JPH055507Y2 - - Google Patents

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JPH055507Y2
JPH055507Y2 JP16304083U JP16304083U JPH055507Y2 JP H055507 Y2 JPH055507 Y2 JP H055507Y2 JP 16304083 U JP16304083 U JP 16304083U JP 16304083 U JP16304083 U JP 16304083U JP H055507 Y2 JPH055507 Y2 JP H055507Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、4辺の抵抗回路を有するブリツジ
回路に用いられ、4辺の抵抗回路の各抵抗素子又
はブリツジ回路に配線される接続線の断線あるい
は短絡事故を検知し警報する警報回路に関する。
〈従来技術〉 この考案の従来技術として第1図に電流バラン
ス式のブリツジ回路を示す。
Aはブリツジ型検出器であり、r1〜r4は物理的
変化に対応して抵抗値が変化する抵抗素子、例え
ばガス分析計センサの物理量測定エレメントであ
り、これら抵抗素子はそれぞれr1とr2が、r3とr4
が互いに直列に接続され、この直列に接続された
両端が互いに結線され(a,b)端子A1,A4
なり、r1とr2及びr3とr4の中間接続部d,eがそ
れぞれ端子A2,A3となつている。
Bは端子B1〜B4を有し、この各端子B1〜B4
ブリツジ型検出器Aの各端子A1〜A4に接続線W,
X,Y,Zで接続されるようになつている測定回
路である。この測定回路Bは、ブリツジレギユレ
ータ1と出力回路2と監視回路3で構成されてい
る。
ブリツジレギユレータ1はブリツジ回路の端子
A1,A4に電圧を印加し、端子A2,A4を流入点と
し端子A4を流出点として一対の電流I1,I2を供給
する構成となつている。即ち、端子B1にプラス
が電圧供給線Wbで、端子B4にマイナスが電圧供
給線Zbで接続された可変電源Eと、この可変電
源Eの電圧をセンス線Wa,Zaを介してセンス
し、可変電源Eを制御する比較器Q5と、可変電
源Eのプラスにコレクタが接続されるトランジス
タQ1,Q2と、出力にトランジスタQ1のベースが
接続され、反転入力端子にブリツジ型検出器Aの
中間接続点dの電圧V1を検知するために端子B2
に接続されたセンス線Xaが接続されると共に高
抵抗R3を介して電圧センス線Zaに接続され、非
反転入力端子に可変抵抗RVで調整された基準電
圧VRが接続された差動増幅器Q3と、出力にトラ
ンジスタQ2のベースが接続され、反転入力端子
にブリツジ型検出器Aの中間接続点eの電圧V2
を検知するために端子B3に接続されたセンス線
Yaが接続されると共に高抵抗R4を介して電圧セ
ンス線Zaに接続され、非反転入力端子に可変抵
抗RVを介して得られる基準電圧VRが接続された
差動増幅器Q4とから構成される。尚、トランジ
スタQ1のエミツタは抵抗R1を介してブリツジ型
検出器Aの中間接続点dへ電流を供給する電流供
給線Xbに接続され、トランジスタQ2のエミツタ
は抵抗R2を介してブリツジ型検出器Aの中間接
続点eへ電流を供給する電流供給線Ybに接続さ
れている。
出力回路2は、抵抗R1の両端に接続されこの
抵抗R1に流れる電流I1を検出する第1の電流増幅
回路21と、抵抗R2の両端に接続されこの抵抗
R2に流れる電流I2を検出する第2の電流増幅回路
22と、これら第1と第2の電流増幅回路の出力
を入力しその差を出力端子24に出力する増幅回
路23とから構成される。この結果、測定物理量
の変化により抵抗素子r1〜r4の抵抗値がそれぞれ
変化し、ブリツジ型検出器Aの中間接続点dには
電圧V1が、中間接続点eには電圧V2が(V1
V2)発生した場合、電圧V1,V2はセンス線Xa,
Yaでセンスされ差動増幅器Q3,Q4で基準電圧VR
と比較される。この比較結果でトランジスタQ1
Q2を制御し中間接続点d,eの電圧をV1=V2
する。電流I1,I2は抵抗素子r1〜r4の変化量に関
連した値なので、電流I1,I2の差、即ち増幅回路
23の出力は測定物理量の変化に等しいことにな
る。
監視回路3は上限の基準値33が反転入力端子
に接続され非反転入力端子に出力端子24が接続
され出力が上限警報端子31に接続される比較器
Q9と、下限の基準値34が非反転入力端子に接
続され反転入力端子に出力端子24が接続され出
力が下限警報端子32に接続される比較器Q10
から構成され、出力回路2の出力値を監視し出力
値が一定値以上又は以下になつた場合に警報出力
を上限警報端子31又は下限警報端子32より出
力する。
ところでこのような回路において抵抗素子r1
