JPH055792U - 吊上用ロープ掛け装置 - Google Patents

吊上用ロープ掛け装置

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JPH055792U
JPH055792U JP8645891U JP8645891U JPH055792U JP H055792 U JPH055792 U JP H055792U JP 8645891 U JP8645891 U JP 8645891U JP 8645891 U JP8645891 U JP 8645891U JP H055792 U JPH055792 U JP H055792U
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JP
Japan
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rope
hook
hanging device
hanging
hooking
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JP8645891U
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美和 倉地
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ロープを引っ掛け易く且つ吊上げ時の安定性
を良くすると共に、局部的な応力集中が発生しないよう
にする。 【構成】 ロープ掛け具31は中央部がロープ掛合位置
32となり、このロープ掛合位置32に向かって両端側
から外周径が連続的に小さくなる鼓形に形成されてい
る。また、ロープ掛け具31には、両端面に貫通する貫
通穴33が形成され、この貫通穴33に通した固定ボル
ト36によりロープ掛け具31を被吊上物35に横向き
に取り付け、これにロープ26を引っ掛けて吊上げる。
この場合、ロープ掛け具31の被吊上物側端面に座ぐり
穴34を形成し、被吊上物35には前記座ぐり穴34に
嵌合する円形凸部35aを設ければ、吊上げ時に固定ボ
ルト36に生じるせん断応力は軽減される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、被吊上物にロープ掛け具を横向きに取付けて成る吊上用ロープ掛け 装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
変圧器などの重量物を吊り上げる場合、ワイヤロープ等のロープやフックを使 用してクレーンなどで吊り上げる方法がある。例えば、変圧器の一部あるいは全 体を吊り上げる場合に使用する吊り具は、市販されている図9に示すアイボルト 1や図10に示すアイナット2、或いは図11示す帯板3に引掛孔4を形成した ものを用いているが、これらの吊り具は、いずれも吊り具の引掛孔4にフック( 図示せず)を掛けて吊り上げるため、フックが必要であり、しかもそのフックを 吊り具の引掛孔4の大きさに合せて取り替える必要があり、面倒である。
【0003】 このため、フックを用いずにロープだけで吊り上げることができるようにする ために、図12に示すように、フック状のロープ引掛け部5を備えたロープ掛け 具6が使用される場合がある。しかし、このロープ掛け具6はロープ引掛け部5 のロープを係止する部分が下向きに形成されているだけであるので、吊上げ時に 被吊上物が何らかの原因で傾いてロープ引掛け部5が矢印A方向に傾いてしまう と、ロープがロープ引掛け部5から外れるおそれがある。しかも、ロープ引掛け 部5を正確に下向きにしてロープ掛け具6を取付けなければならない(取付けに 方向性がある)ので、前述したボルト形の吊り具に比して取付けが大変面倒であ る。
【0004】 この様な欠点を解消するため、図13に示すように、ボルト部7の先端側に2 つの鍔部8,9を形成して、これら両鍔部8,9と軸部10とで形成される溝1 1にロープを引掛けるようにしたロープ掛け具12がある。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、図13に示すようなロープ掛け具12においては、ロープを通 す部分の溝11が浅く、しかも、この溝11の幅はロープがずれ動くことのない 程度にロープ径より少々大きいだけであるので、図14に示すように、ロープ1 3が溝11に嵌り込まずに、鍔部8,9に乗り上げた状態で吊り上げられる可能 性があった。このような状態では、吊り上げ途中に衝撃でロープ13が外れる危 険性があった。この防止策として、溝11の幅を大きく広げることが考えられる が、溝幅を広げると、ロープ13が溝11に収まってもロープ13が溝11内を 横滑りして安定性が悪くなってしまう。
