JPH0620251Y2 - 照明器具用ルーバーの固定金具 - Google Patents

照明器具用ルーバーの固定金具

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JPH0620251Y2
JPH0620251Y2 JP8255889U JP8255889U JPH0620251Y2 JP H0620251 Y2 JPH0620251 Y2 JP H0620251Y2 JP 8255889 U JP8255889 U JP 8255889U JP 8255889 U JP8255889 U JP 8255889U JP H0620251 Y2 JPH0620251 Y2 JP H0620251Y2
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louver
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昌弘 村山
康次 富岡
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Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案は照明器具のルーバーを固定するために使う金具
の改良に関する。
<従来の技術> 一般に、薄板をV字型に折曲げた縦ルーバー材と、その
薄板の平型状態にある横ルーバー材とを、相互の直交す
る貫通状態に組立てた照明器具用のルーバーは既知であ
るが、従来では第13、14図に示す通り、そのルーバ
ーを固定するに当って、横ルーバー材(1)に棒受け入れ
孔(2)を開口させると共に、その受け入れ孔(2)内へ縦ル
ーバー材(3)の長手方向に沿って、固定棒(4)を所謂串刺
し状態に貫通させている。
<考案が解決しようとする課題> ところが、このような従来の構成によれば、固定棒(4)
の太さよりもその受け入れ孔(2)の方が、大きく開口形
成されており、又縦ルーバー材(3)における横ルーバー
材(1)の受け入れスリツト(5)も、その横ルーバー材(1)
より大きく開口形成されているため、その組立状態にお
いて両ルーバー材(1)(3)が、ガタツキ遊動することとな
る。
それだからと言って、上記固定棒(4)の受け入れ孔(2)
や、横ルーバー材(1)の受け入れスリツト(5)を、その固
定棒(4)と横ルーバー材(1)との寸法上、高精度な関係状
態に合致させるとすれば、逆にルーバーの組立作業を能
率良く行なうことができなくなる。
更に、両ルーバー材(1)(3)は上記固定棒(4)の貫通によ
って、その組立完了後に塗装される通例である処、上記
ガタツキ遊動に起因して塗装膜も剥げ落ちることとな
り、その結果照明作用上の陰影も生成してしまうと共
に、照明器具としての化粧効果を早期に阻害する問題も
ある。
<課題を解決するための手段> 本考案はこのような課題の解決を企図しており、そのた
めの構成上V字型に折曲げられた縦ルーバー材と、その
縦ルーバー材のスリツトへ、相互の直交状態に貫通され
た平板型の横ルーバー材とから成る照明器具用ルーバー
を固定する金具として、 1枚の板バネ材から縦ルーバー材の折曲角度よりも、予
じめ大きな折曲角度のほぼU字型に曲げ起された脚主体
の向かい合う一対を備え、 その両脚主体の下端交点部から前方に向かって、上記横
ルーバー材に対応開口された金具受け入れスリツトへの
係止爪片を張り出し形成する一方、 同じく両脚主体の曲げ起し上端部を、互いに平行な向か
い合う一対の摘まみ片として、その両脚主体から一定長
さ分だけ垂立させると共に、 上記横ルーバー材のスリツトへ係止された係止爪片を支
点そして、両脚主体を自づと相反方向へ拡開復元させる
ことにより、その円弧板面を縦ルーバー材の傾斜板面
へ、内方から弾力的に圧接作用させるように関係設定し
たことを特徴とするものである。
<実施例> 以下、図示の実施例に基いて本考案の具体的構成を詳述
すると、その天井面への据付け型多灯照明器具を表わし
た第1〜3図において、(10)は安定器(11)とランプソケ
ツト(12)とを備えた照明器具本体であり、そのソケツト
(12)への並列状態に取付けられた直管型螢光ランプ(13)
の複数が、共通の反射板(14)によって包囲されている。
その反射板(14)もランプソケツト(12)と同じく、器具本
体(10)へ下方から固定設置されていること勿論である。
(R)は上記反射板(14)の反射面を明るく輝やかせるル
ーバーの総称であって、螢光ランプ(13)の隣り合う相互
間を仕切る如く、その長手方向に沿って延在する縦ルー
バー材(15)と、その縦ルーバー材(15)と直交するように
配列された横ルーバー材(16)との組立体から成る。縦ル
ーバー材(15)は薄板からV字型に折曲げられており、そ
の一定な折曲角度(α)を保って向かい合う傾斜板面(1
5a)には、横ルーバー材(16)の受け入れスリツト(17)が
