JPH11213452A - 光記録媒体及び再生装置 - Google Patents

光記録媒体及び再生装置

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JPH11213452A
JPH11213452A JP10014532A JP1453298A JPH11213452A JP H11213452 A JPH11213452 A JP H11213452A JP 10014532 A JP10014532 A JP 10014532A JP 1453298 A JP1453298 A JP 1453298A JP H11213452 A JPH11213452 A JP H11213452A
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JP
Japan
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signal
level
optical recording
recording medium
pit
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JP10014532A
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English (en)
Inventor
Toshihiro Horigome
俊宏 堀▲篭▼
Seiji Kobayashi
誠司 小林
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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  • Optical Recording Or Reproduction (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 記録密度を大とする光記録媒体及び再生装置
の提供。 【解決手段】 主たる情報が所定の基本周期の1倍及び
3以上の整数倍のピット及びブランク部で記録された光
記録媒体15。再生信号と第一の閾値を比較して第一の
2値化信号を得る第一の2値化手段(2値化回路19)
と、少なくとも再生信号と第一の閾値の小側にオフセッ
トした第二の閾値を比較して第二の2値化信号を得る第
二の2値化手段(2値化回路20)及び再生信号と第一
の閾値の大側にオフセットした第三の閾値を比較して第
三の2値化信号を得る第三の2値化手段(2値化回路2
1)の何れかと、第一の2値化信号パターンから所定の
長さ以上のピットを検出する検出手段(ピット検出回路
23)と、第一の2値化信号、少なくとも第二の2値化
信号及び第三の2値化信号の何れか一方、検出手段の出
力信号から情報を復号する復号手段(復号回路27)と
を有する再生装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は光記録媒体及び再生
装置に関し、さらに詳しくは、トラック方向の記録密度
の向上を図る光記録媒体及び再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、光記録媒体の一例であるCD(C
ompact Disc)のトラック方向に形成されて
いるピットのトラック方向の長さは、基本周期の3〜1
1倍の長さに定められている。そして、このCDの再生
装置では再生信号の中央レベルを閾値として再生信号を
2値化し、得られた2値化信号からピットの長さ及び間
隔を検出して情報を再生していた。
【0003】しかしながら、このような記録方式では最
小ピットのトラック方向の長さ及びトラック方向の前後
に形成されたピットとピットとの間のブランク部の長さ
が所定の基本周期の3倍と大であり、記録密度の向上を
阻害する一要因となっていた。また、ピットのトラック
方向の長さが基本周期の2倍以下であると、これを再生
した再生信号レベルは再生信号の中央レベルである閾値
レベルに極めて近く、または閾値レベルをこえないた
め、トラック方向の長さが所定の基本周期の2倍以下で
あるピットを検出し、情報を再生することは困難であっ
た。
【0004】また、従来から知られているNRZ(No
n Return to Zero)方式で記録された
光記録媒体では、ピットのトラック方向の長さが基本周
期の1倍以上の長さに定められている。この光記録媒体
の再生装置では、再生信号の中央レベルを閾値として再
生信号を2値化し、得られた2値化信号からピットの長
さ及び間隔を検出して情報を再生していた。しかしなが
ら、このような記録方式では、最小ピットを再生した際
の再生信号レベルが、前述した再生信号の中央レベルで
ある閾値レベルを十分こえるようにするため、基本周期
を大に設定する必要があり、記録密度の向上を阻害する
一要因となっていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、特に
トラック方向の記録密度を大とする光記録媒体及び再生
