JPH0555045U - ころがり摩耗試験機 - Google Patents

ころがり摩耗試験機

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Publication number
JPH0555045U
JPH0555045U JP10694791U JP10694791U JPH0555045U JP H0555045 U JPH0555045 U JP H0555045U JP 10694791 U JP10694791 U JP 10694791U JP 10694791 U JP10694791 U JP 10694791U JP H0555045 U JPH0555045 U JP H0555045U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
test piece
disk
side test
roller
rotating
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP10694791U
Other languages
English (en)
Inventor
洋一 杉山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd
Mitsui E&S Holdings Co Ltd
Original Assignee
Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd
Mitsui E&S Holdings Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd, Mitsui E&S Holdings Co Ltd filed Critical Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd
Priority to JP10694791U priority Critical patent/JPH0555045U/ja
Publication of JPH0555045U publication Critical patent/JPH0555045U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ローラ試験片を支持するピンに垂直荷重が作
用せず、このピンが摩耗しないころがり摩耗試験機を提
供する。 【構成】 駆動機11により回転される回転側試験片15
と、操作機16により回転試験片15に対して上下する固定
側試験片19と、前記回転側試験片15と固定側試験片19と
の間に配置された円盤20を有し、この円盤20に開口され
た少なくとも2個の切欠き21内に円盤20の厚さTより大
きな直径Dのローラ試験片23を嵌入し、このローラ試験
片23を円盤20の半径方向に伸びるピン24によって取付け
てなるころがり摩耗試験機。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ころがり摩耗試験機、より詳しくは金属材料の摩耗を計測するタメ に使用されるころがり摩耗試験機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に金属材料の摩耗の程度を測定する場合にはころがり摩耗試験機が用いら れる。このころがり摩耗試験機としては、図6に示すように複数のローラ試験片 1を下面に取付けたホルダー2をモータの如き駆動機3及びベルト4により回転 させるとともに、エアシリンダの如き操作機5により固定側試験片6を矢印Bで 示すように垂直荷重を付与してローラ試験片1に押圧するような構造が知られて いる。そして、このローラ試験片1は、特に図7にも示されるように平行ピン7 によりホルダ2に取付けるようになっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、前記したような従来のころがり摩耗試験機においては、ローラ 試験片1が平行ピン7で支持されている関係で、垂直荷重がローラ試験片1と平 行ピン7とに作用するため、このローラ試験片1と固定側試験片6との摩耗以上 に平行ピン7の摩耗が激しい。従って、この平行ピン7が大きく摩耗しない範囲 にしか垂直荷重を作用させることができず、潤滑油中でしかも短時間の摩耗試験 しか行なうことができないという問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は前記従来の問題点を解決するためになされたものであって、駆動機に より回転される回転側試験片と、操作機により回転側試験片に対して上下する固 定側試験片と、前記回転側試験片と固定側試験片との間に配置された円盤を有し 、この円盤に開口された少なくとも2個の切欠き内に円盤の厚さより大きな直径 のローラ試験片を嵌入し、このローラ試験片を円盤の半径方向に伸びるピンによ って取付けてなるころがり摩耗試験機である。
【0005】
【作 用】
操作機により固定側試験片を上下させてこの固定試験片に作用する垂直荷重を 調節しているが、この垂直荷重はローラー試験片を介して回転側試験片により支 持され、円盤に取付けられたピンにはこの垂直荷重は支持せず、このピンは単に ローラー試験片の位置保持を行なうのみであるので、このピンが殆ど摩耗するこ とがなく、大きな垂直荷重を作用させることができる。
【0006】
【実 施 例】
以下図1乃至図5に基づき本考案によるころがり摩耗試験機の一実施例を説明 する。 図1はころがり摩耗試験機の概略側面図であって、11はモーターの如き駆動装 置で、この駆動装置11によりベルト12及びクラッチ13を介してホルダ14を回転さ せることにより、このホルダ14に取付けられた回転側試験片15を公転させるよう になっている。
