JPH0555409U - 枠体取付け装置 - Google Patents

枠体取付け装置

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JPH0555409U
JPH0555409U JP104313U JP10431391U JPH0555409U JP H0555409 U JPH0555409 U JP H0555409U JP 104313 U JP104313 U JP 104313U JP 10431391 U JP10431391 U JP 10431391U JP H0555409 U JPH0555409 U JP H0555409U
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JP
Japan
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mounting
piece
frame
frame body
attachment
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Pending
Application number
JP104313U
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English (en)
Inventor
孝次 菊地
宗弘 菊川
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Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Toshiba TEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】この考案は、簡単な構造でしかも取付け作業性
が良い枠体取付け装置を提供する。 【構成】パネルなどの外縁を装着した枠部21と、この
枠部21の前記パネル面に直交する方向に突出した取付
け片22を備えた枠体20と、この枠体20を前記取付
け片22に取り付けた取付け具30の連結部32を介し
て造営物などの被取付体に取付けるようにした枠体取付
け装置において、前記取付け片22または前記取付け具
30の基部31のいずれか一方に、幅広の挿入孔25と
この挿入孔25に連通した幅狭の位置決め孔26とを形
成し、他方に、前記挿入孔25に挿入されるとともに位
置決め孔26に移動されて位置決め孔26に臨む縁部2
4に係合される係合片34を段部33を介して折曲形成
して設け、この係合片34が係合された状態で取付け片
22に取付け具30が位置決め固定されるストッパ部2
9、35を形成した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、照明器具などの被取付体に着脱自在に取付けられる透光パネ ルやルーバなどを支持する枠体取付け装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば照明器具に透光パネルやルーバなどの制光体を支持する枠 体を取付ける場合、図5および図6に示すように制光体である透光パネル1の縁 辺部を枠体2に係合させて取付け、この枠体2の取付け片3に、ばね取付け金具 4を介して固定された先端に外方に突出する折り曲げ係止部5をそれぞれ形成し たV字状の線材ばねからなるVばね6を、この枠体2の両側縁に配置して設け、 照明器具本体10の開口部11の近傍に位置した両内側面12には枠体2のVば ね6の取付け位置に対応してそれぞれVばね係止部13が設けられ、Vばね6の 拡開弾性力を利用して枠体2に取付けられた制光体を枠体2の取付け片3、取付 け金具4およびVばね6をそれぞれ連結して照明器具本体10の内側面12に取 付けるようにしていた。そして、前記Vばね6を支持するばね取付け金具4の枠 体2への固定手段は、ねじ7やリベットによる固定、または、ばね取付け金具4 の下方を折り曲げ取付けなどの固定手段が採用されていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、Vばね6を取付けてなるばね取付け金具3の基部の他端となる 下部をねじ6やリベットによる固定、ばね取付け金具4の下方を折り曲げ取付け などの固定手段は、取付け作業にねじ7およびねじ締めを行うドライバ、折り曲 げ取付け用のペンチなどの工具を使用しなくてはならず作業性が悪いものであっ た。
