JPH0557669B2 - - Google Patents

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JPH0557669B2
JPH0557669B2 JP56180458A JP18045881A JPH0557669B2 JP H0557669 B2 JPH0557669 B2 JP H0557669B2 JP 56180458 A JP56180458 A JP 56180458A JP 18045881 A JP18045881 A JP 18045881A JP H0557669 B2 JPH0557669 B2 JP H0557669B2
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JP
Japan
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signal
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JP56180458A
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English (en)
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JPS57111812A (en
Inventor
Fuiiseru Arii
Hyusetsupe Karatsuso Marino
Yakobusu Fuerubuumu Yohanesu
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koninklijke Philips NV
Original Assignee
Philips Gloeilampenfabrieken NV
Koninklijke Philips Electronics NV
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Publication date
Application filed by Philips Gloeilampenfabrieken NV, Koninklijke Philips Electronics NV filed Critical Philips Gloeilampenfabrieken NV
Publication of JPS57111812A publication Critical patent/JPS57111812A/ja
Publication of JPH0557669B2 publication Critical patent/JPH0557669B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B20/00Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
    • G11B20/10Digital recording or reproducing
    • G11B20/14Digital recording or reproducing using self-clocking codes
    • G11B20/1403Digital recording or reproducing using self-clocking codes characterised by the use of two levels
    • G11B20/1423Code representation depending on subsequent bits, e.g. delay modulation, double density code, Miller code
    • G11B20/1426Code representation depending on subsequent bits, e.g. delay modulation, double density code, Miller code conversion to or from block codes or representations thereof
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L25/00Baseband systems
    • H04L25/38Synchronous or start-stop systems, e.g. for Baudot code
    • H04L25/40Transmitting circuits; Receiving circuits
    • H04L25/49Transmitting circuits; Receiving circuits using code conversion at the transmitter; using predistortion; using insertion of idle bits for obtaining a desired frequency spectrum; using three or more amplitude levels ; Baseband coding techniques specific to data transmission systems

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、情報ワード列を符号ワード列に変換
する符号化装置と、 記録担体に符号ワード列を記録する記録手段
と、 記録担体から記録された符号ワード列を読取る
再生手段と、 符号ワード列を情報ワード列に変換する復号化
装置と を具えた記録・再生方式に関するものである。
本発明は、またこのような記録・再生方式で使
用される復号化装置に関するものである。
媒体が光学的に書き込まれ且つ光学的に読み取
られる記録担体である装置(このような装置は本
出願人の先願ではあるが未公開のオランダ国特許
願第8000121号(特開昭56−105343号)の主題で
あつて、その説明は第1〜13図につき本明細書
でも繰り返す)でのいくつかの応用では符号ワー
ドの群の選択につきいくつか考慮すべき点があ
る。即ち低い周波数領域では符号ワードのランダ
ム電力スペクトルは可成り小さな信号電力しか含
まず、低周波のサーボ信号を加えることができ、
電力スペクトルの少なくとも連続部が少なくとも
1個の零点を有し、クロツク信号を付加できるよ
うになつていなければならない。加えて、情報密
度のような若干のパラメータを最適化する必要が
ある。蓋し、光学式記録担体を有するシステム内
で使用する場合レーザの電力の点で情報密度はレ
ーザで記録担体に焼き入れることができるビツト
数に必然的に関係してくるからである。
多くの既知の符号化方式から明らかなことは前
記特許願にも記載しているように所謂カツドフエ
ーズ符号化方式がこの用途に適していることであ
る。このカツドフエーズ符号化方式自体はユー・
アツペル(U・Appel)とケー・トレンドル(K.
Trondle)の論文「ツーザンメン シユテルング
ウント グルツピールング フエルツーデナーコ
ーデス フユール デイー ユーバートラーグン
グ デイジターレル シグナーレ」 (Zusammenstellung und Gruppierung
Verschiedener Codes fur die Ubertragung
digitaler Signale)(Nachrichten−technische
Zeitschrift 第1巻1970年、第11〜16頁所収)、
殊に第7図から既知である。このカツドフエーズ
符号化信号は原の二進データをダイビツトと呼ば
れる2ビツトづつの群に分割し、このダイビツト
の第1と第2のビツトを夫々2ビツト時間間隔か
ら成る符号化ワードの第1と第2の半ビツト時間
間隔に収め、符号化ワードの第3と第4の半ビツ
ト時間間隔には夫々ダイビツトの第1と第2のビ
ツトの反転値を入れるものである。
このカツドフエーズ符号化方式はもつと広い符
号化のクラスの一部ではないのかという疑問が既
に出されている。
本発明の目的は記録・再生方式、復号化装置を
提供することである。
本発明は所望の用途に依存して最も最適な符号
化方式を選べる符号化のクラスを提供するにあ
る。
すなわち以下の要件を満足するように符号のク
ラスが使用される。
(a) 符号ワードのランダム電力スペクトルが可成
り小さい電力を含み低周波数のサーボ信号を付
加できる。
(b) 電力スペクトルの少なくとも連続部が少なく
とも1個の零点を有し、クロツク信号を付加で
きる。
(c) 特に記録担体に記録される情報ビツト当りの
情報密度と記録マークの数に関して最適化コー
ドを選択できる。
この目的を達成するため本発明によれば情報ワ
ード列を符号ワード列に変換する符号化装置と、 記録担体に符号ワード列を記録する記録手段
と、 記録担体から記録された符号ワード列を読取る
再生手段と、 符号ワード列を情報のワード列に変換する復号
化装置と を具えた記録・再生方式において、符号ワードが
一群の符号ワードに属し、各符号ワードがsτ0
等しい時間長を有し、各符号ワードが等時間間隔
τを以て位置するI個の信号位置tniを有するM
個の副群Gnで組み立てられ、ここで、M及びI
を整数とし、mを副群Gnに対応する両端を含め
て1からM迄の数とし、iを各副群Gn内の信号
位置tniの数を表わす両端を含めて1からI迄の
数とし、各副群GnのI個の信号位置tniのうち、
k個は、副群Gnに関する他の占められない信号
位置tniの信号値と区別できる信号値で占められ
る信号位置とし、ここで、kはIよりも小さく1
より大きいか又は1に等しい整数とし、副群Gn
の初期位置tn1を符号ワードの先頭から相互に異
なる時間間隔εnを以て位置させ、ここで0≦εn
τとし、M≧2及びεn+(I−1)τ≦sτ0という
条件を課し、ただし、符号ワードの群に対しM=
2、I=s=2、k=1、τ=τ0及びε2=ε1
1/2τの場合を除外したことを特徴とする。
本発明に係る方式は更にI=s及びτ=τ0とし
たことを特徴とする。それ故こゝではワード長
0は位置の数Iにこれらの位置の間の時間間隔
τを乗じたものに等しくなる。
クロツク信号の発生の点で本発明は更に初期位
置tn1を符号ワードの出発点から時間間隔εn=ε1
+m−1/Mτで等時間間隔に位置せしめたことを 特徴とする。
角周波数W0=2π/τで電力スペクトルの第1の零 点で直接の機能が存在しなければこの条件は満足
され、クロツク信号を加えることができる。
本発明に係る方式は更に符号ワードを角周波数
W0=2π/τを有する付加されたパイロツト信号と一 緒に伝送媒体を介して送り、復号化装置ではこの
パイロツト信号を取り出してクロツク信号として
用いることを特徴とする。
本発明に係る方式のもう一つの実施例は更に、
δを初期位置のずれを表わすパラメータとした場
合、初期位置tn1を符号ワードの先頭から時間間
隔εn=ε1+m−1/M+δτで等時間間隔に位置せし
め、 復号化装置では角周波数W0=2π/τ0に同調させてあ る帯域フイルタを用いて符号化されている信号か
らクロツク信号を取り出すことを特徴とする。こ
の方式ではスペクトルの零点W0=2π/τでデイラツ クピークが生じ、このデイラツクピークを一緒に
送られるクロツク信号として使用することができ
る。
光学式記録方式に最適な本発明に係る方式の一
実施例は符号化ワードの群に対し、I=s=4、
M=2、τ=τ0、k=1及びε2=ε1+1/2τ0が成 立するようにしたことを特徴とする。
本発明方式で使用される復号化装置は符号ワー
ドを受け取るための入力端子と、これらの符号ワ
ードを復号化してデイジタル情報を供給する出力
端子とを有する復号化装置であつて、各副群Gn
内の信号位置tniの信号値を比較することにより
副群Gnの信号パルスによつて占められている信
号位置を検出する手段と、検出された占有信号位
置に基いて受信された符号ワードに一致する出力
ワードを再生する手段とを具え、前記符号ワード
