JPH055469U - 媒体カツト機構 - Google Patents

媒体カツト機構

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Publication number
JPH055469U
JPH055469U JP1204391U JP1204391U JPH055469U JP H055469 U JPH055469 U JP H055469U JP 1204391 U JP1204391 U JP 1204391U JP 1204391 U JP1204391 U JP 1204391U JP H055469 U JPH055469 U JP H055469U
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JP
Japan
Prior art keywords
cutter
platen
upper frame
cutting
roll paper
Prior art date
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Pending
Application number
JP1204391U
Other languages
English (en)
Inventor
秀明 山本
和彦 柴田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
Priority to JP1204391U priority Critical patent/JPH055469U/ja
Publication of JPH055469U publication Critical patent/JPH055469U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 プリンタに使用されるロール紙等の媒体を、
マニュアル操作によりカットする媒体カット機構に関
し、オペレータによるマニュアルカット性(切れ味)、
並びに長期使用による刃先の磨耗による切れ味の低下を
防いで、耐寿命性の向上を図ることを目的としている。 【構成】 ベースフレーム13内に収納され、プリンタ
内部の印字部において印字済となって繰り出された連続
媒体5をカットするカッタ14を、前記印字部のプラテ
ン3に対向配置し、該カッタ14に回転軸15を設けて
回動可能に支持すると共に、このカッタ14の刃部14
aをプラテン3の上方に突出させて配置することで、前
記連続媒体15のカット角度を鋭角に設定することとす
る。これによりカット時に連続媒体5は常にカッタ14
に対して鋭角となるので、オペレータによるマニュアル
カット性は向上されかつ耐寿命性も向上される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はダイレクトサーマルプリンタ等の印字装置に使用されるロール紙等の 連続媒体を、マニュアル操作によりカットするための媒体カット機構に関するも のである。
【0002】
【従来の技術】
図4は従来の印字装置における媒体カット機構を示す概略側面図、図5は図4 に示すカット機構のアッパフレーム開放時を示す側面図である。 図4および図5において、1はプリンタのアッパフレームであり、一端に設け た支点2を中心として図中矢印方向に回動し、開閉自在な構造となっている。 3はこのアッパフレーム1の他端側に回転自在に取り付けられたプラテンであ り、アッパフレーム1の回動に伴い一体となって、図5に二点鎖線で示す軌跡に 沿って移動する。 4は前記アッパフレーム1の下部に位置するプリンタのベースフレームであり 、前記アッパフレーム1の支点2を一端側の上端付近で支持している。つまり、 アッパフレーム1はこのベースフレーム4に支点2を介して回動自在に取り付け られている。
【0003】 5はベースフレーム4内に収納された連続媒体としてのロール紙であり、その 一端側から繰り出し可能に、ベースフレーム4に取り付けられている。 6は繰り出されたロール紙5に熱転写等により印字を行うサーマルヘッドで、 前記プラテン3に接触するように対向配置されている。7はこのサーマルヘッド 6がプラテン3に対して接触して摺動するよう、該サーマルヘッド6にフリクシ ョン力を与えているバイアススプリングであり、一端をベースフレーム4に固定 させている。 8はロール紙5をカットするためのカッタであり、前記サーマルヘッド6の上 部に位置し、プラテン3の周面から斜め上部後方に、該プラテン3に沿って鋭角 な刃部8aを有している。 また、9はアッパフレーム1の一側面ほぼ中央部に設けられたロックピン、1 0はこのロックピン9に係合してアッパフレーム1を閉じた状態に保持するロッ クレバであり、下端を支点として回動可能にベースフレーム4に取り付けられて いる。 11はロール紙5をプラテン3とサーマルヘッド6間へと導くためのガイドロ ーラであり、ロール紙5はさらにこのプラテン3とサーマルヘッド6とから成る 印字部を経て、さらに上方へと所定量導き出されている。
【0004】 上述した構成により、アッパフレーム1に取付けられたプラテン3が図示せぬ 駆動源によって図中時計方向に回転駆動されると、このプラテン3にバイアスス プリング7により圧接されているサーマルヘッド6との摩擦力によって、該サー マルヘッド6とプラテン3間にセットされているロール紙5がフィードされ、繰 り出される。この時、同時にサーマルヘッド6によってロール紙5に印字処理が 成される。 印字処理が成されたロール紙5は印字部からカッタ8上方へとフィードされて 、プリンタ外部へと繰り出されていく。繰り出されたロール紙5は、所望の位置 までフィードされたことが確認されると、オペーレータが繰り出されたロール紙 5の任意の位置(図4では左端部)を持ち、カッタ8に沿って引っ張ると、ロー ル紙5はカットすることができるようになっている。
