JPH0555344U - フロッピーディスクドライブ装置 - Google Patents

フロッピーディスクドライブ装置

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JPH0555344U
JPH0555344U JP10754391U JP10754391U JPH0555344U JP H0555344 U JPH0555344 U JP H0555344U JP 10754391 U JP10754391 U JP 10754391U JP 10754391 U JP10754391 U JP 10754391U JP H0555344 U JPH0555344 U JP H0555344U
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shutter
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芳則 丹木
恒雄 上保
義廣 岡野
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Mitsumi Electric Co Ltd
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Mitsumi Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 フロッピーディスクドライブ装置の挿入口を
下方へ傾斜させてイジェクト操作した場合などに、フロ
ッピーディスクが急激に排出されてスライドシャッタが
磁気ヘッドに衝突し、磁気ヘッドに損傷を与える事故を
防止する。 【構成】 シャッタ開閉レバー45の先端部にフック4
5bを設ける。フック45bは、フロッピーディスク6
0のスライドシャッタ61の溝部61a内に挿入される
ように形成する。フロッピーディスク60をイジェクト
する際は、シャッタ開閉レバー45が所定の位置に戻る
までフック45bがスライドシャッタ61に係合してお
り,フロッピーディスク60はシャッタ開閉レバー45
から離反しない。従って、シャッタ開閉レバー45の戻
る速度より早くフロッピーディスク60が排出方向へ移
動することがなく、磁気ヘッドの近傍でスライドシャッ
タ61が閉じてシャッタ窓62の縁部が磁気ヘッドに側
方から衝突することが防止できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、フロッピーディスクドライブ装置に関するものであり、特にスラ イドシャッタを設けたフロッピーディスクのシャッタ開閉機構に関するものであ る。
【0002】
【従来の技術】
従来、3.5インチマイクロフロッピーディスク等は、磁気記録面を保護する ためにスライドシャッタを設けている。スライドシャッタはシャッタばねによっ て常時読書き用の窓を遮蔽する方向に付勢されている。フロッピーディスクをフ ロッピーディスクドライブ装置内のディスクホルダへ挿入すると、フロッピーデ ィスクの前端部がフロッピーディスクドライブ装置内のシャッタ開閉レバーを押 圧し、このシャッタ開閉レバーに介装したばねの付勢に対抗してシャッタ開閉レ バーを回転させる。押圧されたシャッタ開閉レバーの先端部は、フロッピーディ スクの前端部に沿って摺動し、スライドシャッタの前部側面を押圧してスライド シャッタをスライドさせる。これにより、スライドシャッタが開いて磁気記録面 が露出され、磁気ヘッドが記録面に接触してデータの読み書きが行われる。
【0003】 フロッピーディスクを取り出す際は、イジェクト操作を行えば磁気ヘッドが記 録面から離反し、イジェクトレバーがイジェクトばねの付勢によりフロッピーデ ィスクの前端部を押圧してフロッピーディスクを挿入口から排出する。シャッタ 開閉レバーによる押圧を解除されたスライドシャッタは、シャッタばねの付勢に よって閉じ、読み書き用の窓を遮蔽する。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
前述した従来のフロッピーディスクドライブ装置は、挿入口を下方へ傾斜させ た状態でイジェクト操作を行った場合等に、上下に拡開しつつある磁気ヘッド並 びにシャッタ開閉レバーの戻り動作よりも早くフロッピーディスクがディスクホ ルダから飛び出し、シャッタ開閉レバーから離反したスライドシャッタがシャッ タばねの付勢によって急激に閉じ、シャッタ窓の縁部が磁気ヘッドに衝突して磁 気ヘッドを損傷することがある。
