JPH058775U - デイスクカートリツジ、シヤツタおよびタブ - Google Patents

デイスクカートリツジ、シヤツタおよびタブ

Info

Publication number
JPH058775U
JPH058775U JP007120U JP712092U JPH058775U JP H058775 U JPH058775 U JP H058775U JP 007120 U JP007120 U JP 007120U JP 712092 U JP712092 U JP 712092U JP H058775 U JPH058775 U JP H058775U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shutter
cartridge
tab
front wall
disc
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP007120U
Other languages
English (en)
Inventor
デビツド ラムザ ポール
ジヨセフ ワルフイング ジエイムズ
Original Assignee
ミネソタ マイニング アンド マニユフアクチヤリング カンパニー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ミネソタ マイニング アンド マニユフアクチヤリング カンパニー filed Critical ミネソタ マイニング アンド マニユフアクチヤリング カンパニー
Publication of JPH058775U publication Critical patent/JPH058775U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B23/00Record carriers not specific to the method of recording or reproducing; Accessories, e.g. containers, specially adapted for co-operation with the recording or reproducing apparatus ; Intermediate mediums; Apparatus or processes specially adapted for their manufacture
    • G11B23/02Containers; Storing means both adapted to cooperate with the recording or reproducing means
    • G11B23/03Containers for flat record carriers
    • G11B23/0301Details
    • G11B23/0308Shutters

