JPH0557795A - 発泡シートの熱融着接続方法及び装置 - Google Patents

発泡シートの熱融着接続方法及び装置

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JPH0557795A
JPH0557795A JP22285191A JP22285191A JPH0557795A JP H0557795 A JPH0557795 A JP H0557795A JP 22285191 A JP22285191 A JP 22285191A JP 22285191 A JP22285191 A JP 22285191A JP H0557795 A JPH0557795 A JP H0557795A
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JP
Japan
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foamed sheet
foamed
sheet
transferred
heat
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Application number
JP22285191A
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English (en)
Inventor
Yasunari Ikeda
泰成 池田
Chikamasa Kawasaki
誓勝 川崎
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Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0557795A publication Critical patent/JPH0557795A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C66/00General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts
    • B29C66/70General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts characterised by the composition, physical properties or the structure of the material of the parts to be joined; Joining with non-plastics material
    • B29C66/71General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts characterised by the composition, physical properties or the structure of the material of the parts to be joined; Joining with non-plastics material characterised by the composition of the plastics material of the parts to be joined

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  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 接続部分の強度がばらつかずに十分なものと
なって、切れることがなく、接続部も製品とすることが
できる発泡シートの熱融着接続方法と装置。 【構成】 送りロール21で送られる発泡シートAが終
わり近くなると、高速送りロール22により発泡シート
Aを高速で移送し、その増移送分をアキュームボックス
23内にストックする。次いで、高速送りロール22を
停止して、発泡シートAの終端部aのみの移送をストッ
プし、その終端部aを押さえ装置4で押圧固定する。こ
のときも、送りロール21は駆動を続け、アキュームボ
ックス23内にストックされた発泡シートAを従来速度
で移送する。一方、新たな発泡シートA1 を原反繰出装
置1から繰り出し、その始端部a1 の端面と、発泡シー
トA1 の始端部a1 の端面を加熱板3で溶融可能な温度
に加熱し、突き合わせ熱融着する。この熱融着部を押さ
え装置4で押圧する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、発泡シートを順次接
続してその長手方向に連続的に移送できるようにした発
泡シートの熱融着接続方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ポリエチレン架橋発泡シートのような発
泡シートは、均一微細な独立気泡を持ち、断熱性に優
れ、緩衝性に富み、積載荷重に耐える等種々の優れた特
性を有しているため、各種の形状や積層構造のものに成
形して各種用途に利用されている。例えば、発泡シート
を原反としてその幅方向に湾曲成形して筒状体としたも
のは水道管などを保温するための保温チューブとして利
用されている。
【0003】ところで、上記のような保温チューブを製
造する際、原反の発泡シートは芯筒に巻かれた巻重体か
ら繰り出され、筒状体成形装置に移送されて筒状体に成
形されて巻き取られる。ところで、この製造方法におい
て、一つの巻重体の発泡シートが終わりになると、別の
巻重体から発泡シートを繰り出して筒状体成形装置に供
給することになるが、このとき、図2に示すとおり、繰
り出している発泡シートAが終わり近くなると、人手に
より、その終端部aに、新たな巻重体Bの発泡シートA
1 の始端部a1 を突き合わせ、ここに粘着テープCを貼
着することにより両シートA、A1 を接続して中継ぎ
し、筒状体成形装置Dに送っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記方法によれば、次
のような問題があった。 (1)粘着テープによる中継部分は製品にならずロスに
なり原料効率が悪い。 (2)成形装置Dにおいて熱等の影響を受けて粘着テー
プが剥離したりして原反の発泡シートAとA1 との中継
部分が切れ、製造ラインが中断し易い。 (3)粘着テープの貼着時の加圧力の違いによりその中
継強度がばらつき発泡シートの接続部の切れにつなが
り、やはり製造ラインが中断し易い。
【0005】この発明は、上記の点に鑑み、中継強度が
ばらつかずに十分なものとなって原反切れがなく、中継
部分も製品とすることができて製品効率や稼動効率が向
上する、発泡シートの熱融着接続方法及び装置を提供す
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明の発泡シートの
熱融着接続方法は、発泡シートを順次接続してその長手
方向に連続的に移送するにあたり、移送されている発泡