【0005】 図5はこのプリンタのロール紙5が無くなって補充したり、あるいはジャム等 の障害が発生したりした場合のロール紙5交換時の状態を示しているが、図に見 られるようにロール紙5を交換等する場合はアッパフレーム1を開放して行う。 アッパフレーム1の開放は、アッパフレーム1を閉じた状態に保持しているロ ックレバ10を図中後方に倒してロックピン9との係合を外し、アッパフレーム 1とベースフレーム4とのロック状態を解除し、この後アッパフレーム1を支点 2を中心として上方に回動させて開放する。この時、プラテン3は図5に二点鎖 線にて示した軌跡を辿って移動する。 これによりベースフレーム4の上方が大きく開放されるので、ロール紙5の交 換を行っていた。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら上述した従来の技術によれば、連続媒体交換時にアッパフレーム を開放させた時、プラテンは図5の2点鎖線で示した軌跡を辿るため、カッタの 先端、即ちロール紙をカットする刃部は、プラテンの辿る軌跡の内側に入り込む 事がないよう、つまりプラテンの上方を被うことがないように配置しなければな らないことになる。これは、オペレータが連続媒体をカットする際、該媒体カッ ティング角度(図4に示す角度θ)を鋭角に取ることが出来ないことになり、こ のためオペレータによるマニュアルカット性(切れ味)が良くないという欠点が あった。
【0007】 また、本装置においては、長期使用によりカッタ刃先に磨耗が生じると、刃部 が鋭角ではないことに加えてさらに切れ味が低下し、カッタ自体の耐寿命性が短 いという問題があった。 そこで、本考案は上述した問題点を解決するためになされたものであり、オペ レータによるマニュアルカット性(切れ味)を良くし、また、長期の使用により 刃先に多少の磨耗が生じても切れ味の低下を防ぎ、寿命の長い優れた媒体カット 機構を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上述した目的を達成するため本考案は、ベースフレーム内に収納され、一端か ら繰り出された印字済の連続媒体を、プラテンに対向配置されたカッタに沿って 手操作により引っ張ることで所望の位置からカットする媒体カット機構において 、前記カッタに回転軸を設けて回動可能に支持すると共に、このカッタの刃部を プラテンの上方に突出させて配置することで媒体カット角度を鋭角に設定するよ うにしたものである。
【0009】
【作用】
以上の構成により、ベースフレーム内に収納された連続媒体はその一端側から 繰り出されると、印字部を通過した後プラテンの周面に沿い、そして、このプラ テンの上方を覆うように突出しているカッタの刃部を下面側から回り込んで、該 カッタの上方に折り返されて、プリンタ外部へと繰り出される。 従って、これをオペレータがカットしようとする場合は、繰り出された連続媒 体の任意の位置を持ち、カッタの刃部に沿うようにしてプラテンとは反対側に折 り返すようにして引っ張っると、連続媒体の媒体カット角度は、カッタの刃部が プラテンの上方に突出していることで鋭角となり、マニュアルカット性(切れ味 )が良くなる。 そして、前記ベースフレーム内の連続媒体を交換する場合にはプラテンを取り 付けたアッパフレームを上方に開放するが、この時、カッタは回動自在であるた め、これが回動して開放するので、プラテン上方に突出している刃部がプラテン の上方への移動を妨げないことになる。
【0010】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図面を用いて説明する。図1は媒体カット機構を示 す概略構造図、図2は図1の媒体カット機構のアッパフレーム開放時を示す側面 図、図3は媒体カット機構の平面図である。 図1,図2及び図3において、2は支点、3はプラテン、5はロール紙、6は サーマルヘッド、7はバイアススプリング、9はロックピン、10はロックレバ 、11はガイドローラであり、これらは従来のおいて述べたものとほぼ同様のも のであるので、従来と同一の符号を付し、その説明は省略する。
【0011】 12はプリンタのアッパフレームであり、一端に設けた支点2を中心として図 中矢印方向に回動して開閉自在な構造となっており、また他端側にはプラテン3 よりさらに前方に突出させた係合部12aを有している。 13は前記アッパフレーム12の下部に位置するプリンタのベースフレームで 、前記アッパフレーム12の支点2を一端側の上部付近で支持している。つまり 、アッパフレーム12はこのベースフレーム13に支点2を介して回動自在に取 り付けられている。
【0012】 14は前記ベースフレーム13の他端側上部に配置されたカッタであり、前記 アッパフレーム12に取り付けられたプラテン3と対向し、かつこのプラテン3 の上方を覆うようにして突出した形状となっていて、その先端にロール紙5をカ ットするための刃部14aを有している。さらにこのカッタ14は回転軸15を 支点として回動可能に支持され、この支点2を挟んで刃部14aとは反対側に配 されたスプリング16により常に刃部14aが上方に回動して開放するように付 勢されている。
【0013】 そして、17はこのカッタ14の左右の側面に設けられた係合受け部としての 突起部であり、前記アッパフレーム12の係合部12aと係合するようになって いる。 18は前記スプリング6と回転軸15間に配置され、カッタ14の回動位置を 規制するためのストッパである。
【0014】 このような媒体カット機構は、アッパフレーム12を閉じると、図1に示すよ うに繰り出されたロール紙5の先端はプラテン3とサーマルヘッド6との間を経 た後、さらにプラテン3の周面に沿ってこのプラテン3の上方を覆うように突出 しているカッタ14の刃部14aを下面側から回り込んで、カッタ14の上方に 折り返されたようになる。
【0015】 従って、印字処理が終了してプリンタ外部に印字済となって繰り出されたロー ル紙5をオペレータがカットしようとする場合は、ロール紙5が所望の位置、つ まりカット位置までフィードされたことを確認すると、ロール紙5の任意の位置 (図1では左端部)を持ち、カッタ14の刃部14aに沿うようにしてプラテン 3とは反対側、つまり図1で示す矢印方向に引っ張ると、ロール紙5の媒体カッ ト角度θは、カッタ14の刃部14aがプラテン3の上方に突出していることで 鋭角となる。従って、オペレータにとってマニュアルカット性(切れ味)は良く なる。