が、各々がsτ0に等しい時間長を有すると共に等
時間間隔τで位置するI個の信号位置tniを具え
るM個の副群Gnから成る符号ワード群に属し、
ここでI及びMを整数とし、mは副群Gnに対応
する両端を含めて1からM迄の数であり、iは各
副群Gnの信号位置tniを表わす両端を含めて1か
らI迄の数であり、各副群GnのI個の信号部分
のうち、k個は、副群Gnに関する他の占められ
ない信号位置tniの信号値と区別できる信号値で
占められる信号位置とし、ここで、kはIよりも
小さく1よりも大きいか又は1に等しい整数と
し、副群Gnの初期位置tn1を0<εn≦τとして符
号ワードの先頭から相互に異なる時間間隔εnを以
て位置させ、M≧2及びεn+(I−1)τ≦sτ0
いう条件が課せられ、ただし、符号ワードのグル
ープにつきM=2、I=s=2、k=1、τ0及び
ε2=ε1+1/2τの場合が除外されている符号ワー ドを復号化するように構成したことを特徴とす
る。
この復号化装置の一実施例はI−1個の遅延時
間がτである遅延回路のアレイを具え、遅延回路
の入力端子と出力端子とを比較回路に接続して時
間間隔εn間に毎回一副群Gnの信号パルスで占め
られた位置tniを順次に検出するようにしたこと
を特徴とし、また比較回路に複数個の各々が反転
入力端子と非反転入力端子とを具える比較器を設
け、各比較器がI−1個の遅延回路の入力端子及
び最后の遅延回路の出力端子相互により形成され
る全ての可能な点の対の異なる対上の信号を比較
し、第1の論理ゲートをこれらの比較器の出力信
号を比較するために設け、これらの第1の論理ゲ
ートの出力端子を各々一副群Gnの信号で占めら
れた位置tniに関連させ、これらの第1の論理ゲ
ートの出力端子から副群Gnを順次に出力し、第
2の論理ゲートを符号ワードに関連するデイジタ
ル情報を生成するために設けたことを特徴とし、
更に角周波数W0=2π/τに同調させた帯域フイルタ を設けて符号ワードにより形成された信号からク
ロツク信号を取り出すようにしたことを特徴とす
る。
ワード同期信号の再生に関し、デコーデイング
回路は更に予じめ定められた符号ワード列に同調
させた第3のゲート回路を設けてワード同期信号
を生成するようにしたことを特徴とし、また前記
のワード同期信号を生成する第3のゲート回路を
第1の論理ゲートの一つの出力端子に接続したこ
とを特徴とし、角周波数W0=2π/τに同調させた帯 域フイルタを設けて符号ワードによつて形成され
る信号からクロツク信号を取り出し、予め定めた
符号ワード列に同調した第3のゲート回路を設け
てワード同期信号を発生させ、この第3のゲート
回路を第1の論理ゲートの一つの出力端子に接続
したことを特徴とする。
符号化に関し、本発明方式では入力ワードをM
個のビツト群に分割し、各々を符号化装置で符号
化してk−アウト−オブ−I符号化装置により副
群Gnを形成し、その後でM個の副群を組み合わ
せて重ね合わせにより一個の符号ワードにするこ
とを特徴とする。
この方式はデイジタル情報を4ビツトから成る
入力ワードの形態で受け取り、これを各々2ビツ
トから成る2個の群に分割し、各々をワン−アウ
ト−オブ−フオー復号化装置に入力し、2個の復
号化回路の各々の4個の出力を交互に組み合わせ
て入力ワードに関連する符号ワードを供給するこ
とを特徴とし、また2個の復号化装置の出力を交
互に組み合わせてシフトレジスタの並列入力に接
続し、斯くして2個の副群から符号ワードを形成
することを特徴とする。
媒体に関し、本発明方式では更に伝送媒体を情
報区域に分割されている記録担体とし、これらの
情報区域に符号ワードの形態で情報を記録し又は
予じめ記録しておき、これらの情報区域を前述し
たように符号ワードの形態でアドレス・同期情報
が予じめ記録されているアドレス・同期区域で分
離することを特徴とする。
非限定的な実施例を挙げて図面につき本発明を
詳細に説明する。
本発明に関連する符号化方式が第1に応用され
ることを意図するシステムを説明するために、以
下先ず第1乃至13図につき本出願人の先願では
あるが未公開のオランダ国特許願第8000121号
(特開昭56−105343号)に記載されているような
光学式記録システムを説明する。
第1図は上述した先願に係る原理が適用される
記録担体の一列を示したもので第1a図はその記
録担体の平面図、第1b図でスケールを拡大して
その記録担体のトラツク4の一部を示したもので
あり、第1c図はこのスケールを拡大した部分の
同期区域を示したものである。記録担体本体1に
らせんトラツク4を設けるが、このらせんトラツ
ク4は多数例えば一周当り128個のセクタ7に分
割する。各セクタ7はデイジタル式に符号化され
た情報を記録することを目的とする情報区域9と
同期区域8とを具える。
正確に定まつた通路にデイジタル情報の記録を
確実に行なうために、トラツク4をサーボトラツ
クとして用いる。この目的のため、セクタ7の情
報区域9が第2図に示すように振幅構体を示すよ
うになす。この第2図は第1a図の−線に沿
つて切つて取つた断面の微小部分を示しており、
従つてこの図はサーボトラツク4の相隣接する複
数個のトラツク部分のうち特に情報区域を示す。
これらサーボトラツク4の方向は図面に垂直な方
向にある。これらサーボトラツク4、特にその情
報区域9の部分は基板5に形成した溝の形態をな
している。この方法ではデイジタル情報を記録す
るために記録担体に向けられた放射ビームを制御
してこれらサーボトラツク4と正確に一致させる
ことが可能である。すなわち記録担体によつて反
射された光を用いたサーボ系によつて、半径方向
の、放射ビームの位置決め制御を行なうことがで
きる。この記録担体上での放射スポツトの半径方
向の位置の測定を、ビデオ信号が与えられている
光学式記録担体に採用されている方式と類似した
方式であつて特に文献;「アイ・イー・イー・イ
ートランザクシヨンズ オン コンシユーマーエ
レクトロニクス(I.E.E.E.Transactions on
consumer electronics)の1976年11月号、第307
頁」に開示されているような方式に従つて、行な
つてもよい。
デイジタル情報の記録用として、この記録担体
は、適切な放射で走査された場合に光学的に読取
りできるような変化を来たすような材料の層(情
報層ともいう)6を備えている。原理的にはこれ
らセクタの情報区域9の部分のみにかかる層を備
えれば足りるのであるが、製造技術上の理由か
ら、このような層を記録担体の全表面に亘り設け
る方が簡単でる。この層6は例えばテルルのよう
な金属の薄い層とすることができる。この金属層
を十分高い強度のレーザ放射によつて局部的に溶
かしこの層6すなわちこの情報層に部分的に異な
る反射係数を与えその結果、斯して書き込まれた
情報トラツクを読取ビームによつて走査したと
き、反射放射ビームに記録された情報に従つて振
幅変調を与えるようにすることができる。
或いはまたこの層6を例えば鉄、アルミニウム
のような、入射放射に対して化学反応を起す材料
の二重層としてもよい。この場合にはこのデイス
クにパワーの強い放射ビーム入射すると、この入
射部分にFeAl6が形成されてその部分は反射の悪
い部分となる。テルルとビスマスとの二重層の場
合にはBi2Te3が形成されて同様な効果を得る。
またテルルの単一層を用いることも可能である。
特に情報区域が走査されているときに、基板5
に設けられた溝形態のサーボトラツクを用いて、
書込放射線スポツトがこのサーボトラツクと正確
に一致するようになされているので、書込ビーム
を変調するデイジタル情報が前述のサーボトラツ
クと一致している情報区域に正確に記録される。
前述した処より明らかなように、情報区域が未
だ情報を含んでいないユーザが書き込むような記
録担体はセクタ内の前述の情報区域に溝構造(構
体)を有しており、その上斯様な記録担体は各セ
クタ内に光学読取可能なレリーフ構造(構体)の
形態の同期区域8を有している。第1b図はトラ
ツク4の一部分を拡大して示し、この図から多数
情報区域9と同期区域8とのシーケンスが判か
る。この場合、これら同期区域8は中間区域と交
互にされた一続きの凹部によつて構成されたレリ
ーフ構体を具えている。この同期区域のこの構体
中のこれら凹部の深さは情報区域9中のサーボト
ラツクの深さよりも大であり、これら凹部の深さ
は、この構体によつて表わされる情報の最適読出
しが得られるように、一般の光学法則に従つてか
つこれら凹所の形状に応じて、読取システム毎に
選択する。記録担体によつて反射された放射ビー
ムを1個の光検出器で検出する読取システムの場
合には、λを使用する放射線の波長とすると、1/
4λをこれら凹部の深さとして選定することがで
きる。情報区域9中のサーボトラツクの深さを1/
8λ以下に選定する場合には、このサーボトラツ
クは検出器が検出する光量はほとんど悪影響を及
ぼさない。
第1c図は同期区域の構造を更に示すための拡
大図で、この図では図面を簡明ならしめるために
情報層6を省略して示してある。このような同期
区域8は2つの部分、すなわち表示部10とアド
レス部11とを具え、このアドレス部11には記
録プロセスを制御するに必要な全ての情報が含ま
れている。デイジタル情報を記録するときには、
この情報をいわゆるワード編成ビツト列に変換す
る。このアドレス部は、ワード編成についての情
報を含んでいるので、記録の際にビツトワードの
位置が決定され、読取りの際にビツトワードが適
切に復調される。さらに、このアドレス部11
は、対応するトラツク部が位置するトラツク周の
トラツク番号についての情報を含んでいる。この
情報は、記録媒体に適したデイジタル変調技術に
従うレリーフ構体の形態をとつている。情報区域
9の溝形状のサーボトラツクに加えて、記録担体
は、前記情報区域のビツトワード編成ビツトの形
で情報を配列するに必要なすべての情報を同期区
域にすでに含んでいるので、ユーザによつて用い
られる書込読取装置に課される条件をあまり厳し
くしないようにすることができる。また予じめ完
全に記録される情報をレリーフ構体として記録担
体に形成すれば、前記記録担体は、特に大量生産
に適しており、その際普通のプレス技術を用いる
ことができる。
第3図(第3a図〜第3d図まで)は、同期区
域8の一部分と情報区域9の一部分とを有する前
記サーボトラツク4の一部分の長さ方向の略図的
断面図である。第3a図は、公知の技術を用いる
ブランク状態デイスクの断面を示し、第3b図
は、デイジタル情報(データ)14を情報区域9
に記録した後の断面を示し、第3c図は、前記先
願に従つて第1周期クロツク情報を持たせたブラ
ンク状デイスクの断面を示し、第3d図は、情報
14を情報区域9に記録した後の第3c図の断面
を示している。第3e図は、第3d図の断面に示
すトラツク4の部分の読取りによつて得られる信
号を略図的に示し、第3f図は、第3b図および
第3d図に示す以外の方法で情報を記録した後の
トラツク4の一部分の略図的平面図である。
用意されたデイスクはサーボトラツク4を具
え、このサーボトラツク4を、たとえばレーザビ
ームによつて基板5に形成する。レーザビームの
強さを変調することによつて、同期区域8に情報
を担う“ピツト”13のレリーフ構体を形成する
ことができる。次に、簡単にするため記録担体1
の、溝4の外側の部分を含めたデイスク全体を、
反射情報記録層6で被覆してもよい。このように
して準備された記録担体において、たとえばレー
ザビームによつて反射情報層6にホールを形成す
ることにより、情報区域9に情報を記録すること
ができる。このような書き込みが終つた記録担体
を第3b図に示す。たとえばレーザビームによつ
て、情報が書込まれるとき、すなわちホール14
が形成されるとき、および情報が読取られると
き、この情報書込または読取プロセスをクロツク
信号によつて同期させることが重要であり、これ
に関しての情報を同期区域8に含ませてよい。書
込または読取の間に、すなわち情報区域9におけ
る書込または読取りの間においても、適切な同期
クロツク信号が連続的に得られるようにするため
には、本発明によればサーボトラツク4は読取ま
たは書込の間にサーボトラツクが追跡されたとき
