JPH055524A - 加熱調理器 - Google Patents
加熱調理器Info
- Publication number
- JPH055524A JPH055524A JP3156995A JP15699591A JPH055524A JP H055524 A JPH055524 A JP H055524A JP 3156995 A JP3156995 A JP 3156995A JP 15699591 A JP15699591 A JP 15699591A JP H055524 A JPH055524 A JP H055524A
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- Japan
- Prior art keywords
- temperature
- heating
- heating chamber
- abnormal
- time
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
加熱調理を行う加熱調理器において、加熱室内の温度を
検出する温度検出手段と、温度検出手段の出力を受けて
加熱室内の温度の時間的変化率を算出する演算手段と、
演算された時間的変化率と所定値とを比較する比較手段
と、前記時間的変化率が所定値より小さい時に異常と判
断して抵抗発熱源を停止させる制御手段を備えたことを
特徴とする。 【効果】 熱風式のオーブン加熱調理において、加熱室
内の温度の時間的変化率が所定値よりも低い場合には温
度異常と判断され、加熱調理が停止されるので、加熱調
理における異常の発生が確実に検出され、調理が安全に
行われる。
Description
の異常を検出して食品の加熱を停止するようにした加熱
調理器に関する。
熱室内の温度が調理開始時から全く変化しない場合には
異常と判断して加熱を停止するものや、また、マイクロ
波による加熱時の異常温度検知のために温度ヒューズを
使用したものが知られている。
おいては、加熱室内の温度が少しでも変化する場合には
正常と判断されて加熱が継続されるため、例えば熱風式
オーブンレンジにおいて送風用ファンが故障したような
場合にはその異常を検出できないという問題点がある。
知するセンサー以外に温度ヒューズを設けねばならず構
造が複雑となるという問題点がある。
れたもので、構造が簡単でしかも確実に異常温度を検出
して事故の発生を未然に防ぐことが可能な加熱調理器を
提供するものである。
を備え、加熱室に温風を送風して加熱調理を行う加熱調
理器において、加熱室内の温度を検出する温度検出手段
と、温度検出手段の出力を受けて加熱室内の温度の時間
的変化率を算出する演算手段と、演算された時間的変化
率と所定値とを比較する比較手段と、前記時間的変化率
が所定値より小さい時に異常と判断して抵抗発熱源を停
止させる制御手段を備えたことを特徴とする加熱調理器
を提供するものである。
図であり、101は加熱室内の温度を検出する温度検出
手段、102は加熱室内の温度の時間的変化率を算出す
る演算手段、103は前記時間的変化率と所定値とを比
較する比較手段、104は前記時間的変化率が所定値よ
り小さい時に異常と判断して抵抗発熱源105を停止さ
せる制御手段である。
抗発熱源とを備え、マイクロ波又は抵抗発熱によって加
熱室の食品を加熱調理する加熱調理器において、加熱室
内の温度を検出する温度検出手段と、マイクロ波発生源
の駆動開始から所定時間を計時する計時手段と、前記所
定時間後に検出される加熱室内の温度と所定温度とを比
較する比較手段と、加熱室内の温度が所定温度を越えた
時に異常と判断してマイクロ波発生源の駆動を停止させ
る制御手段を備えたことを特徴とする加熱調理器を提供
するものである。
ロック図であり、201は加熱室内の温度を検出する温
度検出手段、202はマイクロ波発生源205の駆動開
始から所定時間を計時する計時手段、203は前記所定
時間後に検出される加熱室内の温度と所定温度とを比較
する比較手段、204は加熱室内の温度が所定温度を越
えた時に異常と判断してマイクロ波発生源205を停止
させる制御手段である。
熱室内の食品を温風加熱し、温度検出手段101が加熱
室内の温度を検出する。演算手段102は温度検出手段
101の出力を受けて加熱室内の温度の時間的変化率を
算出する。比較手段103は前記時間的変化率と所定値
とを比較し制御手段104はその時間的変化率が所定値
よりも小さい時には異常と判断して加熱手段105を停
止させる。
て、加熱室内の温度の時間的変化率が所定値に達しない
場合には異常と判断して加熱手段105を停止させるの
で、熱風式オーブンの送風ファンが故障したような場合
においても、その異常が確実に検知され、加熱動作が停
止するので安全である。
は加熱室の温度を検出し、計時手段202はマイクロ波
発生源205の駆動開始から所定時間を計時する。そし
て、比較手段203は加熱室内の温度と所定温度とを比
較し、制御手段204は加熱室内の温度が所定温度を越
えた時に異常と判断してマイクロ波発生源205の駆動
を停止させる。
する場合に、マイクロ波発生源の駆動開始から所定時間
後の加熱室内の温度が所定温度を越えた場合にマイクロ
波発生源205が停止する。たとえ、抵抗発熱源による
調理に引き続いてマイクロ波による調理が行われても、
抵抗発熱による加熱室内の温度が充分低下した後に温度
検出手段201が加熱室内の温度を検出するので、マイ
クロ波による調理時の異常温度が温度検出手段201に
よって確実に検出され、異常の場合にはマイクロ波発熱
源205が停止する。従って、マイクロ波加熱時の温度
異常を検知するために、温度ヒューズのようなものは不
要となる。
を詳述する。これによってこの発明が限定されるもので
はない。
