JPH0536618A - 半導体製造装置 - Google Patents

半導体製造装置

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Publication number
JPH0536618A
JPH0536618A JP19409391A JP19409391A JPH0536618A JP H0536618 A JPH0536618 A JP H0536618A JP 19409391 A JP19409391 A JP 19409391A JP 19409391 A JP19409391 A JP 19409391A JP H0536618 A JPH0536618 A JP H0536618A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chamber
inert gas
vacuum
side vacuum
preliminary chamber
Prior art date
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Pending
Application number
JP19409391A
Other languages
English (en)
Inventor
Taketo Takahashi
武人 高橋
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 真空予備室を備えた半導体製造装置におい
て、半導体ウエハが真空排気時に帯電したり、ウエハ表
面に自然酸化膜が成長するのを抑制する。 【構成】 ローダ側真空予備室2に不活性ガスを供給す
るガス供給装置12と、圧力開放装置13とを連通させ
る。ローダ側真空予備室2内に不活性ガスを送り続けて
不活性ガス雰囲気とした状態でウエハ9を挿入する。ロ
ーダ側真空予備室2内が絶えず不活性ガスで置換され、
ローダ側真空予備室2内からは酸素や水分等が減少す
る。このため、真空排気時の乱流によるガス分子のイオ
ン化が抑制される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高真空となる処理室を
有する半導体製造装置本体の半導体ウエハ入口部に真空
予備室を備えた半導体製造装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、半導体装置を製造する際に使用す
るイオン注入装置,スパッタ装置,ドライエッチング装
置等、真空を利用した半導体製造装置には真空予備室が
設けられている。この種の半導体製造装置を図2によっ
て説明する。
【0003】図2は従来の半導体製造装置の概略構成を
示す斜視図である。なお、同図では、中電流イオン注入
装置における真空予備室を備えた処理室を示す。図2に
おいて、1はイオン注入装置本体の注入処理室である。
この注入処理室1は、その内部にイオン源(図示せず)
等が設けられると共に、真空装置(図示せず)に接続さ
れており、高真空中で半導体ウエハにイオン注入処理を
施すことができるように構成されている。そして、この
注入処理室1における半導体ウエハ入口部が形成された
側部にはロード側真空予備室2が隣接して取付けられ、
また、それとは反対側の半導体ウエハ出口部が形成され
た側部にはアンロード側真空予備室3が隣接して取付け
られている。
【0004】前記ロード側真空予備室2およびアンロー
ド側真空予備室3は、注入処理室1との境界部分にゲー
トバルブ2a,3aがそれぞれ設けられると共に、ゲー
トバルブ2a,3aと対向する側部にフラップバルブ2
b,3bがそれぞれ設けられている。これらのバルブ2
a,2b,3a,3bは、開動作することによって真空
予備室2,3の側部が開口し、閉動作することによって
真空予備室2,3内が気密状態となるように構成されて
いる。
【0005】4は前記ロード側真空予備室2内を荒引き
するための油回転ポンプ、5は同じく前記アンロード側
真空予備室3内を荒引きするための油回転ポンプであ
る。これらの油回転ポンプ4,5は荒引き用バルブ4
a,5aを介してロード側真空予備室2,アンロード側
真空予備室3にそれぞれ連通されている。
【0006】6は前記ロード側真空予備室2内を窒素パ
ージするための窒素パージ配管、7は同じくアンロード
側真空予備室3内を窒素パージするための窒素パージ配
管である。
【0007】8はロード側ウエハカセットで、このロー
ド側ウエハカセット8は半導体ウエハ(以下、単にウエ
ハという)9を複数枚収納する構造で、前記ロード側真
空予備室2のフラップバルブ2bと対向する位置に配置
されている。また、10はアンロード側ウエハカセット
で、このアンロード側ウエハカセット10も前記ロード
側ウエハカセット8と同様にして半導体ウエハ9をその
内部に複数枚収納する構造とされており、前記アンロー
ド側真空予備室3のフラップバルブ3bと対向する位置
に配置されている。
【0008】次に、このように構成された従来の半導体
製造装置の動作について説明する。ロード側ウエハカセ
ット8に収納されたウエハ9は、ロード側真空予備室2
のフラップバルブ2bが開いた状態でロード側真空予備
室2内に搬送される。ロード側真空予備室2では油回転
ポンプ4によって大気圧から数十mm torr に至るまで真
空排気された後、ゲートバルブ2aが開いてウエハ9が
注入処理室1内に移載される。なお、このときには、注
入処理室1内は予め高真空状態としておく。そして、注
入処理室1でウエハ9に注入処理が施される。注入処理
が終了するまでの間、アンロード側真空予備室3では油
回転ポンプ5によって大気圧から数十mm torr に至るま
で真空排気される。
【0009】注入処理終了後、アンロード側真空予備室
3のゲートバルブ3aが開いてウエハ9が注入処理室1
からアンロード側真空予備室3へ移載される。その後、
アンロード側真空予備室3は窒素パージ配管7から供給
された窒素ガスによって大気圧に至るまでパージされ、
ウエハ9はアンロード側真空予備室3のフラップバルブ
3bを介してアンロード側ウエハカセット10に移載さ
れ収納される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、このように
構成された従来の半導体製造装置では、ロード側真空予
備室2内のウエハ9が大気圧から数十mm torr に至る真