情報担体によつて反射される光に変調を生じさせ
るような構体を具えている。
しかし、この構体は、情報の読取りを妨げない
ようなものでなければならない。これが可能なこ
とを、第4図および第5図に基いて説明する。第
4図は、3つの可能な2値情報信号変調のランダ
ムなパワースペクトル(周波数スペクトル)を示
し、第5図はこの変調を略図的に示す。
第5a図は、“バイフエーズ(biphase)”変調
の名称で知られる変調方法を示す。この変調方法
では、与えられたデイジタル信号を2値信号に変
換し、デイジタル信号の論理“1”に対しては時
間期間T/2の間は正とし、次の期間T/2の間は負
とする。ここに、Tは与えられたデイジタル信号
のビツト長である。デイジタル信号の論理“0”
は、逆の2値信号、すなわち期間T/2に対して負
であり次の期間T/2に対しては正である信号を正
確に発生する。この変調技術は、第4図にaで示
すパワースペクトルを有する2値信号を発生す
る。この場合、周波数f0は1/Tに相当する。
第5b図は、“ミラー(Miller)”変調の名称で
知られている変調方法を示す。この変調方法につ
て発生される2値信号は、与えられるデイジタル
信号の論理“1”の中心で正から負にまたは負か
ら正に変化し、また2個の連続する論理“0”の
連続点でも変化する。この変調技術によつて得ら
れる2値信号のパワースペクトルを第4図にbで
示す。
最后に第5図のcは、“カツドフエーズ
(quadphase)”変調の名称で知られている変調方
法を示す。この変調方法によれば、まず最初に与
えられたデイジタル信号を、2ビツトの順次の群
に分ける。期間2Tを有する各2ビツト群から2
値信号を取出す。この2値信号は、最初の期間T
ではその群のもとの2ビツトと同じビツト列を有
し、次の期間Tでは符号の反転したビツト列を繰
り返す。取り得るビツトの組合わせ11、00、01及
び10は、それぞれビツトの組合わせ1100、0011、
0110、1001に変換される。この変調技術によつて
得られる2値信号は、第4図にcで示すパワース
ペクトルを有している。
第4図から、これら変調技術は、得られた2値
信号が比較的低周波数たとえば0.2f0以下の周波
数で大きな周波数成分を示さないという共通の特
性を有することがわかる。このことは、光学式読
取担体を関連する書込装置および読取装置と用い
るときに非常に有益である。前述したように、こ
のような装置は、記録担体上に走査スポツトを正
確にフオーカスさせるためのサーボ制御系と、走
査スポツトの半径方向位置を制御して走査スポツ
トを情報トラツクに正確に一致させるサーボ制御
系とを用いている。これらのサーボ制御に必要な
制御信号は、同期区域のレリーフ構体によつて変
調された、記録担体からの反射放射線ビームから
取出すので、アドレス部に記憶された2値信号の
周波数スペクトルが、制御信号用の周波数帯域内
にいかなる大きな周波数成分も含まないことが重
要である。第4図は、約0.2f0以下の周波数帯域
がこのような制御信号に適していることを示して
いる。これらサーボ制御系用の制御信号を例えば
最大周波数15KHzまで広げてもよい。例えば周波
数f0=1/Tの値を500KHzを選定する場合には、第 4図からも明らかなように、2値信号a,bまた
はcは15KHz以下の周波数成分は著しく弱い。さ
らに、第4図から明らかなように変調方法cの場
合には、周波数2f0はもとより周波数f0において
もスペクトルが零点を有している。従つて、情報
信号と干渉することなく周波数2f0のクロツク構
体を記録担体に設けることが可能である。他の変
調方法の場合にも周波数2f0で零点が生ずる。
カツド変調(変調c)を使用する場合や他の変
調方法を使用する場合には、ビツト周波数1/Tに
対応する周波数f0は、クロツク周波数に対して適
切な高周波となるので、このカツド変調を使用し
たくなる。またこの周波数f0でのスペクトルの成
分が相当小さいという理由で、変調方法bの場合
にも周波数f0をもつた構体を使用してもよい場合
がある。さらに、理論上は2f0よりも高い周波数
に対応する変調を構体に与えることが可能である
が、一般には実現できない。情報密度を最大にす
ることからすれば、ピツト13および14のデイ
メンジヨン(第3f図)を使用される書込・読取
装置の分解能の限界に近くなるように選定するの
で、2f0よりも高い周波数に対応する表面構体は
ほとんど検出できない。尚、これらのデイメンジ
ヨンはデイスク1の特定の回転速度では少なくと
も1/2Tのビツト長に対応する。特別な変調方法
による場合には、f0または2f0以外の周波数例え
ば1/2f0でこのパワースペクトルの零点を得るこ
とが可能である。
第3c図は、第3a図の断面に対応する先願に
係る記録担体の断面を示す。その表面の、少なく
ともトラツク4の位置に、高さdを有するレリー
フ構体(構造)が設けられている。この構体を得
るためにはレーザビームを変調して、これにより
同期区域8と情報区域9の溝4とを形成するレー
ザを変調する。この実施例では、これを、レーザ
ビームの強度を制限することによつて、同期区域
8内のピツト13の間でのみ行なつた。しかし、
一般には、ピツトの底部にレリーフ構造を設ける
ことも可能である。第3d図に示すように、本発
明デイスクは、レリーフ構体を被覆する反射層6
にホール14を形成することによつて、情報を書
込むこともできる。第3e図は、第3d図に示す
レリーフ構造の読取によつて得られる信号の例を
示す。この信号は、ピツト13またはホール14
の位置で極小を示し、(第3c図に高さdで示さ
れた)レリーフ構体に相当する振幅変調が周波数
f0で極大となる。ホール14の底部の変調構体
は、信号にほとんど寄与しない。それは、反射層
6を除去したために光をほとんど反射しないから
である。この点に関し、たとえば、反射基板5上
に局部的に除去される無反射層6を設けることも
できることに注意されたい。その結果、周波数f0
の変調を、無反射層が除去されたこれらの位置1
4で十分に読取ることができる。
第3a図〜第3d図において、ピツト13また
はホール14を、連続的なピツトまたはホールと
して示している。すなわち1ビツトより大きい場
合には、連続するビツトの数に相当する長さを有
する細長いスロツトとして示している。しかし、
その代わりに各ビツトに対して別個のピツトまた
はホールを設けることもできる。第3f図はこの
ことを示し、クロツク変調構体を異なる種々のハ
ツチングで示したトラツク4を示す。同期区域8
内で、ピツト13を、たとえば、このクロツク変
調構体の最大または最小の中心に形成しさらにこ
れらピツトを反射層6によつて被覆することもで
きる。この反射層は、ピツト13に施したハツチ
ングで示す。情報区域9内では、クロツク構体の
最大および最小のところで反射層6内に情報ホー
ル14を形成することができる。あるいは、第3
f図に情報区域9によつて示すように、情報構体
の零点ホール14′を形成することができる。こ
の点に関し、クロツク情報構体との位相関係が一
定であり且つ既知であるならば、ピツト13また
はホール14の位置は重要ではない。また、情報
構体の形状も重要でない。第3図に示すような矩
形形状の代りに、正弦波形状を有するようにする
こともできる。これは、変調されたレーザビーム
による製造の場合に容易に行なうことができる。
前記クロツク同期構体が、周波数f0または2f0
容易に検出することができ、かつ、記録されたま
たは記録すべき同期信号またはデイジタル情報信
号のスペクトル内で大きな成分を示さない周波数
成分を示すことのみが重要である。これは、一般
には、クロツク情報構体dが基本周波数f0または
2f0及びその高周波のみを有する場合である。次
の高周波は、2f0または4f0であり、これは第4図
に示すように、重要なパワースペクトルの部分の
範囲外にある。
第3図に基づく構体がどのようにして実現され
るかを説明するために、第6a図は本発明方式に
関連する記録担体を製造する装置を示し、第6b
図は本発明方式に関連する記録担体に情報を書き
込む装置を示し、第6c図は情報が書き込まれた
記録担体の読取装置を示す。
第6a図の装置では、第1図に示すようなスパ
イラル状の溝4を形成するために、レーザ15か
らのビーム16を、例えば強度変調器57、ミラ
ー17およびフオーカシング光学系18を経て、
回転しつつあるデイスク1に投射する。このレー
ザ15をパルス的に起動させるための回路20に
よつてレーザ15を制御して(第3図に示すよう
な)ピツト13を同期区域8に形成する。溝4に
クロツク変調構体を形成するために、変調器57
を周波数f0(または2f0)の信号源19によつて制
御する。もしくはレーザ15自体を変調させるこ
とも可能である。デイスク1をモータ21で駆動
し、このモータには速度制御を目的としたサーボ
制御系を設け、このサーボ制御系には例えばタコ
ジエネレータ22、速度基準源24およびサーボ
増幅器23を設けることができる。デイスクのト
ラツク4中の正しい箇所に同期区域8が位置して
いるようになすためにかつ場合によつては変調を
周波数f0でデイスクに接線方向に正しく分布し得
るようにするために、回路20および場合によつ
て周波数f0の信号源19をサーボ制御系にロツク
させてもよい。さらに、同期ピツトとクロツク変
調構体との位相関係を補償するために、回路20
を信号源19によつて制御する。このプロセス後
にデイスク1に前述した情報相6を設けることが
できる。
第6b図は用意されたデイスク1に情報を与
え、同時にクロツク変調構体を読み取るための装
置を示す線図である。この装置は回転デイスク1
と、レーザ15とを具え、このレーザのビーム1
6をこのデイスク1上に半透ミラー17およびフ
オーカシング光学系18を経て投射する。反射ビ
ーム60は例えばフオトダイオードのような光検
出器27を用いて検出して電気信号に変換し、こ
れより帯域通過形フイルタ28を用いて周波数f0
(または2f0)の成分を取り出す。この成分は主と
してトラツク4に形成されたクロツク変調構体に
よつて発生したものである。場合によつてはこの
位相ロツクループ29へ供給してもよい。この位
相ロツクループはフイルタ作用の改良を図り、ク
ロツク信号の安定性を高めしかも場合によつては
短時間の信号のドロツプアウトを補償するもので
ある。この場合、クロツク信号は出力端子31に
得られる。データの記録はレーザビーム16中に
変調器を含ませることによつて直接、または、入
力端子26を経て情報が供給されかつ出力端子3
1に生じたクロツク信号で同期された書込変調回
路25でレーザ15自体を変調させることによつ
て、レーザビームをパルス変調させてデータを記
録することができる。
光検出器27および読取回路30を経て、同期
部に含まれている情報を反射ビーム60から取り
出してこれを出力端子32に生じさせる。この読
取回路20を出力端子31に生じたクロツク信号
で同期をとつてもよい。前記情報を使用して回路
25を同期させたりデイスク上に正しい位置を探
り当てるようになしてもよい。またこの情報を第
6b図に示されていないサーボ制御系に使用して
光学系18およびミラー17を半径方向に位置決
めさせたり、トラツク4の所望の部分に書きしる
したり、デイスク1の駆動を制御したりしてもよ
く、これを第6b図で示してある。
さらに、この装置はトラツキング回路33を具
えてもよく、このトラツキング回路によつて検出
器27から供給された信号からトラツキング信号
を取り出して第6b図に破線61で示すようにビ
ーム16に対するミラー17の角度を制御するこ
とによつてこのビーム16をトラツク4上に維持
させることができる。
第6c図は情報が書き込まれているデイスク1
を読み取る装置を示す。この装置は一般には第6
b図の装置と組合せて使用されるものであり、ミ
ラー17と光学素子18とを経てデイスク1に投
射されるビーム16を放出するレーザ15を具え
ている。反射ビーム60を光検出器27で検出
し、得られた電気信号を通過周波数f0の帯域通過
フイルタ28とこの周波数f0に同調された位相ロ
ツクループ29とを経て通過させて出力端子31