装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1の発明の光記録媒体では、主たる情報が、
所定の基本周期の1倍及び3以上の整数倍のピット及び
ブランク部で記録されていることを特徴とする。この場
合の望ましい実施態様は、基本周期Tの1倍の1Tピッ
トと、この1Tピットのトラック方向の前後に形成され
た他のピットとの間に形成されたブランク部を何れも基
本周期Tの3以上の整数倍とする、あるいは、基本周期
の1倍の1Tブランク部のトラック方向の前後に形成さ
れたピットを何れも基本周期Tの3以上の整数倍とする
ものである。
【0007】請求項4の発明の光記録媒体では、主たる
情報が、所定の基本周期の1倍及び3以上の整数倍のマ
ークで記録されていることを特徴とする。この場合の望
ましい実施態様は、基本周期Tの1倍の1Tマークのト
ラック方向の前後に隣接して形成されたマークを何れも
基本周期Tの3以上の整数倍とするものである。
【0008】請求項6の発明の再生装置では、情報がト
ラック方向に形成されたピットにより記録されている光
記録媒体にレーザ光を照射し、ピットで回折されて戻る
レーザ光を光電変換して情報の再生信号を得る再生装置
において、再生装置が、再生信号の信号レベルと第一の
閾値、例えば再生信号の信号レベルの中央レベル値とを
比較して第一の2値化信号を生成する第一の2値化手段
と、少なくとも、再生信号の信号レベルと第一の閾値の
レベルに対して小レベル側にオフセットした第二の閾値
とを比較して第二の2値化信号を生成する第二の2値化
手段及び再生信号の信号レベルと第一の閾値のレベルに
対して大レベル側にオフセットした第三の閾値とを比較
して第三の2値化信号を生成する第三の2値化手段の何
れか一方の手段と、第一の2値化信号のパターンに基づ
いて、所定の長さ以上のピットを検出する検出手段と、
第一の2値化信号、少なくとも第二の2値化信号及び第
三の2値化信号の何れか一方、検出手段からの出力信号
に基づいて情報を復号する復号手段とを有することを特
徴とする。
【0009】請求項7の発明の再生装置では、情報がト
ラック方向に形成されたマークにより記録されている光
記録媒体にレーザ光を照射し、マークで反射されて戻る
レーザ光を光電変換して情報の再生信号を得る再生装置
において、再生装置が、再生信号の信号レベルと第一の
閾値、例えば再生信号の信号レベルの中央レベル値とを
比較して第一の2値化信号を生成する第一の2値化手段
と、少なくとも、再生信号の信号レベルと第一の閾値の
レベルに対して小レベル側にオフセットした第二の閾値
とを比較して第二の2値化信号を生成する第二の2値化
手段及び再生信号の信号レベルと第一の閾値のレベルに
対して大レベル側にオフセットした第三の閾値とを比較
して第三の2値化信号を生成する第三の2値化手段の何
れか一方の手段と、第一の2値化信号のパターンに基づ
いて、所定の長さ以上のマークを検出する検出手段と、
第一の2値化信号、少なくとも第二の2値化信号及び第
三の2値化信号の何れか一方、検出手段からの出力信号
に基づいて情報を復号する復号手段とを有することを特
徴とする。
【0010】請求項6または請求項7の発明の再生装置
における望ましい実施態様としては、第一の2値化手段
が“0”及び“1”の値で構成された第一の2値化信号
の時間的な平均レベルを検出する平均レベル検出手段
と、平均レベルが0.5となるように第一の閾値を調整
する閾値調整手段とを有するものである。なお、ここで
言う再生装置は再生専用の再生装置、記録再生装置に具
備された再生装置を含むものである。
【0011】上述した手段による作用を以下に記す。本
発明の光記録媒体によれば、記録密度を従来よりも大と
することができ、例えば従来と同径の光記録媒体であれ
ば、その情報記録容量のより大容量化を図ることができ
る。
【0012】本発明の再生装置によれば、所定の基本周
期Tの1倍である1Tピット、1Tブランク部あるいは
1Tマークの検出が可能となる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の光記録媒体は、CDやC
D−ROMに代表されるROM(ReadOnly M
emory)型、光磁気ディスクや相変化型ディスク等
に代表されるRAM(Random Access M
emory)型及びROM領域とRAM領域とを併せ持
つ光記録媒体及び少なくともこの光記録媒体を再生する
再生装置を具備する装置に適用することができる。以
下、具体的な実施例ついて図1〜図20を参照して説明
する。
【0014】
【実施例】図1は、所定の基本周期Tの1倍及び3以上
の整数倍のピット及びブランク部で情報が記録された光
記録媒体を作製する光記録装置の概略ブロック図であ
る。所定の基準周期Tを生成するクロック発生回路3か
らは、記録する際の時間基準となるクロック信号C1
スピンドルサーボ回路6に供給される。一方、原盤9を
回転駆動するスピンドルモータ10に具備されたFG
(FrequencyGenerator)からは所定
の回転角毎に信号レベルが立ち上がるFG信号がスピン
ドルサーボ回路6に供給される。これらのクロック信号
1 とFG信号が供給されるスピンドルサーボ回路6か
