JPH0555159A - イオン注入装置 - Google Patents

イオン注入装置

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Publication number
JPH0555159A
JPH0555159A JP21493491A JP21493491A JPH0555159A JP H0555159 A JPH0555159 A JP H0555159A JP 21493491 A JP21493491 A JP 21493491A JP 21493491 A JP21493491 A JP 21493491A JP H0555159 A JPH0555159 A JP H0555159A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wafer
loader
resist
load lock
cassette
Prior art date
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Pending
Application number
JP21493491A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazunori Hosokawa
和則 細川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP21493491A priority Critical patent/JPH0555159A/ja
Publication of JPH0555159A publication Critical patent/JPH0555159A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】半導体ウエハへのイオン注入の際、注入マスク
として用いられるレジストからの放出ガスを低減するこ
とによって、注入ビームを中性化し不純物注入量に誤差
を生じないようにする。 【構成】ローダー側ロードロック9内を単独に排気する
為の真空ポンプ12と、ローダー側ロードロック9内で
ローダー側カセット8にて保持されたウエハ3を加熱し
あらかじめレジストの脱ガスを行なう為のヒーター7と
を有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体ウエハへの不純物
注入に用いられるイオン注入装置に関し、特に真空チャ
ンバー内へのウエハの導入機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のイオン注入装置は、図3の上面図
に示すように、複数枚のウエハ3を円周上に固定する為
のディスク2と、イオン注入を行なう為に真空に排気さ
れた注入チャンバー1と、真空側と大気側の間にあっ
て、ウエハ3の出し入れを行なう為のローダー側ロード
ロック9と、アンローダー側ロードロック11と、注入
チャンバー1内でのウエハの搬送を行なう為のローダー
側アーム4とアンローダー側アーム5とローダー側ロー
ドロック9内で複数枚のウエハ3を保持する為のローダ
ー側カセット8と、アンローダー側ロードロック11内
で複数のウエハ3を保持する為のアンローダー側カセッ
ト10を有している。
【0003】ロード側ロードロック9内にローダー側カ
セット8にて保持されたウエハ3は、大気圧より粗引き
ポンプにて真空排気され、一定の真空度に達した後ハイ
バックバルブ6が開き、ローダー側アーム4にてディス
ク2へ搬送される。ディスク2へウエハ3が全てロード
された後イオンビーム14により注入を行ない、注入終
了後、アンローダー側アーム5にて、アンローダー側ロ
ードロック11内に置かれたアンローダー側カセット1
0に、ウエハ3をディスク2より搬送する。ディスク2
上の全てのウエハ3が回収された後、ハイバックバルブ
6を閉じ、アンローダー側ロードロック11内をベント
し大気圧とする。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のイオン注入装置
では、注入用のマスク材としてレジストを使用する場
合、イオンビームのウエハへの注入の際、レジストから
発生するガスにより注入チャンバーの真空度が著しく悪
化し、イオンビームとガス分子との衝突によりイオンビ
ームが中性化され、不純物注入量に誤差を生じてしまう
という問題があった。また、発生ガスによる真空ポンプ
の負荷が増加し、真空ポンプのメンテナンス周期が短か
くなるという問題があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のイオン注入装置
は、ローダー側ロードロック内にカセットにて保持され
たウエハを加熱しあらかじめレジストの脱ガスを行なう
為のヒーターと、ローダー側ロードロック内を単独に排
気する為の真空ポンプとを有している。
【0006】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。図1は本発明の実施例1の上面図である。ローダー
側ロードロック9内に設置されたローダー側カセット8
に保持されたレジストをマスクとするウエハ3は、粗引
きポンプにより大気圧からある一定の真空度に排気され
た後、真空ポンプ12にて排気される。この状態でロー
ダー側ロードロック9内に設置されたヒーター7により
ウエハ3は加熱され、レジストに含まれているガスをレ
ジスト外へ放出させ、真空ポンプ12により排気させ
る。これを一定時間行なった後ハイバックバルブ6が開
き、注入チャンバー1内のローダー側アーム4にてディ
スク2にウエハ3を搬送し、イオンビーム14により注
入を行なう。
【0007】図2は本発明の実施例2に用いるローダー
側カセット8の断面図である。ローダー側カセット8の
各ウエハ保持プレート15上に保持されたウエハ3は、
ウエハ保持プレート15内に埋め込まれたヒーター7に
て個別に加熱され、レジスト内のガスを放出させる。実
施例1と比べてヒーターの熱をウエハに直接加えられる
のでより効果的にガス出しが行える利点を有する。
【0008】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、ローダー
側ロードロック内に保持されたウエハをヒーターにて加
熱すると共に、ローダー側ロードロック内を単独に排気
することにより、ウエハのマスク材であるレジスト中の
ガスを前もって放出させ、イオンビームの照射時におけ
るレジストからのガスの放出量を低減させたので、イオ
ンビームとレジストからの放出ガス分子との衝突による
イオンビームの中性化を減少させ、不純物注入量の誤差
を減少させるという効果を有する。また、レジストから
の放出ガスの減少により、真空ポンプの負荷が軽減され
る為、真空ポンプのメンテナンス周期を長くするという
効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の上面図である。
【図2】本発明の実施例2に用いるローダー側カセット
の断面図である。
【図3】従来のイオン注入装置の上面図である。
【符号の説明】
1 注入チャンバー 2 ディスク 3 ウエハ 4 ローダー側アーム 5 アンローダー側アーム 6 ハイバックバルブ 7 ヒーター 8 ローダー側カセット 9 ローダー側ロードロック 10 アンローダー側カセット 11 アンローダー側ロードロック 12 真空ポンプ 13 バッファカセット 14 イオンビーム 15 ウエハ保持プレート

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体ウエハにイオン注入を行なう真空
    チャンバーと、カセットに保持された注入前ウエハを前
    記真空チャンバー内に導入するための真空引きを行なう
    ロードロックとを有するイオン注入装置において、前記
    ロードロック内でカセットにて保持された複数枚のウエ
    ハを加熱しあらかじめレジストの脱ガスを行なうヒータ
    ーと、ロードロック内部を単独排気する為の真空ポンプ
    とを有することを特徴とするイオン注入装置。
JP21493491A 1991-08-27 1991-08-27 イオン注入装置 Pending JPH0555159A (ja)

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