【0006】 また、図13及び図14に示すようなロープ掛け具12は「片持ち梁」形状で あるが、「片持ち梁」は図15に示すように荷重点から離れるほど曲げ応力σが 大きくなるため、このロープ掛け具12は、固定端付近の軸部10の径を鍔部8 で太くしてある。ところが、軸部10の径が鍔部8で急に太くなると、その部分 に応力集中が生じるため、その応力集中に耐え得るように軸部10を相当に太く しなけれればならず、ロープ掛け具12が大きくなってしまうという問題があっ た。
【0007】 本考案は、上記事情を考慮してなされたものであって、従ってその目的は、フ ックを用いずにロープで吊り上げることができると共に、ロープを引っ掛け易く 且つ、吊上げ時の安定性が良く、しかも、局部的な応力集中が発生せず、小形化 が可能な吊上用ロープ掛け装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案の請求項1の吊上用ロープ掛け装置は、被吊上物にロープ掛け具を横向 きに取付け、このロープ掛け具にロープを引っ掛けて前記被吊上物を吊り上げる ようにしたものであって、前記ロープ掛け具を、両端側から中央部のロープ掛合 位置に向って外周径が連続的に小さくなる鼓形に形成したことを特徴とする。
【0009】 本考案の請求項2の吊上用ロープ掛け装置は、前記ロープ掛け具に両端面に貫 通する貫通孔を形成し、この貫通孔に通した固定ボルトにより前記ロープ掛け具 を前記被吊上物に締付け固定するようにしたものであって、前記ロープ掛け具の 被吊上物側端面に嵌合部を形成すると共に、前記被吊上物には前記嵌合部に嵌合 する被嵌合部を設けたことを特徴とする。
【0010】
【作用】
前者(請求項1)の構成によれば、被吊上物を吊り上げる場合、フックを用い ずにロープをロープ掛け具に引っ掛けて吊上げ作業を行うが、この際、ロープが 不完全な状態で掛っても、ロープ掛け具はロープ掛合位置に向かってくびれてい るため、ロープは正規のロープ掛合位置まで滑り移動して、そこで安定的に止ま る。
【0011】 そして、ロープ掛け具は、ロープ掛合位置より固定端側に離れるに従って、連 続的に外周径ひいては断面積が増加する鼓形となっているため、吊上げ時に、ロ ープ掛け具に発生する応力が均一化され、局部的な応力集中が発生しない。
【0012】 更に、後者(請求項2)の構成によれば、固定ボルトによりロープ掛け具を被 吊上物に締付ければ、ロープ掛け具の嵌合部が被吊上物の被嵌合部に嵌合された 状態で固定される。これにより、ロープをロープ掛け具に引っ掛けて被吊上物の 吊上げ作業を行う際に、ロープ掛け具に加わる吊上げ荷重が、ロープ掛け具の嵌 合部と被吊上物の被嵌合部との嵌合部分によっても受けられるようになり、その 分、固定ボルトに加わる吊上げ荷重が軽減される。このため、使用する固定ボル トは、比較的径の細いものであっても吊上げ荷重に耐え得るようになる。
【0013】
【実施例】
以下、本考案の第1の実施例について図1乃至図3に基づいて説明する。ロー プ掛け具21は中央部がロープ掛合位置22となり、このロープ掛合位置22に 向って両端側から外周径が連続的に小さくなる鼓形に形成されている。このロー プ掛け具21には、両端面に貫通する貫通孔23が形成されており、この貫通孔 23に通した固定ボルト24を、被吊上物25に形成されたねじ孔(図示せず) に締め付けることによって前記被吊上物25に前記ロープ掛け具21を横向きに 取付けている。