に周波数f0(または2f0)のクロツク信号を得るよ
うになす。デイスクに記録された情報を光検出器
27によつて供給された電気信号から読取回路3
0によつて複合化し、よつて出力端子32にデイ
ジタル情報と同期区域8に含まれている情報とを
得るようになす。この読取回路の同期を出力端子
31に得られたクロツク信号で行なう。これに加
えて、トラツキング回路33によつて光検出器2
7で検出された信号からトラツキング信号を取り
出し、ビーム16がトラツキング4を正しく追従
するようにミラー17を制御するようになしても
よい。デイスク駆動用のモータ21を、例えばタ
コジエネレータ22、速度基準源24およびサー
ボ増幅器から成るサーボ制御系に含ませて速度制
御を行なうようになしてもよい。この場合この制
御を読取回路30にロツクすることができる。さ
らに、この装置は第6c図に36で全体として示
した光学素子18とミラー17と検出器27とか
ら成る系を半径方向に移動させてデイスクの特定
部分を任意に読み取ることができるようになすた
めの制御機構35を具え、その制御をこの制御機
構35の入力端子37に供給された情報と同期区
域から生じ読取回路30の出力端子32に得られ
た情報とによつて行なう。
トラツク4に記録されたまたは既に記録されて
いるクロツク情報構体は種々の形態を取り得る。
第7図はそのいくつかの例を示す線図で、第7a
図は、例えばトラツク4を書込むレーザビームの
強度を変調することによつて、図にハツチングで
表示したように、クロツク情報を高さの変化で形
成したトラツク4を示す略式線図であり、第7b
図は、例えば第6a図の対物レンズすなわち光学
系18を第6a図のデバイス59によつて制御し
て、例えばレーザビームのフオーカシングを変調
させることによつて、トラツク4の幅変化として
クロツク情報を形成したトラツク4を示す線図で
ある。他方レーザビームの強度またはフオーカシ
ングが変調される場合に度々行われるが、幅変化
と深さ変化とを組合せることも可能である。第7
c図は、例えばビーム16に対する第6c図に示
すミラー17の角度をデバイス58によつて調節
して、トラツク4の位置の半径方向の変化として
クロツク情報を形成したトラツク4を示す線図で
ある。これまで示した全ての変化はL0=V/fに等 しい周期長すなわち距離L0を有している。ここ
でVは前記位置でのデイスク1の接線方向の速さ
であり、fは所望クロツク信号の周波数であり、
この周波数fは記録されるべきデータのランダム
周波数スペクトル中の零点、例えば“カツトフエ
ーズ”変調の場合には(第4c図および第5c図
における)周波数f0に対応する。
トラツキング信号を得る方法の一つとして、例
えば第6a図に示すミラー17を制御することに
よつて、溝形状のトラツクに半径方向の“ウオブ
リング”を与える方法がある。すなわち例えば、
通常の速度での再生時に第6図に示す検出器27
によつて検出されるべき光強度変化を例えば第4
図に示す周波数0.2f0以下の、データのスペクト
ルの範囲外に位置する周波数で、生ずるような、
正弦波的に変化する半径方向の偏位(excursion)
を、ある波長でデイスク上に設ける方法である。
例えば同期を検出することによつて、検出器の中
心の、トラツク4の中心に対するずれの目安を前
述の信号成分から取り出してもよい。このような
半径方向のウオブリングをクロツク変調構体、例
えば第7a図に示すようなクロツク変調構体と組
み合せてもよい。この組み合せた状態を第7d図
に示す。デイスクでのウオブリングの波長がクロ
ツク変調構体の波長と等しく一定の位相関係を有
しているときには同期検出を不必要となるような
特殊な組合せを得る。
第7e図は斯様な構体を示し、この構体は(ト
ラツク4内のハツチングで示した区域とハツチン
グしないで示した区域とで交互に示される)深さ
変調構体と、この深さ変調構体の周期の四分の一
すなわち90°シフトされた半径方向の位置変化と
を組合せたものであり、この構体を、デバイス5
8を用いてビーム16に対するミラー17の角度
を調節するようになして第6a図に示す装置でつ
くることができる。この場合、これら変調の“浅
い”部分がデイスク形状の記録担体1の表面と一
致するように深さ変調構体を選定する場合には、
サーボトラツク4は距離L0と等しい間隔で接線
方向に離間した半径方向に非対称のピツトのシー
ケンスの形態をとる。第7f図ではこのようなト
ラツク4の一例を示す線図である。
第8a図は先願の本願人による記録担体にデー
タを書込みまたはこれらデータを読み取るための
装置の読取部の原理を説明するための線図であ
り、検出器27の検出された信号Iの周波数スペ
クトルを第8b図に示す。この装置は光検出器を
具えていて、この検出器によつてトラツク4に沿
つて形成された情報が再生される。本例では、こ
の検出器27から供給される信号は、第8b図に
示すようなカツドフエーズ変調された信号Sdの
スペクトルとクロツク信号Scとをもつたスペク
トルを有し、このクロツク信号Scを、好ましく
は位相ロツクループ29が接続されている帯域通
過フイルタ28を手助をもつて取り出してこの信
号Scを出力端子31に得ることができる。この
デイジタル信号Sd、すなわち同期区域8に記録
された信号および記録時に同期区域8と情報区域
9とによつて記録されている信号を読取回路30
で検出する。尚この読取回路の同期をクロツク信
号Scでとる。読み取られたデータ信号は出力端
子32で得ることができる。さらに、半径方向の
トラツキング信号は検出器27からの信号から取
り出すことができる。情報が情報区域9に記録さ
れるべき時は、読取回路30は同期区域8に含ま
れている情報のみを検出しこの情報をクロツク信
号Scと一緒に書込回路25に供給して書込レー
ザ15のビームを変調させる。
半径方向のトラツキング信号を得るために低周
波の半径方向のウオブリングを使用するときに
は、第9a図に示すような装置を使用してもよ
い。第9b図はこの場合検出器27で検出された
信号の周波数スペクトルを示す線図である。半径
方向のウオブリングを持つたトラツク4を読み取
る場合には、軸線に沿つて2つのセクシヨンaお
よびbに分けられている光検出器27を用いるの
が有効である。差動増幅器40又はこれと等価な
手段はセクシヨンaおよびbによつて検出された
信号の差信号を形成し、加算増幅器41又はこれ
と等価な手段はこれら両信号の総和信号を形成す
る。
(第9b図に示す)周波数スペクトルはカツド
フエーズ変調された信号Sdと、クロツク信号Sc
と、ウオブリングによつて生ぜしめられた低周波
数Swのスペクトルを含んでいる。この総和信号
中にはウオブリングが、クロツク信号Scを搬送
波とした振幅変調として現れる。第9b図にこれ
を側波帯Sc−wおよびSc+wとして示してあり、
これら側波帯は、検出器27がトラツク4の中心
45を正確に追従する場合には、振幅が零とな
る。帯域通過フイルタ28で総和信号を濾波する
と、クロツク信号Scが生じ、このフイルタの帯
域がそれほど狭くない場合には前述の側波帯が生
ずる。この帯域通過フイルタ28の出力信号を位
相ロツクループ29へ供給してその出力端子31
にクロツク信号を得るようにする。この帯域通過
フイルタ28の出力信号をクロツクScと一緒に
同期復調器(すなわち同期検波器)42に供給
し、この復調器からウオブリング信号Swの変調
を得る。
半径方向のウオブリングの周波数は帯域通過フ
イルタ38と位相ロツクループ39とを用いて差
動増幅器40からの差信号から取り出し、この周
波数を同期検波器42の出力信号と一緒に同期検
波器43に供給し、その出力端子44にウオブリ
ング信号Swの変調を表わす信号を得るようにな
し、これを半径方向のトラツキング信号として使
用してもよくまたこの信号は第9a図に破線45
で示すトラツキング4の中心に対する検出器27
のずれを表している。そしてこの場合にはこの半
径方向のトラツキング信号で第6b図および第6
c図に示したようにミラー17を制御することが
できる。
次いで第8a図に示した装置の場合と類似した
方法で、トラツク4に含まれたデータを総和増幅
器41の出力に生じた総和信号から取り出す。情
報記録に関しては、第8a図の装置におけると同
様な手段を適用してもよく、これらの手段を第1
0図、第11a図および第12図の装置に対して
も適用できる。
第10図は第9図に示した装置を信号分離が一
層良好となるように変形した一例を示す線図で、
この例では検出器27を接線方向と半径方向の両
線に従つて分割してセクシヨンa,b,cおよび
dなる4つの四分円を得るようになし、これらセ
クシヨンa,bの組およびc,dの組を接線方向
の線のいずれかの側にそれぞれ位置させるととも
に、セクシヨンa,cの組およびb,dの組を半
径方向の線のいずれかの側にそれぞれ位置させる
ようになす。増幅器41又はその等価な手段は各
セクシヨンa,b,cおよびdから発生させられ
た信号の和を決めるので、この増幅器41はトラ
ツク4からの反射ビームの強度化すなわちデータ
信号Sdに特に感応するものであり、さらに増幅
器421は接線方向の線のいずれかの側に位置さ
れたセクシヨンa+bおよびc+dの組の差信号
を検出するので、この増幅器421は半径方向の
トラツク4の変化すなわちクロツク信号Scに特
に感応するものであり、さらに増幅器46は半径
方向の線のいずれかの側に位置させられたセクシ
ヨンa+cおよびb+dの組の差信号を決めるの
で、この増幅器は接線方向のトラツク4の変化す
なわちウオツブルに対応する信号Swに特に感応
するものである。
第9a図の装置における場合と同様な、帯域通
過フイルタ28および位相ロツクループ29によ
つて増幅器46の出力信号からクロツク信号Sc
を取り出し、帯域通過フイルタ38および位相ロ
ツクループ39によつてウオブリング信号Swの
周波数を取り出す。
帯域通過フイルタ28の出力信号はクロツク信
号Scの振幅変調としてのウオブリング信号Swを
含んでおり、この出力信号をクロツク信号で同期
させて同期検波器42で検出し、トラツク4の中
心に対する検出器27のずれを振幅変化として表
しているウオブリング信号Swを得る。この信号
Swを同期検波器43によつて位相ロツクループ
39の出力信号すなわちウオブリング周波数で同
期して検出するので、出力端子44には半径方向
のトラツキング信号が現れる。データ信号は、増
幅器41の出力信号からクロツク信号Scによつ
て同期をとつて読取回路30によつて取り出す。
次に半径方向のトラツキング信号の取り出しす
なわち回復に関しての第9a図および第10図の
装置の動作につき数学的に説明する。検出器27
によつて検出された信号Iはクロツク変調と、ウ
オブリング変調と、半径方向のトラツキングエラ
ーとの積を表していて(データ信号を無視する
と)これは I=Ar sin(WWt)sin(WCt) で表される。ここでArはトラツキングエラーの
関数であり、WWはウオブリング信号Swの角周波
数であり、WCはパイロツト信号Scの角周波数で
あり、tは時間である。
パイロツト信号Scを用いる同期検波によつて
Ar sin(WWt)の項を生じ、続いて行われるウ
オブリング周波数WWを用いる同期検波によつて
信号Arを生ずる。
第11a図はクロツク変調構体と半径方向のト
ラツキング信号を取り出すためのウオブリングと
をもつていてウオブリング信号Swの周波数をク
ロツク信号Scの周波数とほぼ等しくなしたトラ
ツク4からデータを読み取るための装置の読取部
を示す線図であり、第11b図はSdがデータ信
号を表わしかつSc−wがクロツク信号Scとウオ
ブリング信号Swの周波数間の差周波数(例えば
30KHz)に等しい周波数を有する項を表している
周波数スペクトルを示しており、この場合、この
項を検出器27でウオブリング変調とクロツク変
調との積の信号を受信して得る。その結果、この
項はスペクトルの低周波部分に位置することにな
り、デイジタル情報によつて乱されることは殆ど
ない。この項の振幅が半径方向のトラツキング信
号を構成する。このトラツクの中心線45を正確
に追従する場合には振幅は零である。この場合、
ウオブリングは、使用されない項であるが差周波