らは、例えば回転する原盤9の線速度が一定となるよう
にするフィードバック制御信号がスピンドルモータ10
に供給される。
【0015】デジタル情報の供給源である、例えばデジ
タルオーディオテープレコーダ1からは例えば8ビット
単位のオーディオデータD1 が変調回路2に供給され
る。変調回路2において1ビット単位の変調信号S1
変換され、変調信号S1 は電気音響光学素子等で構成さ
れた光変調器5に供給される。この光変調器5におい
て、ガスレーザ等の記録用レーザ4から出射されて光変
調器5に導かれたレーザ光Lを、例えば変調信号S1
値が“1”のとき透過させ、変調信号S1 の値が“0”
のとき遮断させる制御が行われる。
【0016】光変調器5を透過したレーザ光Lはミラー
7により原盤9側に導かれ、対物レンズ8を介して原盤
9上に形成されたフォトレジスト膜に集光され、露光が
行われる。これらのミラー7や対物レンズ8は図示を省
略する移動手段により、原盤9の回転に同期して原盤9
の半径方向の例えば内周側から外周側に向かって移動さ
せるとともに変調信号S1 のタイミングで、例えばスパ
イラル状のトラックに順次ピットを形成する。詳細は後
述するが、変調信号S1 の値はクロック信号C1 に同期
して変化し、また、原盤9の回転速度はその線速度が露
光位置において一定となるように制御されているので、
原盤9上にはクロック信号C1 及びクロック信号C1
整数倍の長さを有するピット及びブランク部を形成する
ことが可能となる。即ち、1Tピット及び1Tブランク
部の形成が可能となる。
【0017】このようにして作製された原盤9は通常の
現像工程、電鋳処理工程を経てマザー基板が作製され、
更にこのマザー基板からスタンパが作製される。そし
て、スタンパを透明樹脂に転写した転写面に反射膜を形
成し、反射膜上に保護膜を形成すれば、1Tピット及び
1Tブランク部を有するROM型の光記録媒体が完成す
る。
【0018】以下、図1に示した光記録装置の構成の詳
細な説明を、図2〜図10を参照して説明する。図2
は、光記録装置を構成する変調回路2の概略ブロック図
である。デジタルオーディオテープレコーダ1から供給
される8ビット単位のオーディオデータD1 は、先ず変
調テーブル11に供給される。また、変調テーブル11
にはステート保持回路13から2ビット単位のステート
信号D2 が供給されている。変調テーブル11は、ステ
ート信号D2 の値に対応してオーディオデータD1 を1
4ビット単位のデジタルデータD3 に変換し、スイッチ
SW1 の一方の入力端子に出力する。変調テーブル11
は、例えば半導体による読み出し専用メモリで構成さ
れ、二つの入力信号オーディオデータD1 、ステート信
号D2 をメモリのアドレス信号とし、また、メモリの出
力信号をデジタルデータD3 とすることで実現すること
ができる。
【0019】一方、同期信号生成回路12はステート信
号D2 の値に対応した14ビット単位の同期信号D5
周期的に生成し、スイッチSW1 の他方の入力端子に出
力する。スイッチSW1 は通常デジタルデータD3 を選
択するように構成されているが、周期的に同期信号D5
を選択することによりオーディオデータD1 に同期信号
5 を周期的に挿入した14ビット単位のデジタルデー
タD6 を生成し、これをステート保持回路13及びビッ
ト変換回路14に供給する。ステート保持回路13は、
14ビット単位のデジタルデータD6 が変化する直前に
デジタルデータD6 の下位2ビットの信号をとらえてス
テート信号D2 として出力し、再びデジタルデータD6
が変化する直前までステート信号D2 の値を保持する。
【0020】ビット変換回路14では、スイッチSW1
から供給される14ビット単位のデジタルデータD6
最上位ビットから順に1ビットずつ変調信号S1 に変換
して出力する。ビット変換回路14は、例えば14ビッ
トのシフトレジスタで構成され、入力されるデジタルデ
ータD6 が変化する度にシフトレジスタの内容をデジタ
ルデータD6 に書き換える。このシフトレジスタの最上
位ビットは変調信号S1 として出力されており、また、
シフトレジスタの内容はビット変換回路14に供給され
るクロック信号C1 が変化するタイミングで全てのビッ
トが同時に上位ビット方向へ1ビットずつシフトするよ
うに構成されている。従って、ビット変換回路14が出
力する変調信号S1 はクロック信号C1 と同期してお
り、また、デジタルデータD6 の最下位ビットが変調信
号S1 として出力された後は、新たなデジタルデータD
6 が最上位ビットから順に変調信号S1 として出力され
るように構成されている。そして、ビット変換回路14
から出力された変調信号S1は図1に示した光変調器5
に供給され、変調信号S1 に対応したピットが順次形成
される。
【0021】このようにして、例えば基本周期Tである
クロック信号C1 の1クロックに相当する期間の変調信
号S1 の値が“1”である場合には、1クロックに対応
した1Tピットが形成されることとなり、クロック信号
1 の3クロックにわたり変調信号S1 の値が“1”で
ある場合には、3クロックに対応した3Tピットが形成
されることとなる。
【0022】図3〜図10は、変調テーブル11を構成