空排気中に正電荷をもって帯電してしまい、ウエハ表面
に形成された半導体素子に電気的ストレスを与えてしま
うという問題があった。これは、ロード側真空予備室2
内を漂う活性ガスの分子が真空排気時にイオン化するか
らであった。また、ウエハ9をロード側真空予備室2に
搬送するときにフラップバルブ2bを開けると、大気中
の酸素や水分がロード側真空予備室2に流れ込んでしま
い、それらとウエハ9とが反応してしまうという不具合
もあった。特に酸素と反応すると、ウエハ表面の自然酸
化膜が増速成長し、イオン注入時のノックオン酸素量が
増大して半導体素子の特性が劣化してしまう。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明に係る半導体製造
装置は、真空予備室に不活性ガス導入装置および圧力開
放装置を連通し、この不活性ガス導入装置を、真空予備
室へ半導体ウエハを挿入するときの前後にわたって作動
させ続け、真空予備室内を不活性ガス雰囲気とした状態
で半導体ウエハを挿入するものである。
【0012】
【作用】真空予備室内が絶えず不活性ガスで置換されて
いるため、真空予備室内からは酸素や水分等が減少す
る。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1によって詳細
に説明する。図1は本発明に係る半導体製造装置の概略
構成を示す斜視図である。同図において前記図2で説明
したものと同一もしくは同等部材については、同一符号
を付し詳細な説明は省略する。図1において、11は不
活性ガスをロード側真空予備室2に供給するための不活
性ガス導入管で、この不活性ガス導入管11は一端が不
活性ガス導入装置たるガス供給装置12に連通され、他
端がロード側真空予備室2に連通されている。なお、こ
の不活性ガス導入管11はロード側真空予備室2の上壁
に接続されている。
【0014】前記ガス供給装置12は、真空排気時にロ
ード側真空予備室2内の圧力が数torrに減圧されるまで
は絶えず不活性ガスをロード側真空予備室2に供給する
ように構成されている。なお、本実施例では不活性ガス
としてアルゴンガスを使用した例について説明する。
【0015】13はロード側真空予備室2にアルゴンガ
スが供給されることによって内圧が上昇するのを防ぐた
めの圧力開放装置で、この圧力開放装置13は圧力開放
管14を介してロード側真空予備室2に連通されてい
る。なお、前記圧力開放管14はロード側真空予備室2
の底壁に接続されている。
【0016】次に、このように構成された本発明に係る
半導体製造装置の動作について説明する。ウエハ9をロ
ード側真空予備室2に搬送するには、ロード側真空予備
室2内に不活性ガス導入管11からアルゴンガスが供給
されている状態でフラップバルブ2bを開けて行われ
る。このとき、ロード側真空予備室2内はアルゴンガス
からなる不活性ガス雰囲気とされている。なお、フラッ
プバルブ2bが開かれる前にはロード側真空予備室2に
はアルゴンガスが絶えず供給されるが、ロード側真空予
備室2内の圧力が設定圧力より上昇すると圧力開放管1
4を通ってアルゴンガスが排出されることになる。
【0017】ロード側真空予備室2にウエハ9が搬送さ
れた後、ロード側真空予備室2は油回転ポンプ4によっ
て真空排気される。その際、ガス供給装置12でのアル
ゴンガス供給動作は、ロード側真空予備室2内の圧力が
数torrに減圧されるまでは継続される。そして、アルゴ
ンガスの供給が停止された後、ロード側真空予備室2は
数十mm torr に至るまで真空排気される。
【0018】しかる後、ロード側真空予備室2のゲート
バルブ2aが開かれ、高真空に保たれた注入処理室1に
ウエハ9が移載されて注入処理が開始される。
【0019】注入処理終了後、ウエハ9は従来と同様の
手順にてアンロード側ウエハカセット10に移載されて
収納される。また、次の注入処理ウエハは、ロード側真
空予備室2内が窒素パージされてアルゴンガス導入が完
了した後に、上述した手順通りにロード側真空予備室2
に搬送される。
【0020】したがって、ロード側真空予備室2内が絶
えず不活性ガスであるアルゴンガスで置換されているた
め、ロード側真空予備室2内からは酸素や水分等が減少
する。このため、真空排気時の乱流によるガス分子のイ
オン化が抑制されると共に、ウエハ表面での自然酸化膜
の成長が抑制される。
【0021】なお、本実施例では枚葉式の真空予備室を
備えた中電流イオン注入装置について説明したが、バッ
チ式の真空予備室を備えたイオン注入装置であってもよ
い。また、本発明はイオン注入装置に限定されるもので
はなく、スパッタ装置やドライエッチング装置等、真空
予備室を備えた半導体製造装置であればどのような装置
にも適用でき、本実施例と同等の効果が得られる。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る半導体
製造装置は、真空予備室に不活性ガス導入装置および圧
力開放装置を連通し、この不活性ガス導入装置を、真空
予備室へ半導体ウエハを挿入するときの前後にわたって
作動させ続け、真空予備室内を不活性ガス雰囲気とした
状態で半導体ウエハを挿入するため、真空予備室内が絶
えず不活性ガスで置換されるから、真空予備室内からは
酸素や水分等が減少する。したがって、真空排気時の乱
流によるガス分子のイオン化が抑制されるから、ウエハ
表面帯電量が減少し、半導体素子に電気的ストレスが加
わるのを可及的抑えることができる。また、ウエハ表面
での自然酸化膜の成長が抑制されるようになるから、本
発明をイオン注入装置に適用した場合には注入時のノッ
クオン酸素量が低減され、半導体素子への異種不純物
(コンタミネーション)の混入を抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る半導体製造装置の概略構成を示す
斜視図である。
【図2】従来の半導体製造装置の概略構成を示す斜視図
である。
【符号の説明】
1 注入処理室 2 ロード側真空予備室 4 油回転ポンプ 9 半導体ウエハ 11 不活性ガス導入管 12 ガス供給装置 13 圧力開放装置 14 圧力開放管
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 21/302 B 7353−4M 21/68 A 8418−4M