数の2倍の項と、ウオブリング周波数自体をもつ
た項とを生ずる。
この装置は、第10図に示す装置と同様に、検
出器27のセクシヨンa,b,cおよびdから供
給された信号の総和を供給するための増幅器41
を具え、この総和信号から帯域通過フイルタ48
によつて前述の差周波数の項を取り出す。この差
周波数を同期検波器43に供給し、この検波器を
用いてこの項を復調しかつ、場合によつては低域
フイルタ49を経て、半径方向のトラツキング信
号が出力端子44に現れるようにする。
クロツク信号Scは、第10図の装置における
場合と同様に、検出器27の2つの半径方向の半
部すなわちセクシヨンの組a+cおよびb+dに
よつてそれぞれ供給された信号間の差信号を増幅
器46で決めてこれを帯域通過フイルタ28で濾
波した後に位相ロツクループ29に供給すること
によつて、得られる。また第10図に示す装置に
おける場合と同様に、検出器27の2つの軸方向
の半部a+bおよびc+dによつてそれぞれ供給
された信号間の差信号を増幅器421で求めてこ
れを帯域通過フイルタ38を経て位相ロツクルー
プ39に供給することによつて、ウオブリング信
号Swを取り出す。さらに、斯して得られたクロ
ツク信号Scとウオブリング信号Swとを同期検波
器42に供給して読取回路の同期検波器43に供
給される差周波数を得、然る後この差周波数の結
果として生ずる信号を帯域通過フイルタ47を経
て同期検波器43に供給する。
この読取回路30を用いて、クロツク信号Sc
で同期をとりながら増幅器41の出力信号からデ
ータ信号を取り出すことができる。
ウオブリング信号Swの周波数をクロツク信号
の周波数と等しく選ぶと、第11b図からも明ら
かなように、差周波数がDCトラツキング信号を
直接構成する。この場合には、同期検波を行わず
してトラツキング信号を得ることができる。
2つのトラツク変調間の位相差を零とすべきで
はない。なぜならば、2つの変調が同相であると
きでも一方の変調を識別できるからである。最適
な位相差は90°であることが判明している。
第7e図および第7d図は第12図に示す簡単
な読取回路で読み取りできるような構体を示して
いる。
第12図に示す装置においては、クロツク信号
Scの検出を最適となすために、検出器27を2
つの半径方向の半部aおよびbに分割させてあ
る。そしてこのクロツク信号は2つの半部aおよ
びbによつて供給された信号の差信号を増幅器4
6で検出し、これを帯域通過フイルタ28で濾波
して位相ロツクループ29へ供給することによつ
て、出力端子31に得る。増幅器46の出力信号
を低減フイルタ49で濾波して出力端子44に直
接半径方向のトラツキング信号を得る。また読取
回路30ではクロツク信号Scで同期してデイジ
タル信号を前述の差信号から取り出している。代
わりに2つの半部の総和信号からデータ信号およ
び低周波トラツキング信号を取り出すことも可能
である。
データ信号の記録の際のトラツキングに関して
は、第8a図ないし第12図による装置を、レー
ザビーム16を変調させるデバイスで拡張しても
よい。この場合このデバイスの同期は第6b図に
つき説明したように同期区域から読み取られた信
号とクロツク信号Scとで行なう。
上述したところにおいては、反射ビーム16を
検出する1個の検出器27を使用すると仮定した
(第6図)が、これは特にビツト周波数が高い場
合には読み取りに使用するレーザビームよりも相
当強力なレーザビームで情報区域9にデータを記
録し、書込パルスの1つおきに反射されるビーム
からクロツク情報を回復する場合に問題となる。
多くの場合記録されたデータ信号を検出するため
に従レーザビームを用いるが、そのような場合に
は第13図に示すような装置を使用してもよい。
この装置では光検出器27に対し矢印63で示す
方向に走行するトラツク4を、例えばビームスプ
リツタ68と、ミラー17aおよび17bと、光
学系18aとおよび18bとによつてそれぞれ得
られる情報書込ビーム16aおよび補助ビーム1
6bによつて操作する。このビーム16aを変調
するためにビーム16aの通路中に変調器を配置
し得る。この装置は光検出器27を具えていて、
データ信号とトラツキング信号の読み取りに関し
ては第8a図、第9a図、第10図、第11a図
または第12a図のいずれかに示した装置に完全
に対応している。さらに、この装置は、ビーム1
6aの後側にある距離離れたトラツクに投射され
た補助ビーム16bの反射ビームを検出するため
の検出器50を具えている。読取プロセスの間に
および同期区域8が読み取られているときに、検
出器27で検出された信号を、例えば第11a図
に46で示すような図示していない増幅器および
例えば第11a図に28で示すような図示してい
ない帯域通過フイルタを経て、位相ロツクループ
29に供給することによつてロツク信号Scを得
る。さらに加えて、特に書込プロセスの間には、
このクロツク信号を検出器50によつて検出され
た信号から、場合によつては図示していない帯域
通過フイルタおよび位相ロツクループ501を経
て、同じようにして回復するが、この信号は検出
器27を経て得られたクロツク信号よりも遅延装
置51により遅延されている。遅延装置51の出
力信号を出力端子31へ供給する。この場合、こ
の遅延されたクロツク信号を検出器27によつて
得られたクロツク信号と位相比較器52で位相比
較を行い、光検出器50からの、遅延装置51を
経て遅延されたクロツク信号が光検出器27を経
て得られた信号と同相となるように、スイツチ5
3を介して遅延装置51の調整を行なう。同期区
域8を読み取る期間中は、スイツチ53を閉じ遅
延装置51によつて遅延されている光検出器50
からのクロツク信号が光検出器27を経て得られ
たクロツク信号と同相となるように遅延装置51
の調整を行なう。情報区域9にデータを記録する
期間中は、スイツチ53を開き、クロツク信号を
検出器50を経て反射補助ビーム16bから取り
出すとともにこれを遅延装置51によつて同期区
域8の読取期間中に調整された時間だけ遅延させ
る。このスイツチ53を読取回路30によつて同
期区域から読み取られた同期信号の命令で作動さ
せる。
情報をユニツトピツトで書込むと、すなわち情
報を第3f図に示すように記録担体の、個別的に
検出できる表面構体の変化で記録すると、読み取
られる信号のスペクトル(第4図)には周波数
2f0の周波数成分が生ずることに留意する必要が
ある。これはクロツク変調構体を用いる場合には
問題とはならない。その理由はこのクロツク変調
が2f0に等しい周波数を有している場合にはクロ
ツク変調を情報記録時に使用しもよいし、また記
録期間にクロツク信号との正しい位相関係が維持
される場合には読取期間はこのクロツク変調はユ
ニツトピツトを使用していることにより成分2f0
と一致するからである。カツトフエーズ変調を使
用する場合には(第4c図および第5c図)、ク
ロツク信号の周波数はf0に等しくその場合には周
波数2f0の成分は何の問題も生じない。
第14図は本発明記録・再生方式で使用される
符号の構造を説明すると共にこの符号を規定する
種々のパラメータを示すための線図である。符号
化された信号は順次の記号Sbから成り、各記号
はSを正の整数、τ0を時間間隔とした時、持続時
間sτ0を有する。各記号SbはM個の群Gnを重ね合
わせて形成されるものと考えられる。但し、mは
1からM迄変わる数である。各群Gn内において、
I個の位置tniはパルスが占めうる位置であり、
mは群Gnの番号、iは群Gn内にあつて1から1
迄変わる数である。各群Gn内で第1の位置tn1
記号Sbの先頭から時間間隔εnだけ離れて位置す
る。各群Gm内で位置tniは等時間間隔τだけ互い
に隔たつている。この時一つの群内の位置の数
(番号)Iに対してεn+(I−1)τ<sτ0という
条件が課される。蓋し、全ての位置tniは記号の
持続時間sτ0内になければならないからである。
また、この符号に対して各群Gm内で一定数k個
の位置は何時もパルスで占められるということが
成立し、定数kは各群につき同一でIより小さ
い。従つて各群のI個の占められる可能性のある
位置のうちk個の位置は何時もパルスで占められ
る。
第14図のコードを更に説明するために、第1
5図は2個の群G1及びG2を有する例(M=2)
を示す。各群は占められる可能性のある4個の位
置を有し(I=4)、ここでτ=τ0、s=4、ε1
=0、ε2=1/2τ0、k=1とする。一つの群の4 個全ての位置のうちの一つの位置は常時パルスで
占められ、両群の位置は互いに時間間隔1/2τ0
れている。第15図には、それぞれ任意の位置占
有を有する4個の順次の記号Sb1,Sb2,Sb3及び
Sb4が示されており、2個の群G1とG2を重ねるこ
とにより信号Sbを得ている。
合成信号Sbに関し、このコードの特徴は一つ
の記号当たり同数の位置がパルスで占められ、占
められる位置はM個の群に均等に分布し、これら
の群は互いに期間τの端数だけシフトしている。
第15図の例では一記号当たり2群の各群から4
個づつ合計8個の位置がパルスで占められる可能
性があり、そのうち2個が常時占有され、そのう
ちの一方が奇数番目の位置を占める場合他方は偶
数番目の位置を占める。
このような各群内での位置が相互に時間間隔τ
だけ離れており、互いに時間間隔τの何分の一が
ずれている複数個の群に亘つて一様に信号位置が
分布することは、クロツク信号との位相関係を維
持する上で実際の場では非常に有用である。クロ
ツク信号はその角周波数Wcに関して時間間隔τ
に関係しており、例えばロツク信号の角周波数
WcがWc=2π/τのようになつている。
第14図に基づいて規定された符号変調信号の
ランダムな電力スペクトルは計算が厄介なためこ
こでは計算を示さないが、それが計算されるとこ
の電力スペクトルはnを整数として角周波数W=
n・2π/τ毎に零点を有する連続スペクトル部と1 を整数として角周波数w=1・2π/Sτ0に線スペクト ルが存在するデイラツクスペクトルとから成り、
デイラツクスペクトルのデイラツクピークの系列
は有る種の周波数に依存する振幅分布を呈する。
クロツク信号の利用の点で上述した連続スペク
トル内の零点は好ましいものであり、クロツク周
波数を連続スペクトルの零点に選ぶことができ
る。クロツク信号の点で2個のケースを区別する
ことができる、第1のケースは符号化信号内に存
在するデイラツクピークを一緒に送られるクロツ
ク信号として採用するもので、デイラツクピーク
を連続スペクトルの零点に置くことができるもの
であり、第2のケースは符号化信号に外からクロ
ツク信号が加えるもので、このクロツク信号が付
加される位置では連続スペクトルの零点にデイラ
ツクピークが存在することを禁じ、干渉が生じな
いようにするものである。連続スペクトルの所定
の零点ではn・2π/τが1・2π/Sτ0に等しくない場
合 にデイラツクスペクトルが零に等しくなる。この
ような場合は連続スペクトル内の各零点につき、
τがτ0と有利的に関係していない時に確実に生ず
る。実際の場で生ずる極めて現実的な条件下では
τは殆ど何時もτ0と有利的な関係にあり、その結
果連続スペクトルの零点にデイラツクピークが存
在するのであつて、このような状況は前記第1の
ケースに該当することになり、デイラツクピーク
を取り出してそれをクロツク信号として用いるこ
とになる。τ0が有利的にτと関係している場合は
デイラツクスペクトルの零が連続スペクトルの零
点と一致することがあり、(これはデイラツクピ
ークの系列の振幅関数D(w)が連続スペクトル内の
零点になるためである)、このような場合は外か
らクロツク信号を加えねばならない。
各個々のケースにつき若干個のパラメータを選
択することにより最後に述べた可能性を調べるこ
とができる。
下記の考察ではSτ0=Iτと選ぶのがよい。それ
故記号の長さSτ0は群Gm当たりの相互の時間間
隔τをI個のパルスで占められる可能性のある位
置tniの数だけ一緒にしたもの程度の大きさとな
るが、それは非常に現実的な選択である。蓋し、
0をIτよりも大きく選ぶと信号は不必要に長く
なり、それは情報密度にマイナスの影響を与え、
0をIτよりも小さく選ぶと実際の場ではτをで