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ディスクカートリッジ用のシャッタのタブ構
造において、カートリッジにごみが入りにくくすると共
に良好なシャッタの落下特性を確保する。 【構成】 ディスクカートリッジ10は回転可能なディ
スク16と、ディスク16を収容するためのカートリッ
ジケース14と、ケース14の前部壁20上に摺動可能
に配置されたU字形状のシャッタ30とを具備する。ケ
ース14は上方および下方の壁12を有し、ディスク1
6にアクセスするために中心軸線と前部壁20間の双方
の壁12内に形成されたヘッドアクセス用開口部を有す
る。アクセス用開口部は閉鎖位置に向けて付勢されたシ
ャッタ30によって開閉される。壁12上にはシャッタ
30を受容するために窪んだ部分26が形成される。一
方のシャッタアーム32内に2つのタブ44が形成さ
れ、タブ44はケース14内に形成されたスリット46
内に受容される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は剛固なディスクカートリッジに関する。本考案は特に磁気ディスクカ ートリッジ用または光ディスクカートリッジ用のシャッタタブに関する。
【0002】
【従来の技術および考案が解決しようとする課題】
ディスクカートリッジケース内に回転自在に装着された磁気式または光学式の 円形のフロッピーディスクを有する剛固な記録用ディスクカートリッジが周知で ある。このカートリッジは、記録用ディスクを回転させるようにかつ情報を記録 または再生するための記録ヘッドによってディスクにアクセスするようにディス ク駆動装置に装着可能となっている。ディスクカートリッジは回転可能な磁気式 または光学式のディスクと、このディスクを収容するためのカートリッジケース とを具備し、このカートリッジケースは中心軸線と前部壁とを有する。ディスク カートリッジは更に、ケースの前部壁上を摺動するU字形状のシャッタを具備す る。
【0003】 図1および図2を参照すると、カートリッジ10′は全体的に矩形をなす上下 の壁12を具備し、これら上下の壁12はカートリッジケース14の外形寸法を 規定するようになっている。駆動軸用開口部が駆動軸を受容するように下方の壁 12の中央部を貫通して形成され、斯くしてカートリッジケース14内で磁気デ ィスク16が回転されるようになっている。磁気ディスク16にアクセスするた めにヘッドアクセス用開口部が中心軸線と前部壁20間に位置する上下の壁12 の双方に形成される。ヘッドアクセス用開口部はシャッタ130によって開閉さ れ、このシャッタ130は、互いに平行をなす縁部28によって画定される摺動 表面26内で開放位置と閉鎖位置間を摺動する。シャッタ130はヘッドアクセ ス用開口部を覆いかつ閉鎖するようにばねによって閉鎖位置に向けて付勢されて いる。カートリッジ10′がディスク駆動装置内に挿入されると、シャッタ13 0がディスク駆動装置によって開放位置へ移動され、斯くしてディスク16への アクセスが可能となる。
【0004】 またディスクカートリッジ用の現状のシャッタは、カートリッジ10′の一方 の壁12内に形成された細長いスリット46内に係合して載る2つのタブ144 を有し、これによりシャッタ130がカートリッジケース14上に取り付けられ ると共に案内される。このことが図1に示されている。この構造は満足すべき性 能を発揮するが、改良の余地が残されている。これらのタブ144はパンチプレ スで成形される。製造中にタブ144には隆起した表面が生成され、この隆起し た表面により輸送中に隣接するシャッタ130に掻き傷が付けられる。完成して 梱包されたディスクカートリッジにおいて、この隆起した表面はシャッタの印刷 を擦り消す。更に、シャッタ130とカートリッジ10′の前部壁20とは5° から10°の角度をなす。この角度によりシャッタの水平方向の落下特性が悪化 せしめられる。このようなシャッタの変位はカートリッジ10′が取扱い中に落 とされることによりしばしば発生する。シャッタ130の一方の縁部40が縁部 28を乗り越えてケース14の肉厚部を包む。これによりディスク駆動装置内に 挿入された際にシャッタ130が開放されることが阻止されたり、或いはカート リッジ10′がディスク駆動装置内に装填されることが阻止されたりする可能性 がある。
