JPH055526U - サンバイザ - Google Patents

サンバイザ

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JPH055526U
JPH055526U JP6168391U JP6168391U JPH055526U JP H055526 U JPH055526 U JP H055526U JP 6168391 U JP6168391 U JP 6168391U JP 6168391 U JP6168391 U JP 6168391U JP H055526 U JPH055526 U JP H055526U
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JP
Japan
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sun visor
front window
visor body
storage space
sun
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JP6168391U
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良明 柚原
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Showa Aircraft Industry Co Ltd
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Showa Aircraft Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 第1に、遮光面積が十分確保されるので、太
陽光線等が運転席で直接視界に入ることがなく、もって
完全な遮光が実現され、第2に、走行時の風切り音が防
止され、又、洗車時のフロントウインドの外側上部の清
掃も容易で、更に、不使用時等の外観にも優れた、サン
バイザを提案する。 【構成】 自動車の運転席のフロントウインド2用のサ
ンバイザ6であって、フロントウインド2とほぼ同じ左
右幅のサンバイザ本体7と、ルーフパネル12とルーフ
トリム13間に形成された収納空間8と、左右のガイド
部9と、サンバイザ本体7を収納空間8の内外に進退動
させる移動機構10とを、有してなる。そしてサンバイ
ザ本体7は、第1に、使用時にはフロントウインド2の
外側上部の略全面を覆い、第2に、非使用時には収納空
間8内に収納される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はサンバイザに関する。すなわち、自動車において運転席のフロントウ インドの上部に配され、太陽光線等を遮光するサンバイザに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図6は、従来例のこの種サンバイザ等の概略斜視図である。この図6に示すよ うに、従来のサンバイザ1は、運転席のフロントウインド2の内側上部に2個、 つまり、フロントウインド2の室内側上部にルームミラー3を中心とし運転席側 と助手席側とに分かれて配されていた。なお、図6において4はハンドルである 。又、この図6の従来例によらず、サンバイザをフロントウインド2の外側上部 に一体物として固定した従来例、つまり、フロントウインド2の室外側上部にほ ぼ同じ左右幅を備えた一体物のサンバイザを固定してなる他の従来例も使用され ていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、このような従来例にあっては次の問題が指摘されていた。まず前者 の従来例、つまり図6に示すように、フロントウインド2の内側上部にルームミ ラー3を挟んで2個配された従来例にあっては、両サンバイザ1間等に隙間5が 存するので、遮光面積が不足することが多々あり、隙間5から太陽光線等が直接 視界に入り、運転に支障を生じるという問題が指摘されていた。次に後者の従来 例、つまり、フロントウインド2の外側上部に固定された幅広の一体物よりなる 従来例にあっては、遮光面積は確保されるものの、サンバイザが外側上部に固定 されているので、走行時に風切り音が発生し、又、洗車時にフロントウインド2 の外側上部の清掃が容易でなく、更に、外観も悪い等の問題点が指摘されていた 。
【0004】 本考案は、このような実情に鑑み、上記従来例の問題点を解決すべくなされた ものであって、フロントウインドとほぼ同じ左右幅のサンバイザ本体が、使用時 には、張り出されてフロントウインドの外側上部を覆い、非使用時には、ルーフ パネルとルーフトリム間の収納空間内に収納されるようにしたことにより、第1 に、遮光面積が十分確保されるとともに、第2に、走行時の風切り音が防止され 、フロントウインドの清掃も容易で外観にも優れた、サンバイザを提案すること を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成する本考案の技術的手段は、次のとおりである。すなわちこの サンバイザは、自動車において運転席のフロントウインドの外側上部に配される 。そして、該フロントウインドとほぼ同じ左右幅を備え運転に支障がある光を遮 断するサンバイザ本体と、ルーフパネルとルーフトリム間に形成され該フロント ウインド側に出入用スリットを備えた収納空間と、該サンバイザ本体を左右で案 内するガイド部と、該サンバイザ本体を該フロントウインドの外側上部の略全面 に位置する使用状態と該収納空間内に位置する非使用状態とに進退動させる移動 機構と、を有してなる。
