JPH0557052U - 安全ロックレバー装置 - Google Patents

安全ロックレバー装置

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JPH0557052U
JPH0557052U JP11302091U JP11302091U JPH0557052U JP H0557052 U JPH0557052 U JP H0557052U JP 11302091 U JP11302091 U JP 11302091U JP 11302091 U JP11302091 U JP 11302091U JP H0557052 U JPH0557052 U JP H0557052U
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好夫 西坂
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 安全確保のための安全ロックレバーを備えた
建設機械の運転席を、前後に移動調整しても安全ロック
レバーが操作しにくくならないようにする。 【構成】 運転席シート3の台枠4に安全ロックレバー
10の支点12と、油圧式ロック弁13とを装着し、車
体とは油圧ゴムホース15で接続する。安全ロックレバ
ー10のA位置はフリーで、B位置はロックである。シ
ート3を前方位置にし、安全ロックレバー10をB位置
とした時、運転室前面2との間隔W1はオペレータが通
り抜け可能の寸法であり、シート3を後方に移動調整
し、安全ロックレバー10をA位置とした時、運転室前
面2との間隔はオペレータが通り抜け不可能な寸法であ
る。故に、オペレータはシートを離脱する時は、安全ロ
ックレバー10をロック位置にするため安全が確保さ
れ、しかも、シート3と安全ロックレバー10との相対
位置は常に一定であり、操作し易い。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、オペレータ降車時等に、安全を確保するために機械の作動を停止さ せておく安全ロックレバーを備えた建設機械の操縦装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図3は従来の油圧式パワーショベルの運転席の側面図であり、1は運転室の床 、2は運転室前面、3はオペレータの着座するシート、4は前記シート3および 操作レバースタンド5をを搭載している一体的な台枠であり、該台枠4は床1の 上を前後方向に移動可能に装着されている。
【0003】 20は安全ロックレバー、21はノブ、22は運転室の床1に固着され、安全 ロックレバー20を揺動自在に軸着している支点、23は床1に装着された油圧 式ロック弁、24は安全ロックレバー20と油圧式ロック弁23とを連結するリ ンクである。
【0004】 周知のごとく、油圧パワーショベル等の建設機械にはオペレータが降車時、あ るいは運転中断時等に、他の人が操作レバーを操作したり、或いは、誤って操作 レバーに触れて機械が作動し、危険が発生することを防止するために、機械の作 動を停止させておく安全ロックレバーが設けられている。即ち、安全ロックレバ ーをロック位置にしておけば操作レバーを操作しても機械は作動しないようにな っている。
【0005】 図3に示す安全ロックレバー20において、C位置(フリー)にすると油圧式 ロック弁23の作動により機械は作動可能となる。安全ロックレバー20を矢印 方向に操作してD位置(ロック)にすると、油圧式ロック弁23は切換えられて 機械は作動停止となる。オペレータがシートに着席して機械を操作する場合には 、安全ロックレバー20はフリーのC位置にする。オペレータがシートから離れ る場合には、安全ロックレバー20はロックのD位置にする。
【0006】 安全ロックレバー20がC位置の場合には、運転室前面2とノブ21との隙間 はSであり、オペレータが通り抜け不可能な狭い間隔に設定されている。安全ロ ックレバー20がD位置の場合には、運転室前面2とノブ21との隙間W1はオ ペレータが通り抜け可能な間隔に設定されている。即ち、オペレータがシート3 を離れる場合には、安全ロックレバー20をロック位置Dにしないと安全ロック レバー20と運転室前面2との間は通り抜け出来ないようになっている。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
前述のごとく、シートは前後方向に移動可能に装着されている。即ち、オペレ ータの体格や運転姿勢によりシート位置を前後に調整するようになっている。図 3はシートが前方位置に調整された場合を示し、図4はシートを後方位置に調整 した場合を示す。その調整量はFであるが、従来の構造では、安全ロックレバー の支点は運転室の床に固着されているため、シートを前後に調整するとシートと 安全ロックレバーとの相対位置、即ち、オペレータと安全ロックレバーとの相対 位置が変化し、操作しにくいという問題がある。
【0008】 本考案は、上記の問題点に着目してなされたもので、シート位置を前後調整し ても操作しやすい安全ロックレバー装置を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
