JPS6231401Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6231401Y2 JPS6231401Y2 JP1982073795U JP7379582U JPS6231401Y2 JP S6231401 Y2 JPS6231401 Y2 JP S6231401Y2 JP 1982073795 U JP1982073795 U JP 1982073795U JP 7379582 U JP7379582 U JP 7379582U JP S6231401 Y2 JPS6231401 Y2 JP S6231401Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- storage
- storage part
- sealing strength
- sealing
- package
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims description 12
- 238000004806 packaging method and process Methods 0.000 claims description 4
- 238000007872 degassing Methods 0.000 claims description 2
- 238000000605 extraction Methods 0.000 claims 1
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Landscapes
- Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は一つの包装体に２つの液状物を個別に
収納する部分が設けられ、その収納部に異種の液
状物をそれぞれ個別に気泡が残存しないように収
納するように形成すると共に、使用に際して、収
納部に外圧を加えて圧縮すると、隣接せる収納部
間と、該収納部から少し離れた位置に設けられた
取出し部との相互の間のシール部が開口して該収
納部と取出し部とが実質的に一つの連続した室と
なつて異種の液状物が均一に混合され、この均一
な混合液状物の必要量を簡単に取出して一乃至数
回使用できるようにした少量の使い捨てタイプの
包装体に関するもので、以下一実施例として示し
た図面について説明する。
収納する部分が設けられ、その収納部に異種の液
状物をそれぞれ個別に気泡が残存しないように収
納するように形成すると共に、使用に際して、収
納部に外圧を加えて圧縮すると、隣接せる収納部
間と、該収納部から少し離れた位置に設けられた
取出し部との相互の間のシール部が開口して該収
納部と取出し部とが実質的に一つの連続した室と
なつて異種の液状物が均一に混合され、この均一
な混合液状物の必要量を簡単に取出して一乃至数
回使用できるようにした少量の使い捨てタイプの
包装体に関するもので、以下一実施例として示し
た図面について説明する。
ヒートシール可能な表裏（上下）２枚のフイル
ム又はシート１，２の一方又は両方に２つの膨み
部を設けて２種の液状物を個別に入れる収納部
３，３を形成すると共に、該収納部３，３から少
し離れた位置に、２つの収納部３，３間に亘る大
きさをもち、且つ先端に小さい取出口４を具えた
取出し部５を設け、相隣接している収納部３，３
間及び該収納部と取出し部５との間にまたがるシ
ール部６は、その他の周辺部のヒートシール部７
よりもシール強度が弱く一方の収納部に外圧を加
えると、該シール部が開口して収納部３，３と取
出し部５とが実質的に一つの連続した室となり、
収納部３，３に個別に入れられていた異種の液状
物８，８が該室内で均一に混合されるようになつ
ている。
ム又はシート１，２の一方又は両方に２つの膨み
部を設けて２種の液状物を個別に入れる収納部
３，３を形成すると共に、該収納部３，３から少
し離れた位置に、２つの収納部３，３間に亘る大
きさをもち、且つ先端に小さい取出口４を具えた
取出し部５を設け、相隣接している収納部３，３
間及び該収納部と取出し部５との間にまたがるシ
ール部６は、その他の周辺部のヒートシール部７
よりもシール強度が弱く一方の収納部に外圧を加
えると、該シール部が開口して収納部３，３と取
出し部５とが実質的に一つの連続した室となり、
収納部３，３に個別に入れられていた異種の液状
物８，８が該室内で均一に混合されるようになつ
ている。
９，９は脱泡用の通路であつて、収納部３，３
に異種の液状物８，８を個別に充填した後、包装
体を完全密封する前に液状物内に含まれている気
泡を取り除くために設けられたものであつて、前
記収納部と連通している。尚取出口４の開口手段
としては、取出口部分にフイルムを破らない程度
の切り溝１０′を入れて折り曲げ開口するように
してもよく、またノツチ１０を入れて引き裂き開
口するようにしてもよくその他一般に使用されて
いる手段を採り得る。
に異種の液状物８，８を個別に充填した後、包装
体を完全密封する前に液状物内に含まれている気
泡を取り除くために設けられたものであつて、前
