバーをアッパーレールまたはロア
レールの後端部に圧接するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
従来のシートスライド装置にあっては、レールカバーは
アッパーレール外周面に対して摺接するように覆設され
ているので、シートクッションの前進時にはアッパレー
ルも前進することから、その場合、残されたレールカバ
ーとロアレール外周面との間に隙間が生じ、レールカバ
ーの「バタ付き」が起るという問題があった。また、レ
ールカバー上面には長穴が形成されており、このように
隙間が生ずると、後席乗員の足で踏まれたような場合、
レールカバーの下方が拡がる、いわゆる口開きが生じレ
ールから外れ易いという問題があった。
【0005】本発明の目的は、かかる従来の問題を解消
し、レールカバーの「バタ付き」や外れの生じにくいシ
ートスライド装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明はフロアに固設されるロアレールと、該ロア
レールに前後摺動自在に嵌合したアッパーレールと、前
記ロアレールおよびアッパーレールのそれぞれの端部を
覆う略箱状のレールカバーとを備えたシートスライド装
置において、前記ロアレールの下方部に両端が該ロアレ
ールの側面より張出す案内部材を設けると共に、前記レ
ールカバーの下端縁付近に前記案内部材の両端縁とそれ
ぞれ係合する係合部を設けたことを特徴とする。
【0007】
【作用】本発明によれば、略箱状のレールカバーの下端
縁付近に設けられた係合部が、ロアレールの下端部に設
けられ両端が該ロアレールの側面より張出す案内部材に
係合される。従って、レールカバーとロアレールとの間
に隙間が生じたとしても、バタ付きが生ずることはな
く、また踏まれたとしても簡単には外れることがない。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面を参照しつ
つ説明する。
【0009】図1ないし図3に本発明の一実施例を示
す。
【0010】図において、1はロアレール、2は該ロア
レール1に前後摺動自在に嵌合されたアッパーレールで
ある。図2を参照するに、ロアレール1は、本実施例に
あっては、アルミニウム合金等で形成され、基本的にU
字状の断面形状をなし、底壁1Aに続く両側壁1B,1
Bに上から順に第1,第2および第3のフィン状部1C
1 、1C2 および1C3 が若干下向きに設けられてい
る。
【0011】また、アッパーレール2は同じくアルミニ
ウム合金等で形成され、基本的にU字状にI字を加えた
断面形状をなしている。すなわち、中心部の縦壁2A
と、上面壁2Bに続く両側壁2C,2Cと、その側壁2
Cの下方に若干上向きに設けられた第1および第2のフ
ィン状部2D1 および2D2 とを備えている。
【0012】そして、ロアレール1はその底壁1Aの下
面に固設される取付ブラケット3を介して、不図示のフ
ロアパネルにボルトでもって取付けられる。
【0013】4はアッパーレール2の縦壁2Aおよび上
面壁2Bに形成された切欠きに対応されて配置された駆
動装置であり、本発明の要部ではないので詳しい説明は
避けるが、ロアレール1に固設されるラック5(図2参
照)に噛合するピニオン、該ピニオンと同軸のウォーム
ホイール、および該ウォームホイールと噛合しフレキシ
ブルケーブルを介してモータにより駆動されるウォーム
ピニオン等を備えている。
【0014】また、ラック5はその前後方向の両端に2
股の取付けプレート6が固着され、その一方の脚部6A
がロアレール1の底壁1Aに穿設された孔に挿入され、
他方の脚部6Bがビス7でもって底壁1Aの上面に螺着
されてロアレール1に固設されている。
【0015】さらに、8はレールカバーであり、基本的
に底面と長手方向の一側面が開放された略箱状をなして
いる。そして、その上面には開放側面側が開口したスリ
ット8Aが設けられ、アッパーレール2の縦壁2Aの逃
げとして作用している。また、レールカバー8の上面に
穿設した孔とアッパーレール2の縦壁2Aに植設した係
止ピン2Eとには、レールカバー2の長手方向の閉側面
をロアレール1あるいはアッパーレール2の後端面に圧
接すべく付勢するスプリング9が張設されている。しか
して、レールカバー8の長手方向に沿う両側面8B,8
Bの下端縁には、下方に向かい滑らかに上向きとなる断
面フック状のフック片部10Aと、該フック片部10A
