JPH0554211A - バーコード媒体及びバーコードを用いた商品管理システム - Google Patents

バーコード媒体及びバーコードを用いた商品管理システム

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JPH0554211A
JPH0554211A JP3212198A JP21219891A JPH0554211A JP H0554211 A JPH0554211 A JP H0554211A JP 3212198 A JP3212198 A JP 3212198A JP 21219891 A JP21219891 A JP 21219891A JP H0554211 A JPH0554211 A JP H0554211A
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JP
Japan
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bar code
date
product
barcode
code
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JP3212198A
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Inventor
Akiyoshi Itagaki
彰良 板垣
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、新規なバーコードが表示されたバ
ーコード媒体及びこのバーコード媒体を用いた商品管理
システム、特に、商品の鮮度管理及び価格管理をPOS
端末装置で行えるようにした商品管理システムに関し、
係員により商品をチェックすることなしに、生鮮品/調
理品等の鮮度管理及び価格管理を可能とするバーコード
媒体及び商品管理システムを提供することを目的とす
る。 【構成】 バーコード媒体は、一部に商品の販売管理に
関連する日付及び又は時刻情報を有するバーコードが表
示されている。更に、このバーコードを用いた商品管理
システムは、バーコード読み取り装置2と読み取ったバ
ーコードのデータを処理するPOS端末装置3を有して
いる。POS端末装置3は、読み取り装置2に接続され
バーコードのデータを受信するバーコード読み取り制御
部31と、現日付及び又は時刻を出力する時計回路制御
部33と、バーコードのデータと現日付及び又は時刻と
を比較して、商品の販売管理を決定するバーコードデー
タ解析処理部32を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、新規なバーコードが表
示されたバーコード媒体及びこのバーコードを用いた商
品管理システム、特に商品の鮮度管理及び価格管理をP
OS端末装置で行えるようにした商品管理システムに関
する。
【0002】近時、多くの商品はバーコードが附され商
品管理、販売管理が行われている。一方消費者は、良い
品質の商品とともに、より適切なサービスの提供を望
み、経営者側には、より合理的な店舗運営の確保が要求
される。
【0003】従って、バーコードを用いた商品管理、販
売管理システムもかかる要求を満たすものであることが
望まれる。
【0004】
【従来の技術】図10は、一般的なバーコードの構成を
説明する図である。バーコードは、異なる太さや間隔を
持つ平行な縦線の組合せにより文字、数字を表現するコ
ードである。図10では、平行な縦線の図示を省略し、
平行な縦線の組合せにより表現される数字のみ示してい
る。
【0005】図10(1)は、上下2段のバーコードの
構成例である。衣料品等多くの商品情報を持つため一段
(13桁)だけでは商品情報と価格を管理することは出
来ない。このため2段バーコードは、これら商品の単品
管理に用いられる。
【0006】図10(1)の上段コードの数字“210
1041182019”のうち左の2桁数字“02”
は、2段バーコードの上段コードであることを示すフラ
グである。
【0007】更に、それぞれの数字組合せは、部門コー
ド、品名コード、色、サイズを表す。最右の数字“9”
は、チェックディジットである。
【0008】下段コードの数字“2200000038
005”の左の2桁数字“22”は、2段バーコードの
下段コードであることを示すフラグである。最右の数字
“5”は、チェックディジットである。フラグとチェッ
クディジットの間に価格を表す。
【0009】図10(2)は、商品情報が少なく、一段
(13桁)だけで管理が可能な生鮮品等を対象として用
いられている。
【0010】図10(2)(a)は、非計量品について
の1段バーコードであり、1つのコードに対して価格は
予め一意に設定されているため、コード内に価格は入っ
