JPH1073260A - オーブントースタ - Google Patents

オーブントースタ

Info

Publication number
JPH1073260A
JPH1073260A JP23201696A JP23201696A JPH1073260A JP H1073260 A JPH1073260 A JP H1073260A JP 23201696 A JP23201696 A JP 23201696A JP 23201696 A JP23201696 A JP 23201696A JP H1073260 A JPH1073260 A JP H1073260A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
estimated
heating
refrigerator
thermostat
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP23201696A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoichi Tosaka
洋一 登坂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Home Electronics Ltd
NEC Corp
Original Assignee
NEC Home Electronics Ltd
Nippon Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Home Electronics Ltd, Nippon Electric Co Ltd filed Critical NEC Home Electronics Ltd
Priority to JP23201696A priority Critical patent/JPH1073260A/ja
Publication of JPH1073260A publication Critical patent/JPH1073260A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Resistance Heating (AREA)
  • Electric Stoves And Ranges (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 サーモスタットの作動により加熱ヒータへの
通電が停止したときに、加熱再開までの推定待機時間を
庫外に表示する。 【解決手段】 一定温度を越えて開成するサーモスタッ
ト18を介して通電される加熱ヒータ15,16により
庫内の調理物を加熱するさいに、庫内温度を検出する温
度センサ19の出力を所定のサンプリング周期で採取す
る演算器20が、前回採取した庫内温度との差分をサン
プリング周期で除して推定降温速度を算出し、今回採取
した庫内温度と加熱ヒータ15,16の再通電を可能に
する既知の庫内温度との温度格差を前記推定降温速度で
除し、再加熱までの推定待機時間を算出し、算出した推
定待機時間を表示器21が庫外に表示する。ユーザは推
定待機時間に基づいて加熱再開までのおおよその時間を
知ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、サーモスタットの
作動により加熱ヒータへの通電が停止したときに、加熱
再開までの推定待機時間を庫外に表示するようにしたオ
ーブントースタに関する。
【0002】
【従来の技術】図5に示す従来のオーブントースタ1
は、トースタ本体2の扉3を開けて庫内が見える状態で
図示してある。トースタ本体2の庫内には、焼き網4を
挟んで天井と底面に加熱ヒータ5,6が対向配設してあ
る。7aは、機械式タイマ7の設定ノブであり、この設
定ノブ7aを回動して所望の時間目盛りに合わせること
で、加熱時間が随意設定できるようになっている。一般
に、加熱時間は調理物によって異なるが、調理物によっ
ては熱容量が小さいために標準的な加熱時間よりもかな
り少ない時間で過熱してしまうものもあり、過熱の度が
過ぎると発火の恐れもある。また、機械式タイマ7の設
定ノブ7aは、時間の経過とともにばねの力で零位置ま
で巻き戻されるが、外部の障害物や隙間に挟まった異物
等により途中でスタックしてしまうと、タイマ7が半永
久的に切れないまま庫内が加熱されっ放しになってしま
い、庫内温度が異常昇温する危険があった。
【0003】このため、加熱ヒータ5,6とその電源と
の間には、バイメタル式或いは磁性体式のサーモスタッ
ト(図示せず)を介在させ、庫内温度の異常昇温を防止
する構成とするのが普通である。サーモスタットは、庫
内温度の上昇を受けて自身が一定温度まで昇温したとき
に開成し、加熱ヒータ5,6への通電を断つため、庫内
温度は加熱停止温度すなわちサーモスタットの開成温度