r4と接続線X,Yが断線した場合は電流I1又はI2
が多く流れるようになり、増幅回路23の出力値
が異常な値となるので監視回路23の比較器Q9
又はQ10のいずれかの出力がハイレベルとなり警
報出力が出る。一方接続線W(又はZ)が断線し
た場合は、ブリツジの中間接続部e,dに流れ込
む電流I1,I2は共に大きく(又は小さく)なる。
従つて増幅回路23で電流I1,I2の差をとると正
常動作範囲内の出力値が出力される場合があり、
この出力値が監視回路3の上限の基準値33又は
下限の基準値34以内の場合には警報が出ないと
いう問題点があつた。
〈本考案の目的〉 この考案の目的は、上述の従来技術の問題点を
解決するために成されたものであつて、簡単な回
路を付加することで4辺の抵抗回路の各抵抗素子
と全ての接続線の断線或いは短絡が確実に検知で
きるようにした警報回路を提供することにある。
即ち、この考案の回路構成を、ブリツジ回路又
はブリツジレギユレータのいずれかにバイアス回
路を設けると共に、出力回路の一対の電流増幅回
路の少なくとも一方にリミツト回路を付加するよ
うにした。
〈考案の実施例〉 以下この考案の具体的実施例を第2図を用いて
説明する。尚、第1図と同一の部分・機能は同一
番号・記号を用い、その説明は省略する。
Wa′,Za′は可変電圧Eの電圧をセンスするセ
ンス線であり、Xa′,Ya′はブリツジ型検出器A
の端子A2,A3の電圧をセンスするセンス線であ
る。この第2図の接続方法は第1図と基本的には
同じであるがブリツジ型検出器A′と測定回路
B′との間が例えば300mというような長距離とな
つた場合、第1図のような接続方法では接続線の
抵抗値等が原因となつて正確な測定ができなくな
るおそれがある。この場合は図に示すような方法
をとることで接続線部分における電位降下を防ぐ
ことができる。この考案はこのような接続方法の
場合にも有効なものである。
抵抗R5,R6は以下に述べるリミツト回路αで
発生するリミツト電圧e1,e1+e2を得るために電
流I1,I2にバイアス量を加わえるために設けられ
たバイアス回路である。尚図では抵抗素子r4に並
列にバイアス抵抗R5が、抵抗素子r2に並列にバイ
アス抵抗R6がそれぞれ設けられた構成のブリツ
ジ型検出器A′となつているが、最初からバイア
ス量を加味した抵抗値に抵抗素子を構成するよう
にしてもよいことは勿論、バイアス抵抗R5,R6
をブリツジレギユレータ1に設けてもよい。
20は出力回路であり、第1図の出力回路2と
相違する点はリミツト回路αを第1の電流増幅回
路211内に設置したことにある(リミツト回路
αは第2の電流増幅回路22に設けてもよい)。
即ち、差動増幅器Q6の出力は抵抗R8を介して出
力され、この出力は接続点Tに接続されるゼナー
ダイオードZ1,Z2及び抵抗R9で構成したリミツ
ト回路α(ゼナーダイオードZ1の両端の電圧をe1
としZ2の両端の電圧をe2としバイアス電圧をeb
した場合に、通常時差動増幅器Q6の出力eb1はeb
±Δeとなつているものが、異常時はe1又はe1+e2
にリミツトされる)に導かれると共に、帰還抵抗
R7を介して差動増幅器Q6の反転入力端子に帰還
される。
今、例えば抵抗R1とR2に流れる電流I1,I2を常
に26mAとするようにバイアス抵抗R5,R6を選
定し、第1及び第2の電流増幅回路211,22
のゲインを1とし、電流I1,I2の電流変化分を最
大2mAとし、抵抗R1,R2を200Ωとすると、差
動増幅器Q6,Q7の出力電圧は{電流変化分が無
い場合のR1,R2での発生電圧(バイアス電圧)}
±{電流変化分によるR1,R2での発生電圧(スパ
ン電圧)}であるから (26mA×200Ω)±(2mA×200Ω) =5.2V±0.4V ……(1) となる。増幅回路23は、第1の電流増幅回路2
11と第2の電流増幅回路22の差動分0〜
0.8Vを例えば0〜4Vに増幅して出力する。
ここでゼナーダイオードZ1の電圧e1の値を第1
の電流増幅回路211内の差動増幅器Q6のバイ
アス電圧からスパン電圧を引いた値よりも低い
値、例えば4Vに設定する。このとき、第1の電
流増幅回路211の出力状態を、正常動作電位を
“e”とした時、eに対してプラス側異常電圧を
“e1+e2”、マイナス側異常電圧を“e1”とし、ま
た、第2の電流増幅回路22の出力状態を、正常
動作電位eに対してプラス側異常電圧を“V(>
e1+e2)”、マイナス側異常電圧を0とする。
この場合、各接続線個々の断線と増幅回路23
の出力関係は以下のようになる。
(Wの断線)I1,I2が増大し第1の電流増幅
回路211の出力がe1+e2となり、第2の電流
増幅回路22の出力がVとなり増幅回路23の
出力は(−)側に振り切れる。
(Wa′の断線)差動増幅器Q3,Q4の基準電
