JP2562743B2 - 加熱調理器 - Google Patents

加熱調理器

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JP2562743B2
JP2562743B2 JP3154844A JP15484491A JP2562743B2 JP 2562743 B2 JP2562743 B2 JP 2562743B2 JP 3154844 A JP3154844 A JP 3154844A JP 15484491 A JP15484491 A JP 15484491A JP 2562743 B2 JP2562743 B2 JP 2562743B2
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Japan
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heater
heating
cooling fan
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energization
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哲三 堀田
秀三 岸本
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Sanyo Denki Co Ltd
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Sanyo Denki Co Ltd
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  • Control Of Resistance Heating (AREA)
  • Electric Ovens (AREA)
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  • Baking, Grill, Roasting (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、抵抗発熱ヒータを有
する加熱調理器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の加熱調理器においては、
ケース内部に設けられた加熱室と、加熱室に設置された
食品を加熱する抵抗加熱ヒータと、ケースと加熱室との
間隙に通風して加熱室からケースへの熱伝導を遮断する
冷却ファンを備え、調理時にヒータの立ち上がり時間を
考慮して、庫内の温度が一定温度以上となった場合に冷
却ファンを回転させる構成としたものが知られている
(例えば、特開昭58−175290号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
このような加熱調理器では、ヒータの発熱状態を検知す
るのに、温度検知センサやその検知回路が必要となり、
構成が複雑になる。
【0004】この発明はこのような事情を考慮してなさ
れたもので、タイマーによって冷却ファンの動作を制御
することにより、構成を簡単にした加熱調理器を提供す
るものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、ケース内部
に設けられた加熱室と、加熱室に設置された食品を加熱
する抵抗加熱ヒータと、ケースと加熱室との間隙に通風
して加熱室からケースへの熱伝導を遮断する冷却ファン
を備えた加熱調理器において、抵抗加熱ヒータへの通電
開始後の所定通電時間を計時する第1計時手段と、抵抗
加熱ヒータへの通電停止後の所定停止時間を計時する第
2計時手段と、抵抗加熱ヒータへの通電が、所定通電時
間以上継続された場合又は所定停止時間経過前に再開さ
れた場合に、冷却ファンを駆動させる制御手段を備えた
ことを特徴とする加熱調理器を提供する。
【0006】図1は、この発明の基本構成を示すブロッ
ク図であり、101は抵抗加熱ヒータへの通電開始後の
所定通電時間を計時する第1計時手段、102は抵抗加
熱ヒータへの通電停止後の所定停止時間を計時する第2
計時手段、103は抵抗加熱ヒータへの通電が、所定通
電時間以上継続された場合又は所定停止時間経過前に再
開された場合に、冷却ファン104を駆動させる制御手
段である。
【0007】
【作用】図1において、制御手段103は、抵抗加熱ヒ
ータへの通電が所定通電時間以上継続された場合又は所
定停止時間経過前に再開された場合に冷却ファンを駆動
させる。
【0008】従って、加熱開始時にはヒータの温度が十
分上昇した後に冷却ファン104が駆動し、加熱再開時
には、ヒータ温度が過分に低下しない間に冷却ファン1
04が駆動するので、ヒータ通電時の温度の立上がり特
性が冷却ファン104の冷却作用によって影響を受ける
ことがない。
【0009】
【実施例】以下、図面に示す実施例に基づいて、この発
明を詳述する。これによってこの発明が限定されるもの
ではない。
【0010】図2はこの発明の一実施例を示す加熱調理
器の構成説明図であり、図3は図2に示す加熱調理器の
制御回路のブロック図である。
【0011】これらの図において、1は調理条件を表示
する表示部、2は調理条件や調理開始指令などを入力す
るキー入力部、3はマイクロコンピュータ(以下、マイ
コンという)、4は加熱調理器のドアスイッチ5によっ
てドアの開閉を検知するドア検知部、6は調理に仕上が
りやその他の情報を使用者に知らせる報知部(例えばブ
ザー)、7は抵抗発熱ヒータ8へ通電を行なうヒータ駆
動部、9は冷却ファン10を駆動する冷却ファン駆動
部、11は加熱調理器のケース、12はケース11の内
部に設けられた加熱室、13はターンテーブル、14は
ターンテーブル13上に設置され焦目をつける食品15
を載置するための食品支持台である。
【0012】なお、抵抗発熱ヒータ8は加熱室12内の
天井部に設置されている。そして、冷却ファン10は吸
気孔16から吹込んだ空気をケース11と加熱室12と
の間隙を介してケース11の排気孔16へ送風し、加熱