前記の目的を達成するため、本考案に係る安全ロックレバー装置の請求項1に おいては、オペレータの着座するシートと、該シートを支持する台枠と、前記シ ートの側方に前記台枠と一体的な台枠に支持された操作レバースタンドとからな る運転席と、該運転席が運転室内で前後に移動調整可能な移動調整装置とからな る建設機械の操縦装置において、オペレータが離席する時の安全を確保するため の安全ロックレバーを前記運転席に装着せることを特徴とし、請求項2は、前記 安全ロックレバーにより操作され、前記建設機械の操縦装置に用いる制御油圧を 遮断する油圧ロック弁を前記運転席に装着せることを特徴とする。
【0010】
【作用】
上記構成によれば、安全ロックレバーを運転席に装着したため、運転席を前後 に移動調整した場合、安全ロックレバーも運転席と共に移動するので、運転席と 安全ロックレバーとの相対位置は常に変わらない。
【0011】
【実施例】
以下に、本考案に係る安全ロックレバー装置の実施例について、図面を参照し て詳述する。図1は本考案の安全ロックレバーを装着した運転席の側面図であり 、該運転席6はオペレータの着座するシート3と、該シート3を支持する台枠4 と、前記シート3の側方に前記台枠4と一体的な台枠4に支持された操作レバー スタンド5とから構成され、該運転席6は運転室内で前後に移動調整可能に構成 されている。2は運転室前面である。ノブ11を有する安全ロックレバー10は 台枠4に固着された支点12に揺動自在に軸着されている。油圧式ロック弁13 は台枠4に取着されており、安全ロックレバー10とはリンク14により連結さ れている。油圧式ロック弁13は油圧ゴムホース15により本体に設置された図 示されない制御油圧源と、操縦装置の切換弁に接続されている。
【0012】 安全ロックレバー10は矢印のように揺動可能であり、Aの位置はフリーであ り、B位置にすると油圧式ロック弁13が切り換わって前記制御油圧源と操縦装 置の切換弁間の油路を遮断するため操縦装置の作動はロックされる。図1はシー ト3を前方に移動調整した状態を示し、B位置における安全ロックレバー10と 運転室前面2との隙間W1は、前述のとおりオペレータが通り抜けられる間隔に 設定される。
【0013】 図2は運転席6を後方に移動調整した状態を示す。運転席6の前後移動量は前 述と同様にFである。安全ロックレバー10のA位置におけるノブ11と運転室 前面2との隙間Sは、前述のとおりオペレータが通り抜け不可能な間隔に設定さ れる。この場合の安全ロックレバー10のB位置での運転室前面2との間隔はW 2であり、W1よりF(運転席6のストローク)だけ広い。
【0014】 即ち、オペレータが安全ロックレバー10を各アクチュエータの作動可能なA 位置(フリー)に操作して、各アクチュエータを操作中は安全ロックレバー10 のノブ11と運転室前面2とは隙間Sのためシートから離れることは不可能であ り、また、オペレータが各アクチュエータの操作を中止して安全ロックレバー1 0をB位置(ロック)に操作した時の安全ロックレバー10と運転室前面2との 隙間W2は、前記図1に示される運転席6を前方に移動調整した状態における安 全ロックレバー10と運転室前面2との隙間W1よりFだけ広くなるため、オペ レータが前記運転席6を離席したり、着席する時に通過しやすくなる。
【0015】
【考案の効果】
以上説明したごとく、本考案においては、安全ロックレバーを運転席に装着し たため、運転席を前後移動調整しても、運転席と安全ロックレバーとの相対位置 は常に一定である。また、運転席を後方に移動した場合には、安全ロックレバー と運転室前面との間隔が広くなり、乗り降りが容易であり、安全を確保し、安全 ロックレバーの操作もし易い安全ロックレバー装置が得られる。 また、安全ロックレバーと油圧式ロック弁とを共に運転席に設置したので、油 圧式ロック弁はコック式開閉弁でよく、ソレノイド式開閉弁等を用いる必要がな いためコスト的に安価となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の運転席シートの前方調整時の側面図で
ある。
【図2】本考案の運転席シートの後方調整時の側面図で
ある。
【図3】従来の運転席シートの前方調整時の側面図であ
る。
【図4】従来の運転席シートの後方調整時の側面図であ
る。
【符号の説明】
1 床 2 運転室前面 3 シート 4 台枠 5 操作レバースタンド 6 運転席 10 安全ロックレバー 11 ノブ 12 支点 13 油圧式ロック弁 14 リンク 15 油圧ゴムホース

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オペレータの着座するシートと、該シー
    トを支持する台枠と、前記シートの側方に前記台枠と一
    体的な台枠に支持された操作レバースタンドとからなる
    運転席と、該運転席が運転室内で前後に移動調整可能な
    移動調整装置とからなる建設機械の操縦装置において、
    オペレータが離席する時の安全を確保するための安全ロ
    ックレバーを前記運転席に装着させることを特徴とする
    安全ロックレバー装置。
  2. 【請求項2】 前記安全ロックレバーにより操作され、
    前記建設機械の操縦装置に用いる制御油圧を遮断する油
    圧ロック弁を前記運転席に装着せることを特徴とする請
    求項1の安全ロックレバー装置。
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