【0005】 この構造の変形例では、水平方向のシャッタ落下の間にシャッタが故障するこ とを阻止するのに役立つようにタブがパンチ加工された穴の反対側に形成される 。しかしながらこのシャッタも従来のパンチ加工されたシャッタと同じ欠点を有 する。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は公知の3.5インチのマイクロフロッピーディスクカートリッジのシ ャッタを、切り曲げ加工されたシャッタタブによりシャッタとカートリッジケー ス間の優れたインタフェースを提供することによって改良する。このディスクカ ートリッジは回転可能な磁気ディスクと、この回転可能なディスクを収容するた めのカートリッジケースとを具備し、このカートリッジケースは全体的に矩形を なす上下の壁と、前部壁と、側部壁とを有する。これら上下の壁はカートリッジ ケースの外形寸法を形成するようになっている。駆動軸用開口部が下方の壁の中 央部を貫通して形成され、この駆動軸用開口部はカートリッジケース内で磁気デ ィスクを回転させるために駆動軸を受容する。ディスクにアクセスできるように するために前部壁に隣接する上下の壁の双方にヘッドアクセス用開口部が形成さ れる。U字形状をなす各縁部のアーム部はシャッタが閉鎖位置にあるときにシャ ッタ用のストッパとして役立つ。シャッタはばねによって閉鎖方向に向けて付勢 されている。カートリッジケースはカートリッジケースの前部壁に対し垂直をな す2つの縁部によって画定された窪んだ摺動表面を有する。
【0007】 U字形状をなすシャッタがカートリッジケースの前部壁上を摺動可能となって おり、このシャッタは窪んだ摺動表面全体に亘って摺動し、その結果ヘッドアク セス用開口部が開閉される。シャッタは第1および第2のアームと、これら第1 および第2のアームを相互に連結する基部とを有する。
【0008】 一方のシャッタアーム内に2つのタブが形成され、これら2つのタブはカート リッジケース内に形成されたスリット内に載るように受容され、その結果シャッ タがカートリッジケース上に取り付けられると共にカートリッジケース上を案内 される。このタブはシャッタの平面外に材料を変位させるようにシャッタを切り 曲げ加工することによって形成され、この切り曲げ加工では変位せしめられるべ きシャッタ材料の近傍に穴あけ加工は施されない。これによりタブは隣接する開 口を有することなく形成され、その結果カートリッジにごみが入る可能性が低減 される。タブはシャッタアームの平面とほぼ90°の角度をなして配置され、そ の結果タブがスリットと適切に係合する。
【0009】 少くとも1つのシャッタアームが互いに平行をなす側縁部を有する。タブは、 シャッタアームの側縁部が窪んだ摺動表面の縁部と平行に維持されるようにシャ ッタをカートリッジの前部壁上に直角に保持する。シャッタが閉鎖されたとき、 シャッタアームの一方の側縁部は対応する窪んだ摺動表面の縁部と、シャッタア ームの側縁部全体に亘って接触する。これにより水平方向のシャッタ落下による 故障が低減される。
【0010】
【実施例】
3−1/2インチの剛固なディスクカートリッジが添付図面に示されており、 以下このディスクカートリッジについて説明する。しかしながら本考案はまたシ ャッタが使用されている5−1/4インチのディスクカートリッジ、2インチの ディスクカートリッジ或いは他の寸法のカートリッジにも適用されることができ る。図1および図2は従来技術のディスクカートリッジを示しており、図3およ び図4は本考案によるシャッタ付きディスクカートリッジを示している。
【0011】 図3を参照すると、カートリッジ10はほぼ同一の形状をなす上下のケース壁 12を具備し、これら上下のケース壁12はほぼ矩形をなす薄いケース14を形 成するようになっている。このケース14は射出成形されたABS樹脂、耐衝撃 性ポリスチレンまたはアセタールのような硬質プラスチック材料で形成されるこ とが好ましい。円形のフロッピーディスク16が2つの円形をなす不織ワイパ( 図示しない)間に位置するようにケース14内に回転自在に取り付けられる。こ のフロッピーディスク16は磁化可能な組成物で形成されており,またこのフロ ッピーディスク16は円形をなす金属製の中央ハブを有する。各ワイパは、衝撃 を吸収緩和すると共にフロッピーディスク16からごみを拭き取りかつフロッピ ーディスク16が干渉されることなく回転できるように、ディスク表面と接触す る。
【0012】 周縁壁が上下のケース壁12から垂直方向に延びており、これらの周縁壁はケ ース14の側部壁18および前部壁20を形成し、これによりディスク16を収 容するための内部ポケットが形成される。下方のケース壁12はディスク16の 中心軸線に対して整列配置された中央開口部22を有し,この中央開口部22は ケース14内でディスク16を回転させるためにディスク駆動装置(図示しない )の駆動軸を受容する。