切り欠かれている。
そして、そのスリツト(17)内へ平板型の横ルーバー材(1
6)が、悉く貫通状態に組立てられているのである。その
場合、横ルーバー材(16)が縦ルーバー材(15)のV字型内
部へ臨む個所には、水平方向に沿う細長いほぼ台形の金
具受け入れスリツト(18)が開口形成されている。つま
り、第4、5図から明白なように、そのスリツト(18)の
上段部が狭い開口幅(S1)として、同じく下段部が広い開
口幅(S2)として、その境界段差を備えた形態に打ち抜か
れているのである。尚、上記のようなルーバー(R)の
全体が図外の化粧枠によって、器具本体(10)の開口縁部
へ脱落不能に保持されること、言うまでもない。
(A)は縦ルーバー材(15)と横ルーバー材(16)との相互
を固定状態に保つ固定金具であって、1枚の板バネ材に
対する打ち抜きと曲げの加工により、次の形態に作成さ
れている。
即ち、その固定金具(A)を抽出して示した第6〜9図
において、(19)は上記したV字型縦ルーバー材(15)の折
曲角度(α)よりも、予じめの大きな折曲角度(β)を
有するほぼU字型に曲げ起し弯曲された脚主体の向かい
合う一対であり、その両脚主体(19)の平坦な下端交点部
には、吊り下げチエン(図示省略)を係止させるための
小さな円形の通孔(20)が開口形成されている。
又、同じく両脚主体(19)の下端交点部からは前方に向か
って、一定長さ(L)の係止爪片(21)も張り出し形成さ
れており、その係止爪片(21)が横ルーバー材(16)に開口
する金具受け入れスリツト(18)へ係止し得るようになっ
ている。その場合、係止爪片(21)の張り出し基部は一対
の切り欠きにより、狭幅な首部(22)として区成されてい
る。
そして、その首部(22)の幅寸法(W1)が上記金具受け入れ
スリツト(18)における上段部の開口幅(S1)よりも狭く、
その首部(22)よりも先端部に位置する係止爪片(21)の幅
寸法(W2)が、同じく上段部の開口幅(S1)よりも逆に広く
設定されており、以って固定金具(A)の係止爪片(21)
を横ルーバー材(16)のスリツト(18)内へ、円滑に挿入操
作できるにも拘らず、その一旦挿入係止させた後には、
固定金具(A)がスリツト(18)から不慮に脱落せず、そ
の横ルーバー材(16)と縦ルーバー材(15)とを安定良く固
定保持し得るようになっているのである。
尚、上記金具受け入れスリツト(18)における下段部の開
口幅(S2)よりも、その係止爪片(21)における幅寸法(W2)
の方が狭いことは、云うまでもない。
両脚主体(19)の中途部は図から明白なように円弧板面と
して、縦ルーバー材(15)の傾斜板面(15a)に圧接作用す
ることとなるが、その曲げ起し上端部は向かい合う一対
の摘まみ片(23)として、一定長さ(H)分だけ相互の平
行な直線状態に垂立されている。そのため、これを操作
手の指先で確実に把持しつつ、固定金具(A)自身を縦
ルーバー材(15)のV字型内部へ支障なく臨ませることが
でき、又その係止爪片(21)を横ルーバー材(16)のスリツ
ト(18)内へ、円滑に挿入操作し得るのである。
<作用> 予じめの直交状態に組立てられた縦ルーバー材(15)と横
ルーバー材(16)とを、上記のような固定金具(A)を用
いて固定するに当っては、両脚主体(19)の摘まみ片(23)
を操作手の指先で挟み絞る如く、その両脚主体(19)を第
10図の矢印(F)で示す方向から、相互の閉脚作用す
るように強制変形させ乍ら、縦ルーバー材(15)のV字型
内部へ臨ませる。
そして、引続き第10図の矢印(Y)で示すように、そ
の下端交点部の係止爪片(21)を横ルーバー材(16)のスリ
ツト(18)内へ挿入係止させた後、上記操作手による変形
操作力を解除するのである。
そうすれば、両脚主体(19)は横ルーバー材(16)のスリツ
ト(18)に係止された係止爪片(21)を支点として、第11
図の矢印(P)で示す相反方向へ自づと復元的に拡開変
形し、その中途部の円弧板面が縦ルーバー材(15)の向か
い合う傾斜板面(15a)へ、内方から弾力的に圧接作用す
ることとなり、従って茲に縦ルーバー材(15)と横ルーバ
ー材(16)とが第3、11図のように、そのガタツキ遊動
することなく、全体として確実・安定な固定状態に施錠
されるのである。
尚、上記操作を逆方向へ加えることによって、両ルーバ
ー材(15)(16)の固定状態を解くことも、勿論可能である
と言える。
<考案の効果> 以上のように、本考案ではV字型に折曲げられた縦ルー
バー材(15)と、その縦ルーバー材(15)のスリツト(17)
へ、相互の直交状態に貫通された平板型の横ルーバー材
(16)とから成る照明器具用ルーバー(R)を固定する金
具(A)として、 1枚の板バネ材から縦ルーバー材(15)の折曲角度(α)
よりも予じめ大きな折曲角度(β)のほぼU字型に曲げ
起された脚主体(19)の向かい合う一対を備え、 その両脚主体(19)の下端交点部から前方に向かって、上
