JPH0556756U - 動力舵取装置の操舵力制御装置 - Google Patents

動力舵取装置の操舵力制御装置

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JPH0556756U
JPH0556756U JP418592U JP418592U JPH0556756U JP H0556756 U JPH0556756 U JP H0556756U JP 418592 U JP418592 U JP 418592U JP 418592 U JP418592 U JP 418592U JP H0556756 U JPH0556756 U JP H0556756U
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spool
pressure
hydraulic
reaction force
steering
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JP418592U
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晃 杉田
聡 池田
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自動車機器株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 油圧反力制御用スプールバルブにおいて、高
速走行時や操舵時の油圧上昇に伴って作動するスプール
にて撓ませられるばね手段のへたりを防ぐ。 【構成】 スプール30を、バルブ孔12内でばね手段
40により一端側から付勢し、他端側から電気的アクチ
ュエータの可動ロッド14aを当接させて作動可能に保
持させる。そのスプール位置によって、油圧反力室15
が、ポンプPまたはタンクT側に接続され、所要の反力
油圧が得られる。このスプールは、ポンプ側の圧油が、
車輌の高速走行時や操舵時において昇圧したときに、ば
ね手段に抗してバルブ孔の一端側に移動し、油圧反力室
をタンク側に接続する。このときのばね手段の撓み量
を、ばねの密着長以上に規制するストッパ50を、スプ
ールとこれに対向するバルブ孔の一端側との間に介在さ
せて設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は動力舵取装置において油圧反力機構を車輌の走行速度、操舵角度等と いった各種走行条件に応じて制御し所要の操舵力を得るための操舵力制御装置に 関し、特にその油圧反力制御用として用いられるスプールバルブに関する。
【0002】
【従来の技術】
自動車のハンドル操作力(操舵力)を軽減するための動力舵取装置において、 車輌の走行速度や操舵角度等といった各種走行条件に応じた操舵力制御を、油圧 反力機構を利用して行なう操舵力制御装置が、従来から種々提案されている。す なわち車輌停車時や低速走行時には反力油圧を最小限とし軽快な操舵操作を可能 とし、高速走行時には反力油圧を増大させてハンドルに剛性感をもたせ、直進時 の安定性を確保し得るようにするという操舵力制御を、動力舵取装置における入 、出力軸間を、反力油圧の大きさに応じて選択的に拘束する反力プランジャによ って、相対的に回動させたり拘束したりすることで行なうものであった。
【0003】 この種の油圧反力機構としては、反力油圧をポンプから流路切換弁を介してパ ワーシリンダに至る主油圧通路の一部から分流して用い、これを油圧反力制御用 のスプールバルブにて制御し、反力プランジャを動かすための油圧反力室に導く 構成によるものが、たとえば特開昭63-68467号公報などにより、従来から種々提 案されている。