する読み出し専用メモリに格納する内容のテーブル図の
一例である。変調テーブル11の内容はステート信号D
2 の値に応じて四つのグループに大別することができ、
また、各グループは8ビットを単位とするオーディオデ
ータD1 の値に対応するよう256個の要素から構成さ
れている。各要素は14ビットのデジタルデータで構成
されており、同一グループ内の256個の要素は全て異
なる値となるように定められている。即ち、同一グルー
プ内であれば入力信号である8ビットのオーディオデー
タD1 と出力信号である14ビットのデジタルデータD
3 とは1対1に対応している。
【0023】次に、同期信号生成回路12の動作につい
て述べる。同期信号生成回路12は、供給されるステー
ト信号D2 の値に対応して14ビット単位の同期信号D
5 を周期的にスイッチSW1 の他方の入力端子に出力す
る。例えばステート信号D2 の値が0のとき、同期信号
生成回路12は先ず、14ビットの信号“011111
11000111”を同期信号D5 として出力する。ス
テート信号D2 の値が“1”のとき、同期信号生成回路
12は先ず、14ビットの信号“1111111100
0111”を同期信号D5 として出力する。ステート信
号D2 の値が2のとき、同期信号生成回路12は先ず、
14ビットの信号“00000000000111”を
同期信号D5 として出力する。ステート信号D2 の値が
3のとき、同期信号生成回路12は先ず、14ビットの
信号“10000000000111”を同期信号D5
として出力する。このようにして、ステート信号D2
値に応じて出力された同期信号D5 は、クロック信号C
1 の14周期にわたって保持される。その後、同期信号
生成回路12は14ビットの信号“111111111
11000”を同期信号D5 としてスイッチSW1 に出
力し、14クロックにわたり再びこの値を保持する。そ
して、同期信号D5 が出力されている28クロックの
間、スイッチSW1 は出力として同期信号D5 を選択す
るように構成されている。従って、変調信号S1 には周
期的に28クロックにわたる同期信号があらわれること
となる。
【0024】変調テーブル11から出力されるデジタル
データD3 及び同期信号生成回路12から出力される同
期信号D5 は、四つの特徴を有している。第一に、変調
信号S1 において、デジタルデータD3 を変換して生成
された期間においては、“0”または“1”が10クロ
ックを超えて連続しないよう、変調テーブル11の構成
要素が定められている。一方、変調信号S1 が同期信号
5 を変換して生成された期間において、変調信号S1
の値が12クロック目から25クロック目までの14ク
ロックの間連続して1となるよう、同期信号D5 が定め
られている。従って、光記録媒体から情報を再生する際
は、基本周期であるクロック信号C1 の14クロックに
対応した長さを有するピットを検出し、その3クロック
後から14ビット単位で情報を復号することにより、正
しく情報を再生することができる。
【0025】第二に、スイッチSW1 が入力の選択を同
期信号D5 からデジタルデータD3に変更した際に、ス
テート信号D2 の値が“0”となるよう、同期信号D5
が定められている。
【0026】第三に、変調信号S1 において、連続する
3クロック分の信号が“010”または“101”であ
る場合、この3クロック分の信号を含む連続する7クロ
ック分の信号が常に“0001000”または“111
0111”となるよう、変調テーブル11の構成要素及
び同期信号D5 が定められている。
【0027】第四に、変調信号S1 において、“011
0”または“1001”のように連続する4クロック分
の信号パターンがあらわれないよう、変調テーブル11
の構成要素及び同期信号D5 が定められている。
【0028】図11は、上記した光記録装置を用いて作
製された光記録媒体15から情報を再生する再生装置の
概略ブロック図である。光記録媒体15は、スピンドル
モータ17により所定の回転数で回転するように構成さ
れている。光学ピックアップ装置16は、何れも図示を
省略するが光源である半導体レーザ、半導体レーザから
出射されたレーザ光を光記録媒体15の情報記録面に集
光する対物レンズ、この対物レンズを例えばフォーカシ
ング方向とトラッキング方向とに制御する対物レンズ制
御駆動装置、光記録媒体15の情報記録面で回折または
反射されたレーザ光を受光してフォーカシングエラー信
号、トラッキングエラー信号、RF信号等を検出する受
光素子等により構成されている。これらのスピンドルモ
ータ17や光学ピックアップ装置16はサーボ回路18
により所定の動作をするように制御される。そして、光
学ピックアップ装置16で検出されたRF信号は、2値
化回路19,20,21に供給される。
【0029】図12は、第一の2値化手段である2値化
回路19から出力される2値化信号B1 とRF信号及び
第一の閾値レベルR1 との関係を示した概略関係図であ
る。2値化回路19では、供給されたRF信号の中心レ
ベルを第一の閾値レベルR1 として検出し、この第一の
閾値レベルR1 に基づいてRF信号を2値化し、クロッ