まで上昇した後、サーモスタットの閉成温度まで下降
し、この後も同様のサイクルを繰り返すことになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のオーブント
ースタ1は、連続調理やグラタンなどの長時間の調理を
必要とする調理物を調理したようなときに、庫内の温度
が異常上昇したときに、調理途中でサーモスタットが作
動することがある。こうした場合、加熱ヒータ5,6へ
の通電が一旦中断し、庫内温度がサーモスタットの閉成
温度まで下降するまで、再加熱が行われないようになっ
ていた。このため、サーモスタット付きでないオーブン
トースタを使用していたユーザが、サーモスタット付き
に買い替えたようなケースでは、加熱の中断に戸惑うこ
とがあり、加熱時間が不足したものと勘違いしてタイマ
7の設定時間を延長してしまい、却って異常昇温の危険
を招いたり、或いはいつ再加熱するか予想できない焦り
から、他の調理に集中できず、調理手順を狂わせやすい
等の課題があった。
【0005】本発明は、上記課題を解決したものであ
り、サーモスタットの作動により加熱ヒータへの通電が
停止したときに、加熱再開までの推定待機時間を庫外に
表示し、ユーザの理解を得るようにしたオーブントース
タを提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、一定温度以上で開成するサーモスタット
と、該サーモスタットを介して通電され、庫内の調理物
を加熱する加熱ヒータと、庫内温度を検出する温度セン
サと、該温度センサの出力庫内温度を所定のサンプリン
グ周期で採取し、前回採取した庫内温度との差分をサン
プリング周期で除して推定降温速度を算出し、今回採取
した庫内温度と前記加熱ヒータの再通電を可能にする既
知の庫内温度との温度格差を前記推定降温速度で除し、
再加熱までの推定待機時間を算出する演算器と、該演算
器が算出した推定待機時間を庫外に表示する表示器とを
具備することを特徴とするものである。
【0007】また、本発明は、前記演算器が、前記庫内
温度が前記既知の庫内温度まで降温するまで、サンプリ
ング周期ごとに前記推定待機時間を更新することを特徴
とするものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態につい
て、図1ないし図4を参照して説明する。図1は、本発
明のオーブントースタの一実施形態を示す正面図、図2
は、図1に示したオーブントースタの概略回路構成図、
図3は、図1に示したオーブントースタの庫内温度の推
移を示す図、図4は、図3の一部を拡大して示す図であ
る。
【0009】図1に示すオーブントースタ11は、トー
スタ本体12の扉13を開けて庫内が見える状態で図示
してある。トースタ本体12の庫内には、従来と同様、
焼き網14を挟んで天井と底面に加熱ヒータ15,16
が対向配設してある。17aは、機械式タイマ17の設
定ノブであり、この設定ノブ17aを回動して所望の時
間目盛りに合わせることで、加熱時間が随意設定できる
ようになっている。加熱ヒータ15,16は、図2に示
したように、サーモスタット18とタイマ17の接点1
7bを介して商用交流電源に接続される。19は温度セ
ンサであり、庫内温度を検出して演算器20に送り出
す。
【0010】演算器20は、温度センサ19の出力を所
定のサンプリング周期τで採取し、前回採取した庫内温
度Tjとの差分Ti−Tjをサンプリング周期τで除し
て推定降温速度(Ti−Tj)/τを算出し、今回採取
した庫内温度Tjと加熱ヒータ15,16の再通電を可
能にする既知の庫内温度Tsとの温度格差Tj−Tsを
前記推定降温速度(Ti−Tj)/τで除し、再加熱ま
での推定待機時間tjすなわち(Tj−Ts)τ/(T
i−Tj)を算出する。演算器20には表示器21が接
続してあり、推定待機時間を庫外に表示する。本実施形
態では、表示器21は液晶表示パネル等からなり、タイ
マ17の設定ノブ17aのほぼ真上の見やすい位置に配
設してある。
【0011】ここで、調理中に庫内温度が上昇し、図3
に示したように、庫内温度がT0に達した時点でサーモ
スタット18が作動して加熱ヒータ15,16への通電
が断たれたとする。このとき、演算器20は、通電が断
たれた直後の温度センサ19の出力T0を取り込む。加
熱停止と同時に自然放熱により庫内温度は低下し始める
が、遮断と同時に作動した内蔵サンプリング・タイマの
計時に従って一定のサンプリング周期τ(例えば15
秒)ごとに、庫内温度T1,T2...,Ti,Tjを
取り込んでいく。
【0012】まず、第1回目のサンプリングでは、まず
前回採取した庫内温度T0との差分T1−T0をサンプ
リング周期τで除して推定降温速度(T1−T0)/τ
を算出する。さらに、今回採取した庫内温度T1と加熱
ヒータ15,16の再通電を可能にする既知の庫内温度
Tsとの温度格差T1−Tsを、推定降温速度(T1−