ていない。JANコードを示すフラグとチェックディジ
ットの間に企業コード、商品コード等が含まれる。
【0011】図10(2)(b)は、計量品についての
1段バーコードであり、店舗において自由に管理コード
の組合せが選ばれる。ここでは、部門コード、品名コー
ド、価格が含まれる。PC/D、C/Dは、チェックデ
ィジットである。
【0012】一方、店舗において生鮮品や調理品は、販
売において賞味期限、販売可能期限等の販売期限管理更
に、正価販売期限、値引き時期等の価格管理が必要であ
る。従って、かかる生鮮品や調理品においては、特に日
付、時刻を基準として販売管理を行うことが重要であ
る。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】図10において説明し
たように、これまでの一般的なバーコードを用いる場合
は、生鮮品や調理品の販売において必要な日付、時刻を
基準とする販売管理に必要な情報を得ることが出来な
い。
【0014】従って、従来は、係員が売り場フロアを見
て回り、陳列商品の一つ一つをチェックすることにより
販売管理情報を得ることが必要であった。このためかか
る従来の方法では、見回りのための要員が必要であるた
め合理的な店舗運営が妨げられる。
【0015】更には、チェックに漏れも生じるため、販
売可能期限を超過した商品を顧客に販売してしまう事
態、或いは適切な値引き時期を逸して顧客サービスを低
下するという事態を生じる。
【0016】本発明は、かかる従来の問題を解決する新
規なバーコード媒体およびバーコードを用いた商品管理
システムを提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】図1は、本発明の原理図
である。1は、本発明により提供される一部に商品の販
売管理に関連する日付及び又は時刻情報を有しているバ
ーコードが表示されたバーコード媒体である。
【0018】2は、バーコード読取り装置である。読取
り装置2は、バーコード媒体1のバーコードを光学的に
読み取り、読み取ったバーコードをコード変換し処理す
る装置である。
【0019】3は、POS端末装置である。POS端末
装置3は、読取り装置2に接続され、バーコードのデー
タを受信するバーコード読取り制御部31を有してい
る。
【0020】POS端末装置3には、時計回路を有し、
現日付及び又は時刻を出力する時計回路制御部33が備
えられている。更に、バーコード読取り制御部31及び
時計回路制御部33に接続されたバーコードデータ解析
処理部32を有する。
【0021】このバーコードデータ解析処理部32は、
バーコードのデータと現日付及び又は時刻とを比較し
て、商品の販売管理を決定する機能を有している。
【0022】
【作用】本発明では、バーコードに販売管理に関連する
日付及び又は時刻情報を含ませている。一方、POS端
末装置3には現日付及び又は時刻を出力する時計回路制
御部33が備えられている。
【0023】従って、バーコードデータ解析処理部32
は、バーコードを読み取って得た販売管理に関連する日
付及び又は時刻情報と現日付及び又は時刻とを比較、解
析することが可能である。
【0024】バーコードデータ解析処理部32は、かか
る比較の結果により販売方法を決定することが可能であ
る。特に、生鮮品や調理品等については、販売の際、顧
客に賞味期限に対し、どういう時期にあるかの情報を与
えることが可能である。
【0025】更には、必要な場合、正価販売期限、値引
き時期等の価格管理を決定することが可能である。
【0026】
【実施例】図2は、本発明に基づくバーコード媒体1の
バーコードの一例である。図10において説明したと同
様に、バーコードは、白と黒の幅のバーの組合せで表示
されるが、簡単化のために対応するコード数字で示され
ている。本実施例ではバーコードは2段で構成されてい
る。
【0027】上段バーコードの数値“02123456
78905”は、図示の如く、部門コード、品名コー
ド、チェックディジットPC/D、価格、チェックディ
ジットC/Dを表す。一方、下段バーコードの数値“0
391071615302”の内容は次の如くである。
【0028】左のコード“03”は、本発明に基づく日
付及び又は時刻情報の入ったバーコードであることを示
すフラグである。更に、コード“91”は、西暦年の下
2桁を示す。コード“07”は、月、ここでは7月を示
す。
【0029】コード“16”は、日付、ここでは16日
を示す。コード“15”は、時、ここでは15時を示
す。更にコード“30”は、分、ここでは30分を示
す。右のコード“2”は、チェックディジットである。
【0030】本発明に基づくバーコードは、このように
日付及び又は時刻情報が含まれている。従って、かかる
日付及び又は時刻を、製造日時、賞味期限、販売可能期
限等のシステムに応じた任意の販売管理に関する日付及