ク再生回路22及びピット検出回路23に2値化信号B
1 を供給する。このとき、基本周期Tの3倍である3T
以上の長さのピットを再生した際のRF信号の信号レベ
ルは、第一の閾値レベルR1 と比べて十分に大レベルで
あるため、2値化信号B1 の値は“1”となる。また、
同様にトラック方向の前後に形成されたピットとピット
との間のブランク部の長さが基本周期Tの3倍である3
T以上の長さを有するとき、RF信号の信号レベルは、
第一の閾値レベルR1 と比べて十分小レベルであるた
め、2値化信号B1 の値は“0”となる。即ち、この第
一の2値化手段である2値化回路19において、基本周
期Tの3倍である3T以上の長さのピットを再生してい
る期間において2値化信号B1 の値が“1”となり、基
本周期Tの3倍である3T以上の長さのブランク部を再
生している期間において2値化信号B1 の値は“0”と
なる。
【0030】図13は、第二の2値化手段である2値化
回路20から出力される2値化信号B2 とRF信号及び
第二の閾値レベルR2 との関係を示した概略関係図であ
る。2値化回路20では、上記した第一の閾値レベルR
1 よりも小レベル側にオフセットさせた第二の閾値レベ
ルR2 が予め設定されており、この第二の閾値レベルR
2 に基づいてRF信号を2値化し、生成した2値化信号
2 を1Tピット検出回路24に供給する。この場合、
予め設定される第二の閾値レベルR2 は、基本周期Tの
1倍である1Tピットを再生した際のRF信号のピーク
レベルよりも小レベルに設定されている。即ち、この第
二の2値化手段である2値化回路20において、基本周
期Tの1倍である1Tピットを再生している期間におい
て2値化信号B2 の値が“1”となる。
【0031】図14は、第三の2値化手段である2値化
回路21から出力される2値化信号B3 とRF信号及び
第三の閾値レベルR3 との関係を示した概略関係図であ
る。2値化回路21では、上記した第一の閾値レベルR
1 よりも大レベル側にオフセットさせた第三の閾値レベ
ルR3 が予め設定されており、この第三の閾値レベルR
3 に基づいてRF信号を2値化し、生成した2値化信号
3 を1Tブランク部検出回路25に供給する。この場
合、予め設定される第三の閾値レベルR3 は、ピットと
ピットとの間の基本周期Tの1倍であるブランク部を再
生した際のRF信号のボトムレベルよりも大レベルに設
定されている。即ち、この第三の2値化手段である2値
化回路21において、基本周期Tの1倍である1Tの長
さのブランク部を再生している期間において2値化信号
3 の値が“0”となる。
【0032】図15は、RF信号、第一の閾値レベルR
1 及び2値化信号B1 と、クロック再生回路22で再生
されるクロック信号C2 との関係を示す概略関係図であ
る。クロック再生回路22は、例えばPLL(Phas
e Locked Loop)回路等により構成されて
おり、2値化信号B1 に同期してクロック信号C2が再
生される。クロック信号C2 の一周期は、光記録媒体1
5に形成された1Tの長さに相当するように調整されて
おり、また、2値化信号B1 の変化のタイミングが常に
クロック信号C2 の立ち上がりエッジのタイミングに一
致するよう、クロック信号C2 の位相が調整されてい
る。再生されたクロック信号C2 は、ピット検出回路2
3、1Tピット検出回路24、1Tブランク部検出回路
25、2値化信号統合回路26、復号回路27に供給さ
れる。
【0033】図16は、ピット検出回路23から出力さ
れる同期2値化信号SB1 とRF信号、第一の閾値レ
ベルR1 、クロック信号C2 及び2値化信号B1 との関
係を示す概略関係図である。ピット検出回路23では、
クロック信号C2 の立ち下がりエッジのタイミングで2
値化信号B1 の信号レベルを保持し、その値を同期2値
化信号SB1 として2値化信号統合回路26に供給す
る。同期2値化信号SB1 の値は、3T以上のピットを
再生している期間においては“1”となり、3T以上の
ブランク部を再生している期間においては“0”とな
る。また、1Tピットを再生した際の2値化信号B1
値は“0”であり、この1Tピットとこの1Tピットの
前後に形成された他のピットとの間に形成された3T以
上のブランク部を再生している期間においても2値化信
号B1 の値は“0”であるので、1Tブランク部とその
前後のピットを再生している期間における同期2値化信
号SB1 の値は、7クロック以上にわたり“1”とな
る。
【0034】図17は、1Tピット検出回路24から出
力される同期2値化信号SB2 とRF信号、第二の閾値
レベルR2 、クロック信号C2 及び2値化信号B2 との
関係を示す概略関係図である。1Tピット検出回路24
では、クロック信号C2 の立ち下がりエッジのタイミン
グで2値化信号B2 の信号レベルを保持し、その値を同
期2値化信号SB2 として2値化信号統合回路26に供
給する。同期2値化信号SB2 の値は、1Tピットを再
生している期間においては“1”であり、この1Tピッ
トとこの1Tピットの前後に形成された他のピットとの
間に形成された3T以上のブランク部を再生している期
間では2値化信号B2 の値は“0”であるので、1Tピ