の基部付近から内側に延伸しフック片部10Aに対向す
るガイド片部10Bとでもって構成される係合部10が
形成されている。さらに、レールカバー8の両側面8
B,8Bの内側には前述のアッパーレール2の両側壁部
2C,2Cと当接する突起あるいは突条8C,8Cが形
成されており、フリクションの低減がはかられている。
【0016】また、レールカバー8のスリット8Aを構
成している縁部は、図2に示すように、直角に折曲げら
れ折曲縁8D,8Dとされており、該折曲縁8D,8D
はアッパーレール2の縦壁2Aの基部両側に溶接された
断面L字状の係合片2F,2Fと摺動自在に係合されて
いる。
【0017】次に、11はロアレール1の下方に設けら
れる案内部材としてのガイドブラケットであり、本実施
例にあっては、取付けブラケット3の下面において、不
図示のボルトでもって共締めされロアレール1に固設さ
れる。ボルト通し用として、ガイドブラケット11には
その中心部に切欠き11Aが形成されている。さらに、
ガイドブラケット11の両端縁はロアレール1の側面よ
り張出し、前述のレールカバー8のフック片部10Aと
補完する形状の逆フック片部11B,11Bとされてい
る。そして、この逆フック片部11Bがレールカバー8
の係合部10に係合する。
【0018】上記構成になる本実施例では、アッパーレ
ール2の縦壁2Aに固設された不図示のシートが後方に
後退されたときは、アッパーレール2の後端はロアレー
ル1の後端より後側に張出すことになる。この場合はレ
ールカバー8の長手方向閉側面がスプリング9の付勢力
でもってアッパーレール2の後端に圧接されており、ア
ッパーレール2と共に移動する。このとき、レールカバ
ー8の下端縁は、その係合部10がガイドブラケット1
1の両端縁の逆フック片部11Bと摺動自在に係合され
ており、レールカバー8の移動が阻害されることはな
い。
【0019】逆に、シートが前進されたときは、ロアレ
ール1の後端がアッパーレール2の後端より後側に張出
す(図1参照)が、この場合は前述のレールカバー8の
閉側面がスプリング9の伸張により付勢力が増大された
状態でロアレール1の後端に圧接される。このとき、ア
ッパーレール2の前進の動作に伴い、レールカバー8の
スリット折曲縁8D,8Dはアッパーレール2に設けら
れた係合片2F,2Fに係合した状態で移動する。かく
て、乗員によりレールカバー8が踏まれたりしても、ス
リット折曲縁8D,8Dが係合片2F,2Fに係合され
ているので、スリット8Aの開き動作が防止されてい
る。
【0020】また、レールカバー8の下端縁は、その係
合部10が、前述の如く、ガイドブラケット11と係合
されているので、レールカバー8とロアレール1との隙
間を減ずるようにレールカバー8が踏まれたりしても、
その下端縁の開きが防止され、レールカバー8が簡単に
外れることはない。
【0021】次に、本発明の他の実施例を図4および図
5に基づき説明する。
【0022】本実施例は、前実施例がアッパーレール2
がその中央部にシートクッションを固設するための縦壁
を備えている型式のものに本発明を適用したのに対し、
かかる縦壁を備えない型式のアッパーレールに適用した
例である。
【0023】従って、以下、その異なる点を説明し、前
実施例と同一部位には同一符号を付し、重複説明を避け
る。
【0024】すなわち、本実施例にあっては、アッパー
レール2の上壁2Bの上面に、一側が開口するハット状
の止着ブラケット20が溶接等により固着され、その中
心部にボルト押通孔20Aが穿設されている。さらに、
レールカバー8の形状も若干異なり、前実施例における
スリット8Aの折曲縁8Dのかわりに、互いに対向し上
下方向に延びる垂直部8E,8Eが形成されている。そ
して、該垂直部8E,8Eを両端で挾持する形状のクリ
ップ部材21が設けられている。クリップ部材21の中
心部には、前述の止着ブラケット20のボルト押通孔2
0Aと同心にボルト押通孔21Aが穿設され、不図示の
ボルトでもってシートクッションに共締めされる。この
とき、止着ブラケット20の上面とクリップ部材21と
の間にレールカバー8の厚さ以上の間隔を確保すると共
に、スリット8Aに係合しレールカバー8をガイドする
ための突部21Bがクリップ部材21の下面に形成され
ている。
【0025】本例にあっても、ロアレール1とアッパー
レール2とが相対的に移動しても、レールカバー8の垂
直部8E,8Eがクリップ部材21で挾持されており、
また、レールカバー8の下端縁は前実施例と同様に係合
