JPH055569Y2 - - Google Patents

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JPH055569Y2
JPH055569Y2 JP10052485U JP10052485U JPH055569Y2 JP H055569 Y2 JPH055569 Y2 JP H055569Y2 JP 10052485 U JP10052485 U JP 10052485U JP 10052485 U JP10052485 U JP 10052485U JP H055569 Y2 JPH055569 Y2 JP H055569Y2
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powder toner
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  • Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案は乾式複写機に粉末トナーを供給するた
めの粉末トナー容器の改良に関するものである。
〔従来の技術〕
乾式複写機には現像材料として粉末トナーが使
用されているが、この粉末トナーの供給方法には
各種の方法が提供されている。
第5図A,Bは、一般的な粉末トナー容器の斜
視図であつて、合成樹脂製の円筒状の本体1の一
端に合成樹脂成形品の閉鎖体2を嵌着し、他端側
に合成樹脂成形品の閉鎖体3を嵌着しており、円
筒状の本体1の両端が閉鎖体2,3を利用して閉
鎖これた構造となつている。
本体1の上面には長手方向に長く排出口4が開
口されており、この排出口4は閉鎖膜5を貼着し
て閉鎖され、この閉鎖膜5の一端のタブ5aを矢
印のように引き取ることによつて開口させて内部
に収容されている粉末トナーを排出するようにし
ている。
そして本体1の一端を閉鎖する閉鎖体2の中央
部には供給穴6が設けられ、この供給穴6を通じ
て粉末トナーを本体1内に供給し、その後前記供
給穴6を蓋体7で閉鎖する。なお、この閉鎖体2
の縁部には複写機に嵌合する位置決め用突起10
が形成されており、排出口4を所定の方向に向け
るように構成している。
また、本体1の他端の開口部を閉鎖する閉鎖体
3の中央には横方向に把手8が延長されており、
この把手8を持つて複写機の装填し、前記閉鎖膜
5の一端のタブ5aを矢印の方向に引いて剥離さ
せ、本体1の内部に収容されていた粉末トナーを
複写機の現像機構に供給するように構成されてい
る。
前記従来の粉末トナー容器においては、本体1
の両側の開口部を2個の合成樹脂成形品の閉鎖体
2,3を使用して閉鎖するために各種の欠点があ
る。即ち、 異なる形状の閉鎖体2,3を成形するための
金型が必要である。
閉鎖体2,3を必要とするための部品点数が
多くなる。
部品点数が多いとそれだけ不良品が発生する
機会が多く、在庫管理や組立て工程が煩雑とな
る。
閉鎖体2,3を必ず使用する関係上、容器の
重量が増加する。
〔考案の目的〕
本考案は、前記従来の粉末トナー容器の有する
欠点を解消することを目的とするものであつて、
閉鎖体の1個を省略すると共に、他の閉鎖部分の
構造を簡略化することを第1の目的とし、更に、
閉鎖体の1個が省略されることによるこの閉鎖体
の成形するための金型を省略し、部品点数を減少
させ、安価で使い易い粉末トナー容器を提供する
ものである。
〔考案の概要〕
前記目的を達成するための本考案は、筒状の本
体の長手方向に排出口を設け、この排出口を閉鎖
膜によつて剥離可能に閉鎖した粉末トナー容器に
おいて、成形本体の少なくとも一端を偏平に成形
してこの部分をシールしたことを特徴とする粉末
トナー容器である。
本考案にかかる粉末トナー容器の各構成部材に
ついて説明する。
A 本体: 本体の断面形状は、円筒形状、楕円形状、角筒
形状のものを使用できるが、一般には円筒形状の
ものが適している。
本体の材質は、厚紙を主体とし、これに防湿層
を積層もしくは塗布した密封性、機密性にすぐれ
た紙管や、合成樹脂を押出し成形した合成樹脂管
等を使用することができる。
B 本体のシール方法: 本体の端部に設ける閉鎖体の少なくとも1個を
省略するために、本体の一端は偏平に成形されて
シールされるが、このシール部の形状は一文字
形、三つ矢形(Y字形)、十文字形(X字形)、U
字形、V字形等適当な形状に偏平化し、接着剤に
より接着したり、ヒートシールする。
C 排出口: 本体の長手方向には粉末トナーの排出口が設け
られるが、内部に収容されている粉末トナーの全
量が完全に排出できるように形成するもので、一
般には本体を打抜いて開口する。
D 閉鎖膜: 本体の長手方向に沿つて設けた排出口には閉鎖
膜が設けられて開閉可能に閉鎖されるが、この閉
鎖膜は合成樹脂フイルムもしくは紙に合成樹脂層
を積層したもの等が使用される。そしてこの閉鎖
膜は、剥離を容易にするために、排出口を閉鎖し
た後、V字形に折り返して剥離用のタブを形成す
る。
なお、この閉鎖膜と本体との接合は、主として
ヒートシールによつて行なわれる。
〔実施例〕
次に図面を参照して本考案の実施例を説明す
る。
実施例 1 第1図A,B,Cにおいて、本体20の一端の
開口部に合成樹脂成形品の閉鎖体21が嵌着さ
