JPH0557296U - 緊巻シートシャッター - Google Patents

緊巻シートシャッター

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Publication number
JPH0557296U
JPH0557296U JP110192U JP110192U JPH0557296U JP H0557296 U JPH0557296 U JP H0557296U JP 110192 U JP110192 U JP 110192U JP 110192 U JP110192 U JP 110192U JP H0557296 U JPH0557296 U JP H0557296U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shutter
sheet
guide member
guide
drum
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP110192U
Other languages
English (en)
Inventor
克己 前田
秀樹 林
Original Assignee
東工シャッター株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 東工シャッター株式会社 filed Critical 東工シャッター株式会社
Priority to JP110192U priority Critical patent/JPH0557296U/ja
Publication of JPH0557296U publication Critical patent/JPH0557296U/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 シャッターシート側方にガイド部材が列設さ
れていても、シートが弛んだり絡んだりすることなく、
巻き取れるようにする。 【構成】 シートシャッター上方のシャッターケース内
に収められる巻き取りドラムの所要部位に、欠込状の嵌
入部位を構成し、当該部位にガイド部材が入り込むよう
にした。 【効果】 ガイド部材が嵌入部位に入り込むことによっ
て、ガイド部材の存在によるドラム巻径の不均等な変化
がなくなり、弛みや絡みなしに、全体を一様に巻き取れ
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、シートシャッターの改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
金属製のシャッターは、秀れた防音、防犯能力を有するが、非常に無機質的で 視覚的な温かみに欠ける上、シャッターが重いために開閉に時間が掛かり、頻繁 に開閉を行う場合には、断熱性にも劣る。このため、最近は、特にデザインを重 視する場合や頻繁な開閉を行う場合などは、柔らかなシート素材を用いてシャッ ターを作り、外観の美しさや開閉のスピーディさを追求することが多い。
【0003】 しかし、いくらシート素材が軽いとは言っても、シート素材自体の柔らかさの 故に、あまり高速で巻き取るとシャッターシートに皺が寄ったり蛇行したりして シートが絡み込んでしまうため、かかるシートシャッターにも開閉スピードには 限界があったのである。特に、シャッターシートの捲り上がりを防止するために シート側方にガイド部材を列設した場合には、分厚いガイド部材のために、その 部分だけシート巻き取り量が増加して皺寄りや蛇行が生じやすく、シートが絡ん でシャッターの開閉が止まる原因となっていたのである。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
このため、本考案においては、側方にガイド部材が列設されているシャッター シートを、絡み込ませることなく高速で巻き取れるようにすることを技術的課題 とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
そこで、本考案においては、シャッターシートを巻き取るドラムの所要部位を 他の部位より中心軸方向へ凹ませ、当該部位にガイド部材を入り込ませるように するという手段を採用することによって、上記課題を解決せんとした。
【0006】
【実施例】
以下、本考案を実施例に基づいて説明する。
【0007】 図示しないモータに駆動伝達された回転シャフト11に、プーリー12・12・…を 所定間隔で配設する。次いで、両端のプーリーの間に、4枚の板材13・13・…を 架設する。この板材13・13・…は、屈曲加工されて中央部が凸形に張り出してお り、当該張出面を外側に向けて各プーリーの外側に配設され、シャフト11を中心 に放射状に位置する。(図1、2参照)
【0008】 この巻き取りドラムをシャッターケース3内に配置し、ガイド部材2・2・… を両側に備えたシャッターシート4を取り付け、更に、その両脇にガイドケース 5・5を配置してシートシャッターを作ると、シャッターシートをドラムに巻き 取ったときに、ガイド部材2・2・…が板材13・13・…の間の嵌入部位に入り込 むようになる。ために、ガイド部材の存在による巻き取り径の変化がなくなり、 したがって、シートが緩まずに巻き取れるようになる。ただし、シートを巻き取 ったときに、ガイド部材がちょうど板材13の張出部分のところに来ないように配 置する必要がある。また、シャッターを配置すべき開口の高さが大きくなると、 シートを複数回巻き取ったときにガイド部材同士が同じ位置に来ることもあるが 、凹部の数を増やすかシート下方寄りに配設されるガイド部材が重なるようにす れば、その影響は小さい。なお、本実施例では、ガイド部材の数に比較して嵌入 部位の幅が大きいので、板材張出部分同士の間隔と1回転当りの巻き取り量とか ら、大まかな目安を立ててガイド部材を配置すれば足りる。(図1、図4参照)