【0004】 本考案は、簡単な構造でしかも取付け作業性が良い枠体取付け装置を提供する ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、パネルなどの外縁を装着した枠部と、この枠部の前記パネル 面に直交する方向に突出した取付け片を備えた枠体と、この枠体を前記取付け片 に取り付けた取付け具の連結部を介して造営物などの被取付体に取付けるように した枠体取付け装置において、 前記取付け片または前記取付け具の基部のいずれか一方に、幅広の挿入孔とこ の挿入孔に連通した幅狭の位置決め孔とを形成し、他方に、前記挿入孔に挿入さ れるとともに位置決め孔に移動されて位置決め孔に臨む縁部に係合される係合片 を段部を介して折曲形成して設け、この係合片が係合された状態で取付け片に取 付け具が位置決め固定されるストッパ部を形成したものである。
【0006】
【作用】
本考案は、 前記取付け片または前記取付け具の基部のいずれか一方に 、幅広の挿入孔とこの挿入孔に連通した幅狭の位置決め孔とを形成し、他方に、 前記挿入孔に挿入されるとともに位置決め孔に移動されて位置決め孔に臨む縁部 に係合される係合片を段部を介して折曲形成して設け、この係合片が係合された 状態で取付け片に取付け具が位置決め固定されるストッパ部を形成したものであ るから、取付け具を枠体取付け片の挿入孔に連通した位置決め孔側に移動するこ とにより工具を使用せずに取付けることができる。
【0007】
【実施例】
本考案の一実施例を、図1乃至図3に基づいて説明する。 符号20は枠体であり、この枠体20は、金属板体を断面コ字形に折曲形成し て両端に突出部を有して形成された環状をなす枠部21と、枠部21の突出部間 の中央で板面に起立して固定され両端の突出部と同一方向に突出してなる断面L 字形に形成された取付け片22とからなり、全体形状を図示しないが枠部21お よび取付け片22共に矩形状の枠体20を呈している。そして、前記取付け片2 2の起立した取付け面23には、後述する取付け具30の取付け孔27を形成す る幅広で矩形状の挿入孔25と、この挿入孔25の上部に連通して挿入孔25の 半分の幅寸法とした矩形状の位置決め孔26とを形成して左右に所定間隔をもた せて相対向して配置しており、前記対向する位置決め孔26の間隔の中央部には 、挿入孔25の位置間に外面方向に突出して内面側では凹部となる打ち出しだぼ 部28と、また位置決め孔26の位置間に比較的小寸法とした矩形のストッパ孔 29とを配置して形成されている。
【0008】 30は取付け具で、弾性金属板材をプレス加工により折曲形成され、基 部31の上部である一端には、周知物である弾性線材からなるVばね40を連結 する折曲形成された連結部32と、基部31の下部である他端には、両側にこの 取付け面23と平行に沿って延設するとともに中間部に基部31に直交方向の外 方に突出した段部33を有してL字形に折曲形成された矩形状の係合片34と、 基部31の前記係合片34間に対向した中央部には、前記段部33が形成された 同一方向側に突出した三角形状の打ち出しだぼにより形成されたストッパ突起3 5が設けられ、このストッパ突起35の三角形状の一端を基部31の上部に向け た配置に形成している。 そして、この取付け具30の基部31の左右に突出した係合片34は、枠体2 0の取付け片22に設けられた一対の挿入孔25にすき間ばめ状に挿通される大 きさの寸法に形成され、前記挿入孔25の上部に連通したこの挿入孔25の半分 の幅寸法とした矩形状の位置決め孔26に対しては、それぞれの係合片34の外 側縁が段部33を介して位置決め孔26の孔縁部24からそれぞれ外側方向に沿 って突出されるように形成されている。
【0009】 また、取付け具30の段部33側に突出した三角形状の打ち出しだぼに より形成されたストッパ突起35は、取付け片22に設けられた内面側では凹部 となる打ち出しだぼ部28の凹部内に挿入され、さらにこのストッパ突起35は 前記矩形のストッパ孔29内に挿入される大きさの寸法に形成されている。 そして、ストッパ部は、ストッパ孔29内に挿入され係止されるストッパ突起 35により形成されている。 また、前記段部33の基部31表面からの突出寸法は、前記取付け片22の材 厚より幾分大きくした寸法か同寸法に設定されている。
【0010】 つぎに、この枠体20の取付け方法について説明すると、 まず、この枠体20の内方、すなわち取付け片22の内側には、予め使用する パネル、あるいは照明器具用であれば制光体などを装着し、図示しない固定手段 で固定する。 そして、この枠体20を例えば天井に取付けられた照明器具本体に取り付ける 状態において、作業者は取付け具30を用意し、図3(a)のように、この取付 け具30の両側に形成された係合片34を枠体取付け片22の起立した取付け面 23に配設された幅広で矩形状の挿入孔25に内面側からそれぞれ挿通させる。 この時、ストッパ突起35は、内面側で打ち出しだぼ部28の凹部内に挿入され ている。この状態において、作業者は図3(b)のように、取付け具30をその 連結部32などの部分を手で把握しつつ上方に引き上げることにより両側の係合 片34は、それぞれ矩形状の位置決め孔26の上部孔縁に係合片34の上縁部が 当接され、また段部33を介して位置決め孔26の孔縁部24に沿って取付け片 22に平行して接合しつつ係合される。そして、この時ストッパ突起35は、そ の先端をだぼ部28の上縁部と摩擦移動してこの取付け具30の基部31などの 撓みを利用して だぼ部28の凹部から脱出され矩形のストッパ孔29に挿入さ れ、ストッパ突起35の下端がストッパ孔29の下縁に係止される。これにより 、取付け具30は、ストッパ孔29に係止されるとともにこの取付け具30の撓 みが解消される。