T0)/τで除し、再加熱までの推定待機時間t1すな
わち(T1−Ts)τ/(T1−T0)を算出する。
【0013】同様にまた、次の第2回目のサンプリング
を受けて、再加熱までの推定待機時間t2すなわち(T
2−Ts)τ/(T2−T0)が算出され、サンプリン
グ周期ごとに推定待機時間t3,t4...が算出され
る。こうして算出される推定待機時間t1,t2,t
3...は、いずれも各サンプリング時点から通電再開
時間までの推定時間であるため、その値は徐々に減少し
ていくが、常に最新の推定降熱速度をもって推定された
時間であるだけに、その精度は後のデータほど高いもの
となる。これは、加熱停止時点を基準に通算した推定待
機時間t1+τ,t2+2τ,t3+3τ,t4+4τ
が、図4に示すごとく、サンプリングを重ねるたびに現
実の待機時間txに漸近することからも理解できる。
【0014】このように、上記のオーブントースタ11
は、連続調理やグラタンなどの長時間の調理を必要とす
る調理物を調理したようなときに、サーモスタット18
の開成とともに加熱が中断した場合、自然放熱による庫
内温度の降下履歴に合わせ、サンプリング周期をもって
通電再開までの推定待機時間tjが表示される。このた
め、庫内温度がサーモスタット18の閉成をもたらす温
度Tsまで降下するまで再加熱が行われなくとも、ユー
ザは推定待機時間に基づいて加熱再開までのおおよその
時間を知って安心することができ、待機時間を他の調理
に振り向けたり、調理全般を余裕をもって集中すること
ができる。
【0015】また、演算器20が、庫内温度が既知の庫
内温度Tsまで降温するまで、サンプリング周期ごとに
推定待機時間tjを更新するため、庫内温度の降下履歴
が、庫内の内容物や周囲温度等の不確定要素によって異
なろうとも、常に最新の庫内温度を基準に加熱再開まで
の待機時間tjを推定でき、また推定降温速度自体が時
間の経過とともに鈍化したときに、これに合わせて推定
待機時間も延びるが、加熱停止した直後の大雑把な推定
降温速度からは大きく異なることが予想される現実の待
機時間を、推定を重ねるごとにより精度を高めることが
でき、加熱再開に近づくほど正確な待機時間が報知され
るので、使う人の立場に立った親切設計を徹底してユー
ザの信頼を獲得することができる。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
一定温度を越えて開成するサーモスタットを介して通電
される加熱ヒータにより庫内の調理物を加熱するさい
に、庫内温度を検出する温度センサの出力を所定のサン
プリング周期で採取する演算器が、前回採取した庫内温
度との差分をサンプリング周期で除して推定降温速度を
算出し、今回採取した庫内温度と前記加熱ヒータの再通
電を可能にする既知の庫内温度との温度格差を前記推定
降温速度で除し、再加熱までの推定待機時間を算出し、
算出した推定待機時間を表示器が庫外に表示する構成と
したから、連続調理やグラタンなどの長時間の調理を必
要とする調理物を調理したようなときに、サーモスタッ
トの開成とともに加熱が中断した場合、自然放熱による
庫内温度の降下履歴に合わせ、サンプリング周期をもっ
て通電再開までの推定待機時間が表示され、庫内温度が
サーモスタットの閉成をもたらす温度まで降下するまで
再加熱が行われなくとも、ユーザは推定待機時間に基づ
いて加熱再開までのおおよその時間を知って安心するこ
とができ、待機時間を他の調理に振り向けたり、調理全
般を余裕をもって集中することができる等の優れた効果
を奏する。
【0017】また、本発明は、前記演算器が、前記庫内
温度が前記既知の庫内温度まで降温するまで、サンプリ
ング周期ごとに前記推定待機時間を更新する構成とした
から、庫内温度の降下履歴が、庫内の内容物や周囲温度
等の不確定要素によって異なろうとも、常に最新の庫内
温度を基準に加熱再開までの待機時間を推定でき、また
推定降温速度自体が時間の経過とともに鈍化したとき
に、これに合わせて推定待機時間も延びるが、加熱停止
した直後の大雑把な推定降温速度からは大きく異なるこ
とが予想される現実の待機時間を、推定を重ねるごとに
より精度を高めることができ、加熱再開に近づくほど正
確な待機時間が報知されるので、使う人の立場に立った
親切設計を徹底してユーザの信頼を獲得することができ
る等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のオーブントースタの一実施形態を示す
正面図である。
【図2】図1に示したオーブントースタの概略回路構成
図である。
【図3】図1に示したオーブントースタの庫内温度の推
移を示す図である。
【図4】図3の一部を拡大して示す図である。
【図5】従来のオーブントースタの一例を示す正面図で
ある。
【符号の説明】
11 オーブントースタ 15,16 加熱ヒータ 17 機械式タイマ 18 サーモスタット 19 温度センサ 20 演算器 21 表示器