【0014】 次に、上記構成の作用について説明する。ロープ掛け具21にワイヤロープ等 のロープ26を引っ掛けて被吊上物25を吊り上げようとした場合に、ロープ2 6が不完全な状態で掛かっても、前記ロープ掛け具21は中央部のロープ掛合位 置22に向って両端側から外周径が連続的に小さくなる鼓形をしているので、傾 斜に沿ってロープ26は、最もくびれたロープ掛合位置22まで滑り移動して、 そこで安定的に止まる(図1参照)。これにより、不安定な状態で吊上げられる ことを防ぐことができ、吊上げ作業中に、衝撃でロープ26が外れたりすること もなく安定した吊上げ作業を行なうことができて、作業の安全性を向上できる。 しかも、ロープ26をロープ掛け具21の鼓形外周面のどこかに引っ掛けさえす れば良いので、ロープ26の引っ掛けが極めて容易で、作業性も良い。
【0015】 その上、ロープ掛け具21は、ロープ掛合位置22から固定端側に向かうに従 って断面積が大きくなる鼓形状のため、吊上げ時にロープ掛け具21に発生する 応力は、図3に示すように荷重点(ロープ掛合位置22)から離れても、荷重点 の応力と際立った差もなく、ほぼ均一な応力となり、応力が局部的に大きくなる 箇所がない。そのため、図13の構成のものとは異なり、応力集中を考慮する必 要がなく、ロープ掛け具21全体を小形化することができる。
【0016】 さらに、ロープ掛け具21は鼓形に形成されて、上下左右の区別のない対称形 状となっているため、ロープ掛け具21を被吊上物25に取付ける際、ロープ掛 け具21の取付方向を気にする必要がなく、取付作業を能率よく行なうことがで きる。
【0017】 尚、上記第1の実施例では、ロープ掛け具21をボルト24を使って被吊上物 25に取付けるようになっているが、例えば、図4に示す第2の実施例のように 溶接27等によって鼓形のロープ掛け具28を被吊上物25に取付けるようにし ても良い。この場合には、ロープ掛け具28にボルト貫通孔を形成する必要がな い。
【0018】 また、図5に示す第3の実施例のように、鼓形のロープ掛け具29に雌ねじ3 0を形成し、この雌ねじ30を被吊上物25に取付けられたボルト(図示せず) に締付けることによって、ロープ掛け具29を被吊上物25に取付けるようにし ても良い。 その他、鼓形のロープ掛け具の一端面にボルト部を一体に形成しても良い等、 種々の変形が可能である。
【0019】 次に、請求項2に係る本考案の第4の実施例について、図6及び図7を参照し て説明する。この第4の実施例のロープ掛け具31も、上記各実施例と同じく、 中央部がロープ掛合位置32となり、このロープ掛合位置32に向かって両端側 から外周径が連続的に小さくなる鼓形に形成されている。このロープ掛け具31 には、両端面に貫通する貫通孔33が形成され、更にロープ掛け具31の被吊上 物側端面(図中左側端面)には、貫通孔33と同心円形状の嵌合部たる座ぐり穴 34が形成されている。
【0020】 これに対応して、被吊上物35には、前記座ぐり穴34に嵌合する被嵌合部た る円形凸部35aが形成されている。そして、前記ロープ掛け具31の貫通孔3 3に通した固定ボルト36を、被吊上物35に形成されたねじ孔(図示せず)に 締付けることによって前記ロープ掛け具31が前記被吊上物35に横向きに取付 けられており、この取付状態において、ロープ掛け具31の座ぐり穴34と被吊 上物35の円形凸部35aとが嵌合した状態となっている。この場合、円形凸部 35aの外周面と座ぐり穴34の内周面との隙間(クリアランス)は、貫通孔3 3の内周面と固定ボルト36の外周面との隙間(クリアランス)よりも小さく設 定されている。
【0021】 ところで、前述した第1の実施例では、ロープ掛け具21にロープ26を引っ 掛けて被吊上物25の吊上げを行う場合、その吊上げ荷重によって固定ボルト2 4には曲げ応力とせん断応力が同時に発生する。このときの曲げ応力とせん断応 力との関係は図7のグラフに示す通りであり、その応力を許容範囲内に収めるた めには曲げ応力及びせん断応力を図7の斜線部内で変位させなければならない。 即ち、せん断応力が大きい場合は曲げ応力を小さく抑えなければならず、逆に、 せん断応力が小さい場合は曲げ応力がある程度大きくても良い。
【0022】 この場合、図1に示す第1の実施例のように、ロープ掛け具21と被吊上物2 5との固定が固定ボルト24のみによる場合は、固定ボルト24に発生する曲げ 応力とせん断応力は固定端で最大となり、その最大曲げ応力σと最大せん断応力 τは次の(1),(2)式で表される。 σ=FL/RA ……(1) τ=F/A ……(2)
【0023】 ここで、図1に示すように、Fは吊上げ荷重、Lは被吊上物25の被吊上物側 端面からロープ26までの距離、Rはロープ掛け具21の被吊上物側端面の半径 、Aは固定ボルト24の断面積である。