【0013】 またケース14の中心軸線と前部壁20間に位置する上下のケース壁12には 全体的に矩形をなす細長いアクセス用開口部(図示しない)が形成される。ディ スク駆動装置の読出しおよび書込みヘッド(図示しない)がこのアクセス用開口 部を介してディスク16にアクセスすることができるようになっている。カート リッジ10がディスク駆動装置内に挿入されたとき、図示しないシャッタ作動ピ ンが前部壁20と接触してU字形状のシャッタ30を図3において右側に摺動さ せる。このシャッタ作動ピンがアクセスできるように前部壁20の一部が参照符 号24で示されるように凹んでいる。カートリッジケース14はまた上下のケー ス壁12上に夫々窪んだ摺動表面26を有する。この摺動表面26はカートリッ ジケース14の前部壁20に対し垂直をなす2つの縁部28によって画定される 。ヘッドアクセス用開口部はこれらの摺動表面26内に形成される。
【0014】 U字形状をなすシャッタ30がカートリッジケース14の前部壁20上を摺動 表面26全体に亘って摺動し、その結果ヘッドアクセス用開口部が開閉される。 シャッタ30は金属材料またはプラスチック材料で形成することができる。この シャッタ30は上部アーム32、下部アーム34、およびこれら上部アーム32 と下部アーム34とを連結する基部36を具備する。上部アーム32および下部 アーム34は夫々開口部38を有し,各開口部38はシャッタ30が開放位置に あるときに読出しおよび書込みヘッドがディスク16にアクセスすることができ るようにアクセス用開口部に対して整合されている。図4に示されるように各シ ャッタアーム32,34が互いに平行をなす側縁部40,42を有することが好 ましい。
【0015】 閉鎖位置においては図3に示されるようにシャッタ30の左側縁部40が摺動 表面26の左側縁部28に当接せしめられる。開放位置においてはシャッタ30 の右側縁部42が摺動表面26の右側縁部28から0.075cmから0.250 cmの間隙を隔てて右側縁部28に平行に配置される。シャッタ30は図示しない ばねによって閉鎖位置に向けて付勢されている。シャッタ30が開放位置から閉 鎖位置へ移動するときシャッタ30の左側縁部40が摺動表面26の左側縁部2 8によって停止せしめられる。
【0016】 またシャッタ30は上方のケース壁12の摺動表面26上に形成されたスリッ ト46内に載る2つのタブ44を有する。これら2つのタブ44は切り曲げ加工 (lancing)、即ち変位させるべき金属部分の近傍領域内に予め穴あけ加 工を施すことなく金属板から一部の金属を変位させる金属成形法によって上部シ ャッタアーム32内に形成される。タブ44を形成する材料部分は長手方向の両 端部においてシャッタ30に連結されている。切り曲げ加工されたタブを有する シャッタ30は、成形中に穴あけ加工が必要とされる公知のシャッタ130より も製造上および性能上より良い特性を有する。更に、この切り曲げ加工されたシ ャッタタブ44はパンチ加工されたシャッタタブ144よりも視覚的により良い 印象を与える。
【0017】 切り曲げ加工されたシャッタタブ44はパンチ加工されたタブ144で必要と される大きな穴領域を持たずに形成される。タブ44を形成するために変位せし められたシャッタ材料部分に隣接するシャッタ30部分は欠けていない。これに よりカートリッジ10にごみが入る可能性が低減され、従って性能が向上する。 更に、従来技術のパンチ加工されたタブ144はタブ144を曲げ加工する際に 生成される隆起した膨らみ部を有し、輸送中に隣接するシャッタ130がこの膨 らみ部により掻き傷を付けられる可能性がある。シャッタ130がカートリッジ ケース14上に取り付けられるとき、パンチ加工されたタブ144の形状ではプ ラスチック材料からなるカートリッジケース14に掻き傷が付けられる恐れがあ り、その結果カートリッジ10′に侵入しうるごみが生成される恐れがある。切 り曲げ加工されたタブ44の構造ではこのごみの量が低減される。また完成され たディスクカートリッジ10′において、シャッタに施された印刷がパンチ加工 されたタブ144の隆起した表面により擦り消される。切り曲げ加工されたシャ ッタタブ44は輸送中に隣接するシャッタに掻き傷を付けることがなく、また完 成されたディスクカートリッジ10のシャッタの印刷を擦り消すこともない。
【0018】 更に、従来技術のパンチ加工されたタブ144はシャッタ130の平面に対し 90°の角度をなさないのでタブ144がスリット46と適切に係合しない。タ ブ144を形成するのに用いられるパンチプレスがタブ144を90°の角度で 曲げてもタブ144はスプリングバックを起こすので、タブ144はシャッタ1 30の平面に対し80°から87°の範囲の鋭角をなすこととなる。そうかと云 ってタブ144がスプリングバックして90°になるようにパンチプレスにより まずタブ144が鈍角をなすように成形することもできない。切り曲げ加工され たシャッタタブ44は正確に90°の角度をなすように形成されることができ( 但し、適切な角度範囲は87°から93°の範囲である)、従ってシャッタタブ 44はスリット46と適切に係合する。