【0005】 そこで、磁気ヘッドの損傷事故を防止して安全性を確保し、フロッピーディス クドライブ装置の信頼性を向上するために解決すべき技術的課題が生じてくるの であり、本考案はこの課題を解決することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この考案は上記課題を解決するために提案するものであり、スライドシャッタ を設けたフロッピーディスクを使用するフロッピーディスクドライブ装置であっ て、前記スライドシャッタを開閉するシャッタ開閉レバーを内蔵するフロッピー ディスクドライブ装置に於いて、前記シャッタ開閉レバーの先端部に前記スライ ドシャッタの側面に対向するフックを設け、スライドシャッタ開閉動作時に前記 フックがスライドシャッタの前部裏面に係合するように形成したフロッピーディ スクドライブ装置を提供するものである。
【0007】
【作用】
フロッピーディスクをディスクホルダに挿入して、フロッピーディスクの前縁 部がシャッタ開閉レバーの先端部に接触したときは、シャッタ開閉レバーに設け たフックがスライドシャッタの側面に位置している。フロッピーディスクが更に 挿入されると、フロッピーディスクの前縁部によってシャッタ開閉レバーが押圧 されて回動し、フックがスライドシャッタの側方から前部裏面側に挿入されて係 合するとともに、シャッタ開閉レバーの先端部がフロッピーディスクの前縁部に 沿って摺動し、スライドシャッタの前部側面を押圧してスライドさせる。
【0008】 フロッピーディスクをイジェクトする際は、シャッタ開閉レバーのフックがス ライドシャッタに係合しているので、シャッタ開閉レバーが初期位置に戻るまで フロッピーディスクはシャッタ開閉レバーの先端部から離反せず、シャッタ開閉 レバー及び磁気ヘッドの戻り動作が完了する以前にフロッピーディスクが飛び出 してスライドシャッタが閉じることはない。
【0009】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図に従って詳述する。図1は3.5インチ型フロッ ピーディスクドライブ装置31を示しており、シャーシ32の前面にフロントパ ネル33を取り付け、イジェクトスライダ34は、シャーシ32に沿って前後方 向へ摺動自在に装着されている。ディスクホルダ35の後部両側面には軸受36 ,36を設け、シャーシ31の左右両側片に開穿した孔37,37へ支持軸38 ,38を嵌挿して、ディスクホルダ35が支持軸38,38を支点に上下に回動 できるように形成している。
【0010】 イジェクトスライダ34の左右両側片には夫々カム溝39,39が形成され、 その溝形状は、側片の上端部から後方に向かって斜め下方に傾斜する直線の溝で あり、ディスクホルダ35の両側面に設けたピン40,40が遊挿されている。 イジェクトスライダ34の左右両側に設けた係止片41,41と、ディスクホ ルダ35の上面に設けた係止片42,42との間には、コイルばね43,43を 介装してイジェクトスライダ34を前方へ付勢し、ディスクホルダ35は上方へ 付勢されている。同図に示した状態では、イジェクトスライダ34の後端部(図 中下)に設けた係止部44が、イジェクトレバーを兼ねるシャッタ開閉レバー4 5の下部に設けた円弧状のフック45aに係合して,イジェクトスライダ34は その移動範囲の後端で係止されている。また、シャッタ開閉レバー45の先端部 にはフック45bを設けて、フロッピーディスク60のスライドシャッタ61に 係合できるように形成している。
【0011】 フロッピーディスク60のスライドシャッタ61はチャネル形に折り曲げられ てフロッピーディスク60の前部の上下両面を覆い、シャッタばね(図示せず) によって図1中左方向に付勢されており、右へスライドさせれば上下両面に開穿 したシャッタ窓62,62がディスクジャケット63の窓64,64と合致して 、ディスク面が露出される。
【0012】 図1に示すように、ディスクホルダ35の上面には薄板の金属バネ材にて形成 したストッパ部材46が装着されている。このストッパ部材46には、打抜き加 工によって左右のアーム部47,47、孔48,48…、49が形成されている 。左右のアーム部47,47の両端部間の全幅は、シャーシ32の全幅よりも幅 広に形成するとともに、シャーシ32の両側片に溝穴32a,32aを開穿し、 ストッパ部材46のアーム部47,47を遊挿できるようにしている。ディスク ホルダ35の上面にはバーリング加工によって形成された中央の突出部50と、 切起こし加工によって形成した爪51,51,…を設け、ストッパ部材46の穴 48,48…、49へ係合させている。
【0013】 フロッピーディスクドライブ装置31へフロッピーディスク60を挿入すると 、図2に示すようにフロッピーディスク60の前縁部にシャッタ開閉レバー45 の先端部が当接する。シャッタ開閉レバー45は、ばね(図示せず)によって矢 印R方向に付勢されている。フロッピーディスク60を更に押し込めば、シャッ タ開閉レバー45のフック45bがスライドシャッタ61の開放されている側部 から溝部61a内に挿入されるとともに、図3に示すようにシャッタ開閉レバー 45は矢印L方向へ回動され、スライドシャッタ61が押圧されて開放方向へス ライドする。図4に示すようにフロッピーディスク60が完全に挿入されたとき は、スライドシャッタ61は所定の位置までスライドし、シャッタ窓62とディ スクジャケット63の窓64とが合致してディスク65の記録面が露出される。