【0004】 そして、このような従来装置では、油圧反力制御用のスプールバルブを、車速 センサ、さらに舵角センサやトルクセンサなどからの検出信号によりコントロー ラからの出力電流で所要の作動力を発生させ得るソレノイドコイルやステッピン グモータ等の電気的なアクチュエータを用いて作動させ、これによって油圧反力 機構を電子制御により適切かつ確実に作動させ、車速や操舵状況に応じた操舵力 制御を所要の状態で行なおうとするものであった。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、上述したような油圧反力を用いて操舵力制御を行なう従来装置によ れば、通常、動力舵取装置側と油圧反力による操舵力制御装置とが、エンジンに て作動されるオイルポンプからの圧油にて作動される構成とされている。そして 、このように両装置の動きが略比例した関係にあることから、たとえば高速走行 時や操舵時等においてポンプからの圧油圧力が上昇したときに、これが油圧反力 制御用のスプールバルブに導入された際に、油圧反力が増大し、操舵力が必要以 上に大きくなって、動力舵取装置としての操舵力特性上で問題を生じる場合があ った。
【0006】 また、上述した操舵力制御装置における油圧反力制御用のスプールバルブにあ っては、動力舵取装置側での負荷の増大やポンプからの圧油の増大等による圧油 圧力の上昇によって、スプールが、ばね手段の付勢力に抗してこれを撓ませなが ら作動することがあり、このようなスプールの動きが度重なると、ばね手段にへ たりが生じる虞れがあり、これを防止し得るような対策が必要とされている。
【0007】 さらに、このようなスプールの急激な作動時には、スプール端部が固定部側に 衝突することで生じる衝撃音の発生を避けられないものであり、上述したばね手 段のへたりと共に、異音の発生をも防止し得る何らかの対策を講じることが望ま れている。
【0008】 本考案はこのような事情に鑑みてなされたものであり、油圧反力制御用のスプ ールバルブ構造を改良することにより、スプールを付勢するばね手段のへたりを 防止し得るとともに、スプール作動時における衝突音の発生を防止し得るように した動力舵取装置の操舵力制御装置を得ることを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
このような要請に応えるために本考案に係る動力舵取装置の操舵力制御装置は 、ハウジング内部で油圧反力室への反力油圧が導入される環状溝とその軸線方向 両端側に異なる内径をもって形成された大径孔および小径孔に対応して開口され るポンプからの供給ポートおよびタンク側への排出ポートが形成されているバル ブ孔と、このバルブ孔内で大径孔、小径孔に対応する大径部および小径部を有し かつこれら大径部、小径部にバルブ孔側の環状溝との間で第1および第2の可変 絞りを形成するとともに供給ポート側の一端部からばね手段により付勢された状 態で摺動自在に保持されるスプールと、このスプールの一端側でハウジングに進 退動作可能に設けらればね手段の付勢力を調整する調整ロッドと、スプールの他 端側に可動ロッド先端を当接させて設けられかつこのスプールを車輌の走行条件 に応じてばね手段と協働して進退動作させることで油圧反力室への反力油圧を制 御する電気的アクチュエータとからなる油圧反力制御用スプールバルブを備えて なり、前記環状溝内での圧力上昇によって大径部と小径部との受圧面積差で作動 され油圧反力室での圧力上昇を抑制するスプールの動きを、ばね手段の撓みがば ね密着長よりも小さくならないように規制する弾性材等からなるストッパを、ス プールの一端部とこれに対向する調整ロッドの内方端とのいずれか一方に、一体 または一体的に設けたものである。
【0010】
【作用】
本考案によれば、可動ロッドの動きでばね手段と協働してスプールを作動させ ることにより、油圧反力室への反力油圧を制御するとともに、環状溝内での圧力 が上昇したときに、スプールが、大径部と小径部との受圧面積差で作動され、油 圧反力室での圧力上昇を抑制するようになっており、またこのときのスプールの 動きに伴なうばね手段の撓みがばね密着長よりも小さくならないようにストッパ で規制し、ばね手段のへたりを防ぎ、さらにこのストッパを弾性材にて形成する ことで、スプール作動時の打音を防止する。
【0011】
【実施例】
図1は本考案に係る動力舵取装置の操舵力制御装置の一実施例を示すものであ り、同図においては、油圧反力制御を行なう操舵力制御装置を構成するスプール バルブ機構部およびこれに関連する油圧回路部分のみを示し、それ以外の構成は 省略する。