【0019】 更に、従来技術のカートリッジ10′ではシャッタ基部36とカートリッジ1 0′の前部壁20とが5°までの角度をなす。この角度はタブ144とスリット 46間のクリアランスによって生じせしめられ、即ち、このクリアランスのため にシャッタのばね(図示しない)に連結されたシャッタ130の端部がばねから 受けるトルクにより上方へ押されることとなる。このことは視覚的に望ましくな いだけでなく、これによりシャッタの水平方向の落下特性が悪化せしめられる。 シャッタが角度をなして配置された場合、シャッタは閉鎖位置において摺動表面 26の縁部28と縁部全体に沿って接触するのではなく、むしろ縁部28と一点 で接触する。斯くしてシャッタ130と縁部28間にはより少いインタフェース しか存在せず、シャッタ130が縁部を乗り越えてケース14の肉厚部を包むよ うになる可能性がある。これによりディスク駆動装置内に挿入されたときにシャ ッタ130が開放されない可能性が生じ、或いはディスク駆動装置内にカートリ ッジ10′を装填できない可能性が生ずる。これとは対照的に切り曲げ加工され たシャッタタブ44はより少いクリアランスでシャッタ30をカートリッジ10 の前部壁20上にきちんと保持すると共にシャッタ30を前部壁20にほぼ平行 に保持し、その結果シャッタの落下事故が低減される。シャッタ30が閉鎖位置 にあるとき、シャッタアーム32の縁部40はシャッタアーム縁部40の全長に 亘って摺動表面26の縁部28と接触する。
【0020】 カートリッジ10が取扱い中に落下されたとき、垂直方向および水平方向双方 のシャッタ落下によりシャッタ30に損傷が与えられ、或いはケース14からシ ャッタ30の係合が離脱せしめられる。垂直方向のシャッタ落下はカートリッジ 10がシャッタ30側に直接落下されたときに起きる。シャッタタブと摺動表面 のスリット46間のクリアランスを低減させることにより係合の離脱を防止する ことができると共に損傷を軽減させることができる。図1および図2に示すよう な公知のディスクカートリッジでは垂直方向のシャッタ落下による故障が約23 cmの落下高さで発生するという試験結果が得られている。しかしながら切り曲げ 加工されたシャッタタブ44が用いられた場合には垂直方向のシャッタ落下によ る故障は76cmの落下高さまで発生しない。
【0021】 水平方向のシャッタ落下はカートリッジ10がシャッタ30の摺動方向と平行 に落下されたときに起きる。故障は具体的にはシャッタ30の左側縁部40が摺 動表面26の左側縁部28を乗り越えて摺動表面26に隣接するケース14の肉 厚部を包むことによって生ずる。これによりシャッタ30をカートリッジ10に 沿って摺動させるのに必要な力がシャッタ作動ピンによって付与されうる力を越 えるレベルまで増大されることが間々あり、その結果シャッタ30が開放される ことが阻止されると共にカートリッジ10がディスク駆動装置内に装填されるこ とが阻止される。この故障もまた切り曲げ加工されたシャッタタブ44を用いる ことによりケース14とシャッタ30間のクリアランスを低減させることによっ て阻止することができる。図1に示すような公知のディスクカートリッジでは水 平方向のシャッタ落下による故障が約23cmの落下高さで発生するという試験結 果が得られている。しかしながら切り曲げ加工されたシャッタタブ44が用いら れた場合には水平方向のシャッタ落下による故障は107cmの落下高さまで発生 しない。
【0022】 本考案は図示される実施例に限定されるものではない。例えば、これまで磁気 ディスクについて説明してきたが本考案を光学式および他の媒体式のディスクに も同様に適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来技術のディスクカートリッジの平面図であ
る。
【図2】図1に示すディスクカートリッジのシャッタを
その一部を切り取って示した斜視図である。
【図3】本考案によるディスクカートリッジの平面図で
ある。
【図4】図3に示すディスクカートリッジのシャッタを
その一部を切り取って示した斜視図である。
【符号の説明】
10…カートリッジ 12…上方および下方の壁 14…ケース 16…ディスク 18…側部壁 20…前部壁 22…中央開口部(駆動軸用開口部) 26…摺動表面 28…縁部 30…シャッタ 32…アーム(上部アーム) 34…アーム(下方アーム) 36…基部 40,42…側縁部 44…タブ 46…スリット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 ジエイムズ ジヨセフ ワルフイング アメリカ合衆国,ミネソタ 55144−1000, セント ポール,スリーエム センター (番地なし)