【0024】 斯かる第1の実施例では、固定ボルト24の固定端にせん断力が集中するため 、その固定端に発生するせん断応力はかなり大きくなる。この様に、せん断応力 が大きくなれば、それに応じて固定ボルト24に発生する曲げ応力を小さく抑え なければならなくなる。例えば、せん断応力が図7中のτ1 であれば、曲げ応力 はσ1 以下に抑えなければならない。この条件を満たすには、径の太い固定ボル ト24を使用しなければならず、ロープ掛け具21の小形化に際し制約を受ける ことになる。
【0025】 これに対して、前述した第4の実施例では、円形凸部35aの外周面と座ぐり 穴34の内周面との隙間(クリアランス)を、貫通孔33の内周面と固定ボルト 36の外周面との隙間(クリアランス)よりも小さく設定しているので、ロープ 掛け具31にロープ37を引っ掛けて被吊上物35の吊上げを行う場合、円形凸 部35aの外周面と座ぐり穴34の内周面とが接触した状態になるが、固定ボル ト36の固定端側は貫通孔33の内周面との間に隙間ができた状態に維持される 。このため、固定ボルト36の固定端側では、ロープ掛け具31に作用する吊上 げ荷重が円形凸部35aのみで受けられて、固定ボルト36の固定端側には吊上 げ荷重が作用しなくなる。
【0026】 この場合、固定ボルト36の頭部側では、ロープ掛け具31から吊上げ荷重が 作用するが、上述したように、固定ボルト36の固定端側では、吊上げ荷重が円 形凸部35aで受けられるため、固定ボルト36に生じるせん断応力が大幅に軽 減され、曲げ応力の許容範囲が拡大する。これを図7を用いて説明すれば、せん 断応力がτ0 まで下がるので、曲げ応力の許容範囲はσ0 以下であれば良いこと になる。この結果、固定ボルト36の断面積を小さくすることができて、固定ボ ルト36を細くできるので、それに伴いロープ掛け具31全体をさらに小形化で きるものである。
【0027】 しかも、座ぐり穴34が貫通孔33と同心円形状に形成され、被吊上物35の 凸部35aも円形状に形成されているため、ロープ掛け具31を被吊上物35に 取付けて座ぐり穴34と凸部35aとを嵌合させる際、ロープ掛け具31の取付 方向を気にする必要がなく、取付作業を能率よく行うことができるという利点も ある。
【0028】 但し、嵌合部(座ぐり穴34)及び被嵌合部(凸部35a)の形状は、例えば 矩形形状、角形等の非円形状であっても良い。この場合、ロープ掛け具31の取 付方向には方向性が生じるが、固定ボルト36に生じるせん断応力を軽減させ、 ロープ掛け具31全体をより小形化させる所期の目的は十分に達成できる。
【0029】 また、前記第4の実施例とは逆に、ロープ掛け具31側に凸部を形成し、被吊 上物35側に座ぐり穴を形成する構成としても良いし、嵌合部はロープ掛け具3 1の被吊上物側端面に形成されていればどの部位にあっても良い。この場合でも 、所期の目的は十分に達成できる。
【0030】 更に、被嵌合部(凸部35a)は、被吊上物35に必ずしも一体に形成する必 要はなく、例えば図8に示す第5の実施例のように、被嵌合部たる凸部37aを 有する座金37を被吊上物35に取付けて、この座金37の凸部37aとロープ 掛け具31の座ぐり穴とを嵌合させ、固定ボルト36を座金37に設けられたね じ孔38に締付けることによって、ロープ掛け具31を被吊上物35に横向きに 取付ける構成としても良い。この座金37は、被吊上物35が薄板の場合に特に 有効である。
【0031】 その他、本考案は、前記貫通孔33の内周面と固定ボルト36の外周面との隙 間(クリアランス)と、円形凸部35aの外周面と座ぐり穴34の内周面との隙 間(クリアランス)とをほぼ同一寸法とする構成であっても良く、この場合でも 、吊上げ荷重の少なくとも一部が円形凸部35aに分散して受けられるので、前 記第4の実施例と同様の効果が得られる。
【0032】
【考案の効果】