ットとその前後の3T以上のブランク部とを再生してい
る期間における同期2値化信号SB2 の値は、7クロッ
クにわたり順次0001000と変化する。
【0035】図18は、1Tブランク部検出回路25か
ら出力される同期2値化信号SB3とRF信号、第三の
閾値レベルR3 、クロック信号C2 及び2値化信号B3
との関係を示す概略関係図である。1Tブランク部検出
回路25では、クロック信号C2 の立ち下がりエッジの
タイミングで2値化信号B3 の信号レベルを保持し、そ
の値を同期2値化信号SB3 として2値化信号統合回路
26に供給する。同期2値化信号SB3 の値は、1Tピ
ットを再生している期間においては“0”であり、この
1Tピットの前後に形成された3T以上のピットを再生
している期間では2値化信号B3 の値は“1”であるの
で、1Tブランク部とその前後の3T以上のピットを再
生している期間における同期2値化信号SB3 の値は、
7クロックにわたり順次1110111と変化する。
【0036】図19は、2値化信号統合回路26から出
力される統合2値化信号SB4 とRF信号、クロック信
号C2 及び同期2値化信号SB1 ,SB2 ,SB3 との
関係を示す概略関係図である。上記したように、ピット
検出回路23から供給される同期2値化信号SB1 の値
に対応して3T以上のピット及び3T以上のブランク部
を検出することができ、1Tピット検出回路24から供
給される同期2値化信号SB2 の値に対応して1Tピッ
トを検出することができ、1Tブランク部検出回路25
から供給される同期2値化信号SB3 の値に対応して1
Tブランク部を検出することができる。
【0037】先ず、2値化信号統合回路26では、同期
2値化信号SB1 の値が7クロック以上連続して“0”
であるとき、同期2値化信号SB1 中の連続する“0”
のうちの先頭の3クロック分及び最後尾の3クロック分
を除く期間を同期2値化信号SB2 に置き換え、図示を
省略する中間統合信号M1 を生成する。
【0038】次に、中間統合信号M1 の値が7クロック
以上連続して“1”であるとき、中間統合信号M1 中の
連続する“1”のうちの先頭の3クロック分及び最後尾
の3クロック分を除く期間を同期2値化信号SB3 に置
き換えた統合2値化信号SB4 を生成し、復号回路27
に供給する。
【0039】図20は、復号回路27の構成を示す概略
ブロック図である。統合2値化信号SB4 は、先ず、同
期検出回路28に供給される。同期検出回路28は統合
2値化信号SB4 中から14Tピットを検出し、3クロ
ック後に同期信号をビット変換回路29及び復調テーブ
ル30に供給する。
【0040】一方、統合2値化信号SB4 はビット変換
回路29にも供給されている。ビット変換回路29で
は、同期検出回路28から供給される同期信号に基づい
て統合2値化信号SB4 を14クロック毎に分割する。
分割された14ビットの信号はビット変換回路29に内
蔵する14ビットのレジスタに最上位ビットから順次格
納される。レジスタの全ビットに信号が書き込まれる
と、このレジスタの内容は14ビット単位のデジタルデ
ータD4 として一斉に復調テーブル30及びステート保
持回路31に供給される。
【0041】ステート保持回路31は、ビット変換回路
29から供給される14ビットのデジタルデータD4
変化する直前にデジタルデータD4 の下位2ビットの値
をとらえ、ステート信号STとして出力する。ステート
信号STの値はデジタルデータD4 の値が次に変化する
直前まで保持される。
【0042】復調テーブル30は、同期検出回路28か
ら供給される同期信号がアクティブでないとき、14ビ
ット単位のデジタルデータD4 をステート信号STの値
に対応して8ビット単位のオーディオデータに変換して
出力する。同期信号がアクティブのときは、供給される
デジタルデータD4 が同期信号であることを示している
ので、これは変換せずにオーディオデータの出力を保持
する。復調テーブル30によるデジタルデータD4 のオ
ーディオデータへの変換は、図1に示した光記録装置の
変調回路2を用いて記録時に行った変換を逆変換するも
のである。従って、復調テーブル30の内容は図3〜図
10に示した内容と同一であり、ステート信号ST及び
デジタルデータD4 をアドレスとし、オーディオデータ
を出力とする読み出し専用メモリにより実現される。
【0043】本実施例ではデジタル情報をピット列とし
て記録するROM型の光記録媒体15に適用した事例を
示したが、同様に、主たる情報が所定の基本周期の1倍
及び3以上の整数倍のマークで記録されていた光磁気記
録媒体や相変化型光記録媒体及びこれらを再生する再生
装置にも適用することができる。また、本実施例では線
速度一定でピットが形成された、いわゆるCLV(Co
nstant Linear Velocity)の光
記録媒体15に適用した事例を示したが、これに限定さ
れるものではなく、角速度を一定とするCAV(Con
stant Angular Velocity)や部
分的に角速度を一定とするZCAV(Zone Con
stant Angular Velocity)の光
