JPH0554911B2 - - Google Patents

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JPH0554911B2
JPH0554911B2 JP62016160A JP1616087A JPH0554911B2 JP H0554911 B2 JPH0554911 B2 JP H0554911B2 JP 62016160 A JP62016160 A JP 62016160A JP 1616087 A JP1616087 A JP 1616087A JP H0554911 B2 JPH0554911 B2 JP H0554911B2
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JP
Japan
Prior art keywords
core
sensing element
magnetic sensing
current
case
Prior art date
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JP62016160A
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English (en)
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JPS63186155A (ja
Inventor
Kunio Okazaki
Tooru Tanabe
Seiichi Sudo
Takao Seto
Masashi Suzuki
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Stanley Electric Co Ltd
Original Assignee
Stanley Electric Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、コアのギヤツプに感磁素子を配設
して電流検出を行う電流検出装置に関するもので
ある。
〔従来の技術〕
従来より、例えばフエライトコアにギヤツプを
設けてそこにホール素子等の感磁素子を配設し、
この感磁素子の出力から被検出電流の値を検出す
るものが知られている。即ち、上記フエライトコ
アの周囲に巻回されたコイルに被検出電流が流れ
ると、その電流値に応じて磁界が発生し、これを
感磁素子で検出することにより、その電流値を検
出することができる。その際、感磁素子の出力は
小さく、従つて増幅処理、その他の信号処理が必
要となるが、これらの信号処理のための回路素子
及び上記感磁素子をプリント基板に実装し、全体
をケースに収納した構造のものが多く実用化され
ている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところで、上記のような構成の電流検出器にあ
つては、感磁素子をコアのギヤツプに確実に位置
させることが難かしく、組立作業性が悪いという
問題点があり、また感磁素子が摩れたり、コアが
ケースから外れるという問題点があつた。
この発明は、このような問題点に着目してなさ
れたもので、感磁素子を容易にコアのギヤツプに
入れることができ、組立作業性が良く、また感磁
素子が摩れたりコアがケースから外れることのな
い電流検出装置を提供するものである。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明の電流検出装置は、コアに設けられた
ギヤツプに感磁素子を配設し、被検出電流に応じ
た前記感磁素子の出力からその電流値を検出する
ものにおいて、前記コアを収納するコアスカート
及び全体を収納するケースを設けると共に、感磁
素子及び該感磁素子と外部との電気的接続を行う
カプラ部品の収納部材を基板上に装着し、この基
板と前記コアスカートにそれぞれ感磁素子の位置
決め用係合部を設け、前記ケースに、基板が収納
されるように前記カプラ部品の収納部材の側端部
を係合する溝と前記コアの中央部分に被検出電流
を貫通させる突出部を形成し、該突出部の先端に
嵌め込むことでコアと固定するコアストツパを設
けたものである。
〔作用〕
この発明の電流検出装置においては、コアがコ
アスカートに収納され、感磁素子が基板上に装着
されている。そして、コアスカートと基板にそれ
ぞれ係合部が設けられているので、容易に且つ確
実に基板上の感磁素子をコアのギヤツプに位置さ
せることができる。またコアストツパが設けられ
ているので、コアの脱落が防止される。
〔実施例〕
第1図はこの発明の一実施例を示す分解斜視図
である。図中、1はギヤツプ1aが設けられたフ
エライトコアで、コアスカート2に収納され、ギ
ヤツプ1aには後述するホール素子が感磁素子と
して配設される。3はHIS(混成集積回路)4、
カプラ部品の収納部材5等が装着されたプリント
基板で、HIC4には上記ホール素子も実装されて
いる。また、カプラ部品はホール素子の実装され
たHIC4への電源の供給並びに外部への出力を行
うための電気的接続部品である。このプリント基
板3と上記コアスカート2には、ホール素子の位
置決め用係合部としてそれぞれ穴3a及び突起2
aが設けられており、穴3aに突起2aが嵌合す
るようになつている。6はこれらの全体を収納す
る箱形のケースで、側面に溝6aが設けられ、こ
の溝6aに上記カプラ部品の収納部材5の側端部
5aが挿入できるようになつており、スリツト構
造として形成されている。またケース6にはフエ
ライトコア1の中央部分に被検出電流を貫通させ
るように、両端に開口を有する筒状の突出部6b
が形成され、この突出部6bの先端にコアストツ
パ7がばね作用をもつて嵌められており、フエラ
イトコア1が容易に外れないようになつている。
更に、上記カプラ部品の収納部材5の側端部5a
には水抜き口5bが形成され、水が溜らないよう
になつている。
第2図は上述した電流検出装置の組立後の状態
を示す上面図であり、前述したようにホール素子
8がフエライトコア1のギヤツプ1a内に配設さ
れている。また第3図は第2図のA−A線断面図
である。
このような構成の電流検出装置においては、先
ずプリント基板3にカプラ部品とHIC4を半田付
けによつて取り付け、これをケース6の中に収納
する。この時、ケース6の溝6aにカプラ部品の
収納部材5の側端部5aが係合するようにプリン
ト基板3を収納する。次にコアスカート2に納め
られたフエライトコア1をその上から収納する。
その際、ホール素子8をフエライトコア1に設け
られたギヤツプ1aの中に正しく納めなければな
らないが、このホール素子8とギヤツプ1aの位
置を決めるためにプリント基板3には穴3aが設
けられ、コアスカート2にはその穴3aが通る突
起2aが設けられている。そして、ケース6内の