【0011】 そして、この取付け具30を枠体20の取付け片22の必要な取付け箇 所にそれぞれ前述と同様な作業によって取付け、また、それぞれこの取付け具3 0の連結部32にVばね40を取付け、このVばね40の先端を器具本体に設け られたVばね係止部に係合させ、この状態で枠体20を器具本体側に押し付ける ことによって、この枠体20は、器具本体に圧接保持される。
【0012】 なお、前記実施例では、枠体20の取付け片22に挿入孔25、位置決 め孔26およびストッパ孔29を形成し、取付け具30に係合片34およびスト ッパ突起35をそれぞれ形成したものであるが、この形成を逆に前記挿入孔25 、位置決め孔26およひストッパ孔29を取付け具30に形成し、係合片34お よびストッパ突起35を取付け片22にそれぞれ形成しても同様に実施可能であ る。
【0013】 つぎに、図4に示す本考案の他の実施例について説明する。なお、前記 実施例で説明した同一部分には同一符号を用い詳細な説明を省略する。 取付け具30は、基部31の左右両側に突出した段部33を介して相対向する U字形の係合片34を形成している。 そして、この取付け具30が前記実施例と同様に取付けられるように、枠体2 0の取付け片22に挿入孔25、位置決め孔26およびストッパ孔29がそれぞ れ取付けに対応されるように配置され形成されている。 この実施例においても、作業者は前記実施例と同様な作業で枠体20の取付け 片22に取付け具30を取付けでき、かつ枠体20を器具本体に容易に取付けで きるものである。
【0014】 なお、前記実施例における取付け具30は、金属製に限られず、合成樹 脂製で形成しても同様に実施可能である。そして、枠体20の取付け片22にだ ぼ部28による凹部を形成したが、このだぼ部28に替えて孔部でもよく、また 、取付け具30の基部31の両側に係合片34をそれぞれを形成したが、係合片 34は少なくとも一方側だけでもよく、また、基部31に形成されたストッパ部 35の配設位置は、必ずしも基部31に形成する必要がなく、例えば係合片34 の部分に形成して枠体20の取付け面23には前記挿入孔25の上方位置でスト ッパ部に対応した位置にこのストッパ部が挿入され係止されるストッパ孔を設け ればよい。さらに、ストッパ部35の形成は、だぼの形成により設けたが、切り 起こし形成により設けてもよい。
【0015】 また、取付け具30の連結部32には、Vばね40の取付けに限られず 、必要により他の連結部材を取付けることができる。
【0016】
【考案の効果】
本考案は、枠体の取付け片に取付け具を装着し移動させて取り付けるこ とができ、ドライバなどの工具を使用せずに簡単な構造で、しかも取付け作業性 が良く取付け具を枠体に取付けることができるなどの効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す斜視図である。
【図2】同図1の分解斜視図である。
【図3】同図1の縦断面図である。
【図4】本考案の他の実施例を示す斜視図である。
【図5】従来例を示す斜視図である。
【図6】従来例の要部を示す斜視図である。
【符号の説明】
20 枠体 21 枠部 22 取付け片 24 縁部 25 挿入孔 26 位置決め孔 29 ストッパ孔(ストッパ部) 30 取付け具 31 基部 32 連結部 33 段部 34 係合片 35 ストッパ突起(ストッパ部)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】パネルなどの外縁を装着した枠部と、この
    枠部の前記パネル面に直交する方向に突出した取付け片
    を備えた枠体と、この枠体を前記取付け片に取付けた取
    付け具の連結部を介して造営物などの被取付体に取付け
    るようにした枠体取付け装置において、 前記取付け片または前記取付け具の基部のいずれか一方
    に、幅広の挿入孔とこの挿入孔に連通した幅狭の位置決
    め孔とを形成し、他方に、前記挿入孔に挿入されるとと
    もに位置決め孔に移動されて位置決め孔に臨む縁部に係
    合される係合片を段部を介して折曲形成して設け、この
    係合片が係合された状態で取付け片に取付け具が位置決
    め固定されるストッパ部を形成したことを特徴とする枠
    体取付け装置。
JP104313U 1991-11-25 1991-11-25 枠体取付け装置 Pending JPH0555409U (ja)

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