器の正面から見た断面図であり図4は側面から見た断面
図である。これらの図において、1は本体フレーム、2
はフレームに内蔵された加熱室、3は食品を載置するタ
ーンテーブル、4は加熱室2の天井部に設けられたグリ
ル用ヒータ、5は加熱室の側壁に設けられたオーブン用
ヒータ、6は加熱室2にマイクロ波を発信して食品の加
熱を行うマグネトロン、7はターンテーブルを駆動する
ターンテーブル用モータ、8は加熱室2にオーブン用ヒ
ータ5によって温められた空気を熱風として吹き込む熱
風ファン用モータ、9は加熱室2の内部の温度を検出す
るサーミスタ、10は加熱室2を開閉するドアである。
あり、11はマイクロコンピュータ、12は各種調理条
件や調理開始指令を入力するキーボード、13はターン
テーブル用モータ7を駆動するリレー、14は熱風ファ
ン用モータ8を駆動するリレー、15はグリル用ヒータ
4を駆動するリレー、16はオーブン用ヒータ5を駆動
するリレー、17は高圧トランス18の一時側に交流1
00Vを印加するリレー、19はコンデンサ、20はダ
イオードであり、コンデンサ19,20によって倍電圧
回路が形成され、倍電圧回路の出力がマグネトロン6に
印加されるようになっている。なお、21は警報用ブザ
ーである。
熱調理モードとマイクロ波加熱調理モードに分けて説明
する。 (1)オーブン加熱調理モード このモードの動作は図7〜図9のフローチャートに示さ
れている。これらのフローチャートにおいて、F0は加
熱設定温度検知フラグ、F1は異常温度検知禁止フラグ
である。図7に示すステップS1において、キーボード
12からオーブン加熱調理モードとその加熱温度T0及
び加熱時間TMが設定され、加熱調理開始指令が入力さ
れると(ステップS1〜S5)、フラグF0及びF1が
リセットされ(ステップS6)、異常温度THが設定さ
れる(ステップS7)。そして、リレー14がONとな
り、熱風ファン用モータ8が駆動し(ステップS8)、
リレー16がONとなってオーブン用ヒータ5が駆動す
る(ステップS9)。それと同時に、ステップS4で設
定したタイマーがカウントダウンを開始し(ステップS
10)、タイマーが0までカウントすると(ステップS
11)、リレー16及び14がOFFとなって加熱調理
が終了する(ステップS12〜14)。
のカウントダウン期間に、サーミスタ9によって加熱室
2の温度T1が検出される(ステップS15)。そし
て、温度T1が設定温度T0以上になると(ステップS
16)、フラグF0がリセットされている場合には(ス
テップS17)、リレー16がOFFされ(ステップS
18)、フラグF0がセットされる(ステップS1
9)。そして、フラグF1がリセットされていると(ス
テップS20)、フラグF1がセットされ(ステップS
21)、ルーチンはステップS10に戻る。また、ステ
ップ17においてフラグF0がセットされている場合及
びステップ20においてフラグF1がセットされている
場合には、ルーチンは直ちにステップ10に戻る。
設定温度T0に達しない場合には、フラグF0がセット
されていると(ステップS22)、フラグF0がリセッ
トされ(ステップS23)、ルーチンはステップS9に
戻る。
がリセットされている場合には、フラグF1のセット・
リセット状態が判別され、フラグF1がリセットされて
いる場合には(ステップS24)、5分経過後(ステッ
プS25)において、5分間の温度上昇値T2が計算さ
れる(ステップS26)。そして、この温度上昇分T2
が異常温度設定値TH以下である場合には(ステップS
27)、加熱停止動作に入り(ステップS28)、リレ
ー16及び14がOFFされてオーブン用ヒータ5及び
熱風ファン用モータ8への通電が停止されブザー21に
よる異常報知が行われる(ステップS31)。
であり、時間(横軸)に対する加熱室温度(縦軸)を示
しており、加熱開始後5分間の温度変化分T2が、設定
値THよりも大きい場合には正常とみなして加熱を継続
し、小さい場合には異常とみなして加熱を停止する状況
を示している。
図10及び図11のフローチャートを用いて説明する。
これらのフローチャートにおいて、F2は異常温度検知
タイマーセットフラグ、F3は異常温度検知開始フラグ
である。まず、ステップS51〜S54において、キー
ボード12からマイクロ波加熱調理モードが指定され、
加熱時間TNが設定されて調理の開始指令が入力される
と、マイクロ波による加熱調理がスタートして(ステッ
プS55)、フラグF2,F3がリセットされ、異常検
知温度TKが設定される(ステップS56,S57)。
そして、リレー13がONされてターンテーブル用モー
タ7が駆動し、リレー17がONされてマグネトロン6
が駆動する(ステップS58,S59)。ステップS5
3で設定された加熱時間TNがタイマーによってカウン
トダウンされ(ステップS60)、TN=0になると
(ステップS61)、リレー17及びリレー13が共に
OFFとなって加熱が終了する(ステップS62〜S6
4)。
0になるまでは、ルーチンはステップS65へ進む。そ
して、フラグF3及びフラグF2が共にリセットされて
いると(ステップS66)、異常温度検知タイマーに時
間TSがセットされ(ステップS67,S68)、フラ
グF2がセットされる(ステップS69)。設定した時
間TNが経過すると(ステップS70,S71)、フラ
グF1セットされ(ステップS72)、サーミスタ9か
ら温度TIが読み込まれる(ステップS73)。そし
て、温度T1と設定温度TKとが比較され温度T1が設
定温度TK以上であると(ステップS74)、加熱室内
の温度が異常と判断されてリレー17及びリレー13が
共にOFFされ、加熱調理は停止される(ステップS7
5〜S77)。
3がリセットされていない場合には、ルーチンはステッ
プ73に進む。また、ステップ66においてフラグF2