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 高真空となる処理室を有する半導体製造
    装置本体の半導体ウエハ入口部に真空予備室を備えた半
    導体製造装置において、前記真空予備室に不活性ガス導
    入装置および圧力開放装置を連通し、この不活性ガス導
    入装置を、真空予備室へ半導体ウエハを挿入するときの
    前後にわたって作動させ続け、真空予備室内を不活性ガ
    ス雰囲気とした状態で半導体ウエハを挿入することを特
    徴とする半導体製造装置。
JP19409391A 1991-08-02 1991-08-02 半導体製造装置 Pending JPH0536618A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19409391A JPH0536618A (ja) 1991-08-02 1991-08-02 半導体製造装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP19409391A JPH0536618A (ja) 1991-08-02 1991-08-02 半導体製造装置

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Publication Number Publication Date
JPH0536618A true JPH0536618A (ja) 1993-02-12

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ID=16318834

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19409391A Pending JPH0536618A (ja) 1991-08-02 1991-08-02 半導体製造装置

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JP (1) JPH0536618A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5833425A (en) * 1995-11-21 1998-11-10 Samsung Electronics Co., Ltd. Semiconductor device manufacturing apparatus employing vacuum system
WO1999065069A1 (fr) * 1998-06-08 1999-12-16 Applied Materials Inc. Procede d'implantation d'ions
US6544890B2 (en) 1999-02-26 2003-04-08 Nec Corporation Process for fabricating semiconductor device having silicide layer with low resistance and uniform profile and sputtering system used therein

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO1999065069A1 (fr) * 1998-06-08 1999-12-16 Applied Materials Inc. Procede d'implantation d'ions
US6583018B1 (en) 1998-06-08 2003-06-24 Applied Materials, Inc. Method of ion implantation
US6544890B2 (en) 1999-02-26 2003-04-08 Nec Corporation Process for fabricating semiconductor device having silicide layer with low resistance and uniform profile and sputtering system used therein

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