本考案は、以上の結果から明らかなように、請求項1の構成では、被吊上物を 吊り上げる場合、フックを用いずにロープをロープ掛け具に引っ掛けて吊上げ作 業を行なうことができ、吊上げ作業を簡略化できるという効果がある。しかも、 ロープ掛け具は両端側から中央部のロープ掛合位置に向って外周径が連続的に小 さくなる鼓形に形成されているので、ロープがロープ掛け具に不完全な状態で掛 かっても、ロープはロープ掛合位置まで滑り移動して、そこで安定的に止まるよ うになり、吊上げ時の安定性を向上できるという効果もある。更に、ロープ掛け 具を鼓形に形成することによって、吊上げ時にロープ掛け具に発生する応力が均 一化されて、局部的な応力集中も発生しないので、ロープ掛け具全体を小形化で きるという効果もある。
【0033】 更に、請求項2の構成では、ロープ掛け具に嵌合部を、被吊上物に被嵌合部を 設けたことにより、ロープをロープ掛け具に引っ掛けて被吊上物の吊上げ作業を 行う際、固定ボルトに発生するせん断応力は軽減され、曲げ応力の許容範囲が広 がるので、固定ボルトの断面積を小さくすることができ、それに伴いロープ掛け 具全体をさらに小形化できるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1の実施例を示す吊上用ロープ掛け
装置の縦断面図
【図2】吊上用ロープ掛け装置の斜視図
【図3】ロープ掛け具の応力特性図
【図4】本考案の第2の実施例を示す吊上用ロープ掛け
装置の縦断面図
【図5】本考案の第3の実施例を示すロープ掛け具の破
断斜視図
【図6】本考案の第4の実施例を示す吊上用ロープ掛け
装置の縦断面図
【図7】固定ボルトに生ずる曲げ応力及びせん断応力の
許容範囲を示す図
【図8】本考案の第5の実施例を示す座金の斜視図
【図9】従来の吊り具であるアイボルトの正面図
【図10】従来の吊り具であるアイナットの正面図
【図11】従来の吊り具の他の例を示す部分斜視図
【図12】従来のロープ掛け具の斜視図
【図13】従来の他のロープ掛け具の斜視図
【図14】図13に示すロープ掛け具においてロープの
掛け方が悪いときの状態を示す側面図
【図15】片持ち梁の応力特性図
【符号の説明】
21はロープ掛け具、22はロープ掛合位置、23は貫
通孔、24は固定ボルト、25は被吊上物、26はロー
プ、28,29及び31はロープ掛け具、32はロープ
掛合位置、33は貫通孔、34は座ぐり穴(嵌合部)、
35は被吊上物、35aは円形凸部(被嵌合部)、36
は固定ボルト、37は座金、37aは円形凸部(被嵌合
部)である。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被吊上物にロープ掛け具を横向きに取付
    け、このロープ掛け具にロープを引っ掛けて前記被吊上
    物を吊り上げるようにしたものであって、前記ロープ掛
    け具を、両端側から中央部のロープ掛合位置に向って外
    周径が連続的に小さくなる鼓形に形成したことを特徴と
    する吊上用ロープ掛け装置。
  2. 【請求項2】 前記ロープ掛け具には両端面に貫通する
    貫通孔を形成し、この貫通孔に通した固定ボルトにより
    前記ロープ掛け具を前記被吊上物に締付け固定するよう
    にしたものであって、前記ロープ掛け具の被吊上物側端
    面に嵌合部を形成すると共に、前記被吊上物には前記嵌
    合部に嵌合する被嵌合部を設けたことを特徴とする請求
    項1記載の吊上用ロープ掛け装置。
JP8645891U 1991-05-08 1991-10-23 吊上用ロープ掛け装置 Pending JPH055792U (ja)

Priority Applications (1)

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JP8645891U JPH055792U (ja) 1991-05-08 1991-10-23 吊上用ロープ掛け装置

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3-31357 1991-05-08
JP3135791 1991-05-08
JP8645891U JPH055792U (ja) 1991-05-08 1991-10-23 吊上用ロープ掛け装置

Publications (1)

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JPH055792U true JPH055792U (ja) 1993-01-26

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