シートの終端部のみを一時停止し、次に移送する発泡シ
ートの始端部の端面を上記発泡シートの終端部の端面に
対峙させ、両端面を加熱して突き合わせを熱融着するこ
とを特徴としている。
【0007】また、この発明の発泡シートの熱融着接続
装置は、発泡シートをその長手方向に移送する移送装置
に、移送される発泡シートを一時的にその移送速度より
も早い速度で送る高速移送機構とこの高速移送した発泡
シートを貯めるストック機構とが備えられると共に、上
記発泡シートの移送路中に出入する加熱板と、台板と押
圧板とからなる発泡シート押さえ装置とが付設されてい
ることを特徴としている。
【0008】この発明において、発泡シートとしては、
熱融着可能なものであれば限定されず、例えば、ポリエ
チレンやポリプロピレンなどのオレフィンモノポリマ
ー、エチレン−酢酸ビニルコポリマーやエチレン−プロ
ピレンコボリマーなどのオレフィン系コポリマー、軟質
ポリ塩化ビニル等の材質による発泡シートがあげられ
る。特に、オレフィン系樹脂架橋発泡シートは、その特
性の優秀性から原反として賞用されるのでこの発明方法
においても多用される。
【0009】この発明方法もしくは装置によって移送さ
れる発泡シートは、前記したとおりの筒状体成形装置な
どの成形装置、フィルムやシートとの積層装置等に送ら
れ、連続的に成形や積層され、発泡成形体や発泡積層体
などの発泡製品が製造されることになる。
【0010】
【作用】この発明方法においては、以上のとおり、原反
の発泡シート同士は粘着テープを使用せずに、端面同士
が突き合わせ熱融着により接続されるので、その接続中
継部分は発泡シートとほぼ同じ厚さで十分な強度を有し
製品として用いることが可能となる。また、突き合わせ
融着部の中継強度も十分であるから、移送途中や次工程
において切れの発生が抑えられる。
【0011】この発明装置においては、加熱板により発
泡シートの端面が融着可能に加熱され、また、発泡シー
ト押さえ装置の台板と押圧板との挟圧により移送されて
いる発泡シートの終端部が一時的に固定されて突き合わ
せ融着が容易となり、さらにこの押さえ装置で融着部の
厚さ、表面が矯正される。
【0012】
【実施例】以下、この発明方法及び装置を図面を参照し
て説明する。図1は、発明の発泡シートの熱融着接続装
置の一例の概略図であって、A、A 1 は発泡シート、1
は発泡シート繰出装置、2は発泡シート移送装置、3は
加熱板、4は発泡シート押さえ装置である。
【0013】発泡シート移送装置2は、発泡シートを定
常的に移送する送りロール21と、この送りロール21
よりも早い速度で送る高速送りロール22と、この高速
送りロール22で送られる発泡シートのストック機構で
あるアキュームボックス23とから構成されている。
【0014】加熱板3は、先端が先鋭とされ、ヒーター
が内蔵された板体31と移動装置32により構成され、
移動装置32により上下及び横方向に往復移動可能とさ
れている。なお、ヒーターが内蔵された板体31の先端
が先鋭とされているのは、必要に応じて発泡シートの端
部を切断して端面を揃え、端面同士の突き合わせ熱融着
を確実にするためである。
【0015】また、発泡シート押さえ装置4は、押圧板
41と台板42とから構成され、その押圧板41は上下
に移動可能とされると共に上昇時横動可能とされ、下降
時発泡シートを台板42に押圧できるようになってい
る。具体的には、先ず、先に移送される発泡シートAの
終端部aを押圧して固定する機能と、発泡シートAとA
1 との融着後、融着した中継部分を押圧して平滑表面と
均一厚さにする矯正機能を有している。
【0016】次に、発泡シートの熱融着接続方法を上記
装置に基づいて説明する。通常、発泡シートAは原反繰
出装置1から繰り出され、移送装置1の送りロール21
により一定速度で連続的に図示していない成形装置、積
層装置など、例えば筒状体成形装置に移送され、筒状形
状に成形される。
【0017】発泡シートAが終わり近くなると、高速送
りロール22が発泡シートAを挟持して駆動を開始し、
発泡シートAを送りロール21の送り速度よりも高速で
移送する。この高速移送による発泡シートAの増移送分
はアキュームボックス23内にストックされる。このと
きも送りロール21は駆動を続け、発泡シートAは従来
速度で図示していない成形装置等に移送される。
【0018】次いで、高速送りロール22の駆動を停止
させ、発泡シートAの終端部aの移送をストップする。
そして、この発泡シートAの終端部aを発泡シート押さ
え装置4の押圧板41と台板42で押圧して固定する。
このときも、送りロール21は駆動を続け、アキューム
ボックス23内にストックされた発泡シートAを従来速
度で図示していない成形装置等に移送することになる。
【0019】一方、新たな発泡シートA1 を原反繰出装
置1から繰り出し、その始端部a1 の端面を先の発泡シ
ートAの終端部aの端面に対峙させる。この状態におい
て、加熱板3の板体31を発泡シートの移送路まで下降
し横動させることにより、発泡シートAの終端部a及び
発泡シートA1の始端部a1 のそれぞれの端面を溶融可
能な温度に加熱する。
【0020】続いて、一方の発泡シートA1 の始端部a
1 の端面を押さえ装置4で固定している発泡シートAの
始端部aの端面に押圧して熱融着する。その後、押さえ
装置4の押圧板41を上方へ移動して熱融着部に移動
し、押圧板41を下げて押圧して厚さを発泡シートA、
1 の厚さに一致させる。
【0021】このようにして、発泡シートAと発泡シー
トA1 とが接続され、中継ぎが終了する。高速送りロー
ル22による発泡シートAの挟持を開放する。アキュー
ムボックス23内にストックされた発泡シートAがなく
なり、その終端部aに続いて次の発泡シートA1 が送り
ロール21により連続的に移送される。発泡シートA 1
が終わり近くになると、同様にして次の巻重体の発泡シ
ートが中継ぎされ、発泡シートは連続的に移送される。
【0022】
【発明の効果】以上のとおり、この発明方法において
は、原反の発泡シート同士は粘着テープを使用せずに、
端面同士が突き合わせ熱融着されて接続中継されるの
で、その中継部分は発泡シートとほぼ同じ厚さで十分な
強度を有し製品として用いることが可能となる。また、
突き合わせ融着部の中継強度も十分であるから、移送途
中乃至次工程や次の装置において切れの発生が抑えられ
る。
【0023】この発明装置においては、発泡シートの移
送を中断することなく、加熱板と発泡シート押さえ装置
により、突き合わせ熱融着接続が容易、確実にできる。
そして、この熱融着接続部分を製品とすることができ、
また中継部分の切れの発生がなく、製品効率及び稼動効
率が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施態様を示す説明図である。
【図2】従来方法の実施態様を示す説明図である。
【符号の説明】
A、A1 発泡シート 1 発泡シート繰出装置 2 発泡シート移送装置 21 送りロール 22 高速送りロール 23 アキュームボックス 3 加熱板 4 発泡シート押さえ装置 41 押圧板 42 台板

