JPH0556364A - 移動体選局装置 - Google Patents

移動体選局装置

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JPH0556364A
JPH0556364A JP24052191A JP24052191A JPH0556364A JP H0556364 A JPH0556364 A JP H0556364A JP 24052191 A JP24052191 A JP 24052191A JP 24052191 A JP24052191 A JP 24052191A JP H0556364 A JPH0556364 A JP H0556364A
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JP
Japan
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telop
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train
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JP24052191A
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English (en)
Inventor
Kenichi Kato
健一 加藤
Fumihisa Sato
文久 佐藤
Torao Aozuka
虎雄 青塚
Takehiko Arai
健彦 新居
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 所望のチャンネルが自動的に選局され各地域
に於ける最適な選局がなされる。移動体の位置の変化に
かかわらずプリセットした特定の放送を継続的に受信す
る。 【構成】 所望の放送に関する選局情報を列車の通過す
る地域毎にマルチプリセット文字放送受信ユニット21
に対してプリセットする。列車の走行時、位置検出用衛
星及び位置検出装置23から得られる位置情報に基づい
て、列車の各時点に於ける位置を検出する。列車が通過
する各地域毎にプリセットされている選局情報に基づい
て、自動チューニングにより所望の放送を受信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、移動体選局装置、特
にGPS〔Global Positioning System 〕を利用した移
動体選局装置に関する。
【0002】
【従来の技術】各放送局では、割り当てられた周波数に
基づいて、テレビジョン放送を行っており、そのため、
同一のテレビジョン放送であってもその周波数は地域毎
に異なっていることが多い。
【0003】従って、移動体、例えば、自動車、列車等
の移動中に同一のテレビジョン放送を継続して受信しよ
うとするには、受信周波数を、移動体の位置している地
域をカバーする放送局の周波数に合わせる必要がある。
【0004】受信周波数を各地域の放送局の周波数に合
わせる従来技術としては、ユーザが必要に応じて選局操
作を行なう方法、或いは、電波の強度を検出し自動的に
より強い電波を追尾する方法がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来技術の内、
ユーザが必要に応じて選局操作を行なう方法では、操作
の手間がかかるという問題点があった。
【0006】また、電波の強度を検出して自動的により
強い電波を追尾する方法では、電波の強度によって受信
チャンネルが変わる可能性があるため、必ずしも同一の
テレビジョン放送を一貫して継続的に受信できるとは限
らず、この点で不安定であるという問題点があった。
【0007】従って、この発明の目的は、移動距離にか
かわらず同一の放送を一貫して継続的に受信し得る移動
体選局装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明にかかる移動体
選局装置では、移動体の位置を検出し、該位置が含まれ
るエリアに於ける受信可能な放送局の内、最適な放送局
を選局するようにした構成としている。
【0009】
【作用】移動体が位置すると予測される複数のエリアの
夫々に於いて、受信可能なチャンネルの内から、所望の
チャンネルを選局情報としてプリセットする。
【0010】移動体の移動時、位置検出用衛星からの電
波を受信することによって、移動体の位置を検出し、移
動体の位置しているエリアが判別される。
【0011】移動体が位置する各エリアに於いて受信可
能なチャンネルの内、プリセットされた選局情報に基づ