【0006】
【作用】
本考案に係るサンバイザは、このような手段よりなるので次のように作用する 。すなわち、フロントウインドとほぼ同じ左右幅を備え光を遮断するサンバイザ 本体は、使用時には、収納空間から張り出されてフロントウインドの外側上部の 略全面に位置し、非使用時には、収納空間内に位置する。そして、このようなサ ンバイザ本体の進退動は、左右のガイド部にて案内されつつ、移動機構により行 われる。そこで第1に、使用時には、サンバイザ本体がフロントウインドの外側 上部の略全面を隙間なく覆うので、遮光面積は十分確保される。第2に、不使用 時には、サンバイザ本体は収納空間内に収納されている。そこで、走行時の風切 り音の発生はなく、又、洗車時にフロントウインドの外側上部の清掃が邪魔され ることがなく、更に、外観にも優れている。
【0007】
【実施例】
以下本考案を、図面に示すその実施例に基づいて詳細に説明する。図7は、自 動車の概略斜視図である。図1は、本考案の実施例の斜視図である。又、図2は 、図1のAーA線拡大断面図であり、図3は、図1のBーB線拡大断面図である 。更に図4は、図3のCーC線拡大断面図であり、図5は、図3のDーD線拡大 断面図である。
【0008】 このサンバイザ6は、自動車において運転席のフロントウインド2の外側上部 に配され、図1から図5に示したように、次のサンバイザ本体7,収納空間8, ガイド部9,移動機構10等を、有してなる。まずサンバイザ本体7は、フロン トウインド2とほぼ同じ左右幅を備え、運転に支障がある光を遮断する。すなわ ちサンバイザ本体7は、図1等に示したごとく、フロントウインド2の外側上部 を覆うに足る長手方向の左右幅と短手方向の高さとを備え、半透明又は不透明で 一体物の板状体よりなり、下側の前端縁には前縁フレーム11が長手方向に沿っ て取り付け固定されている。次に収納空間8は、図2,図3,図4に示したよう に、ルーフパネル12とルーフトリム13間のスペースに形成され、フロントウ インド2側に出入用スリット14を備えてなる。すなわち収納空間8は、サンバ イザ本体7が収納されるに足る広さの空間よりなり、屋根であるルーフパネル1 2と室内側の天井板であるルーフトリム13間のスペースを利用して形成され、 フロントウインド2側に向け、長手方向に沿い開口した出入口である出入用スリ ット14を備え、非使用時にサンバイザ本体7を内部に収納する。
【0009】 又、ガイド部9は、サンバイザ本体7を左右で案内するものである。図示実施 例ではこのようなガイド部9として、まず図3,図4中に示した、左右両側のガ イドレール15と転動子16が設けられている。ガイドレール15は、収納空間 8内に固定され、収納されたサンバイザ本体7の左右縁に対向すべく位置し、こ のガイドレール15にて、サンバイザ本体7の左右縁の上側つまり基端側に、取 付部材17を介し付設された車輪等の転動子16が案内される。図示実施例では ガイド部9として、更に、図1,図3,図5中に示したように、左右両側にガイ ド用スリット18が設けられている。このガイド用スリット18は、フロントウ インド2の窓枠左右のキャブフレームたるピラー19に設けられ、フロントウイ ンド2に沿って開口しており、このガイド用スリット18内に、サンバイザ本体 7の前縁フレーム11の左右の延出端20が、折曲されて嵌入されている。この ようにして、サンバイザ本体7の前縁フレーム11が、ガイド用スリット18に て案内されるようになっている。図示例ではこのように、サンバイザ本体7は、 その上側つまり基端側では、左右の転動子16を介しガイドレール15にて案内 され、かつ、その下側つまり前端側では、前縁フレーム11の左右の延出端20 を介し、ガイド用スリット18にて案内されるようになっている。
【0010】 移動機構10は、サンバイザ本体7を、フロントウインド2の外側上部の略全 面に位置する使用状態と、収納空間8内に位置する非使用状態とに、進退動させ る。図示例の移動機構10は、図3に示したように、収納空間8付近に固定され たモータ21と、このモータ21に基端部側が接続されたフレキシブルワイヤ2 2とを備えてなり、フレキシブルワイヤ22の先端は、サンバイザ本体7の前縁 フレーム11の延出端20の先端に、ガイド用スリット18内で連結されている 。そしてモータ21の駆動により、フレキシブルワイヤ22が進退動するので、 これに伴い延出端20そして前縁フレーム11を介しサンバイザ本体7が、前述 の両位置間をガイド部9にてガイドされつつ、進退動するようになっている。と ころで移動機構10は、左右両方にそれぞれ設けてもよいが、左右のうちいずれ か一方にのみ設けてもよく、前者つまり左右に設けた場合には、図示例では前縁 フレーム11の左右の延出端20の先端にそれぞれフレキシブルワイヤ22の先 端が連結され、又、後者つまり左右いずれか一方に設けた場合には、前縁フレー ム11の左右の延出端20のうちいずれか一方にフレキシブルワイヤ22の先端 が連結される。なお、図2,図4において23はルーフレールであり、ルーフレ ール23は、フロントウインド2の窓枠の上部に位置するキャブフレームである 。又、図2,図3,図5中24はウェザーストリップであり、ウェザーストリッ プ24は、ゴム製よりなり雨水等の防水用に付設される。