きるだけ小さく選ぶ、例えば光学式記録担体の場
合は情報ピツトは装置の光学的分解能が許す限り
できるだけ小さく選び、2個のパルスが占め得る
位置間の時間間隔τをこれに対応して最小に選ぶ
(これは残りの群GmからのM−1個の他のピツ
トがその間で生ずる可能性のあることを考慮に入
れて選ぶ)ため隣接する記号が許されないにもか
かわらず重なるおそれがあるためである。またW
=0となる最小の零点は連続スペクトルの零点に
くるように選択する。それ故n=1の場合W0
2π/τ=2π/τ0となるがこれもまた非常に実際的な
選 択である。蓋し、信号周波数はできるだけ高く選
び、帯域幅の点で且つ光学式記録担体の場合は分
解能の点で最低の零点がW0=2π/τ0となることはク ロツク信号をそれに付加する上で非常に好適であ
る。パラメータを上述したように選択すると初期
位置εnが等時間間隔で分布し、それ故εn=ε1
m−1/Mτ0の場合には振幅分布D(w)がW0=2π/τ0
に 零点を有するようになる。残りの場合、即ちδ
を、初期位置τ0/Mのεn間の距離におけるずれを
表わす因子とした場合例えばεn=ε1+m−1/M+δ
τ0 となる場合には、零点W0=2π/τ0にデイラツクピー クが生じ、このデイラツクピークをクロツク信号
として用いることができる。δを0よりも小く選
ぶ必要がある。こうすれば初期位置同士の間の時
間間隔はτ0/Mよりも小さくなる。この時間間隔を τ0/M迄延ばすことを実際にはできない。蓋し、記 号の長さが不必要に大きくなるからである。
前述した選択、初期位置εnを等間隔にし、相互
の時間間隔をτ0/Mとしてもデイラツクスペクト
ル内に2W=4π/τ0の位置に零点を生ずる。但し、
pを1以上の整数としてMを4pに等しく選ぶ。
Mの他の値、例えばM=3とした場合は零点2W0
にデイラツクピークを生じ、これをクロツク情報
として用いることもできるが、光学式記録担体を
用いる例ではこのデイラツクピークは光学上のカ
ツトオフ周波数の点で有利に位置しているとは言
えない。
デイラツクピークをクロツク信号に選ぶ時はい
くつかのパラメータをクロツク信号の角周波数の
位置で振幅関数D(W)が極大になるように選んでク
ロツク信号ができるだけ強くなるようにする。こ
の場合情報密度等のような他の変数も最適にする
必要がある。この点で一般的な規則を与えること
をできない。
ここで注意すべきことは何時もまた採用された
符号如何にかかわらず、ピツト位置の構造的な非
不均一性によりスペクトル内にデイラツクピーク
ができることである。
連続スペクトルとデイラツクスペクトル内で上
述したように零点を選択すると、W0=2π/τ0で更に いくつくかのパラメータを下記のように決めるこ
とができる。但し、ここで次の選択が既になされ
ている。即ちS=I、τ=τ0及びεn=ε1
m−1/Mτ0。第1の例ではK=1という選択をな す。それ故1群当たり一つの位置がパルスにより
占められている。一つの記号はこの時IM=SM個の
パルスが占め得る位置を有し、従つて一記号当た
りの符号化すべき二進ビツトの数Bに対して次式
が成立する。
2B=SM即ちB=Mlog2S (1) ここでBは一記号当たりのビツト数である。そ
れ故S=4でM=2の場合はB=4となる。
光学式デイスク形記録担体の例では光学上の分
解能が許す限りで最小のビツト径d0が示される。
各記号毎にK=1の場合直径d0のピツトにより占
めることができなければならない位置は一記号当
たりSM個ある。デイスクの最高の接線速度はデ
イスクの最内側のトラツクに沿つて生ずるがここ
ではこれをVに等しいとする。但し、Vは所与の
パラメータである。それ故その最内側のトラツク
上に一記号当たり直径d0のSM個の位置がなけれ
ばならないという条件を課した場合次式が成立す
る。
SMd0≦Sτ0V即ちMd0≦τ0V (2) こうすればデイスク上に情報を最大量記録した
時の第1の判定基準が見つかる。この情報の量は
前記最内側のトラツク上のトラツク長の各単位当
たりのBビツトの二進情報の量として表わすこと
ができ、この特性ビツト密度CBDにつき式(2)か
ら次式が成立する。
CBD=B/Sτ0V≦log2S/Sd0 (3) 半導体レーザを用いて情報が記録されるピツト
を焼く場合に殊に重要な第2の判定基準は各々の
焼かれたホール(hole)についての再生されたビ
ツトB*の数である。このパラメータB*は所要の
情報密度CBDについての平均をとつた必要なレ
ーザ電力を表わす。B*はまた一記号当たりのピ
ツト数Mにより一記号当たりのビツト数Bを除算
したものに等しい。即ち、 B*=B/M=log2S (4) 前述したところから結論できることは符号の選択
を可能にするためには式(3)及び(4)を最大にする必
要がある。しかし、式(3)及び(4)には一記号当たり
のビツト数が整数でなければならないという別の
条件が加わる可能性がある。パラメータMは整数
であるから、これから結論されることはパラメー
タSはS=2B/MであるからB/Mも整数の時だけ
整数となる。そこでパラメータUB*を定義でき、
ピツト当たりの有効なビツト数が次式で定義され
る。
UB*=G(B/M)=G(log2S) (5) ここで記号Gは「括弧内の整数値」を表わす記
号である。同様にデイスクパラメータd0及びVに
関係するビツト密度についても式(3)から下記のよ
うな有効ビツト密度UBDを導くことができる。
UBD≦G(log2S)/Sd0 (6) 式(5)及び(6)で表される2個のパラメータは符号
をしかるべく選択することにより最適化できる。
この目的で第16図にSの関数としてパラメータ
UB*を示した。パラメータUBDnaxをSの関数と
して構成するため、第16図にはB/Mの若干個の 整数に対する関数UBDをとり、式(6)によりUBD
が極大となる位置を示してある。UBDについて
は更にこの極大値が(式3)による)CBDの最
大値であるCBDnaxに等しいという関係が成立す
る。このため第16図には関数 CBDnax=log2S/Sd0をも示した 関数UBDnaxは曲線 CBDnax=log2S/Sd0内で曲線UBD上でB/Mの整 数値に対するパラメータB/Mの極大値を選択す
ることにより得られる。Sについても整数でなけ
ればならないという実際上の条件が加わるから、
有用な符号は第16図上でUBDnax曲線上に黒丸
で示したものである。極大値UBDnaxを最適化し
場合、点a,b,c及びdが選ばれることになる
が、この中で点bは点aに勝つている。蓋し、両
者ともUBDnaxについては同一の値を与えるが、
UB*の値は点bの方が高いからである。UBD*
値を相当する重視する時は点c及びdをこの順序
で採用することもある。点bを採用する場合はS
は4に等しく選ぶ。これらの選択はパラメータM
に無関係であつて、これは式(5)及び(6)に影響しな
い。しかし、Mは記号の長さSτ0に影響する。蓋
し、デイスクパラメータd0及びVが与えられた時
τ0はMの値が大きくなるのに伴つて大きくなるか
らである。記号の解読の複雑さという点では、記
号は短い方がよい。従つて、Mについての論理選
択はM=2となる。この時第16図から結論され
ることは符号について最適な選択を行なうとパラ
メータが下記のような記号を選択することになる
ことである。
S=I=4;M=2;K=1;τ=τ0;ε2=ε1
1/2τ0 (7) 上述した考察はK=1に対して成立するもので
ある。K>1については log2Sの代わりにlog2(S!/(S−K)!K!) と置くことにより同じ式が成立する。蓋し、可能
な組合せの数が変わり、これに対応してビツトの
数Bが変わるからである。これを示すため第17
図及び第18図に夫々K=2及びK=3の場合の
第16図に対応するグラフを示した。但し、
UBD、UBDnax及びB*しか示していない。これ
らの図から明らかなことは因子Kを大きくするピ
ツト当たりのビツト数B*が高い方で有効ビツト
密度UBDを大きくすることである。しかし、欠
点もあつて、それはこれらが第16図に示した位
置との関係でSτが大きい値の時生ずることであ
り、このため記号の長さSτ0が長くなり、その結
果解読が複雑化することである。ここでも選択は
種々の因子を考慮した上でなされるべきであると
いうことが妥当する。記号の長さがそれ程重要で
ない時は例えばk=2の場合S=12(第17図の
点a)に選ぶと有利である。これは第16図の点
bと同じUBDを与えるが、因子B*は大きくなつ
ている。k=3の場合はそれ故この点でS=20を
選ぶ(第4図の点a)。
式(7)で示されたように符号化を最適化すると各
記号当たり16個の組合せが可能である。それ故各
記号当たり4ビツトの二進情報でこれを符号化す
ることもできる。これについての符号表を例えば
書き上げ、これをメモリに蓄え、符号化されるべ
き信号の関数としてこれを読み出す。一層有利な
方法はこの符号表をこの符号化が簡単に達成で
き、復号化についても同じであるように構成する
ことである。第19a図はそのような表を示す。
左側にはSbの各記号の8個の占め得る位置の中
から実際に2個の位置をパルスが占める16通りの
可能性が示され、右側にはこの状況に対して選ば
れた4個のビツトb1、b2、b3及びb4の二進値が示
されている。この表はビツトb1及びb2が第1群
G1の位置(位置1、3、5及び7)を定め、ビ
ツトb3及びb4は第2群の位置(位置2、4、6及
び8)を定める。これを第19b図に略式図示し
た。ここでは第1群G1の各占められる可能性の
ある位置をビツトb1及びb2の4通りの可能な組合
せの一により与え、第2群G2の各占められる可
能性のある位置をビツトb3及びb4の4通りの可能
な組合せの一つにより与えている。それ故入力ビ
ツトb1、b2、b3及びb4の関数として占められるべ
き位置は簡単にツー・アウト−オブ−フオーデコ
ーダにより得ることができ、このようなデコーダ
はツー−インワン−ワン タイプのICの形態を
したもの、例えばシグネテイクス社のタイプ
HEF45555というICとして市場で入手することが
できる。
第20a図は第19a図の表に従つて二進信号
を符号化するモジユレータを示したものである。
このモジユレータは入力シフトレジスト101を
具えるが、これは例えばシグネテイクス社からタ
イプ74195の名前で市場に出されている4ビツト
シフトレジスタを2個直列に接続したものであ
る。この入力シストレジスタ101は8個の互い
に並列な入力端子110〜117を有し、8ビツ
トの二進値を並列に受け取れるようになつてい
る。また直列入力端子105を有し、二進情報を
直列に受け取れるようになつている。また8個の
並列な出力端子118〜125を有する。またク
ロツク入力端子106を有し、ここに入つてくる
クロツク信号C1の指令で情報をシフトさせ得る
ようになつている。また入力端子107を有し、
この入力端子に入つてくるクロツク信号C2の指
令で並列入力端子110〜117にある情報を入
力シフトレジスタ101内に入れ得るようになつ
ている。入力端子106には第20b図C1に示
すようなクロツク信号が与えられ、このクロツク
信号の各パルスに応答してシフトレジスタ内の情
報が一位置づつ進められる。入力端子107に入
るクロツク信号C2により8ビツトが並列に入る。
二進情報が入力端子105に与えられる場合は
この二進情報がシフトレジスタ内で順序にシフト
させられる。この場合は出力端子125に1つづ
つ順序のビツトがセーケンスSi(第20b図)の
形態で現れる。
予め定められた瞬時t1(第20b図)に4ビツ
ト入力ワードの第1のビツトb1が出力端子に到達
し、この時ビツトb2、b3及びb4は夫々出力端子1
24,123及び122に存在する。クロツク信
号C1の4期間後には次の4ビツトワードが出力
端子122,123,124及び125に現れ
る。このように出力端子122〜125にはクロ
ツク信号C1の4期間づつ離れて順次の4ビツト
入力ワードが一つづつ現れる。
これに対し、入力端子110〜117に8並列
ビツトの形で情報が与えられる時はこれらのビツ
トがクロツク信号C2のパルスに応答してシフト
レジスタ101に入り終わつた後出力端子122