いて、特定のチャンネルが自動的に選局される。従っ
て、移動距離にかかわらず同一の放送を継続して受信す
ることが可能となる。
【0012】
【実施例】以下、この発明の一実施例について図1乃至
図4を参照して説明する。この一実施例に示される移動
体選局装置では、移動体として列車を用いると共に、位
置情報としてGPSに於ける位置検出用衛星からの情報
を用い、そして、文字放送を受信する例について説明し
ている。図1には、この移動体用受信装置のブロック図
が示されている。
【0013】図1の構成に於いて、アンテナ1は、前後
左右の各90度にわたる範囲をカバーし得る4つのアン
テナ素子1a、1b、1c、1dから構成されている。
【0014】アンテナ素子1a〜1dの夫々は、ゴース
トを最小にする反射機能を有すると共に、列車に対して
あらゆる方向から到来するテレビジョン放送の電波を受
信し得るように列車の屋根上に取付けられている。
【0015】アンテナ素子1a、1b、1c、1dにて
受信されたテレビジョン信号は、マルチプリセット文字
放送受信ユニット21に供給される。
【0016】一方、位置検出用衛星〔4個〕からの電波
を受信するための位置検出用のアンテナ22が、列車の
屋根上に取付けられている。このアンテナ22にて受信
された位置検出用衛星からの電波が、文字放送テロップ
受信送出装置28のGPSコアーユニット〔以下、位置
検出装置と称する〕23に供給される。
【0017】この図1の構成に於いて、位置検出装置2
3、マルチプリセット文字放送受信ユニット21、メモ
リユニット24、デジタルテロップスクロールユニット
〔以下、テロップスクロールユニットと称する〕25、
インターフエースユニット26等が、文字放送テロップ
受信送出装置28を構成している。
【0018】また、図1の構成に於いて、駅名送出コン
トローラ31、テロップ表示装置32等が、車両表示装
置33を構成している。
【0019】位置検出装置23では、位置検出用衛星か
らの信号を復調して列車の現在位置を表す位置情報を再
生する。そして、得られた位置情報がマルチプリセット
文字放送受信ユニット21に供給される。
【0020】図2には、マルチプリセット文字放送受信
ユニット21の構成が示されている。
【0021】図2の構成に於いて、アンテナ素子1a、
1b、1c、1dにて受信されたテレビジョン信号が、
端子7a、7b、7c、7dを介して、チューナ2a、
2b、2c、2dに供給される。また、位置検出装置2
3からの位置情報が端子9を介して、コントローラ41
に供給される。
【0022】図2に示されるように、アンテナ素子1
a、チューナ2a、デコーダ3aでチャンネル8aが構
成される。また、アンテナ素子1b、チューナ2b、デ
コーダ3bでチャンネル8bが構成され、アンテナ素子
1c、チューナ2c、デコーダ3cでチャンネル8cが
構成される。更に、アンテナ素子1d、チューナ2d、
デコーダ3dでチャンネル8dが構成される。
【0023】コントローラ41は、位置情報に基づい
て、プリセットされているチャンネルのテレビジョン信
号を選択すべく、チューナ2a、2b、2c、2dを制
御する。列車のように予め通過する地域が判っている移
動体の場合には、コントローラ41を介してメモリ42
に、後述するように、所望のチャンネル及び番組等の選
局情報をプリセットすることができる。
【0024】このコントローラ41にはメモリ42が設
けられている。このメモリ42には、プリセットされて
いる所望のチャンネル及び番組等の選局情報と、受信マ
ップが保持されている。
【0025】受信マップとは、例えば、緯度、経度によ
ってマトリクスを形成し、該マトリクスの夫々に於い
て、良好な受信が可能と判断されるテレビジョン放送の
チャンネルがデータとして保持されているものである。
このメモリには、テレビジョン放送だけでなく、番組の
選択の幅を拡げるため、更にFM放送等のラジオ放送等
を入れても良い。
【0026】ユーザは、受信マップに基づき、通過する
各地域に於いて受信したいチャンネル及び番組等の選局
情報を、コントローラ41を介してメモリ42にプリセ
ットする。例えば、NHKの文字放送を受信したい場合
には、東京では1チャンネル、大阪では2チャンネルと
いったようにプリセットを行ない、続いて所望の番組の
プリセットを行なう。
【0027】チューナ2a、2b、2c、2dは、ゴー
ストキャンセル機能を有すると共に、コントローラ41
の制御によって自動チューニングが可能とされているも
のである。
【0028】チューナ2a、2b、2c、2dでは、ア
ンテナ素子1a、1b、1c、1dにて受信されたテレ
ビジョン信号の内から、文字多重信号の含まれている特
定のテレビジョン信号のみが選択的に取り出される。こ