【0007】 一方、エアシリンダの如き操作機16にはシリンダロッド17を介して枠体18が連 結され、この枠体18上には固定側試験片19が取付けられており、この操作機16を 作動して固定側試験片19を上昇させて回転側試験片15に対して固定側試験片19を 接近させて両試験片の間に垂直荷重を与えるようになっている。 このような固定側試験片19と回転側試験片15との間には、特に図2に示される ように円盤20が設けられている。この円盤20は図3乃至図5に示されるように、 円周方向に等間隔を置いてローラ嵌合用の切欠き21が配置されるとともに、この 切欠き21の中央部に半径方向にピン穴22が設けられている。この切欠き21は2個 以上好ましくは3個が等間隔に設けられる。そしてこの切欠き21内には円盤20の 厚さTより大なる直径Dを有するローラ試験片23が嵌入され、ピン穴22内に支持 用のピン24を挿入してローラ試験片23を円盤20に支持するようになっている。
【0008】 なお、25は各試験片が摩耗して生じた金属粉末や摩耗材を排出するための穴で あり、また、26は円盤20の中心に設けられた位置保持用穴であって、この位置保 持用穴26には固定側試験片19又は回転側試験片15に設けられた突起が嵌合して円 盤20の位置を正確に保持するようになっている。 前記構成において、今、固定側試験片19と回転側試験片15の間に円盤20を配置 する。そして操作機16を作動させて固定側試験片19を上昇させてローラ試験片23 及び回転側試験片15間に所定の大きさの垂直荷重を作用させる。
【0009】 そして駆動装置11を駆動して回転側試験片15を公転させるとローラ試験片23は 自転し、摩耗試験が行なわれる。このローラ試験片23は固定側試験片19と回転側 試験片15の間で回転するだけであるので、垂直荷重はこのローラ試験片23を支持 するピン24には作用しないこととなる。
【0010】
【考案の効果】
本考案に係るころがり摩耗試験機は、駆動機により回転される回転側試験片と 操作機により回転側試験片に対して上下する固定側試験片と、前記回転側試験片 と固定側試験片との間に配置された円盤を有し、この円盤に開口された少なくと も2個の切欠き内に円盤の厚さより大きな直径のローラ試験片を嵌入し、このロ ーラ試験片を円盤の半径方向に伸びるピンによって取付けて構成されている。
【0011】 従って、ローラ試験片は固定側試験片と回転側試験片とに接触し、両者の間で 転動するだけであるので、このローラ試験片を支持するピンに荷重がかからない ため、潤滑油を用いない乾式摩耗試験が長時間にわたって行なえるという効果が ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案によるころがり試験装置の概略側面図で
ある。
【図2】図1におけるA部を拡大した説明図である。
【図3】固定側試験片と回転側試験片との間に挟まれる
円盤の平面図である。
【図4】円盤の側面図である。
【図5】一部を破断して示す円盤の側面図である。
【図6】従来のころがり試験装置の概略側面図である。
【図7】従来の試験装置に使用されているローラホルダ
ーの一部破断側面図である。
【符号の説明】
1,23 ローラ試験片 2,14 ホルダー 5,16 操作機 6,19 固定側試験
片 7 平行ピン 13 クラッチ 15 回転側試験片 18 枠体 20 円盤 21 切欠き 24 ピン 26 位置保持用穴。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動機により回転される回転側試験片
    と、操作機により回転側試験片に対して上下する固定側
    試験片と、前記回転側試験片と固定側試験片との間に配
    置された円盤を有し、この円盤に開口された少なくとも
    2個の切欠き内に円盤の厚さより大きな直径のローラ試
    験片を嵌入し、このローラ試験片を円盤の半径方向に伸
    びるピンによって取付けてなるころがり摩耗試験機。
JP10694791U 1991-12-25 1991-12-25 ころがり摩耗試験機 Withdrawn JPH0555045U (ja)

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JP10694791U JPH0555045U (ja) 1991-12-25 1991-12-25 ころがり摩耗試験機

Applications Claiming Priority (1)

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JP10694791U JPH0555045U (ja) 1991-12-25 1991-12-25 ころがり摩耗試験機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0555045U true JPH0555045U (ja) 1993-07-23

Family

ID=14446573

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10694791U Withdrawn JPH0555045U (ja) 1991-12-25 1991-12-25 ころがり摩耗試験機

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JP (1) JPH0555045U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012173119A (ja) * 2011-02-21 2012-09-10 Sumitomo Metal Ind Ltd 摩擦試験方法および摩擦試験装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19960404