記収納部と連通している。尚取出口４の開口手段
としては、取出口部分にフイルムを破らない程度
の切り溝１０′を入れて折り曲げ開口するように
してもよく、またノツチ１０を入れて引き裂き開
口するようにしてもよくその他一般に使用されて
いる手段を採り得る。
本考案はこのような構成よりなるので、個別に
成型した収納部３，３に異種の液状物を個別に充
填した後、包装体を完全密封するに際し、真空状
態下において脱泡用通路を上に向けると液状物の
中に含まれていた気泡は該通路を経て包装体の外
へ脱泡するから、脱泡した後該通路端部９を例え
ば真空シール機等の適宜手段を用いて該通路内に
空気が存在しないようにして通路口端部をシール
して閉鎖し、使用時には収納部３を手などで押す
と該収納部３，３間と取出し部５との間のシール
部６が開口し、収納部３，３と取出し部５とが連
通状態となり、実質的に一つの室となる。従つて
２つの収納部３，３にそれぞれ個別に収納されて
いた液状物は一諸に混合され、且つその混合が一
つの室内において均一になされると共に収納部
３，３に近い取出し部５は両収納部に亘る大きさ
をもつた広巾となつているので先端部の取出口４
へ混合した液状物を導入しやすい。
成型した収納部３，３に異種の液状物を個別に充
填した後、包装体を完全密封するに際し、真空状
態下において脱泡用通路を上に向けると液状物の
中に含まれていた気泡は該通路を経て包装体の外
へ脱泡するから、脱泡した後該通路端部９を例え
ば真空シール機等の適宜手段を用いて該通路内に
空気が存在しないようにして通路口端部をシール
して閉鎖し、使用時には収納部３を手などで押す
と該収納部３，３間と取出し部５との間のシール
部６が開口し、収納部３，３と取出し部５とが連
通状態となり、実質的に一つの室となる。従つて
２つの収納部３，３にそれぞれ個別に収納されて
いた液状物は一諸に混合され、且つその混合が一
つの室内において均一になされると共に収納部
３，３に近い取出し部５は両収納部に亘る大きさ
をもつた広巾となつているので先端部の取出口４
へ混合した液状物を導入しやすい。
また取出口４から取出された混合された液状物
には気泡が含まれていない。従つて２液混合タイ
プの接着剤、例えば２液混合エポキシ樹脂系接着
剤に好適である。即ち従来のこの種接着剤は、別
個のチユーブや瓶に入れられていたものを使用時
に他の容器にそれぞれ取り出して混合していた
が、取り出し量は勘にたより、目分量で行われて
いたので、混合割合に過不足が生じ、そのため所
期の接着強度が得られず又混合に手数がかかつて
いた。
には気泡が含まれていない。従つて２液混合タイ
プの接着剤、例えば２液混合エポキシ樹脂系接着
剤に好適である。即ち従来のこの種接着剤は、別
個のチユーブや瓶に入れられていたものを使用時
に他の容器にそれぞれ取り出して混合していた
が、取り出し量は勘にたより、目分量で行われて
いたので、混合割合に過不足が生じ、そのため所
期の接着強度が得られず又混合に手数がかかつて
いた。
しかしながら、本考案の包装体を使用すれば常
に正しい混合割合でもつて均一に混合されるので
このような２液混合形態の接着剤に好適である。
また、本考案では、脱泡が完全で液状物には気泡
が含まれておらず又２液の混合時に空気が混るこ
ともないので、使用接着剤の表面や内部にひび割
れ現象などが起きない。
に正しい混合割合でもつて均一に混合されるので
このような２液混合形態の接着剤に好適である。
また、本考案では、脱泡が完全で液状物には気泡
が含まれておらず又２液の混合時に空気が混るこ
ともないので、使用接着剤の表面や内部にひび割
れ現象などが起きない。
また相隣接する収納部３，３間と該収納部と取
出し部５間のシール部６を手で押圧することによ
つてシールが剥離して開口する程度の弱いシール
強度とする手段としては、上下２枚のフイルム又
はシート１，２の間に異種の材料からなるフイル
ムをサンドイツチ状にはさんでヒートシールする
方法やヒートシール方法、温度、シール時間など
の条件を変えることによつて行う方法、またホツ
トメルトの様な軟接着性のコーテイングを行つて
ヒートシールすることによつても行い得る。そし
て上記弱いシール部は手によつて収納部を強く圧
縮することによつて始めてシール部が剥離して開
口するものであつて、搬送や保存中の如何なる取
扱い条件下においても開口するものでないことは
いうまでもない。
出し部５間のシール部６を手で押圧することによ
つてシールが剥離して開口する程度の弱いシール
強度とする手段としては、上下２枚のフイルム又
はシート１，２の間に異種の材料からなるフイル
ムをサンドイツチ状にはさんでヒートシールする
方法やヒートシール方法、温度、シール時間など
の条件を変えることによつて行う方法、またホツ
トメルトの様な軟接着性のコーテイングを行つて
ヒートシールすることによつても行い得る。そし
て上記弱いシール部は手によつて収納部を強く圧
縮することによつて始めてシール部が剥離して開
口するものであつて、搬送や保存中の如何なる取
扱い条件下においても開口するものでないことは
いうまでもない。
図面は本考案の一実施例を示したものであつ
て、第１図は正面図、第２図は第１図の要部拡大