部10がガイドブラケットに係合されているので、レー
ルカバー8のスリット8Aの開きや、下端縁の開きが防
止され脱落するようなことがない。
【0026】
【発明の効果】上記説明から明らかなように、本発明に
よれば、レールカバーの下端縁付近に設けた係合部をロ
アレールの下部に設けた案内部材に係合させるようにし
たので、レールカバーの「バタ付き」や外れの生じたく
いシートスライド装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す外観斜視図である。
【図2】図1のII−II矢視断面図である。
【図3】本発明一実施例の取付ブラケットとガイドブラ
ケットとの関係を示す斜視図である。
【図4】本発明の他の実施例を示す斜視図である。
【図5】図4のV−V矢視断面図である。
【符号の説明】
1 ロアレール 2 アッパーレール 2F 係合片 3 取付ブラケット 8 レールカバー 8A スリット 8D 折曲縁 8E 垂直部 10 係合部 11 ガイドブラケット(案内部材) 20 止着ブラケット 21 クリップ部材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フロアに固設されるロアレールと、該ロ
    アレールに前後摺動自在に嵌合したアッパーレールと、
    前記ロアレールおよびアッパーレールのそれぞれの端部
    を覆う略箱状のレールカバーとを備えたシートスライド
    装置において、前記ロアレールの下方部に両端が該ロア
    レールの側面より張出す案内部材を設けると共に、 前記レールカバーの下端縁付近に前記案内部材の両端縁
    とそれぞれ係合する係合部を設けたことを特徴とするシ
    ートスライド装置。
JP3219781A 1991-08-30 1991-08-30 シートスライド装置 Expired - Lifetime JPH0717168B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP3219781A JPH0717168B2 (ja) 1991-08-30 1991-08-30 シートスライド装置

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JP3219781A JPH0717168B2 (ja) 1991-08-30 1991-08-30 シートスライド装置

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Publication Number Publication Date
JPH0558209A true JPH0558209A (ja) 1993-03-09
JPH0717168B2 JPH0717168B2 (ja) 1995-03-01

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ID=16740908

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JP3219781A Expired - Lifetime JPH0717168B2 (ja) 1991-08-30 1991-08-30 シートスライド装置

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JP (1) JPH0717168B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0532093U (ja) * 1991-09-30 1993-04-27 株式会社ニフコ 車両用シートのスライド装置
JP2011051551A (ja) * 2009-09-04 2011-03-17 Nhk Spring Co Ltd 車両用シートのスライド構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0532093U (ja) * 1991-09-30 1993-04-27 株式会社ニフコ 車両用シートのスライド装置
JP2011051551A (ja) * 2009-09-04 2011-03-17 Nhk Spring Co Ltd 車両用シートのスライド構造

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