がリセットされていない場合には、ルーチンはステップ
S70に進む。更にステップS71において設定時間T
Sが経過しない場合及びステップS74において検知温
度T1が設定温度TKより小さい場合にはルーチンはス
テップS60に戻る。
理においては、調理開始後に時間TSが経過した時、サ
ーミスタ9から加熱室の温度T1が読み込まれて、温度
がT1が設定値TK以上であると、加熱室2内の温度が
異常であると判断され加熱調理が停止される。なお、時
間TS後に温度検知を行うのは、マイクロ波運転の直前
までオーブン加熱が行われた場合に、その余熱による温
度をサーミスタ9が異常温度として検出しないようにす
るためである。
ブン加熱調理において、加熱室内の温度の時間的変化率
が所定値よりも低い場合には温度異常と判断され、加熱
調理が停止されるので、加熱調理における異常の発生が
確実に検出され、調理が安全に行われる。
波加熱による調理において、オーブン加熱調理時に使用
する温度検出手段を用いて加熱室内の異常温度が検出さ
れるので、温度ヒューズのような特別な異常検出手段を
必要とせず構成が単純化される。
ら見た断面図である。
ある。
る。
フローチャートである。
フローチャートである。
フローチャートである。
示すフローチャートである。
示すフローチャートである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 抵抗発熱源を備え、加熱室に温風を送風
して加熱調理を行う加熱調理器において、加熱室内の温
度を検出する温度検出手段と、温度検出手段の出力を受
けて加熱室内の温度の時間的変化率を算出する演算手段
と、演算された時間的変化率と所定値とを比較する比較
手段と、前記時間的変化率が所定値より小さい時に異常
と判断して抵抗発熱源を停止させる制御手段を備えたこ
とを特徴とする加熱調理器。 【請求項2】 マイクロ波発生源と抵抗発熱源とを備
え、マイクロ波又は抵抗発熱によって加熱室の食品を加
熱調理する加熱調理器において、加熱室内の温度を検出
する温度検出手段と、マイクロ波発生源の駆動開始から
所定時間を計時する計時手段と、前記所定時間後に検出
される加熱室内の温度と所定温度とを比較する比較手段
と、加熱室内の温度が所定温度を越えた時に異常と判断
してマイクロ波発生源の駆動を停止させる制御手段を備
えたことを特徴とする加熱調理器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3156995A JPH055524A (ja) | 1991-06-27 | 1991-06-27 | 加熱調理器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3156995A JPH055524A (ja) | 1991-06-27 | 1991-06-27 | 加熱調理器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH055524A true JPH055524A (ja) | 1993-01-14 |
Family
ID=15639883
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3156995A Pending JPH055524A (ja) | 1991-06-27 | 1991-06-27 | 加熱調理器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH055524A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06307643A (ja) * | 1993-04-26 | 1994-11-01 | Rinnai Corp | 調理装置 |
JP2007188405A (ja) * | 2006-01-16 | 2007-07-26 | Nec Electronics Corp | 異常検出システムおよび異常検出方法 |
CN114246456A (zh) * | 2020-09-25 | 2022-03-29 | 浙江苏泊尔家电制造有限公司 | 烹饪器具的控制方法和烹饪器具 |
-
1991
- 1991-06-27 JP JP3156995A patent/JPH055524A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06307643A (ja) * | 1993-04-26 | 1994-11-01 | Rinnai Corp | 調理装置 |
JP2007188405A (ja) * | 2006-01-16 | 2007-07-26 | Nec Electronics Corp | 異常検出システムおよび異常検出方法 |
US8229584B2 (en) | 2006-01-16 | 2012-07-24 | Renesas Electronics Corporation | Abnormality detection system and method of detecting abnormality |
CN114246456A (zh) * | 2020-09-25 | 2022-03-29 | 浙江苏泊尔家电制造有限公司 | 烹饪器具的控制方法和烹饪器具 |
CN114246456B (zh) * | 2020-09-25 | 2022-10-04 | 浙江苏泊尔家电制造有限公司 | 烹饪器具的控制方法和烹饪器具 |
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Legal Events
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