位VR=0となりI1=I2=0となる。従つて21
1の出力はe1となり22の出力は0となり23
の出力は(+)側に振り切れる。
(Z,Za′の断線)VR=EとなりI1=I2=0
となり、と同様の結果になる。
(Xa′の断線)高抵抗R3を介して端子B21
電圧は0となり、従つてI1が増大し211の出
力はe1+e2となり(22の出力はe)、23の
出力は(+)側に振り切れる。
(Ya′の断線)高抵抗R4を介して端子B31
電圧は0となりI2が増大するので22の出力は
Vとなり、23の出力は(−)側に振り切れ
る。
(Xの断線)I1=0となり211の出力はe1
となり(22の出力はe)、23の出力は(−)
側に振り切れる。ここで増幅器Q3の入力端子
に点線で示すような保護用ダイオードD1,D2
がある場合は、基準電圧VRの電圧がV1(I1のバ
イアスが加わらない電圧値)までさがり、I1
I2=0となり、と同様の結果となる。
(Yが断線)I2=0となり22の出力は0と
なるので23の出力は(+)側に振り切れる。
となる。以上の関係をまとめると第3図A,Bの
第2図の説明に供する図に示すRようになる。つ
まり接続線W,Wa′,……Zのいずれの線が切れ
ても電流I1,I2の関係に基づき増幅回路23の出
力は上限又は下限に振切れるから、この出力を監
視回路3で監視することで、当該監視回路3から
断線警報を出力することができる。
尚、第4図に212として示す第1の電流増幅
器は、第1図に示す第1の電流増幅器21の出力
に抵抗R6とリミツト回路αが接続されるような
構成であり、差動増幅器Q6の出力異常時にこの
異常出力電圧をリミツトすることが可能である。
ブリツジ型検出器A′の抵抗素子r1〜r4は全てが物
理的変化に対応して変化するものを用いる必要は
無く、最低1つあればよい。以上述べた実施例に
おいては、いずれか一方の電流増幅回路にリミツ
ト回路を設けた場合で説明したが、これに限定さ
れるものではない。即ち二つの電流増幅回路のそ
れぞれにリミツト回路を設け、これ等リミツト回
路のリミツト電圧を異なる値に設定するようにす
れば、やはり上述したと同様の結果を得ることが
できる。そしてこのような構成は、上述した実施
例でいえば第2の電流増幅器22の出力が(−)
側又は(+)側に振り切れてはこまる場合に用い
ることができる。尚、上述では断線についてのみ
説明したが短絡についても同様に与えることがで
きることはいうまでもない。
以上述べたようにこの考案によれば、数少ない
素子を従来技術の回路に付加するだけで、ブリツ
ジ型検出器の各抵抗素子や個々の接続線の断線或
いは短絡に対して警報を発生させることができる
ので、これ等事故による発見も早くでき、しかも
迅速に処理ができる等、保守が容易な警報回路が
提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来技術を説明するための電流バラン
ス式のブリツジ回路であり、第2図は本考案の具
体的実施例を示すための電流バランス式のブリツ
ジ回路であり、第3図A及びBは第2図の説明に
供する図であり、第4図は第2図出力回路の他の
実施例である。 A……ブリツジ型検出器、1……ブリツジレギ
ユレータ、2,20……出力回路、3……監視回
路、α……リミツト回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 4辺の抵抗回路を有するブリツジ回路と、該ブ
    リツジ回路の一対の対向する節間に電圧を印加し
    他の一対の節を流入点とし前記電圧の負極が接続
    される節を流出点として一対の電流を供給するブ
    リツジレギユレータと、前記一対の電流を夫々増
    幅する一対の電流増幅回路と該一対の電流増幅回
    路の出力を比較増幅する増幅器とを有する出力回
    路と、該出力回路の出力を監視し警報出力を出力
    する監視回路とを具備する警報回路において、前
    記ブリツジ回路又は前記ブリツジレギユレータに
    設けられ前記一対の電流にバイアス分を付加する
    バイアス回路と、前記一対の電流増幅回路の少な
    くとも一方に設けられた出力電圧を所定値にリミ
    ツトするリミツト回路とを具備することを特徴と
    する警報回路。
JP16304083U 1983-10-21 1983-10-21 警報回路 Granted JPS6070078U (ja)

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JP6309067B2 (ja) * 2016-10-31 2018-04-11 三菱電機株式会社 磁気検出装置

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