【0016】 また、上記構成においてベースフレーム13内に収納されたロール紙5を交換 したりする場合の操作は、まずベースフレーム13の中央上部の両側面に設けら れたロックレバ10を矢印方向に回動して、ロックピン9との係合を外し、アッ パフレーム12のロックを解除し、アッパフレーム12を一端の支点2を中心と して上方に回動させる。 アッパフレーム12が回動すると、アッパフレーム12先端側の係合部12a がカッタ14を下方に押しつけている突起部17との係合が外れ、これによりカ ッタ14はスプリング16の付勢力によって、回転軸15を支点として上方(図 中反時計方向)に回動し、カッタ14の後端付近がストッパ18に当接すること でカッタ14は所定の位置に停止する。この回動によりカッタ14は、プラテン 3の上方に突出している刃部14aがプラテン3上部から退避し、アッパフレー ム12の開放を妨げることはない。
【0017】 この時のアッパフレーム12が回動して開放する際に辿る軌跡を図2に二点鎖 線にて示しており、同図に見られるようにプラテン3は、その上方に被るように して突出していたカッタ14に遮られることなく上方に回動することができ、開 放することができる。これによりオペレータはロール紙5の交換作業を行う。 ロール紙5の交換が終了し、アッパフレーム12を閉じる場合は図2に示す状 態にあるアッパフレーム12を図中矢印のように反時計方向へと押し戻すと、ア ッパフレーム12の先端の係合部12aがカッタ14の突起部17に突き当たり 、これに係合してカッタ14を下方に押しつける。これによりカッタ14はアッ パフレーム12の閉動作に連動して閉じる方向に回動し、アッパフレーム12の 閉動作を行うことで自動的に閉状態となる。この後、ベースフレーム13のロッ クレバ10をアッパフレーム12のロックピン9に係合することで、アッパフレ ーム12は閉止される。
【0018】
【考案の効果】
以上説明したように本考案によれば、ベースフレーム内に収納され、一端から 繰り出された印字済の連続媒体を、プラテンに対向配置されたカッタに沿って手 操作により引っ張ることで所望の位置からカットする媒体カット機構において、 前記カッタに回転軸を設けて回動可能に支持すると共に、このカッタの刃部をプ ラテンの上方に突出させて配置することで媒体カット角度を鋭角に設定するよう にしたので、オペレータが印字済のロール紙をカットする場合は、連続媒体をカ ッタの刃部に対して鋭角に設定することができるので、マニュアルカット性(切 れ味)が向上する。 また、長期の使用によりカッタの刃部に磨耗が生じても、やはり連続媒体をカ ッタに対して鋭角に設定して引っ張ってカットすることで、切れ味の低下を抑え ることが可能となり、耐寿命性の向上した優れた媒体カット機構を得ることがで きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す媒体カット機構の概略
側面図である。
【図2】図1のアッパフレーム開放時を示す概略側面図
である。
【図3】図1の平面図である。
【図4】従来の媒体カット機構を示す概略側面図であ
る。
【図5】図4のアッパフレーム開放時を示す概略側面図
である。
【符号の説明】
2 支点 3 プラテン3 5 ロール紙 12 アッパフレーム 12a 係合部 13 ベースフレーム 14 カッタ 14a 刃部 15 回転軸 16 スプリング 17 突起部

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 ベースフレーム内に収納され、一端から
    繰り出された印字済の連続媒体を、プラテンに対向配置
    されたカッタに沿って手操作により引っ張ることで所望
    の位置からカットする媒体カット機構において、 前記カッタに回転軸を設けて回動可能に支持すると共
    に、このカッタの刃部をプラテンの上方に突出させて配
    置することで媒体カット角度を鋭角に設定したことを特
    徴とする媒体カット機構。
JP1204391U 1991-02-14 1991-02-14 媒体カツト機構 Pending JPH055469U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1204391U JPH055469U (ja) 1991-02-14 1991-02-14 媒体カツト機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1204391U JPH055469U (ja) 1991-02-14 1991-02-14 媒体カツト機構

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH055469U true JPH055469U (ja) 1993-01-26

Family

ID=11794572

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1204391U Pending JPH055469U (ja) 1991-02-14 1991-02-14 媒体カツト機構

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH055469U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013049175A (ja) * 2011-08-30 2013-03-14 Brother Industries Ltd 印刷装置
WO2014155880A1 (ja) * 2013-03-26 2014-10-02 サトーホールディングス株式会社 プリンターの用紙切断装置

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