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発泡シートを順次接続してその長手方向
    に連続的に移送するにあたり、移送されている発泡シー
    トの終端部のみを一時停止し、次に移送する発泡シート
    の始端部の端面を上記発泡シートの終端部の端面に対峙
    させ、両端面を加熱して突き合わせを熱融着することを
    特徴とする発泡シートの熱融着接続方法。
  2. 【請求項2】 発泡シートをその長手方向に移送する移
    送装置に、移送される発泡シートを一時的にその移送速
    度よりも早い速度で送る高速移送機構とこの高速移送し
    た発泡シートを貯めるストック機構とが備えられると共
    に、上記発泡シートの移送路中に出入する加熱板と、台
    板と押圧板とからなる発泡シート押さえ装置とが付設さ
    れていることを特徴とする発泡シートの熱融着接続装
    置。
JP22285191A 1991-09-03 1991-09-03 発泡シートの熱融着接続方法及び装置 Pending JPH0557795A (ja)

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5573522A (en) * 1978-11-28 1980-06-03 Sekisui Plastics Co Ltd Method and device for automatically connecting foamed resin sheet or the like
JPS55126415A (en) * 1979-03-22 1980-09-30 Sekisui Chem Co Ltd Jointing of thermoplastic resin foaming sheet
JPS61108535A (ja) * 1984-10-31 1986-05-27 Furukawa Electric Co Ltd:The 発泡樹脂シ−ト溶着装置

Patent Citations (3)

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