記録媒体15に適用することができる。さらに、デジタ
ル情報はオーディオデータに限定されず、如何なるデジ
タルデータであっても適用できることは言うまでもな
い。さらにまた、光記録媒体15の形状は円盤状に限定
されず、他の形状、例えばカード状であっても良い。
【0044】
【発明の効果】本発明の光記録媒体によれば、従来より
も記録密度の向上を図ることができる。また、本発明の
再生装置によれば、所定の基本周期Tの1倍である1T
ピットや1Tマーク及び1Tブランク部の再生が可能な
再生装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の光記録媒体を作製する光記録装置の
概略ブロック図である。
【図2】 本発明の光記録媒体を作製する光記録装置を
構成する変調回路の概略ブロック図である。
【図3】 本発明の光記録媒体を作製する光記録装置を
構成する変調テーブルの読み出し専用メモリに格納する
内容のテーブル図である。
【図4】 本発明の光記録媒体を作製する光記録装置を
構成する変調テーブルの読み出し専用メモリに格納する
内容のテーブル図である。
【図5】 本発明の光記録媒体を作製する光記録装置を
構成する変調テーブルの読み出し専用メモリに格納する
内容のテーブル図である。
【図6】 本発明の光記録媒体を作製する光記録装置を
構成する変調テーブルの読み出し専用メモリに格納する
内容のテーブル図である。
【図7】 本発明の光記録媒体を作製する光記録装置を
構成する変調テーブルの読み出し専用メモリに格納する
内容のテーブル図である。
【図8】 本発明の光記録媒体を作製する光記録装置を
構成する変調テーブルの読み出し専用メモリに格納する
内容のテーブル図である。
【図9】 本発明の光記録媒体を作製する光記録装置を
構成する変調テーブルの読み出し専用メモリに格納する
内容のテーブル図である。
【図10】 本発明の光記録媒体を作製する光記録装置
を構成する変調テーブルの読み出し専用メモリに格納す
る内容のテーブル図である。
【図11】 本発明の再生装置の概略ブロック図であ
る。
【図12】 本発明の再生装置を構成し、第一の2値化
手段である2値化回路から出力される2値化信号とRF
信号及び第一の閾値レベルとの関係を示した概略関係図
である。
【図13】 本発明の再生装置を構成し、第二の2値化
手段である2値化回路から出力される2値化信号とRF
信号及び第二の閾値レベルとの関係を示した概略関係図
である。
【図14】 本発明の再生装置を構成し、第三の2値化
手段である2値化回路から出力される2値化信号とRF
信号及び第三の閾値レベルとの関係を示した概略関係図
である。
【図15】 本発明の再生装置におけるRF信号、第一
の閾値レベル及び第一の2値化手段である2値化回路か
ら出力される2値化信号とクロック再生回路で再生され
るクロック信号との関係を示す概略関係図である。
【図16】 本発明の再生装置を構成し、ピット検出回
路から出力される同期2値化信号とRF信号、第一の閾
値レベル、クロック再生回路で再生されるクロック信号
及び第一の2値化手段である2値化回路から出力される
2値化信号との関係を示す概略関係図である。
【図17】 本発明の再生装置を構成し、1Tピット検
出回路から出力される同期2値化信号とRF信号、第二
の閾値レベル、クロック再生回路で再生されるクロック
信号及び第二の2値化手段である2値化回路から出力さ
れる2値化信号との関係を示す概略関係図である。
【図18】 本発明の再生装置を構成し、1Tブランク
部検出回路から出力される同期2値化信号とRF信号、
第三の閾値レベル、クロック再生回路で再生されるクロ
ック信号及び第三の2値化手段である2値化回路から出
力される2値化信号との関係を示す概略関係図である。
【図19】 本発明の再生装置を構成し、2値化信号統
合回路から出力される統合2値化信号とRF信号、クロ
ック再生回路で再生されるクロック信号及びピット検出
回路、1Tピット検出回路、1Tブランク部検出回路か
ら各々出力される同期2値化信号との関係を示す概略関
係図である。
【図20】 本発明の再生装置を構成する復号回路の概
略ブロック図である。
【符号の説明】
1…デジタルオーディオテープレコーダ、2…変調回
路、3…クロック発生回路、4…記録用レーザ、5…光
変調器、6…スピンドルサーボ回路、7…ミラー、8…
対物レンズ、9…原盤、10…スピンドルモータ、11
…変調テーブル、12…同期信号生成回路、13…ステ
ート保持回路、14…ビット変換回路、15…光記録媒
体、16…光学ピックアップ装置、17…スピンドルモ
ータ、18…サーボ回路、19,20,21…2値化回
路、22…クロック再生回路、23…ピット検出回路、
24…1Tピット検出回路、25…1Tブランク部検出
回路、26…2値化信号統合回路、27…復号回路、2
8…同期検出回路、29…ビット変換回路、30…復調
テーブル、31…ステート保持回路、L…レーザ光、S
1 …スイッチ、B1 ,B2 ,B3 …2値化信号、SB
1 ,SB2 ,SB3 …同期2値化信号、SB4 …統合2
値化信号、C1 ,C2 …クロック信号、D1 …オーディ
オデータ、D2 …ステート信号、D3 ,D4 …デジタル