【0012】 図中10は動力舵取装置における操舵力制御装置で、この操舵力制御装置10 は、ハウジング11内部に形成したバルブ孔12内に組み込まれてなる操舵反力 制御用のスプールバルブ13と、このスプールバルブ13の作動制御用アクチュ エータとしての電磁ソレノイド14等によって構成されている。 ここで、図中15は図示を省略した動力舵取装置の入、出力軸間に操舵反力を 与える反力ピストンに油圧反力を作用させる油圧反力室、Pは動力舵取装置にお けるコントロールバルブやパワーシリンダ(図中PSで示す)に圧油を供給する オイルポンプ、Tはタンクである。
【0013】 20は前記バルブ孔12内に嵌挿して配置されたスプールバルブ13を構成す るスリーブで、このスリーブ20は、バルブ孔12の一方の開口端を閉塞するプ ラグ21のねじにより軸線方向に移動調整可能に設けられている。このスリーブ 20の外周部には、軸線方向の三個所に環状溝20a,20b,20cが形成さ れ、ハウジング11側に設けられているポンプPからの圧油供給ポート22、油 圧反力室15への反力ポート23、タンクTに至る排出ポート24と接続される ようになっている。
【0014】 また、このスリーブ20の内側で軸線方向の略中央部分には、前記反力ポート 23と連通され油圧反力室15への反力油圧が導入される環状溝25と、その軸 線方向の両端側で内径が異なる大径孔26と小径孔27とが形成されている。こ れら大径孔26と小径孔27は、前記供給ポート22、排出ポート24と接続さ れている。
【0015】 30は上述したスリーブ20内で大径孔26、小径孔27に対応する大径部3 1および小径部32を有するスプールで、このスプール30の大径部31、小径 部32には、前記スリーブ20側の環状溝25との間で第1および第2の可変絞 りを形成するチャンファ部33,34が形成されている。なお、図中35、36 、37は供給ポート22、反力ポート23、排出ポート24に連通する通路を形 成するための環状溝または小径端部で、またこのスプール30内部には、スプー ル30の両端側部分をタンクT側に接続する排出通路38が形成されている。
【0016】 そして、このスプール30は、供給ポート22側の一端部からばね手段である コイルばね40により図中右側への付勢力が与えられるとともに、排出ポート2 4側の他端部には、このスプール30を車速等といった車輌の走行条件に応じて 前記コイルばね40と協働して進退動作させることにより油圧反力室15への反 力油圧を制御する電磁ソレノイド14の可動ロッド14a先端部が当接されてい る。
【0017】 ここで、図中41は上述したコイルばね40の付勢力を調整する調整ロッドで 、この調整ロッド41は、前記スプール30の一端部に対向した状態でプラグ2 1を貫通して螺入され、その内方端にコイルばね40の一端が係止されている。 なお、この調整ロッド41の内方端が臨むプラグ21の内方端は凹設され、低圧 室42が形成されている。また、図中43はスプール30側の端部に凹設された ばね受け用の凹部である。
【0018】 なお、上述した油圧反力制御用のスプールバルブ13において、各部の通路等 間には、適宜のシールリングが必要に応じて介在して設けられている。
【0019】 さらに、上述した構成による油圧反力制御用のスプールバルブ13において、 スリーブ20における環状溝25内での圧力上昇によって大径部31と小径部3 2との受圧面積差で作動され油圧反力室15での圧力上昇を抑制するスプール3 0の動きを、コイルばね40の撓みがばねの密着長よりも小さくならないように 規制する弾性材等からなるストッパ50を、スプール30の一端部とこれに対向 する調整ロッド41の内方端とのいずれか一方(本実施例では調整ロッド41の 端部)に、一体的に設けている。
【0020】 以上の構成による油圧反力制御用のスプールバルブ13によれば、ポンプPか らの圧油は、動力舵取装置PSへの通路から分岐されて供給ポート22に導入さ れることにより、ソレノイド14とコイルばね40とによって決定されるスプー ル30の位置により、第1、第2の可変絞り(チャンファ部33,34による) の開口量に応じて、油圧反力室15に反力油圧として導入されるようになってい る。勿論、この第1、第2の可変絞りにより油圧反力室15がタンクT側に接続 されていると、反力油圧が最小となる。