れによって、同一の文字放送を各地域に於いて継続して
受信することが可能となる。尚、コントローラ41は、
チューナ2a、2b、2c、2d内部に組み込むように
してもよい。
【0029】上述の文字多重信号とは、文字データに同
期符号、エラー訂正符号等を加えて構成された文字信号
を、テレビジョン信号の垂直ブランキング期間内の水平
走査線に多重してなる信号である。
【0030】チューナ2a、2b、2c、2dで取り出
されたテレビジョン信号は、デコーダ3a、3b、3
c、3dに供給される。この図示の例では、2a、2
b、2c、2dの4つのチューナを用いているが、これ
に限定されるものではなく、一つのチューナとしても良
い。
【0031】デコーダ3a、3b、3c、3dでは、チ
ューナ2a、2b、2c、2dから供給されたテレビジ
ョン信号から文字信号を分離すると共に、該文字信号の
復号がなされる。これによって、文字データが再生され
る。
【0032】図示せぬもこのデコーダ3a、3b、3
c、3dでは、BEST方式と称されるエラー訂正符号
によって、エラー検出及びエラー訂正がなされている。
このBEST方式によれば、1データパケット〔272
ビット〕当り11ビット相当のエラー訂正が可能とされ
る。
【0033】また、BEST方式によれば、データパケ
ットのエラー訂正不能の認識が可能である。従って、エ
ラー訂正不能のデータパケットに対しては、エラー訂正
不能であることの表示、例えば、エラー訂正不能フラグ
を立てることが可能となる。デコーダ3a、3b、3
c、3dで復号されエラー訂正のなされた文字データが
バッファメモリを介して抽出部4に供給される。
【0034】抽出部4の構成が図3に示されている。図
3の構成に於いて、デコーダ3aから端子11aを介し
て供給されるデータパケットは、スイッチ14の端子1
4aに供給される。また、エラー訂正不能の場合には、
エラー訂正不能フラグがデコーダ3aから端子12aを
介してコントローラ13に供給される。
【0035】デコーダ3bから端子11bを介して供給
されるデータパケットは、スイッチ15の端子15aに
供給される。また、エラー訂正不能の場合には、エラー
訂正不能フラグがデコーダ3bから端子12bを介して
コントローラ13に供給される。
【0036】デコーダ3cから端子11cを介して供給
されるデータパケットは、スイッチ16の端子16aに
供給される。また、エラー訂正不能の場合には、エラー
訂正不能フラグがデコーダ3cから端子12cを介して
コントローラ13に供給される。
【0037】デコーダ3dから端子11dを介して供給
されるデータパケットは、スイッチ17の端子17aに
供給される。また、エラー訂正不能の場合には、エラー
訂正不能フラグがデコーダ3dから端子12dを介して
コントローラ13に供給される。
【0038】コントローラ13は、デコーダ3a、3
b、3c、3dの出力に基づいて、エラー訂正不能フラ
グが立てられているか否かを各水平走査期間毎に判断す
る。もし、デコーダ3a、3b、3c、3dの出力の何
れかにエラー訂正不能フラグが立てられている場合に
は、エラー訂正不能フラグを出力したデコーダ3a、3
b、3c、3dに対応するスイッチ14、15、16、
17の接続状態を個別に制御して非接続状態とする。
【0039】従って、コントローラ13は、チャンネル
8a、8b、8c、8dの内の1つから、正しいデータ
パケットが受信されたことを検出した段階で、該正しい
データパケットのみを選択すべくスイッチ14、15、
16、17を接続状態に制御する。
【0040】スイッチ14、15、16、17の内、コ
ントローラ13の制御によって接続状態とされたスイッ
チからはエラー訂正不能フラグの立てられていない正し
いデータパケットが出力され、端子18から取出され
る。該データパケットは、データバッファ部5に供給さ
れ、該データバッファ部5に格納される。
【0041】従って、この抽出部4では、チャンネル8
a、8b、8c、8dに於いて、エラー訂正不能フラグ
の立てられていない正しいデータパケットが得られ、各
水平走査期間毎に、上述の正しいデータパケットが出力
される。
【0042】また、全てのデコーダ3で正しいデータパ
ケットを復号できず、エラー訂正不能フラグが立てられ
ている場合には、受信不能を表す所定の文字データ、例
えば、「受信出来ません」といったような文字データ及
び/または制御信号が出力される。
【0043】データバッファ部5では、抽出部4から出
力されたデータパケット或いは受信不能を表す文字デー
タ及び/または制御信号が、各水平走査期間毎に格納さ
れると共に、端子6を介してメモリユニット24に供給
される。
【0044】メモリユニット24では、マルチプリセッ