記横ルーバー材(16)に対応開口された金具受け入れスリ
ツト(18)への係止爪片(21)を張り出し形成する一方、 同じく両脚主体(19)の曲げ起し上端部を、互いに平行な
向かい合う一対の摘まみ片(23)として、その両脚主体(1
9)から一定長さ(H)分だけ垂立させると共に、 上記横ルーバー材(16)のスリツト(18)へ係止された係止
爪片(21)を支点として、両脚主体(19)を自づと相反方向
へ拡開復元させることにより、その円弧板面を縦ルーバ
ー材(15)の傾斜板面(15a)へ、内方から弾力的に圧接作
用させるように関係設定してある構成のため、冒頭に述
べた従来技術の課題を悉く改良できる効果がある。
つまり、その固定金具(A)の係止爪片(21)を横ルーバ
ー材(16)に開口する金具受け入れスリツト(18)内へ極め
て容易に挿入操作でき、その横ルーバー材(16)と縦ルー
バー材(15)とを能率良く組立作業し得るにも拘らず、そ
の一旦組立完了した後には、上記固定金具(A)の拡開
復元弾圧力によって、両ルーバー材(15)(16)の相互をガ
タツキ遊動するおそれなく、その完全な固定状態に施錠
できるのである。そして、このような効果は特に請求項
2の構成を採用することにより、更に一層向上させるこ
とができることとなる。
又、そのための必要構成としても、1枚の板バネ材から
打ち抜きと曲げの加工により作成されているため、この
種多量に使う固定金具として、その量産効果も最大限に
発揮させ得るのであり、実用上著しく優れたものと言え
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を適用した照明器具の断面図、第2図は
そのルーバーの分解斜視図、第3図は同じくルーバーの
組立固定状態を示す斜面図、第4図はその横ルーバー材
を抽出して示す側面図、第5図は第4図の5−5線断面
図、第6〜8図はルーバーの固定金具を抽出して示す正
面図、平面図並びに側面図、第9図は第6図の9−9線
断面図、第10、11図は固定金具の取付操作過程を示
す何れも正面断面図、第12図は第11図の12−12
線断面図、第13図は第11図に対応する従来の組立固
定状態を示す正面断面図、第14図は第13図の14−
14線断面図である。 (15)……縦ルーバー材 (16)……横ルーバー材 (17)……スリツト (18)……金具受け入れスリツト (19)……脚主体 (21)……係止爪片 (22)……首部 (23)……摘まみ片 (A)……固定金具 (H)……一定長さ (L)……一定長さ (R)……ルーバー

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】V字型に折曲げられた縦ルーバー材(15)
    と、その縦ルーバー材(15)のスリツト(17)へ、相互の直
    交状態に貫通された平板型の横ルーバー材(16)とから成
    る照明器具用ルーバー(R)を固定する金具(A)とし
    て、 1枚の板バネ材から縦ルーバー材(15)の折曲角度(α)
    よりも、予じめ大きな折曲角度(β)のほぼU字型に曲
    げ起された脚主体(19)の向かい合う一対を備え、 その両脚主体(19)の下端交点部から前方に向かって、上
    記横ルーバー材(16)に対応開口された金具受け入れスリ
    ツト(18)への係止爪片(21)を張り出し形成する一方、 同じく両脚主体(19)の曲げ起し上端部を、互いに平行な
    向かい合う一対の摘まみ片(23)として、その両脚主体(1
    9)から一定長さ(H)分だけ垂立させると共に、 上記横ルーバー材(16)のスリツト(18)へ係止された係止
    爪片(21)を支点として、両脚主体(19)を自づと相反方向
    へ拡開復元させることにより、その円弧板面を縦ルーバ
    ー材(15)の傾斜板面(15a)へ、内方から弾力的に圧接作
    用させるように関係設定したことを特徴とする照明器具
    用ルーバーの固定金具。
  2. 【請求項2】横ルーバー材(16)の金具受け入れスリツト
    (18)を、その上段部の狭い開口幅(S1)と下段部の広い開
    口幅(S2)との2種から成る全体的な段付きのほぼ台形に
    開口させる一方、 上記スリツト(18)と係止し合う係止爪片(21)を、その上
    段部の狭い開口幅(S1)よりも広幅な寸法(W2)に定めると
    共に、その係止爪片(21)の張り出し基部を切り欠くこと
    により、同じく上段部の開口幅(S1)よりも逆に狭幅な寸
    法(W1)の首部(22)を形成したことを特徴とする請求項1
    記載の照明器具用ルーバーの固定金具。
JP8255889U 1989-07-12 1989-07-12 照明器具用ルーバーの固定金具 Expired - Lifetime JPH0620251Y2 (ja)

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