〜125に4ビツトワードが出力される。クロツ
ク信号C1の4期間後には入力端子110〜11
3から入力された4ビツトワードが出力端子12
2〜125に現れる。その後で新規の8ビツトが
信号C2の指令でシフトレジスタ101に入力さ
れる。
入力シフトレジスタ101の機能は二進情報を
組合せて順次の4ビツトワード(b1、b2、b3
b4)に変え、出力端子125,124,123及
び122から送り出すことにある。二進情報は直
列入力しても8ビツト並列入力してもよい。第1
9a図の表に従つてこれらのワードは出力端子1
25及び124(ビツトb1及びb2)をワン−アウ
ト−オブ−フオーデコーダ102の入力端子12
9及び128に接続し、出力端子123及び12
2(ビツトb3及びb4)をワン−アウト−オブ−フ
オーデコーダ103の入力端子127及び126
に接続することにより変換させられる。ワン−ア
ウト−フオーデコーダ102及び103の夫々の
出力端子130〜133及び134〜137を8
ビツトシフトレジスタ104の順次の並列入力端
子140〜147に交互に接続する。この8ビツ
トシフトレジスタ104は入力シフトレジスタ1
01と類似の構造にすることができる。従つて、
4個の入力端子141,143,145及び14
7の一つはビツトb1及びb2の関数で占められ、入
力端子140,142,144及び146の一つ
はビツトb3及びb4の関数で占められ、従つて符号
化さるべき4ビツトワークがシフトレジスタ10
1の出力端子122〜125に存在する瞬時(例
えば第20b図の瞬時t1)においては、第19b
図の表に従つて符号化されたワードがシフトレジ
スタ104の入力端子140〜147に現れ、瞬
時t2において入力端子108に入力された信号C3
の指令に基づき、この符号化されたワードがシフ
トレジスタ104内に入る(信号C3はデコーダ
101及び102での遅延を補償するため瞬時t1
後短い時間経過後に与えられる)。そしてシフト
レジスタ104の入力端子109に与えられるク
ロツク信号C4の指令に基づき、符号化された情
報がシフトレジスタ104内で順次シフトさせら
れ、出力端子138に送られる。この出力端子1
38には一つづつ符号化された記号Sbが現れる。
それ故シフトレジスタ104はデコーダ102及
び103の出力信号に対する並直変換器として働
く。
シフトレジスタ101の4ビツトがシフトレジ
スタ104の8ビツトに変換されるのであるか
ら、クロツク信号C4の周波数はクロツク信号C1
の周波数の2倍となる。
一般に符号化されるべき入力ワードからの予め
定められたビツトにより1群Gm当たりのK個の
位置を固定するように符号化表を選べば簡単なモ
ジユレイシヨンが得られる。この場合このモジユ
レイシヨンは各々が入力ワードから対応するビツ
トの関数としてI個の位置のうちK個の可能な位
置に記録するM個のデコーダにより行なうことが
できる。ここでM、K及びIは第14図に従つて
定められるパラメータである。
ここで第21図につき第19図の表に従つて変
調された符号を復調する復調器の一例を説明す
る。第21b図はこの復調器の回路図であり、第
21a図はこの復調器の機能と動作とを説明する
ための説明図である。
前述した方法に従つて符号化された信号を復調
するためには、毎回少なくとも一群を全体として
検出する必要がある。これはシフトレジスタ又は
遅延線を必要とすることを意味する。第21b図
に示す復調器では入力端子148と点154との
間に各々の遅延時間がτ0に等しい遅延回路14
9,151及び153を設ける。しかるべき瞬時
に予め定められた記号の第1、第3、第5及び第
7の位置の信号、即ち群G1の信号が点154、
遅延回路151と153の接合点152、遅延回
路151と149間の結合点150及び入力端子
148に現れる。時間1/2τ0後には位置2、4、
6及び8を有する群G2がこれらの点に現れる。
殊に例えば光学式記録担体を読み取つて得られ
た信号の場合に顕著であるが、復調の一つの困難
な点は雑音等により信号レベルが正確に規定され
ないことである。前述した符号法から結論できる
ことは何時も各群の一つのしかも唯一の位置で信
号が不明確な極大を呈することである。第21a
図の表では群G1の4個の占められる可能性のあ
る位置1、3、5及び7を4個の左側の列に示
し、各列でどの位置が占められているかを×印で
示した。毎回2個の位置からくる信号間の差を比
較器V1〜V12(V1及びV12を含む)により測定し、
比較器V1〜V12が夫々表に示した位置間の差を決
められるならば、表に示したような結果が得られ
る。「+」の結果はパルスで占められた位置から
きた信号を占められていない位置からきた信号と
比較した場合に得られ、「−」の結果はパルスで
占められていない位置からきた信号をパルスで占
められた位置からきた信号と比較した場合に得ら
れ、「?」の結果、即ち不明という結果は2個の
パルスで占られていない位置からきた信号を比較
した場合に生ずる。こと表から結論できることは
3個の比較器がパルスで占められた位置からきた
信号をパルスで占められていない位置からきた信
号と比較して出力信号として「+」を出力し、他
の3個の比較器が出力信号として「−」を出力す
ることである。これらの比較器の出力信号を3個
づつ群にしてANDゲートに入力する、即ち比較
器群(V1,V2,V3)、(V4,V5,V6)、(V7
V8,V9)及び(V10,V11,V12)を第12a図
の表に占したように夫々ANDゲートA1,A2
A3及びA4に入力することによりパルスで占めら
れた位置を検出することができる。これらの比較
器の出力信号を第19b図の表に関連する反転機
能に従つて2個のNORゲートO1及びO2で組合せ
ることにより群G1の2個のビツトb1及びb2を得
ることができる。
期間1/2τ0後点148,150,152及び1
54に記号の位置2、4、6及び8からきた信号
が存在し、同様にしてビツトb3及びb4が得られ
る。
第21a図につき上述した復調法は第21b図
に示す回路により実現することができる。但し、
この回路は第21a図につき前述したところほぼ
対応するが、若干の簡略化が図られている。各群
の一つの位置だけがパルスで占められるのである
から、これらの位置のうち一つは検出するのが余
計である。蓋し、残りの3個の位置は占められな
いから第4の位置が必然的にパルスで占められる
からである。それ故比較器V10,V11及びV12の群
及びこれらに関連するANDゲートA4は第21b
図の回路から省いてある。加えて、比較器V4
V7及びV8は夫々比較器V1,V2及びV5で行われる
比較を反転した比較を行なうという関係にあるか
ら、比較器V4,V7及びV8は比較器V1,V2及び
V5をANDゲートA1及びA2の入力端子に接続す
るだけでなく、ANDゲートA2及びA3の反転入力
端子にも接続すれば省略することができる。第2
1b図の復調器はこのように構成されている。
ANDゲートA1,A2及びA3の夫々の出力端子1
55,156及び157は位置1、3及び5(時
間1/2τ0後は位置2、4及び6)がパルスで占め
られる時「高」レベルにあり、位置7(1/2τ0後は
位置8)がパルスで占められている時これらの3
個の出力端子が全て「低レベル」になる。NOR
ゲートO1及びO2は関連するビツトb1及びb2を出
力し、1/2τ0後この後にb3及びb4が続く。
シフトレジスタを用いればビツトb1、b2、b3
びb4を直列に得ることができるが、第21b図に
示すようにバツフア158,159,160及び
161を用いればこれらの4ビツトを並列に得る
ことができる。バツフア158と160はNOR
ゲートO1の出力端子に接続し、バツフア158
と161はNORゲートO2の出力端子に接続す
る。クロツク入力端子166からクロツク信号を
バツフア158,160の位置1の信号が点15
4に存在する時以後与え、ビツトb1とb2をバツフ
アし、位置2からきた信号が点154に存在する
時以後入力端子167からバツフア159及び1
61をクロツクし、ビツトb3及びb4をバツフアす
る。それ故これらのバツフアの出力端子162,
163,164及び165には4個のビツトb1
b2、b3及びb4が並列に得られる。比較器V5及び
V1は夫々時間τ及び2τ後比較器V9と同一信号を
出力するから、所望とあれば比較器V5とV1は比
較器V9の出力信号を夫々時間τ及び2τ遅延させ
てから夫々ゲートA2及びA3並びにA1及びA2に送
る遅延回路で置き換えることができる。同様にし
て比較器V2は時間τだけ遅延している比較器V6
と同じ信号を出力する。従つて、この比較器V2
も遅延時間がτで時間τ経過後比較器V6の出力
信号をゲートA1及びA2に与える遅延回路で置き
換えることができる。
信号の変調及び復調にはいくつかのクロツク信
号が必要であるが、これらのクロツク信号は前記
先願発明に従つて予め記録されているクロツク信
号のような信号と共に送られてくるクロツク信号
又は異なる態様で再生することができる。第20
a図の変調器ではクロツク信号C1及びC4が必要
であり、これに加えて記号の系列と同期して生ず
るクロツク信号、例えば信号C2及びC3(第20b
図)も必要であり、第21b図の復調器ではバツ
フア158〜161に加えなければならない信号
も必要である。記号と同期する信号は信号の同期
を保証する上で必要である。
データ記憶用の光学式記録担体ではトラツク周
をセクタに分割し、これらのセクタに例えば前述
したように符号化した情報を書き込む。これらの
セクタはトラツク番号及びセクタ番号に関するデ
ータ並びに記号同期情報を含む情報が存在同期・
兼アドレス区域により互いに分離されている。こ
の記号同期は有る種の情報を含む多数の記号から
成るものとすることができる。書き込まれるべき
情報内で同一の記号から成る記号列が生ずる機会
を受容可能な程度に小さくするため、長いシーケ
ンスの同期記号を用いねばならないことがしばし
ばある。前述した符号化法によるとこのような記
号の少なくとも2個を別異に符号化することによ
り所要の同期記号列を相当に短くできる。前述し
た例の符号の場合2個の位置が何時も各記号によ
り占められる(M=2、K=1、S=I=4)。
この場合、各々が3個の占有位置を有する2個の
記号を用いる方が適していることもある。それで
もなお上述した利点を保つためにはこの異なる2
個の記号が第14図につき既に述べた規定を満足
する必要がある。前述した例では、各々が8個の
とり得る位置を有する2個の記号が一緒になつて
パラメータM=2、K=3及びS=I=8である
一つの記号を形成するように選択する。この一つ
の記号は長さが8τ0で占め得る位置が16であり、
その3個の偶数番位置と3個の奇数番位置とがパ
ルスで占められる。
このような同期記号系列はシフトレジスタと論
理ゲートにより検出することができる。第22図
はその一例を示す。この記号同期信号発生器は48
位置を有し、信号入力端子169とクロツク信号
入力端子170とを具えるシフトレジスタ168
を具える。このシフトレジスタ内のいくつかの位
置、即ち位置1,2,9,10,16,17,2
3,24,29,32,35,38,41及び4
6をANDゲート171の入力端子に接続する。
このANDゲート171の出力端子172には信
号入力端子169から一系列の信号がシフトレジ
スタ168内に入り、そのパルスが占める位置が
ANDゲートに接続されている、シフトレジスタ
内の位置と一致する時一個のパルスが現れる。こ
のような整合している系列の本例では6個の記号
S1〜S6を第22図でシフトレジスタ168の上方
に示した。これらの6個の記号のうちの記号S2
びS3は別異に符号化され、一緒になつて前記規定
M=2、K=3、S=I=8を満足する。
光学デイスクを読み取ることにより入力端子1
48に入力信号を得る。光学デイスクから読み取
られたままの信号は未だ論理処理に適さず、それ
故信号処理する必要がある。これは第21b図に
示したデモジユレータ(復調器)により行なうこ
とができる。例えば、パルスの占められた位置か
らくる信号が第21b図の復調器の点152に存