【0021】 さて、上述した構成において、ソレノイド14は、車速が遅い時程、ロッド1 4aを図中左側に突出させ、かつ車速の上昇に伴い図中右側に変位させるように なっており、据え切り時には、スプール30は最も左側に移動し、第1の可変絞 り(33)が閉じ切り、ポンプPからの圧油を、油圧反力室15に導入しないよ うにしている。このとき第2の可変絞り(34)は開放され、油圧反力室15が タンクT側に接続されて、油圧反力が実質的に零となるようにし、軽快な操舵を 行なえるようになっている。
【0022】 一方、車速の上昇に応じてスプール30は、据え切り状態から次第に右側に変 位し、第1の可変絞りが徐々に開放され、タンクT側の第2の可変絞りは絞られ る。これにより、油圧反力室15への反力油圧の圧力比(油圧反力圧/PS圧) は車速の上昇に伴い増加する。ここで、舵取ハンドルが操舵され、動力舵取装置 PS側の圧力(ポンプ圧)が上昇すると、油圧反力室15内の反力油圧は、設定 された圧力比にしたがって上昇し、所望の油圧反力が得られる。
【0023】 そして、操舵による動力舵取装置PS側での圧力上昇に伴い、環状溝25での 圧油圧力は、操舵を行なう以前の圧力比に応じて上昇し始める。 このような状態では、スプール30は、上述した環状溝25部分での圧力を大 径部31と小径部32との面積差を受圧部として受圧し、その結果このスプール 30は、コイルばね40に抗して左行し、これによりポンプP側の第1の可変絞 りを締め切り、タンクT側の第2の可変絞りを開放し、環状溝25、さらに油圧 反力室15での圧力を抑制する。なお、この状態を、動力舵取装置の供給圧(入 口圧)と油圧反力室15の圧力(反力圧)との関係で見ると、図2に示すような 特性となる。
【0024】 したがって、動力舵取装置PSの入口圧に対する圧力比(反力圧/PS圧)が 徐々に小さくなり、操舵トルクの増大も抑えられ、現実に即した好ましい操舵力 制御が可能となる。
【0025】 そして、以上の説明から明らかなように、上述した構成による油圧反力制御用 のスプールバルブ13によれば、可動ロッド14aの動きでコイルばね40と協 働してスプール30を作動させることにより、油圧反力室15への反力油圧を制 御するとともに、環状溝25内での圧力が上昇したときに、スプール30が、大 径部31と小径部32との受圧面積差で作動され、油圧反力室15での圧力上昇 を抑制するようになっている。
【0026】 さらに、本考案によれば、上述したような圧力上昇時のスプール30の動きに 伴なうコイルばね40の撓みが、ばねの密着長よりも小さくならないような突出 長さlを有するストッパ50で規制しているので、コイルばね40のへたりを防 止することができる。特に、このストッパ50を弾性材にて形成すると、スプー ル30作動時においてスプール30がストッパ50に衝突した際の打音を防止し 、異音の発生を抑制し得るという利点がある。
【0027】 なお、本考案は上述した実施例構造には限定されず、動力舵取装置(パワース テアリング本体部)を始めとして油圧反力機構等の操舵力制御装置10における 各部の形状、構造等を適宜変形、変更し得ることは言うまでもない。
【0028】 たとえば上述した実施例においては、本考案を特徴づけるストッパ50として 、弾性材からなるものを、調整ロッド41に一体的に付設した場合を説明したが 、これに限定されず、ロッド41と一体に設けてもよく、またこのストッパ50 をスプール30側に設けてもよいことは勿論である。要は、コイルばね40が密 着長さ以上に撓まないように規制する長さlをもったストッパを介在させるとよ いものである。
【0029】 さらに、本考案は上述した実施例で励磁した油圧反力制御による操舵力制御装 置10に限定されず、従来から周知の構造であってもよく、種々の変形例が考え られるものであり、動力舵取装置としても種々の形式のものを用いてもよい。
【0030】
【考案の効果】