【0011】 本考案のサンバイザ6は、以上のように構成されているので、以下のようにな る。すなわち、フロントウインド2とほぼ同じ左右幅を備え光を遮断するサンバ イザ本体7は、使用時には、ルーフパネル12とルーフトリム13間の収納空間 8の出入用スリット14から張り出されて、フロントウインド2の外側上部の略 全面に位置する。他方非使用時には、出入用スリット14を介し内部の収納空間 8内に位置する。そして、このようなサンバイザ本体7の進退動は、左右のガイ ド部9にてガイドされつつ、移動機構10により行われる。図示例では、移動機 構10のモータ21の駆動によりフレキシブルワイヤ22が進退動され、もって 、前縁フレーム11等を介しサンバイザ本体7が、左右のガイド部9である転動 子16,ガイドレール15および延出端20,ガイド用スリット18にて案内さ れつつ、収納空間8の内外に進退動される。さてそこで、このサンバイザ6は、 次の第1,第2のようになる。
【0012】 第1に、使用時においては、収納空間8から出たサンバイザ本体7がフロント ウインド2の外側上部の略全面を隙間なく覆うので、運転時に必要な遮光面積は 、十分確保される。 第2に、不使用時にあっては、サンバイザ本体7は外側から内部の収納空間8 内に収納される。そこで、サンバイザ本体7が外側に位置することにより発生す る走行時の風切り音は、当然発生しなくなる。又、サンバイザ本体7が洗車時に フロントウインド2の清掃の邪魔となることがなく、更に、不使用時等において サンバイザ本体7は、適宜内部の収納空間8に収納されているので外観にも優れ ている。
【0013】
【考案の効果】
本考案に係るサンバイザは、以上説明したごとく、フロントウインドとほぼ同 じ左右幅のサンバイザ本体が、使用時には、張り出されてフロントウインドの外 側上部を覆い、非使用時には、ルーフパネルとルーフトリム間の収納空間内に収 納されるようにしたことにより、次の効果を発揮する。すなわち第1に、遮光面 積が十分確保されるので、太陽光線等が直接視界に入ることがなく、もって、完 全な遮光が実現され運転に支障を生じることがなくなる。これと共に第2に、走 行時の風切り音が防止され、又、洗車時のフロントウインドの外側上部の清掃も 容易で、更に、外観にも優れている。このように、この種従来例に存した問題点 が一掃される等、本考案の発揮する効果は顕著にして大なるものがある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るサンバイザの実施例を示す斜視図
である。
【図2】図1のAーA線に沿って矢視した拡大断面図で
ある。
【図3】図1のBーB線に沿って矢視した拡大断面図で
ある。
【図4】図3のCーC線に沿って矢視した拡大断面図で
ある。
【図5】図3のDーD線に沿って矢視した拡大断面図で
ある。
【図6】従来例のサンバイザ等の概略斜視図である。
【図7】自動車の概略斜視図である。
【符号の説明】 1 サンバイザ(従来例) 2 フロントウインド 3 ルームミラー 4 ハンドル 5 隙間 6 サンバイザ(本考案) 7 サンバイザ本体 8 収納空間 9 ガイド部 10 移動機構 11 前縁フレーム 12 ルーフパネル 13 ルーフトリム 14 出入用スリット 15 ガイドレール 16 転動子 17 取付部材 18 ガイド用スリット 19 ピラー 20 延出端 21 モータ 22 フレキシブルワイヤ 23 ルーフレール 24 ウェザーストリップ

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 自動車において運転席のフロントウイン
    ドの外側上部に配されるサンバイザであって、該フロン
    トウインドとほぼ同じ左右幅を備え運転に支障がある光
    を遮断するサンバイザ本体と、ルーフパネルとルーフト
    リム間に形成され該フロントウインド側に出入用スリッ
    トを備えた収納空間と、該サンバイザ本体を左右で案内
    するガイド部と、該サンバイザ本体を該フロントウイン
    ドの外側上部の略全面に位置する使用状態と該収納空間
    内に位置する非使用状態とに進退動させる移動機構と、
    を有してなることを特徴とするサンバイザ。
JP1991061683U 1991-07-09 1991-07-09 サンバイザ Expired - Lifetime JP2550085Y2 (ja)

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JP2550085Y2 JP2550085Y2 (ja) 1997-10-08

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52146890U (ja) * 1976-05-01 1977-11-07
JP2023011581A (ja) * 2014-08-07 2023-01-24 株式会社半導体エネルギー研究所 運転支援システム

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