ト文字放送受信ユニット21から出力されたデータパケ
ット或いは受信不能を表す文字データ及び/または制御
信号〔以下、単に文字データと称する〕が格納される。
【0045】メモリユニット24では、図示せぬも内部
に設けられているコントローラの制御によって、受信さ
れた文字放送の文字データがメモリに書込まれ、また、
メモリに格納されている文字データが読出される。読出
された文字データは、デジタルテロップスクロールユニ
ット25に供給される。
【0046】テロップスクロールユニット25では、上
述の文字データをスクロール表示するために、文字デー
タの伝送形態及び表示形態についての制御信号が形成さ
れる。
【0047】上述の文字データの伝送形態とは、例え
ば、文字データの送り速度、伝送時間等を規定するもの
である。また、文字データの表示形態とは、表示する文
字の大きさ、行間隔、縦スクロール表示或いは横スクロ
ール表示の選択、スクロール表示の速度等を規定するも
のである。テロップスクロールユニット25からは、文
字データと制御信号がインターフエースユニット26に
供給される。
【0048】インターフエースユニット26では、文字
データ及び制御信号を伝送ライン、例えば、RS−23
2C或いはカレントモード方式等の伝送ラインを介して
信号選択装置27に供給する。
【0049】駅名表示信号送出コントロール装置〔以
下、駅名送出コントローラと称する〕31では、駅名、
列車の現在の走行位置、連絡事項等を表示するデータ
〔以下、駅名データと称する〕が形成され、該駅名デー
タが信号選択装置27に供給される。
【0050】信号選択装置27では、駅名データと、文
字データ及び制御信号の切換を行ない、駅名データ或い
は、文字データ及び制御信号の何れか一方が、テロップ
表示装置32に供給される。
【0051】テロップ表示装置32は、例えば、図示せ
ぬドライバによって駆動制御されるLEDが用いられて
いる。このテロップ表示装置32では、文字放送で得ら
れた文字データが制御信号にて規定される表示形態でス
クロール表示され、或いは、駅名データが所定の表示形
態でスクロール表示される。
【0052】次いで、図4を参照して、動作について説
明する。ステップ101に於いて、位置検出用衛星の電
波を受信し、次いで、ステップ102にて、列車の現在
位置を検出する。その後、ステップ103に進む。
【0053】ステップ103に於いて、列車が通過する
予定の地域に於ける同一の文字放送を継続して受信すべ
く、前述の受信マップに基づいて、選局情報をコントロ
ーラ41を介してメモリ42にプリセットする。次い
で、ステップ104に進む。
【0054】ステップ104に於いて、マルチプリセッ
ト文字放送受信ユニット21のチューナ2a〜2dが、
列車の各時点に於ける所望の文字放送のチャンネルを受
信すべく、コントローラ41によって自動チューニング
される。この結果、プリセットした所望の文字放送の番
組が受信される。次いで、ステップ105に進む。
【0055】ステップ105に於いて、受信された文字
放送の番組の文字データが、メモリユニット24内のコ
ントローラの制御によって、メモリユニット24内のメ
モリに書込まれる。次いで、ステップ106に進む。
【0056】ステップ106に於いて、メモリユニット
24内のコントローラにプリセットされている表示プロ
グラムに基づいて、メモリユニット24から文字データ
が読出される。上述の表示プログラムとは、受信した文
字放送の内容をどのような順番で、また、どのような表
示形態で表示するか、といったことについて規定してい
るプログラムである。読出された文字データは、テロッ
プスクロールユニット25に供給される。次いで、ステ
ップ107に進む。
【0057】ステップ107に於いて、文字データに対
してデジタルテロップ変換が施される。このデジタルテ
ロップ変換とは、前述した伝送形態、表示形態を実現す
るために、テロップスクロールユニット25でなされる
処理である。次いで、ステップ108に進む。
【0058】ステップ108に於いて、デジタルテロッ
プ変換が施された文字データが、指定された表示速度、
表示形態で、テロップ表示装置32にてスクロール表示
される。
【0059】この一実施例によれば、所望の文字放送に
関する選局情報を、列車の通過する地域毎にコントロー
ラ41を介してメモリ42にプリセットし、列車の走行
時、位置検出用衛星及び位置検出装置23から得られる
位置情報に基づいて、列車の各時点に於ける位置を検出
し、通過する各地域毎に、所望の文字放送を、コントロ
ーラ41によるチューナ2a〜2dの自動チューニング
により、一貫して継続的に受信しているので、手間を要
さずに各地域に於ける最適な選局が可能となり、また、
