JPH0556576A - バツテリバツクアツプ電源回路 - Google Patents

バツテリバツクアツプ電源回路

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Publication number
JPH0556576A
JPH0556576A JP3238921A JP23892191A JPH0556576A JP H0556576 A JPH0556576 A JP H0556576A JP 3238921 A JP3238921 A JP 3238921A JP 23892191 A JP23892191 A JP 23892191A JP H0556576 A JPH0556576 A JP H0556576A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
output
input
battery
power supply
Prior art date
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Pending
Application number
JP3238921A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuhiko Inaba
克彦 稲葉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 充電回路の電力損失を少くし、かつ充電回路
の設計を容易にする。 【構成】 直流入力1がスイッチング直流安定化電源回
路10に入力されると、このスイッチング直流安定化電
源回路10のトランス11の一次巻線からの出力がトラ
ンス30の二次巻線に入力される。そして、二次巻線の
出力が平滑回路40で平滑され、この平滑された出力で
充電回路40を介してバッテリ20の充電が行われる。
したがって、直流入力1が変動しても平滑回路40の出
力が一定に保たれることから、充電回路50に加えられ
る電圧とバッテリ20の電圧との差が大きく変動するこ
とがない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、バッテリバックアップ
電源回路に関し、特にスイッチング直流安定化電源回路
を備えたバッテリバックアップ電源回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のバッテリバックアップ電
源回路は、図2に示すように、直流入力100から別の
直流200を出力するスイッチング直流安定化電源回路
300と、直流入力100をバックアップするバッテリ
400と、直流入力100を所定値に制御してバッテリ
400を充電する充電回路500とを備えて構成してあ
る。
【0003】スイッチング直流安定化電源回路300
は、直流入力100を昇降圧させるトランス310と、
このトランス310からの出力を平滑する平滑回路32
0と、この平滑回路320の出力値を入力することによ
って直流出力200が一定の出力になるようにトランス
310を制御するスイッチング回路330とから構成し
てある。
【0004】平滑回路320は、ダイオード321、3
22と、チョークコイル323と、コンデンサ324と
から構成したチョークインプット型整流回路であり、ト
ランス310の出力を整流平滑している。ダイオード3
21、322は、全波整流を行っており、チョークコイ
ル323は、コンデンサ324へ流れる電流を平滑して
いる。
【0005】スイッチング回路330は、トランス31
0の一次コイル側に接続されたトランジスタ331と、
直流出力200の値を検出してトランジスタ331を制
御する制御回路332とから構成してあり、直流出力2
00の値が安定して出力されるように制御を行ってい
る。
【0006】また、バッテリ400と充電回路500の
接続ラインに、ダイオード600が接続されており、こ
のダイオード600を介して直流入力100にバッテリ
400の出力をオア接続している。
【0007】直流入力100の電圧は、バッテリ400
の電圧よりもある程度高くなっている。これは、直流入
力電圧が正常な範囲内で上下動しても、バッテリ400
が充分に充電されるようにするためである。したがっ
て、バッテリ400の電圧が直流入力電圧よりも低いこ
とから、スイッチング直流安定化電源回路300に対し
てバッテリ400からエネルギー供給は通常行われてい
ない。
【0008】一方、何らかの異常で直流入力100の電
圧が非常に低下すると、バッテリ400の電圧が直流入
力100の電圧より高くなることから、バッテリ400
からダイオード600を通じてスイッチング直流安定化
電源回路300にエネルギーの供給が行われ、直流出力
200は一定の出力に保たれる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術においては、バッテリ400が過放電の状態とな
り、非常時にバックアップできなくなることを避けるた
めに、直流入力電圧がある程度の範囲で上下しても、バ
ッテリ400が充電されるように、バッテリ400の電
圧を低く設定していた。このため、直流入力電圧が高い
状態に変動したときに、直流入力電圧とバッテリ400
の電圧との差が大きくなり、充電時に充電回路500に
おける電力損失が大きくなると共に、この電圧差に対応
させるために充電回路の設計も困難になるという問題点
があった。
【0010】本発明は、上記従来技術の問題点にかんが