れ、他端は一文字状に絞つて(成形して)、偏平
化し、更にヒートシールして板状の把手部22が
形成されている。
そして本体20の長手方向に粉末トナーを排出
するための開口部23が打抜きによつて形成され
ている。なお、前記閉鎖体21に設けた位置決め
用突起24は複写機の凹部に嵌合するものであつ
て、開口部23の位置を表示している。
また、前記閉鎖体21の中央部には粉末トナー
充填用の穴が開口され、この穴は粉末トナーの充
填後、蓋体25によつて閉鎖される。
本体20に設けた排出部23は閉鎖膜26によ
つて閉鎖されるが、この閉鎖膜26は排出口23
の全長を閉鎖した上で把手部22側に折り返えさ
れて剥離用のタブ26aが形成されている。
把手部22は本体20を複写機へ挿着する際の
把持部分であつて、板状であつても良いし、この
図のように穴を設けたものであつても良い。
実施例 2 第2図A,B,Cは把手部22aを三つ矢形な
いしはY字形としたものであつて、そた他の構造
は前記実施例−1と同様である。
実施例−1においては把手部22を一文字状に
絞る関係上、本体20に急激に屈曲される部分が
生ずるが、この実施例のように三方向から絞るこ
とによつて本体20のしわの発生を防止できると
共に、把手部22aの強度がかなり向上する。
実施例 3 第3図A,Bは本体20の両端を絞つて偏平化
し、シールしたものであつて、本体20の一端に
位置決め用突起24a(閉鎖体としての機能も有
する)を形成し、他端に前記突起24aに直交し
て一文字状に絞つてシールした把手部22を形成
する。
排出口23は前記実施例と同様に閉鎖膜26に
よつて閉鎖されるが、この閉鎖膜26は折り返さ
れてタブ26aが形成され、このタブ26aはタ
ブ留めラベル26bによつて固定されている。
実施例 4 第4図は、前記第3図に示した実施例−3の変
形であつて、位置決め用突起24aの中央部にト
ナー供給口27を設け、このトナー供給口27よ
りトナーを充填後、蓋体28によつて閉止するも
のである。
〔考案の効果〕
本考案は、以上説明したように、少なくとも本
体の一体を偏平に成形してシールしたので、次の
効果を奏することができる。
(1) 本体の端部を閉鎖する閉鎖体の少なくとも1
個が不要となり、この閉鎖体を成形するための
金型が不要となる。
(2) 閉鎖体を少なく共1個減少させることができ
るので、管理労務費を節減することができる。
(3) 閉鎖体の数を減少させるために、閉鎖体の嵌
着不良や嵌合不良を減少させることができる。
(4) 閉鎖体の成形ロスを減少させることができ
る。
(5) 本考案にかかる粉末トナー用容器は、軽量化
されるので、荷扱いが容易となる。
(6) 更にボビンが軽量化されるために、輸送コス
トを低減させることもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図A,B,Cは本考案の第1の実施例を示
すものであつて、A図は全体形状を示す斜視図、
B図は左側面図、C図は右側面図である。第2図
A,B,Cは第2の実施例を示すものであつて、
A図は全体形状を示す斜視図、B図は左側面図、
C図は右側面図である。第3図A,Bは第3の実
施例に係る全体形状を示すものであつて、A図は
平面図、B図は側面図である。第4図は第4の実
施例にかかる絞り部分の中央部に設けたトナー供
給口と、これを平価する蓋体を示す図である。第
5図は従来の粉末トナー用容器を示すもので、A
図は閉鎖膜を剥ぎ取る状況を示す斜視図、B図は
粉末トナー容器の横断面図である。 20……本体、21……閉鎖体、22……把手
部、23……排出口、24……突起、26……閉
鎖膜、26a……タブ、27……穴、28……蓋
体。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 筒状の本体の長手方向に排出口を設け、この排
    出口を閉塞膜によつて剥離可能に閉鎖した粉末ト
    ナー容器において、 前記本体の少なくとも一端を偏平に成形してこ
    の部分をシールしたことを特徴とする粉末トナー
    容器。
JP10052485U 1985-07-03 1985-07-03 Expired - Lifetime JPH055569Y2 (ja)

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JP10052485U JPH055569Y2 (ja) 1985-07-03 1985-07-03

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JP10052485U JPH055569Y2 (ja) 1985-07-03 1985-07-03

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Publication Number Publication Date
JPS629271U JPS629271U (ja) 1987-01-20
JPH055569Y2 true JPH055569Y2 (ja) 1993-02-15

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