列車の走行による位置の変化にかかわらず特定のテレビ
ジョン放送、例えば、文字放送を一貫して継続的に受信
することができ、対応する文字放送の電波の無い地域で
は、自動的に何らかの対応、例えば、テロップ表示しな
い或いはビデオ映像に切り替える等の対応が可能とな
る。
【0060】この一実施例では、文字放送を受信するこ
とを例に説明しているが、これに限定されるものではな
く、他の放送を受信することも可能である。
【0061】また、この一実施例では、移動体の例とし
て列車を取り上げているが、これに限定されるものでは
なく、例えば、自動車〔乗用車、バス、トラック等〕、
船舶等にも適用が可能である。
【0062】この一実施例では、文字データをスクロー
ル表示する例を説明しているが、これに限定されるもの
ではなく、所定の時間間隔毎に画面全体の表示を切り替
えるようにしてもよい。
【0063】そして、この一実施例では、文字データと
表示データとを切替えて表示する例について説明してい
るが、これに限定されるものではなく、同時に表示する
ようにしてもよい。例えば、テロップ表示装置32の上
段に表示データ、下段に文字データを夫々、表示するよ
うにしても良い。
【0064】また、この一実施例では、データパケット
に対するエラー検出の結果に基づいて、コントローラ1
3では、4つのチャンネル8a、8b、8c、8dで得
られたデータパケットの内、エラー訂正不能フラグの立
てられていない正しいデータパケットを選択して出力す
るようにしているので、自動車、電車等の移動体に使用
される場合のように、アンテナ素子1a、1b、1c、
1dの指向方向が常に変化していても文字放送〔文字多
重信号〕を良好な状態で受信できる。
【0065】この一実施例によれば、4つのチャンネル
8a、8b、8c、8dの例について説明しているが、
これに限定されるものではなく、チャンネル数に必要に
応じて増減することも可能である。
【0066】また、この一実施例によれば、エラー訂正
不能フラグの立てられていない正しいデータパケットの
文字データをディスプレイで表示する例について説明し
ているが、これに限定されるものではない。例えば、4
つのチャンネル8a、8b、8c、8dから得られたデ
ータパケットの全てにエラー訂正不能フラグが立ってい
るような場合、所定レベル以上に復号できたデータパケ
ットのみを、部分的に文字が欠けた状態で表示するよう
にしてもよい。
【0067】
【発明の効果】この発明にかかる移動体選局装置によれ
ば、移動体が位置すると予測されるエリアに於いて受信
可能なチャンネルの内から、所望のチャンネル及び番組
等を選局情報としてプリセットし、移動体の移動時、位
置検出用衛星からの電波を受信して移動体の位置を検出
し、移動体が位置するエリアに於いて、プリセットされ
た選局情報に基づいて、所望のチャンネルが自動的に選
局されるので、手間を要さずに各地域に於ける最適な選
局が可能になるという効果があり、移動体の位置の変化
にかかわらずプリセットした特定の放送を一貫して継続
的に受信することができるという効果があり、更に、対
応する放送の電波の無い地域では、自動的に何らかの対
応、例えば、テロップ表示しない或いはビデオ映像に切
り替える等の対応が可能となるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】マルチプリセット文字放送受信ユニットの構成
を示すブロック図である。
【図3】抽出部の構成を示すブロック図である。
【図4】動作を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
1、22 アンテナ 1a、1b、1c、1d アンテナ素子 2a、2b、2c、2d チューナ 3a、3b、3c、3d デコーダ 4 抽出部 21 マルチプリセット文字放送受信ユニット 23 位置検出装置 24 メモリユニット 25 デジタルテロップスクロールユニット 27 信号選択装置 32 テロップ表示装置 41 コントローラ 42 メモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 新居 健彦 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動体の位置を検出し、該位置が含まれ
    るエリアに於ける受信可能な放送局の内、最適な放送局
    を選局するようにした移動体選局装置。
JP24052191A 1991-08-27 1991-08-27 移動体選局装置 Pending JPH0556364A (ja)

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