【0009】 また、本実施例においては、巻き取りドラム以外の細部も改良されている。例 えば、ガイド部材は、ドラムから巻き出されると、案内斜面を持つケース入口53 によって誘導されながら、ガイドケース5内に入り込む。また、ガイドケース5 内には、走行面とテーパ面とを持つガイドレール51が配設されている。詳しくは 、ガイドレール51の中央を走る溝の両脇が、ガイド部材の転輪の転動すべき方向 に平らに伸びる走行面になっており、当該走行面を挾むように、走行面を谷底に 見下ろすような傾斜面からなるテーパ面になっている。しかして、ガイド部材2 がガイドケース内に入り込むと、ガイドレール51のテーパ面によって姿勢保持さ れながら、転輪が走行面上を走行するようになる。更に、ガイドケース5のシャ ッターシート側には溝が設けてあり、ガイドレール中央の前記溝と併せて規制溝 52・52を構成する。そして、この規制溝52・52を中心として、溝両脇に位置する 金属板が所定幅だけ屈曲されており、この屈曲部分がガイド部材2の姿勢を保持 する。屈曲部分の表面には、樹脂材が貼ってあって、滑りが良く、開閉時にシャ ッターシートが風に煽られてシートやガイド部材が強く接触しても、摩擦が少な く、円滑に作動できるようになっている。(図5、図6参照)。
【0010】 以上の第1実施例の他、図3のように、巻き取りドラム1両側のガイド部材2 とぶつかる部分15・15・…だけを切り欠いて、嵌入部位とすることもできる。
【0011】 また、ドラム両端を完全に切り落としてシャフトの径だけに細径化するような ことも可能であろう。
【0012】
【考案の効果】
以上のように、本考案のシートシャッターによれば、従来は不可避であったガ イド部材の厚みによるシートの蛇行や皺寄りが完全に解消し、これによって高速 でシャッターシートを巻き取ることが可能となった。このように、本考案の緊巻 シートシャッターは、産業上の利用価値が高い。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例におけるドラムの断面図である。
【図2】第1実施例における、ドラムの分解組み立て図
である。
【図3】第2実施例におけるドラムの斜視図である。
【図4】第1実施例の全体正面図である。
【図5】第1実施例におけるケース入口を説明するため
の、部分拡大断面図である。
【図6】第1実施例のガイドケース部分の断面図であ
る。
【符号の説明】
1 ドラム 2 ガイド部材 3 シャッターケース 4 シャッターシート 5 ガイドケース

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 側方にガイド部材を列設したシャッター
    シートと、このシャッターシートを巻き上げ巻き下ろし
    する巻き取りドラムとを備えると共に、当該巻き取りド
    ラム表面の所要部位は、他の部位よりも中心軸からの距
    離が短くなって嵌入部位を構成しており、シャッターシ
    ートが巻き取りドラムに巻き付くときには、少なくとも
    1つのガイド部材が嵌入部位に入り込んで、シャッター
    シートの巻き緩みを防止するようになっていることを特
    徴とする緊巻シートシャッター。
JP110192U 1992-01-16 1992-01-16 緊巻シートシャッター Pending JPH0557296U (ja)

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JP110192U JPH0557296U (ja) 1992-01-16 1992-01-16 緊巻シートシャッター

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JP110192U JPH0557296U (ja) 1992-01-16 1992-01-16 緊巻シートシャッター

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JPH0557296U true JPH0557296U (ja) 1993-07-30

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5211879U (ja) * 1975-07-14 1977-01-27
JPS6348798U (ja) * 1986-09-18 1988-04-02

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5211879U (ja) * 1975-07-14 1977-01-27
JPS6348798U (ja) * 1986-09-18 1988-04-02

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