【0014】 また、前述したように、図1に示すシャッタ開閉レバー45の下部のフック4 5aによるイジェクトスライダ34の係止部44の係止が解除され、イジェクト スライダ34がコイルばね43,43の付勢により前方へ移動し、カム溝39, 39内のピン40,40が下方へ押し下げられる。同時に、イジェクトスライダ 34がシャッタ開閉レバー45の戻りを規制する。従って、ディスクホルダ35 は支持軸36,36を支点として前部が下方へ回動して水平状態となり、フロッ ピーディスク60はディスクテーブル52上に載置され、上下の磁気ヘッド53 ,54が記録面に接触して読み書き可能な状態にセットされる。
【0015】 フロッピーディスク60を取り出すときは、フロントパネル33のイジェクト ボタン55を押し込めば、イジェクトスライダ34が後方へスライドされ、イジ ェクトスライダ34によって戻り方向への回動を規制されていたシャッタ開閉レ バー45がばねの付勢によって回動し、下部のフック45aがイジェクトスライ ダ34の係止部44に係合するとともに、装着時とは逆の動作によってディスク ホルダ35が上昇し、図1に示す状態に復帰する。また、イジェクトレバーを兼 用しているシャッタ開閉レバー45が、図4中矢印R方向へ回動することによっ てフロッピーディスク60がフロントパネル33の挿入口から排出される。
【0016】 このとき、図3及び図4に示したように、シャッタ開閉レバー45のフック4 5bがスライドシャッタ61の溝部61a内に挿入されているので、フロッピー ディスク60はシャッタ開閉レバー45に係合しており、シャッタ開閉レバー4 5が図2に示す状態に復帰するまで、フロッピーディスク60がシャッタ開閉レ バー45の先端部から離反することはなく、フロッピーディスク60の飛び出し が防止される。
【0017】 尚、この考案は上記一実施例に限定するものではなく、シャッタ開閉レバー4 5の形状等は種々の改変をなすことができ、この考案がそれらの改変されたもの におよぶことは当然である。
【0018】
【考案の効果】
この考案は上記一実施例に於いて詳述したように、シャッタ開閉レバーの先端 部にフックを設け、このフックをスライドシャッタに掛けてスライドシャッタの 開閉を行い、シャッタ開閉レバーが完全に戻るまではシャッタ開閉レバーとフロ ッピーディスクが係合されているので、イジェクト時にフロッピーディスクが急 激に飛び出すことがない。従って、フロッピーディスクドライブ装置のフロント パネル側を下方へ傾斜させた状態でイジェクト操作を行った場合にも、磁気ヘッ ドの戻り動作よりも早くフロッピーディスクが飛び出すことがないので、シャッ タ開閉レバーから離反したスライドシャッタが急激に閉じることがなく、シャッ タ窓の縁部が磁気ヘッドに側方から衝突することが防止され、フロッピーディス クドライブ装置の安全性及び信頼性の向上に寄与する実用的価値ある考案である 。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のフロッピーディスクドライブ装置の平
面図。
【図2】シャッタ開閉レバーがフロッピーディスクに当
接した状態を示す解説図。
【図3】スライドシャッタの開閉動作の途中の段階を示
す解説図。
【図4】スライドシャッタが開かれた状態を示す解説
図。
【符号の説明】
31 フロッピーディスクドライブ装置 45 シャッタ開閉レバー 45b フック 53,54 磁気ヘッド 60 フロッピーディスク 61 スライドシャッタ 61a 溝部 62 シャッタ窓

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スライドシャッタを設けたフロッピーデ
    ィスクを使用するフロッピーディスクドライブ装置であ
    って、前記スライドシャッタを開閉するシャッタ開閉レ
    バーを内蔵するフロッピーディスクドライブ装置に於い
    て、前記シャッタ開閉レバーの先端部に前記スライドシ
    ャッタの側面に対向するフックを設け、スライドシャッ
    タ開閉動作時に前記フックがスライドシャッタの前部裏
    面に係合するように形成したフロッピーディスクドライ
    ブ装置。
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01208761A (ja) * 1988-02-17 1989-08-22 Hitachi Ltd 磁気記録再生装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH01208761A (ja) * 1988-02-17 1989-08-22 Hitachi Ltd 磁気記録再生装置

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