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一定温度以上で開成するサーモスタット
    と、該サーモスタットを介して通電され、庫内の調理物
    を加熱する加熱ヒータと、庫内温度を検出する温度セン
    サと、該温度センサの出力庫内温度を所定のサンプリン
    グ周期で採取し、前回採取した庫内温度との差分をサン
    プリング周期で除して推定降温速度を算出し、今回採取
    した庫内温度と前記加熱ヒータの再通電を可能にする既
    知の庫内温度との温度格差を前記推定降温速度で除し、
    再加熱までの推定待機時間を算出する演算器と、該演算
    器が算出した推定待機時間を庫外に表示する表示器とを
    具備することを特徴とするオーブントースタ。
  2. 【請求項2】 前記演算器は、前記庫内温度が前記既知
    の庫内温度まで降温するまで、サンプリング周期ごとに
    前記推定待機時間を更新することを特徴とする請求項1
    記載のオーブントースタ。
JP23201696A 1996-09-02 1996-09-02 オーブントースタ Pending JPH1073260A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23201696A JPH1073260A (ja) 1996-09-02 1996-09-02 オーブントースタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23201696A JPH1073260A (ja) 1996-09-02 1996-09-02 オーブントースタ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1073260A true JPH1073260A (ja) 1998-03-17

Family

ID=16932645

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23201696A Pending JPH1073260A (ja) 1996-09-02 1996-09-02 オーブントースタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1073260A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013194984A (ja) * 2012-03-19 2013-09-30 Tiger Vacuum Bottle Co Ltd 加熱調理器
JP2020046092A (ja) * 2018-09-15 2020-03-26 勝範 豊島 オーブントースタ

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013194984A (ja) * 2012-03-19 2013-09-30 Tiger Vacuum Bottle Co Ltd 加熱調理器
JP2020046092A (ja) * 2018-09-15 2020-03-26 勝範 豊島 オーブントースタ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3182361B2 (ja) 電子レンジ
EP1397025B1 (en) Toaster cum microwave oven and method for operating the same
JPH10205771A (ja) ヒータを備えた電子レンジの安全装置
US6111239A (en) Apparatus and method of heating a cup in a microwave oven
JPH1073260A (ja) オーブントースタ
JPS62409B2 (ja)
JP2605398B2 (ja) 加熱調理器
JPS5937098B2 (ja) 電子制御式調理器
JPH01300125A (ja) 加熱調理器
JP2004079216A (ja) 誘導加熱調理器
JPH05113223A (ja) トースターレンジ
JP3516250B2 (ja) 加熱調理器
JP2506319Y2 (ja) 電気湯沸器
JPS59225224A (ja) 加熱調理器
JP2005076899A (ja) 加熱調理器
JPS587794A (ja) 電子レンジ
JPS59221526A (ja) 加熱装置
JP3332716B2 (ja) 加熱調理器
JP2001070152A (ja) 米飯保温容器
JP2013218869A (ja) 誘導加熱調理器
JP3160813B2 (ja) 加熱調理器
JP2002156123A (ja) 加熱調理器
JP3355493B2 (ja) 調理器具
JP2543183B2 (ja) 高周波加熱装置
KR960003659A (ko) 뜸 잔여시간 표시방법