断面図、第３図は弱いシール部分が開口した状態
を示した要部拡大断面図、第４図は他の実施例の
正面図である。 １，２……フイルム又はシート、３……収納
部、４……取出口、５……取出し部、６……弱い
シール部、７……ヒートシール部、８……液状
物、９……脱泡用の通路。
て、第１図は正面図、第２図は第１図の要部拡大
断面図、第３図は弱いシール部分が開口した状態
を示した要部拡大断面図、第４図は他の実施例の
正面図である。 １，２……フイルム又はシート、３……収納
部、４……取出口、５……取出し部、６……弱い
シール部、７……ヒートシール部、８……液状
物、９……脱泡用の通路。
Claims (1)
- 異種の液状物がそれぞれ個別に入れられる２つ
の収納部が設けられた包装体において、該収納部
から少し離れた位置に、２つの収納部間に亘る大
きさをもち且つ先端に小さい取出口を具えた取出
し部を設け、相隣接している収納部間及び該収納
部と取出し部にまたがる間のシール強度を、収納
部に対する外圧によつて開口し、実質的に一つの
連続した室が形成されるよう周辺のヒートシール
部分よりもシール強度の弱いシールとし、収納部
内へ充填される液状物内に含まれている気泡を取
り除くための小さい脱泡用通路を前記各収納部に
設けてなるを特徴とする包装体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7379582U JPS58174440U (ja) | 1982-05-19 | 1982-05-19 | 包装体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7379582U JPS58174440U (ja) | 1982-05-19 | 1982-05-19 | 包装体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58174440U JPS58174440U (ja) | 1983-11-21 |
| JPS6231401Y2 true JPS6231401Y2 (ja) | 1987-08-12 |
Family
ID=30083287
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7379582U Granted JPS58174440U (ja) | 1982-05-19 | 1982-05-19 | 包装体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58174440U (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011084344A (ja) * | 2000-08-24 | 2011-04-28 | Otsuka Pharmaceut Factory Inc | 医療用複室容器 |
| EP2226058B2 (de) † | 1994-03-29 | 2016-01-20 | Fresenius AG | Polymerer medizinischer Mehrkammerbeutel mit durch abziehbarer Dichtung getrennten Kammern |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4520218B2 (ja) * | 2004-05-27 | 2010-08-04 | 藤森工業株式会社 | 複室容器及び該容器の内容物の混合及び排出方法 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5566981U (ja) * | 1978-10-30 | 1980-05-08 | ||
| JPS5942370Y2 (ja) * | 1980-03-15 | 1984-12-11 | 大日本印刷株式会社 | 二成分混合用包装袋 |
-
1982
- 1982-05-19 JP JP7379582U patent/JPS58174440U/ja active Granted
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP2226058B2 (de) † | 1994-03-29 | 2016-01-20 | Fresenius AG | Polymerer medizinischer Mehrkammerbeutel mit durch abziehbarer Dichtung getrennten Kammern |
| JP2011084344A (ja) * | 2000-08-24 | 2011-04-28 | Otsuka Pharmaceut Factory Inc | 医療用複室容器 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58174440U (ja) | 1983-11-21 |
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