プリント基板3の上からフエライトコア1を収納
したコアスカート2を、ケース6に形成された突
出部6bがフエライトコア1の中央部分を貫通す
るようにしてケース6内に収納する時に、上記コ
アスカート2の突起2aがプリント基板3の穴3
aに入るようにすれば、プリント基板3上のHIC
4にあるホール素子8はフエライトコア1のギヤ
ツプ1aの中に確実に入る。この時、ホール素子
8は前後及び左右の方向に対して正確に位置決め
される。
上記フエライトコア1の収納が終ると、次にそ
の上からコアストツパ7を装着する。その際ケー
ス6に形成された突出部6bの周囲にコアストツ
パ7をかけ、そのばね作用によつて容易に離脱し
ないようにする。これにより、ケース6内に上述
した各部品が固定され、フエライトコア1が容易
に外れなくなると共に、ホール素子8の上下方向
の位置決めも行われる。
なお、プリント基板3に装着するHIC4並びに
このHIC4に実装するホール素子8の取付位置の
誤差を補正するため、プリント基板3の穴3a
と、フエライトコア1とコアスカート2が電流を
通す部分に入る所の隙間とは誤差を見込んだ大き
さとなつている。またカプラ部品の収納部材5に
は水抜き口5bが設けられているので、中に水が
入るのが防止され、端子が漏電によつて腐食され
ることはない。
このように、プリント基板3とコアスカート2
にそれぞれ係合部が設けられているので、ホール
素子8をフエライトコア1のギヤツプ1aに容易
且つ確実に配設することができ、組立作業性が良
い。また、ホール素子8がコア1のギヤツプ1a
から摩れたり、コア1が外れたりすることはな
い。
なお、ケース6内を樹脂でモールドする場合、
カプラ部品の収納部材5とケース6がスリツト構
造になつているので、カプラ部品のコネクタ部か
ら樹脂が漏れることはない。またモールド前の移
送中などにおいても、コアストツパ7によつてケ
ース6内の各部品が固定されているため、ホール
素子8などにストレスが加えられることはない。
このようにして構成された電流検出装置におい
ては、フエライトコア1の中央部分を貫通する突
出部6bに被検出電流が貫通することにより、或
いは図示しないコイルが突出部6bの開口を通つ
てフエライトコア1の周囲に巻回されこのコイル
に被検出電流が流れることにより、フエライトコ
ア1のギヤツプ1aにはその電流値に応じた磁界
が発生し、この磁界をホール素子8によつて検出
することで、電流値を検出することができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、この発明によれば、コア
を収納するコアスカートと感磁素子を装着した基
板にそれぞれ位置決め用の係合部を設けると共
に、コアを固定するコアストツパを設けたため、
感磁素子を容易に且つ確実にコアのギヤツプに精
度良く入れることができ、組立作業性が良く、ま
た感磁素子が摩れたりコアがケースから外れたり
するのを防止することができるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す分解斜視
図、第2図は第1図の電流検出装置の上面図、第
3図は第2図のA−A線断面図である。 1……フエライトコア、1a……ギヤツプ、2
……コアスカート、2a……突起(係合部)、3
……プリント基板、3a……穴(係合部)、6…
…ケース、7……コアストツパ、8……ホール素
子(感磁素子)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 コアに設けられたギヤツプに感磁素子を配設
    し、被検出電流に応じた前記感磁素子の出力から
    その電流値を検出する電流検出装置において、前
    記コアを収納するコアスカート及び全体を収納す
    るケースを設けると共に、感磁素子及び該感磁素
    子と外部との電気的接続を行うカプラ部品の収納
    部材を基板上に装着し、この基板と前記コアスカ
    ートにそれぞれ感磁素子の位置決め用係合部を設
    け、前記ケースに、基板が収納されるように前記
    カプラ部品の収納部材の側端部を係合する溝と前
    記コアの中央部分に被検出電流を貫通させる突出
    部を形成し、該突出部の先端に嵌め込むことでコ
    アを固定するコアストツパを設けたことを特徴と
    する電流検出装置。
JP62016160A 1987-01-28 1987-01-28 電流検出装置 Granted JPS63186155A (ja)

Priority Applications (1)

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JP62016160A JPS63186155A (ja) 1987-01-28 1987-01-28 電流検出装置

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JP62016160A JPS63186155A (ja) 1987-01-28 1987-01-28 電流検出装置

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JPS63186155A JPS63186155A (ja) 1988-08-01
JPH0554911B2 true JPH0554911B2 (ja) 1993-08-13

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ID=11908757

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0622221Y2 (ja) * 1987-07-10 1994-06-08 株式会社トーキン 電流検出器
JPH04148870A (ja) * 1990-10-12 1992-05-21 Murata Mfg Co Ltd 検出コイル
JP6526553B2 (ja) * 2015-04-23 2019-06-05 日立化成株式会社 電流センサ用のコアホールドユニット及びその製造方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6312970A (ja) * 1986-07-03 1988-01-20 Tamura Seisakusho Co Ltd 電流検出器

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JPS6312970A (ja) * 1986-07-03 1988-01-20 Tamura Seisakusho Co Ltd 電流検出器

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