データ、D5 …同期信号、D6 …デジタルデータ、S1
…変調信号、ST…ステート信号、T…単位パルス幅

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主たる情報が、所定の基本周期の1倍及
    び3以上の整数倍のピット及びブランク部で記録されて
    いることを特徴とする光記録媒体。
  2. 【請求項2】 前記基本周期の1倍のピットと、このピ
    ットのトラック方向の前後に形成された他のピットとの
    間に形成された前記ブランク部が、何れも前記基本周期
    の3以上の整数倍であることを特徴とする請求項1に記
    載の光記録媒体。
  3. 【請求項3】 前記基本周期の1倍のブランク部のトラ
    ック方向の前後に形成された前記ピットが、何れも前記
    基本周期の3以上の整数倍であることを特徴とする請求
    項1に記載の光記録媒体。
  4. 【請求項4】 主たる情報が、所定の基本周期の1倍及
    び3以上の整数倍のマークで記録されていることを特徴
    とする光記録媒体。
  5. 【請求項5】 前記基本周期の1倍のマークのトラック
    方向の前後に隣接して形成されたマークが、何れも前記
    基本周期の3以上の整数倍であることを特徴とする請求
    項4に記載の光記録媒体。
  6. 【請求項6】 情報がトラック方向に形成されたピット
    により記録されている光記録媒体の前記ピットにレーザ
    光を照射し、前記ピットで回折されて戻る前記レーザ光
    を光電変換して前記情報の再生信号を得る再生装置にお
    いて、 前記再生装置が、 前記再生信号の信号レベルと第一の閾値とを比較して第
    一の2値化信号を生成する第一の2値化手段と、 少なくとも、前記再生信号の信号レベルと前記第一の閾
    値のレベルに対して小レベル側にオフセットした第二の
    閾値とを比較して第二の2値化信号を生成する第二の2
    値化手段及び前記再生信号の信号レベルと前記第一の閾
    値のレベルに対して大レベル側にオフセットした第三の
    閾値とを比較して第三の2値化信号を生成する第三の2
    値化手段の何れか一方の手段と、 前記第一の2値化信号のパターンに基づいて、所定の長
    さ以上の前記ピットを検出する検出手段と、 前記第一の2値化信号、少なくとも前記第二の2値化信
    号及び前記第三の2値化信号の何れか一方、前記検出手
    段からの出力信号に基づいて前記情報を復号する復号手
    段とを有することを特徴とする再生装置。
  7. 【請求項7】 情報がトラック方向に形成されたマーク
    により記録されている光記録媒体の前記マークにレーザ
    光を照射し、前記マークで反射されて戻る前記レーザ光
    を光電変換して前記情報の再生信号を得る再生装置にお
    いて、 前記再生装置が、 前記再生信号の信号レベルと第一の閾値とを比較して第
    一の2値化信号を生成する第一の2値化手段と、 少なくとも、前記再生信号の信号レベルと前記第一の閾
    値のレベルに対して小レベル側にオフセットした第二の
    閾値とを比較して第二の2値化信号を生成する第二の2
    値化手段及び前記再生信号の信号レベルと前記第一の閾
    値のレベルに対して大レベル側にオフセットした第三の
    閾値とを比較して第三の2値化信号を生成する第三の2
    値化手段の何れか一方の手段と、 前記第一の2値化信号のパターンに基づいて、所定の長
    さ以上の前記マークを検出する検出手段と、 前記第一の2値化信号、少なくとも前記第二の2値化信
    号及び前記第三の2値化信号の何れか一方、前記検出手
    段からの出力信号に基づいて前記情報を復号する復号手
    段とを有することを特徴とする再生装置。
  8. 【請求項8】 前記第一の2値化手段が、 0及び1の値で構成された前記第一の2値化信号の時間
    的な平均レベルを検出する平均レベル検出手段と、 前記平均レベルが0.5となるように前記第一の閾値を
    調整する閾値調整手段とを有することを特徴とする請求
    項6または請求項7に記載の再生装置。
JP10014532A 1998-01-27 1998-01-27 光記録媒体及び再生装置 Pending JPH11213452A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009289397A (ja) * 2000-04-12 2009-12-10 Panasonic Corp ディスク識別子選別装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009289397A (ja) * 2000-04-12 2009-12-10 Panasonic Corp ディスク識別子選別装置
JP4691604B2 (ja) * 2000-04-12 2011-06-01 パナソニック株式会社 ディスク識別子選別装置

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