Claims (11)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヘッドアクセス用開口部(38)を開閉
    するためにほぼ平坦をなす剛固なディスクカートリッジ
    ケース(14)の前部壁(20)にU字形状をなすシャ
    ッタ(30)を摺動可能に取付けるためのタブ(44)
    において、タブ(44)はカートリッジケース(14)
    内に形成されたスリット(46)内に受容されることが
    可能となっており、かつタブ(44)はシャッタの平面
    外に変位せしめられた材料部分を有し、この材料部分は
    長手方向の両端部においてシャッタ(30)に連結され
    ており、タブ(44)を形成するために変位せしめられ
    たシャッタ材料に隣接するシャッタ(30)部分は欠け
    ておらず、これによりカートリッジ(10)にごみが入
    る可能性を低減させるようにしたタブ。
  2. 【請求項2】 タブ(44)が、スリット(46)と適
    切に係合するようにシャッタアーム(32)の平面と8
    9°から91°の間の角度をなして配置された請求項1
    記載のタブ(44)。
  3. 【請求項3】 ヘッドアクセス用開口部を開閉するため
    にほぼ平坦をなす剛固なディスクカートリッジケース
    (14)の前部壁(20)上に摺動可能に配置されたU
    字形状をなすシャッタ(30)であって、第1および第
    2のアーム(32,34)と、第1および第2のアーム
    (32,34)を連結する基部(36)と、カートリッ
    ジケース上にシャッタ(30)を取付けるための取付手
    段とを具備し、この取付手段は一方のシャッタアーム
    (32)内に形成された少くとも1つのタブ(44)を
    有し、このタブはカートリッジケース(14)内に形成
    されたスリット(46)内に受容されることが可能とな
    っているシャッタにおいて、タブ(44)はシャッタ
    (30)の平面外に変位せしめられた材料部分を有し、
    この材料部分は長手方向の両端部においてシャッタ(3
    0)に連結されており、タブ(44)を形成するために
    変位せしめられたシャッタ材料に隣接するシャッタ(3
    0)部分は欠けておらず,これによりカートリッジ(1
    0)にごみが入る可能性を低減させるようにしたシャッ
    タ。
  4. 【請求項4】 上記取付手段が2つのタブ(44)を有
    する請求項3記載のシャッタ(30)。
  5. 【請求項5】 タブ(44)が、スリット(46)と適
    切に係合するようにシャッタアーム(32)の平面と8
    9°から91°の間の角度をなして配置された請求項3
    記載のシャッタ(30)。
  6. 【請求項6】 カートリッジケース(14)はカートリ
    ッジケース(14)の前部壁(20)に対し垂直をなす
    2つの縁部(28)によって画定された窪んだ摺動表面
    (26)を有し、シャッタ(30)はこの窪んだ摺動表
    面(26)上を摺動し、少くとも一方のシャッタアーム
    (32)が互いに平行をなす側縁部(40,42)を有
    し、タブ(44)は、シャッタアーム(32)の側縁部
    (40,42)が窪んだ摺動表面の縁部(28)と平行
    に維持されるようにカートリッジ(10)の前部壁(2
    0)上にシャッタ(30)を保持し、シャッタ(30)
    が閉鎖されているときにはシャッタアーム(32)の一
    方の側縁部(40)がシャッタアーム(32)の側縁部
    (40)全体に亘って対応する窪んだ摺動表面縁部(2
    8)と接触する、請求項3記載のシャッタ(30)。
  7. 【請求項7】 タブ(44)は、シャッタ(30)の基
    部(36)が前部壁(20)と平行に維持されるように
    カートリッジ(10)の前部壁(20)上にシャッタ
    (30)を保持する請求項6記載のシャッタ(30)。
  8. 【請求項8】 ほぼ平坦をなす剛固なディスクカートリ
    ッジ(10)であって、 回転可能なディスク(16)を具備し、 更に、回転可能なディスク(16)を収容するためのカ
    ートリッジケース(14)を具備し、このカートリッジ
    ケースは全体的に矩形をなす上方および下方の壁(1
    2)と、前部壁(20)と、側部壁(18)とを有し、
    カートリッジケース(14)内でディスク(16)を回
    転させるために駆動軸用開口部(22)が、駆動軸を受
    容するように上方または下方の壁(12)の一方を貫通
    して形成され、ディスク(16)にアクセスできるよう
    にするためにヘッドアクセス用開口部が前部壁(20)
    に隣接する上方および下方の壁(12)の少くとも一方
    に形成され、 更に、U字形状をなすシャッタ(30)を具備し、この
    シャッタは第1および第2のアーム(32,34)と、
    第1および第2のアーム(32,34)を連結する基部
    (36)とを有し、シャッタ(30)はヘッドアクセス
    用開口部を開閉するためにカートリッジケース(14)
    の前部壁(20)上に摺動可能に配置され、 更に、シャッタ(30)を閉鎖位置に向けて付勢するた
    めの付勢手段を具備し、 更に、カートリッジケース(14)上にシャッタ(3
    0)を取付けるための取付手段を具備し、この取付手段
    は一方のシャッタアーム(32)内に形成された少くと
    も1つのタブ(44)と、タブ(44)を受容するため
    にカートリッジケース(14)内に形成されたスリット
    (46)とを有し、タブ(44)はシャッタ(30)の
    平面外に変位せしめられた材料部分を有し、この材料部
    分は長手方向の両端部においてシャッタ(30)に連結
    されており、タブ(44)を形成するために変位せしめ
    られたシャッタ材料に隣接するシャッタ(30)部分は
    欠けておらず、これによりカートリッジ(10)にごみ
    が入る可能性を低減させるようにしたディスクカートリ
    ッジ。
  9. 【請求項9】 上記取付手段が2つのタブ(44)を有
    する請求項8記載のディスクカートリッジ(10)。
  10. 【請求項10】 タブ(44)が、スリット(46)と
    適切に係合するようにシャッタアーム(32)の平面と
    89°から91°の間の角度をなして配置された請求項
    8記載のディスクカートリッジ(10)。
  11. 【請求項11】 カートリッジケース(14)はカート
    リッジケース(14)の前部壁(20)に対し垂直をな
    す2つの縁部(28)によって画定された窪んだ摺動表
    面(26)を有し、シャッタ(30)はこの窪んだ摺動
    表面(26)上を摺動し、少くとも一方のシャッタアー
    ム(32)が互いに平行をなす側縁部(40,42)を
    有し、タブ(44)は、シャッタアーム(32)の側縁
    部(40,42)が窪んだ摺動表面の縁部(28)と平
    行に維持されかつシャッタ(30)の基部(36)が前
    部壁(20)と平行に維持されるようにカートリッジ
    (10)の前部壁(20)上にシャッタ(30)を保持
    し、シャッタ(30)が閉鎖されているときにはシャッ
    タアーム(32)の一方の側縁部(40)がシャッタア
    ーム(32)の側縁部(40)全体に亘って対応する窪
    んだ摺動表面縁部(28)と接触する、請求項8記載の
    ディスクカートリッジ(10)。
JP007120U 1991-02-21 1992-02-20 デイスクカートリツジ、シヤツタおよびタブ Pending JPH058775U (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US07/658,547 US5189586A (en) 1991-02-21 1991-02-21 Lanced shutter tab for disk cartridges
US658547 1991-02-21