在する時ANDゲートA2の出力信号は高レベルに
なる。読み取られた信号は入力端子148から点
152に沿つて連続的にシフトさせられるから
ANDゲートA2の出力信号は信号のパルスで占め
られた位置を全て次々に出力信号「高」で表わ
す。それ故ANDゲートA2の出力端子173に現
れる出力信号はシフトレジスタ168の入力信号
として用いるのに適している。これは他の二つの
ANDゲートについてもあてはまる。
説明のため、第23図に光学式情報記録システ
ム内の第20a図の変調器、第21b図の復調器
及び第22図の記号同期信号発生器の関係を示
す。この光学式情報記録システムはデイスク状の
光学式記録担体1(これは駆動機構21で駆動さ
れる)と、レーザ源15(これは光ビームと半透
鏡17と光学系18とを介して記録担体1に入射
させ、情報の書込み及び/又は読み取りに用い
る)と、検出器27(これは記録担体で反射され
た光ビームを半透鏡17で反射させて検出する)
とを具える。
第20a図のモジユレータ(変調器)の出力端
子138をレーザ源15に結合し、レーザビーム
を変調する。検出器27を第21b図のデモジユ
レータ(復調器)の入力端子148に結合する信
スペクトルの零点(本例ではW0=2π/τ0)を使つて 信号と一緒に伝送されるクロツク信号を用いる場
合、このクロツク信号は帯域通過形フイルタ80
により検出された信号から取り出すことができ
る。フイルタ80の出力信号は例えば既知のフエ
ーズ−ロツクループ技術を用いて、例えばリング
カウンタを具える同期信号発生器81を同期させ
る。この同期信号発生器81は所要のクロツク信
号を変調器の入力端子106,107,108及
び109、復調器の入力端子166及び167並
びに記号同期信号発生器の入力端子170に与え
る。記号同期信号発生器は復調器の出力端子17
3から信号を受け取り、記号同期信号を同期信号
発生器81に与え、例えばそこに含まれているリ
ングカウンタをリセツトする。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理を適用できる記録担体の
一例の図、そのうち第1a図は記録担体の平面
図、第1b図は記録担体のトラツクの一部の拡大
図、第1c図は上記部分の同期区域の拡大図であ
り、第2図は第1a図の−線に沿つて切つた
断面図、第3a〜第3d図はトラツク4の一部の
長手方向断面図であり、第3a図は既知の技術で
作つたブランクのデイスクの断面図、第3b図は
情報区域9に情報を記録し終わつた後の断面図、
第3c図は本願人の先願技術で作つた場合のブラ
ンクデイスクの断面図、第3d図はデイジタル情
報を記録し終わつた後の断面図、第3e図は第3
d図のデイスクを読み取つた信号の波形図、第3
f図は別異の態様でデイジタル情報を記録した場
合のトラツク4の平面図、第4図は3個のデイジ
タル情報信号変調のランダム電力フペクトルの
図、第5図はこれらの変調の略式説明図、第6a
図は第3c図に示す記録担体を製造する装置の略
図、第6b図は第3c図の記録担体に情報を書き
込む装置の略図、第6c図は情報を書き込まれた
記録担体を読み取る装置の略図、第7図は前記先
願技術で周期的にトラツクを変調させたものの例
を示す図、第8a図は前記先願技術で記録担体上
の情報を読み取つたり書き込んだりする装置の読
み取り部の略図、第8b図は検出器により検出さ
れた信号の周波数スペクトルの図、第9a図はラ
デイアルトラツキング信号を発生するのにも適し
ている第8a図の装置の略図、第9b図は検出器
で検出された信号の周波数スペクトルの図、第1
0図は第9a図の装置の一変形例の図、第11a
図はラデイアルトラツク変調をした記録担体用の
第9a図の装置、第11b図はその周波数スペク
トルの図、第12図はラデイアルトラツク変調を
した記録担体用のもう一例の回路図、第13図は
補助レーザビームを用いて記録の際にクロツク信
号を発生する場合の先願技術により記録担体上に
情報信号を記録する装置の一部のブロツク図(以
上第1〜13図は既知のものである)、第14図
は本発明記録・再生方式で用いられる符号の説明
図、第15図は本発明記録・再生方式で使用され
る符号の選択の場合の符号ワードの構造の説明
図、第16図はパラメータK=1の場合の符号の
選択の説明図、第17図はパラメータK=2の場
合の説明図、第18図はパラメータK=3の場合
説明図、第19図a及び19b図は本発明記録・
再生方式に殊に適している符号を説明する表の
図、第20a図は本発明記録・再生方式で使用す
る符号化装置の一例のブロツク図、第20b図は
この符号化装置の動作の説明図、第21b図は本
発明記録・再生方式で使用される復号化装置の一
例のブロツク図、第21a図はこの復合化装置の
動作の説明図、第22図は第21b図の復号化装
置と組み合わせて使用されるワード同期信号発生
器のブロツク図、第23図は光学式記録の場合の
本発明の記録・再生方式の全体の回路ブロツク図
である。 G1,G2…Gm…GM……副群、Sb……記号、
tn1,tn2,…tni…tnI……信号(パルス)が占め
る可能性のある位置、K……信号が占める位置の
数、t11,t21,…,tn1,tM1……初期位置、ε1
ε2,…,εn、…εM……先頭から初期位置迄の時間
間隔。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 情報ワード列を符号ワード列に変換する符号
    化装置と、 記録担体に符号ワード列を記録する記録手段
    と、 記録担体から記録された符号ワード列を読取る
    再生手段と、 符号ワード列を情報ワード列に変換する復号化
    装置と を具えた記録・再生方式において、符号ワードが
    一群の符号ワードに属し、各符号ワードがsτ0
    等しい時間長を有し、各符号ワードが等時間間隔
    τを以て位置するI個の信号位置tniを有するM
    個の副群Gnで組み立てられ、ここで、M及びI
    を整数とし、mを副群Gnに対応する両端を含め
    て1からM迄の数とし、iを各副群Gn内の信号
    位置tniの数を表わす両端を含めて1からI迄の
    数とし、各副群GnのI個の信号位置tniのうち、
    k個は、副群Gnに関する他の占められない信号
    位置tniの信号値と区別できる信号値で占められ
    る信号位置とし、ここえ、kはIよりも小さく1
    より大きいか又は1に等しい整数とし、副群Gn
    の初期位置tn1を符号ワードの先頭から相互に異
    なる時間間隔εnを以て位置させ、ここで0≦εn
    τとし、M≧2及びεn+(I−1)τ≦sτ0という
    条件を課し、ただし、符号ワードの群に対しM=
    2、I=s=2、k=1、τ=τ0及びε2=ε1
    1/2τの場合を除外したことを特徴とする記録・ 再生方式。 2 I=s及びτ=τ0としたことを特徴とする特
    許請求の範囲第1項記載の記録・再生方式。 3 初期位置tn1を、符号ワードの先頭から時間
    間隔εn=ε1+m−1/Mτの等時間間隔で位置させ たことを特徴とする特許請求の範囲第1項又は第
    2項記載の記録・再生方式。 4 前記符号ワードが、角周波数W0=2π/τを有す る付加されたパイロツト信号と一緒に伝送媒体を
    介して伝送され、このパイロツト信号を復号化装
    置において取り出してクロツク信号として作用さ
    せることを特徴とする特許請求の範囲第3項記載
    の記録・再生方式。 5 δを初期位置のずれを表わすパラメータとし
    た場合、前記初期位置tn1を符号ワードの先頭か
    ら時間間隔εn=ε1+m−1/M+δτの等時間間隔で
    位 置させ、復号化装置では角周波数W0=2π/τ0に同調 されている帯域フイルタを用いて符号化されてい
    る信号からクロツク信号を取り出すことを特徴と
    する特許請求の範囲第1項又は第2項記載の記
    録・再生方式。 6 前記符号ワードの群に対し、I=s=4、M
    =2、τ=τ0、k=1及びε2=ε1+1/2τ0が成立 することを特徴とする特許請求の範囲第3項又は
    第4項記載の記録・再生方式。 7 符号ワードを受け取るための入力端子と、こ
    れらの符号ワードを復号化してデイジタル情報を
    供給する出力端子とを有する復号化装置であつ
    て、各副群Gn内の信号位置tniの信号値を比較す
    ることにより副群Gnの信号パルスによつて占め
    られている信号位置を検出する手段と、検出され
    た占有信号位置に基いて受信された符号ワードに
    一致する出力ワードを再生する手段とを具え、前
    記符号ワードが、各々がsτ0に等しい時間長を有
    すると共に等時間間隔τで位置するI個の信号位
    置tniを具えるM個の副群Gnから成る符号ワード
    群に属し、ここでI及びMを整数とし、mは副群
    Gnに対応する両端を含めて1からM迄の数であ
    り、iは各副群Gnの信号位置tniを表わす両端を
    含めて1からI迄の数であり、各副群GnのI個
    の信号部分のうちk個は、副群Gnに関する他の
    占められない信号位置tniの信号値と区別できる
    信号値で占められる信号位置とし、ここで、kは
    Iよりも小さく1よりも大きいか又は1に等しい
    整数とし、副群Gnの初期位置tn1を0≦εn≦τと
    して符号ワードの先頭から相互に異なる時間間隔
    εnを以て位置させ、M≧2及びεn+(I−1)τ
    ≦sτ0という条件が課せられ、ただし、符号ワー
    ドのグループにつきM=2、I=s=2、K=
    1、τ=τ0及びε2=ε1+1/2τの場合が除外され ている符号ワードを復号化するように構成したこ
    とを特徴とする復号化装置。 8 遅延時間τを有するI−1個の遅延回路のア
    レイを具え、これら遅延回路の入力端子及び出力
    端子を比較回路に接続して時間間隔εn間で副群
    Gnの信号パルスで占められた位置tniを順次に検
    出するように構成したことを特徴とする特許請求
    の範囲第7項記載の復号化装置。 9 前記比較回路が、反転入力端子及び非反転入
    力端子をそれぞれ具える比較器を具え、各比較器
    がI−1個の遅延回路の入力端子及び最後の遅延
    回路の出力端子により形成される点の全ての取り
    得る対の異なる対上の信号を相互に比較し、これ
    らの比較器の出力信号を比較する第1の論理ゲー
    トを設け、これらの第1の論理ゲートの出力を副
    群Gnの信号パルスで占められた位置tniにそれぞ
    れ関連させ、これらの第1の論理ゲートの出力端
    子から副群Gnを順次に出力し、第2の論理ゲー
    トを設けて符号ワードに関連するデイジタル情報
    を発生するように構成したことを特徴とする特許
    請求の範囲第8項記載の復号化装置。 10 角周波数W0=2π/τに同調させた帯域フイル タを設けて符号ワードにより形成された信号から
    クロツク信号を取り出すように構成したことを特
    徴とする特許請求の範囲第7項乃至第9項のいず
    れか一項に記載の復号化装置。 11 予じめ定められた符号ワード列に同調させ
    た第3のゲート回路を設けてワード同期信号を生
    成するように構成したことを特徴とする特許請求
    の範囲第7項乃至第9項のいずれか一項に記載の
    復号化装置。 12 各周波数W0=2π/τに同調させた帯域フイル タを設けて符号ワードによつて形成される信号か
    らクロツク信号を取り出し、予じめ定めた符号ワ
    ード列に同調した第3のゲート回路を設けてワー
    ド同期信号を発生させ、この第3のゲート回路を
    第1の論理ゲートの一つの出力端子に接続したこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第9項記載の復号
    化装置。
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