室12からケース1への熱伝導を遮断するようになっ
ている。
【0013】マイコン3はキー入力部2およびドア検知
部4からの出力を受けて、表示部1、報知部6、ヒータ
駆動部7及び冷却ファン駆動部9を制御する。
【0014】このような構成において、キー入力部2か
ら調理条件が入力され、さらに調理開始指令が入力され
ると、ドアが閉じられていることが確認された上で、抵
熱ヒータ8への通電が開始される。そして、マイコ
ン3に内蔵するタイマーが例えば1分間のヒータ通電時
間(ヒータ8の温度が立上がるために要する期間)の計
時を終了すると、冷却ファン10が駆動する。また、調
理が終了して抵抗発ヒータ8への通電および冷却ファ
ン10の駆動が停止された場合には、マイコン3のタイ
マーが、たとえば2分間のヒータ停止時間(ヒータ温度
が余り低下しない期間)を計時するまでに、再度調理が
開始されて抵抗発熱ヒータ8への通電が開始されると、
冷却ファン10は直ちに駆動される。
【0015】上記の動作を図4及び図5に示すフローチ
ャートを用いてさらに詳述する。加熱調理器の入力電源
がONになると、マイコン3にリセットがかかり、マイ
コン3はステップS1よりプログラムを開始する、ステ
ップS2ではヒータ運転開始時の冷却ファンを制御する
FANONフラグをリセットする。続くステップS3で
は時刻、及び調理時間等の表示を表示部1に行なう。
【0016】ステップS4では、キー入力部2からのキ
ー入力が判断され、キー入力が有の場合にはステップS
へ、無の場合にはステップS6へと進む、ここで、
キー入力部2よりヒータ運転の設定、開始指示がなされ
れば、プログラムはステップS27、S28を経てS2
9へと進みヒータ運転中であることを示すBSYHフラ
グをセットする。
【0017】続くステップS30でヒータ駆動部7をO
Nし、ヒータ8に通電を開始する。ステップS31では
冷却ファン駆動モードのチェックを行い、電源投入時F
ANONフラグは0であるのでプログラムステップS3
へ進む。
【0018】ヒータ運転が開始となれば、プログラムは
ステップS3〜S7を経て、ステップS13へ進み、ド
ア開閉状態のチェックがなされる、閉状態であればプロ
グラムはステップS15へ進み、ヒータ通電時間のカウ
ントを行なう、ヒータへの通電時間が一定値(本実施例
では1分)を超えると、ヒータ立ち上がり済と判断し、
ステップS18にてヒータ停止後の経過時間THOFF
を0とし、続くステップS19にて冷却ファン駆動部9
をONし冷却ファン10を回転させる。ステップS20
ではヒータ運転開始時の冷却ファン制御するFANON
フラグをセットする。
【0019】続く、ステップS21以降では、運転時間
Tの減算処理を実行する。その後、運転時間Tの減算結
果が零となれば、プログラムはステップS23へと進
み、報知部6に終了報知を行い、続くステップS24、
S25にてヒータ8、冷却ファン10をそれぞれOFF
し、続くステップS26にてヒータ運転中であることを
示しBSYフラグをリセットし、ヒータ運転を終了す
る。
【0020】ヒータ運転が終了すれば、プログラムはス
テップS3〜S7を経てステップS8へと進みヒータ停
止後の経過時間THOFFをカウントする。ヒータ停止
後の経過時間が一定値以上(本実施例では2分)を超え
ると、ステップS9、S10を経て、続くステップS1
1にてヒータ通電時間のカウントTHONを0とし、続
くステップS12にてヒータ運転開始時の冷却ファン1
0を制御するFANONフラグをリセットする。
【0021】以上のようにこの実施例では、抵抗加熱ヒ
ータを用いた連続運転を行う場合、前回のヒータ加熱が
1分以上であり、かつ、ヒータ加熱停止、終了後の経過
時間が2分未満であれば、ヒータ及び庫内温度の立ち上
がり有と判断し運転開始より冷却ファンを動作せしめ、
前回のヒータ加熱が1分未満又はヒータ加熱停止終了後
の経過時間が2分以上であれば、ヒータ及び庫内温度の
立ち上がり無しと判断し、運転開始より、1分後に冷却
ファンの動作を開始せしめる。
【0022】
【発明の効果】この発明によれば、ヒータ機能を有する
調理器において、ヒータ運転を行なう場合、ヒータの立
ち上がり状態をヒータへの通電時間とヒータ停止後の経
過時間より判断し、ヒータがすでに立ち上がっていると
判断した場合には運転開始時より、冷却ファンを回転せ
しめ、ユニットの温度上昇を防ぎ、ヒータが立ち下がっ
ていると判断した場合にはヒータ通電開始より一定時間
後に冷却ファンを動作させることにより、ヒータ立ち上
げ時間の短縮を温度センサーを用いることなく実現出来
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の基本構成を示すブロック図である。
【図2】この発明の一実施例を示す加熱調理器の構成説
明図である。
【図3】図2の加熱調理器の制御回路のブロック図であ
る。
【図4】実施例の動作を示すフローチャートである。
【図5】実施例の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 表示部 2 キー入力部 3 マイクロコンピュータ 4 ドア検知部 5 ドアスイッチ 6 報知部 7 ヒータ駆動部 8 抵抗発熱ヒータ 9 冷却ファン駆動部 10 冷却ファン

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケース内部に設けられた加熱室と、加熱
    室に設置された食品を加熱する抵抗加熱ヒータと、ケー
    スと加熱室との間隙に通風して加熱室からケースへの熱
    伝導を遮断する冷却ファンを備えた加熱調理器におい
    て、抵抗加熱ヒータへの通電開始後の所定通電時間を計
    時する第1計時手段と、抵抗加熱ヒータへの通電停止後
    の所定停止時間を計時する第2計時手段と、抵抗加熱ヒ
    ータへの通電が、所定通電時間以上継続された場合又は
    所定停止時間経過前に再開された場合に、冷却ファンを
    駆動させる制御手段を備えたことを特徴とする加熱調理
    器。
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