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH058775U true JPH058775U (ja) 1993-02-05

Family

ID=24641700

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP007120U Pending JPH058775U (ja) 1991-02-21 1992-02-20 デイスクカートリツジ、シヤツタおよびタブ

Country Status (3)

Country Link
US (1) US5189586A (ja)
JP (1) JPH058775U (ja)
DE (1) DE9201969U1 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5413672A (en) * 1992-07-22 1995-05-09 Ngk Insulators, Ltd. Method of etching sendust and method of pattern-etching sendust and chromium films
JP3338477B2 (ja) * 1992-07-23 2002-10-28 株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメント ディスクカートリッジ
US6721266B1 (en) 1992-07-23 2004-04-13 Sony Corporation Disc cartridge with slidably mounted shutter
US5488494A (en) * 1993-10-07 1996-01-30 Tamarack Storage Devices Packaging system for holographic storage media
EP0920010B1 (en) * 1996-08-08 2004-11-03 Fuji Photo Film Co., Ltd. Magnetic disk cartridge

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0384786A (ja) * 1989-08-28 1991-04-10 Konica Corp ディスク収納ケース

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5084862A (en) * 1988-07-26 1992-01-28 Hitachi Maxell, Ltd. Disk cartridge shutter

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0384786A (ja) * 1989-08-28 1991-04-10 Konica Corp ディスク収納ケース

Also Published As

Publication number Publication date
DE9201969U1 (de) 1992-06-17
US5189586A (en) 1993-02-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0432464B2 (ja)
JPH058775U (ja) デイスクカートリツジ、シヤツタおよびタブ
US6023398A (en) Disk cartridge with rotatable cartridge door
EP0920010B1 (en) Magnetic disk cartridge
JPH0536666U (ja) デイスクカートリツジのシヤツター停止機構
JPH0533363U (ja) デイスクカートリツジのシヤツタースプリング用ストツパ
US7506348B2 (en) Disc cartridge, and disc recording and/or reproducing device using the same
JP2658648B2 (ja) ローディング装置
US4709282A (en) Device for loading or unloading magnetic disc pack
JP2595375Y2 (ja) ディスクカートリッジ
JP2945309B2 (ja) ディスクカートリッジ
JP2001236755A (ja) 磁気ディスクカートリッジ
JP4062836B2 (ja) フロッピーディスク・ドライブ
JP2515313Y2 (ja) ディスクカートリッジ
JPH04103369U (ja) 堅いデイスクカートリツジ
JP2549660Y2 (ja) ディスクカートリッジ
JP2515312Y2 (ja) ディスクカートリッジ
JPH0732732U (ja) 記録媒体の挿入装置
JP2566995Y2 (ja) ディスクカートリッジ
US7357344B2 (en) Information medium
JP3478356B2 (ja) 磁気ディスクカートリッジ
JP2001236753A (ja) 磁気ディスクカートリッジ
JP2963036B2 (ja) ディスクカートリッジ
JP2001236757A (ja) 磁気ディスクカートリッジ
JPH04132673U (ja) デイスクカートリツジ