みてなされたもので、充電回路での電力損失を少なくし
かつ充電回路の設計を容易にすることができるバッテリ
バックアップ電源回路を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1にかかる発明は、直流入力から別の直流を
出力するスイッチング直流安定化電源回路と、上記直流
入力をバックアップするバッテリと、上記スイッチング
直流安定化電源回路の電圧可変回路からの出力を入力す
る入力部と、該入力部からの出力を平滑する平滑回路
と、該平滑回路の出力を入力して上記バッテリを充電す
る充電回路とを備える構成としてある。
【0012】また、請求項2にかかる発明は、上記平滑
回路の出力を、該平滑回路から上記直流入力側に一方方
向で供給する導通手段を設けたことを特徴とする請求項
1に記載したバッテリバックアップ電源回路を備える構
成としてある。
【0013】
【作用】上記のように構成した発明においては、直流入
力がスイッチング直流安定化電源回路に入力されると、
このスイッチング直流安定化電源回路の電圧可変回路か
らの出力が入力部に入力され、ついで、平滑回路で平滑
され、この平滑された出力で充電回路を介してバッテリ
の充電が行われる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1に基づいて説
明する。本発明の一実施例にかかわるバッテリバックア
ップ電源回路は、直流入力1から別の直流2を出力する
スイッチング直流安定化電源回路10と、直流入力1を
バックアップするバッテリ20と、スイッチング直流安
定化電源回路10の、電圧可変回路としてのトランス1
1からの出力を入力する入力部としてのトランス30
と、トランス30の出力を平滑する平滑回路40と、平
滑回路40の出力を入力してバッテリ20を充電する充
電回路50とを備える構成としてある。
【0015】スイッチング直流安定化電源回路10は、
従来例と同様の回路を用いてあり、直流入力1を昇降圧
させるトランス11と、このトランス11からの出力を
平滑する平滑回路12と、この平滑回路12の出力値を
入力することによって直流出力2が一定出力となるよう
にトランス11を制御するスイッチング回路13とから
構成してある。
【0016】本実施例では、トランス11とトランス3
0は一つのトランスで構成してある。すなわち、トラン
ス11の二次側に巻線N3が付加されてトランス30が
構成してあり、一次巻線がN1,N2、二次巻線がN
4,N3となっている。また、平滑回路12は、ダイオ
ード14、15と、チョークコイル16と、コンデンサ
17とから構成してあり、スイッチング回路13は、ト
ランジスタ18と、制御回路19とから構成してある。
そして、直流出力2の電圧に応じて、制御回路19がト
ランジスタ18の導通角を制御し、トランス11の二次
巻線N4に現れる制御された電圧パルスを平滑回路12
で整流平滑して安定化された直流出力を得ている。な
お、図中5は、トランス11の一次巻線N2と直流入力
のアースとを接続しているダイオードである。
【0017】平滑回路40は、ダイオード41、42
と、チョークコイル43と、コンデンサ44とから構成
してあり、巻線N3に出力された電圧パルスを整流平滑
し、コンデンサ44の両端に直流電圧が得られるように
なっている。
【0018】充電回路50は、コンデンサ44の両端か
ら得られた直流出力からバッテリ20を充電する。ダイ
オード3は、バッテリ20の出力を直流入力1にオア接
続するためのものである。
【0019】また、4は、導通手段としてのダイオード
であり、このダイオード4は、平滑回路40の出力を、
平滑回路40から直流入力側に一方方向で供給してい
る。すなわち、ダイオード4は、バッテリ20への充電
が完了し、コンデンサ44の両端の負荷が非常に軽くな
ったときに、コンデンサ44の電圧が上昇しすぎないよ
うに直流入力に平滑回路40の出力をクランプするため
のものである。
【0020】次に、上記実施例の作用を説明する。通常
の状態では、直流入力1の電圧はバッテリ20の電圧よ
りも高くなっていることから、スイッチング直流安定化
電源回路10へのエネルギー供給は直流入力1からのみ
行われる。このとき、二次巻線N4に出力される電圧パ
ルスは、平滑回路12で平滑されて一定の出力電圧とな
るように、スイッチング回路13でそのパルス幅が制御
されている。したがって、もう一方の二次巻線N3に出
力されるパルス幅も二次巻線N4に出力されるパルス幅
と同一となることから、チョークコイル16、43を流
れる電流が断続しない(連続する)状態では、コンデン
サ44の両端の電圧も、コンデンサ17と同様に一定と
なる。すなわち、コンデンサ17、44の両端の電圧を
一定とするために、チョークコイル16は、直流出力の
負荷が最小でもチョークコイル16に流れる電流が連続
するように設定されており、チョークコイル43は、バ
ッテリ20が充電中であればチョークコイル43に流れ
る電流が連続するように設定されている。このようにし
て、コンデンサ44の電圧は安定化されるから、二次巻
線N3,N4の巻数比を適当に選択することにより、コ
ンデンサ44の電圧、すなわちバッテリ20とコンデン
サ44の電圧差を適切にかつ一定に設定することができ
る。
【0021】バッテリ20への充電が完了し、バッテリ
20へ電流が流れなくなったとき、コンデンサ44の直
流の負荷は非常に軽くなり、コンデンサ44の電圧は上
昇する。しかし、ダイオード4で直流入力1にクランプ