以上説明したように本考案に係る動力舵取装置の操舵力制御装置によれば、油 圧反力制御用のスプールバルブのバルブ孔に形成され油圧反力室に接続される環 状溝内での圧力上昇に伴って作動され油圧反力室での圧力上昇を抑制するスプー ルの動きを、このスプールを付勢するばね手段の撓みがばね密着長よりも小さく ならないように規制し得るように、スプールの一端部とこれに対向する調整ロッ ドの内方端とのいずれか一方に、弾性材等からなるストッパを設けるようにした ので、簡単な構造にもかかわらず、可動ロッドとばね手段とによるスプールの動 きで、油圧反力室への反力油圧を所要の状態で制御し得るとともに、油圧圧力が 車輌の高速走行時や操舵時において上昇したときには、スプールが受圧面積差に よって作動されて油圧反力室での圧力上昇を抑制でき、油圧反力制御性能を発揮 し得るばかりでなく、このときのスプールの動きによるばね手段の過度の撓みに よるへたりを防止し、さらにこのスプール作動時における打音の発生も防止でき 、異音の発生を低減し得る等といった実用優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る動力舵取装置の操舵力制御装置の
一実施例を示し、油圧反力制御用のスプールバルブの概
略構成を油圧回路を含めて示す要部断面図である。
【図2】本考案を特徴づけるスプールバルブによる油圧
反力圧特性を示す特性図である。
【符号の説明】
10 操舵力制御装置 11 ハウジング 12 バルブ孔 13 油圧反力制御用スプールバルブ 14 電磁ソレノイド 14a 可動ロッド 15 油圧反力室 20 スリーブ 21 プラグ 22 供給ポート 23 反力ポート 24 排出ポート 25 環状溝 26 大径孔 27 小径孔 30 スプール 31 大径部 32 小径部 33 チャンファ部(第1の可変絞り) 34 チャンファ部(第2の可変絞り) 40 コイルばね(ばね手段) 41 調整ロッド 50 ストッパ P ポンプ T タンク PS 動力舵取装置

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポンプからの圧油を車輌の走行条件に応
    じて制御することで、操舵反力を発生させる油圧反力室
    への反力油圧を得る油圧反力制御用のスプールバルブを
    備えてなる動力舵取装置の操舵力制御装置において、 前記スプールバルブを、ハウジング内部で前記油圧反力
    室への反力油圧が導入される環状溝とその軸線方向両端
    側に異なる内径をもって形成された大径孔および小径孔
    に対応して開口されるポンプからの供給ポートおよびタ
    ンク側への排出ポートが形成されているバルブ孔と、こ
    のバルブ孔内で前記大径孔、小径孔に対応する大径部お
    よび小径部を有しかつこれら大径部、小径部に前記バル
    ブ孔側の環状溝との間で第1および第2の可変絞りを形
    成するとともに前記供給ポート側の一端部からばね手段
    により付勢された状態で摺動自在に保持されているスプ
    ールと、このスプールの一端側でハウジングに進退動作
    可能に設けられ前記ばね手段の付勢力を調整する調整ロ
    ッドと、前記スプールの他端側に可動ロッド先端を当接
    させて設けられかつこのスプールを車輌の走行条件に応
    じて前記ばね手段と協働して進退動作させることにより
    油圧反力室への反力油圧を制御する電気的アクチュエー
    タとから構成し、 前記環状溝内の圧力が所定値以上となったときに大径部
    と小径部との受圧面積差で作動されて油圧反力室での圧
    力上昇を抑制するスプールの動きを、ばね手段の撓みが
    ばね密着長よりも小さくならないように規制するストッ
    パを、前記スプールの一端部とこれに対向する調整ロッ
    ドの内方端とのいずれか一方に設けたことを特徴とする
    動力舵取装置の操舵力制御装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の動力舵取装置の操舵力制
    御装置において、 スプールの一端部とこれに対向する調整ロッドの内方端
    のいずれか一方に設けられるストッパを、弾性材にて形
    成したことを特徴とする動力舵取装置の操舵力制御装
    置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018135863A (ja) * 2017-02-24 2018-08-30 日立アプライアンス株式会社 スクロール圧縮機

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