され、直流入力電圧より高くならないようになっている
ことから、コンデンサ44の電圧が非常に高くなり、コ
ンデンサ44自身や充電回路50などが破損されること
が防止されている。
【0022】異常が発生して直流入力1が非常に低下し
バッテリ20の電圧を下回ったとき、バッテリ20から
もダイオード3を介してスイッチング直流安定化電源回
路10にエネルギーが供給されることから、コンデンサ
17の電圧は一定に保たれ、直流出力は安定化される。
【0023】また、コンデンサ44の両端の電圧も、コ
ンデンサ17の両端の電圧と同様にスイッチング回路1
3によって制御されているので、直流入力電圧が変動し
ても一定の出力を保つことになる。よって、充電回路が
オンされていれば、バッテリへの充電が行われることに
なるが、コンデンサ44の電圧が一定に保たれており、
バッテリ電圧との差が大きく変動することがないので、
充電回路における電力損失が小さくなる。
【0024】
【発明の効果】以上のように本発明によると、直流入力
から別の直流を出力するスイッチング直流安定化電源回
路と、上記直流入力をバックアップするバッテリと、上
記スイッチング直流安定化電源回路の電圧可変回路から
の出力を入力する入力部と、該入力部からの出力を平滑
する平滑回路と、該平滑回路の出力を入力して上記バッ
テリを充電する充電回路とを備える構成としたので、入
力部と平滑回路を介して充電回路に供給される出力が上
記スイッチング直流安定化電源回路で制御され、直流入
力が変動しても一定の出力が保たれることから、充電回
路に加えられる電圧とバッテリ電圧との差が大きく変動
することがなくなり、充電回路における電力損失を小さ
くすることができると共に、これによって、充電回路の
設計を容易にすることができる。また、上記平滑回路の
出力を、該平滑回路から上記直流入力側に一方方向で供
給する導通手段を設けたので、導通手段を介して平滑回
路の出力が直流入力側に供給され、平滑回路の出力電圧
の上昇が防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例のブロック図である。
【図2】従来例のブロック図である。
【符号の説明】
1 直流入力 2 直流出力 4 ダイオード 10 スイッチング直流安定化電源回路 11 トランス 12 平滑回路 13 スイッチング回路 20 バッテリ 30 トランス 40 平滑回路 50 充電回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直流入力から別の直流を出力するスイッ
    チング直流安定化電源回路と、 上記直流入力をバックアップするバッテリと、 上記スイッチング直流安定化電源回路の電圧可変回路か
    らの出力を入力する入力部と、 該入力部からの出力を平滑する平滑回路と、 該平滑回路の出力を入力して上記バッテリを充電する充
    電回路とを備えたことを特徴とするバッテリバックアッ
    プ電源回路。
  2. 【請求項2】 上記平滑回路の出力を、該平滑回路から
    上記直流入力側に一方方向で供給する導通手段を設けた
    ことを特徴とする請求項1に記載したバッテリバックア
    ップ電源回路。
JP3238921A 1991-08-27 1991-08-27 バツテリバツクアツプ電源回路 Pending JPH0556576A (ja)

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JP3238921A JPH0556576A (ja) 1991-08-27 1991-08-27 バツテリバツクアツプ電源回路

Applications Claiming Priority (1)

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JP3238921A JPH0556576A (ja) 1991-08-27 1991-08-27 バツテリバツクアツプ電源回路

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JPH0556576A true JPH0556576A (ja) 1993-03-05

Family

ID=17037254

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3238921A Pending JPH0556576A (ja) 1991-08-27 1991-08-27 バツテリバツクアツプ電源回路

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JP (1) JPH0556576A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0700219A2 (en) 1994-08-31 1996-03-06 Sony Corporation Recording and reproduction of video signals

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0700219A2 (en) 1994-08-31 1996-03-06 Sony Corporation Recording and reproduction of video signals

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