び又は時刻情報とすることが可能である。
【0031】図3は、本発明に基づくバーコードを使用
する商品管理システムの実施例である。図中、図1及び
図2と同一又は同様のものには同一の番号を付してい
る。
【0032】41は、POS端末装置3に対する上位コ
ントローラである。42は、POS端末装置3に対する
入出力装置でありキーボード、プリンタを有する。4
3、44は、それぞれ表示装置、スピーカ装置である。
【0033】本実施例システムは、例えば、POS端末
装置3に定置式スキャナ又はハンドスキャナ等のバーコ
ード読取り装置2を接続して、商品に付加されている本
発明に従う図2に例示するバーコード1を読み取ること
により、PLU、商品の登録等処理を行う。
【0034】バーコード読取り装置2、上位コントロー
ラ41、表示装置43及びスピーカ装置44は、回線に
よりPOS端末装置3と接続されている。それぞれは、
バーコード読取り制御部31、回線制御部34、表示装
置制御部39及びスピーカ装置制御部30を経由してP
OS端末装置3と指示やデータの送受信を行う。
【0035】バーコード読取り装置2からPOS端末装
置3にバーコードデータが送られるとPOS端末装置3
内のバーコード読取り制御部31がそのデータを認識
し、バーコードデータ解析処理部32にそのデータを入
力する。
【0036】バーコードデータ解析処理部32は、入力
されたバーコードデータを解析し日付及び又は時刻情報
を抽出する。
【0037】次に時計回路制御部33の時計回路332
で発生される現在の日付及び時刻信号が制御回路331
で読み取られ、バーコードデータ解析/処理部32に送
られる。
【0038】バーコードデータ解析処理部32は、バー
コードデータから読み取り解析した日付及び又は時刻
と、時計制御回路33から送られる現在の日付及び時刻
とを比較し、販売方法を決定する。
【0039】バーコードデータ解析処理部32において
決定された販売方法は、運用アプリケーション部37に
通知される。運用アプリケーション部37は、通知され
た販売方法に基づき入出力装置42、表示装置43及び
スピーカ装置44に指示又は表示を行う。
【0040】例えば、 販売可能期限を超過している場合は、その旨を顧客
及びPOS端末装置3のオペレータに通知すべく表示装
置制御部39を経由して表示装置43にメッセージを表
示する。
【0041】又同時に、スピーカ装置制御部30を経由
してスピーカ装置44にアラームを鳴らすように指示を
行う。かかる場合オペレータは、替わりに販売可能期限
内にある他の同一種商品を顧客に対し提示することが可
能となる。
【0042】 賞味期限まで間もない場合にも上記
と同様にメッセージ表示とアラーム音の鳴動を行う。こ
の場合オペレータは、顧客の要望によりそのままその商
品を登録したり、他の商品と交換することも可能であ
る。
【0043】更に、 値引き時期に達している場合は、所定の値引きを自
動的に行い、正価及び値引き額を表示装置43に表示し
及び又は入出力装置42のプリンタにより印字してその
商品の販売事実を登録する。
【0044】ここでバーコードデータ解析処理部32に
おける販売方法の決定は、RAMメモリ36に格納記憶
される鮮度管理を行うための情報(以降、鮮度管理テー
ブルと称し、その具体的内容は、後に説明する具体的実
施例において明らかとなる。)に基づき行われる。
【0045】鮮度管理テーブルは、上位コントローラ4
1にて作成、更新され、回線経由でPOS端末装置3に
ダウンロードされる。POS端末装置3は、回線制御部
34を通じてそのデータを受信し、回線データ処理部3
5がRAMメモリ36上に格納する。次に、より具体的
な実施例に基づき説明する。
【0046】〔入荷日時をバーコードに入れ、野菜/果
物の鮮度を管理する例〕図4は、かかる管理のために使
用されるバーコードの例である。以下の具体的実施例に
おいて、使用される2段バーコードは、その一段目の先
頭3桁を部門コードとし、商品の大分類及び鮮度管理に
使用される。即ち、先頭1桁の0〜9までの数字を商品
の大分類とする。例えば“1”を野菜/果物類とする。
【0047】更に、2桁〜3桁目のコード“00”〜
“99”に鮮度管理のコードを割りつける。例えば、み
かんとバナナが同一の鮮度管理であるならば、両者とも
“01”、又胡瓜とレタスが同一の鮮度管理であるなら
ば、両者とも“02”とする。
【0048】図4に示す2段バーコードの一段目におい
て、商品の大分類“1”は、野菜/果物類を示す。鮮度
管理コードは、“01”であり、下の表1の管理テーブ
ルをサーチする場合のコードキー“01”に対応する。
【0049】
【表1】
【0050】品名コード“234”は、みかんを示す。
コード“67890”は、価格である。2段バーコード
の2段目の先頭2桁のコード“03”は、日付及び時刻
情報の入ったバーコードであることを示すフラグであ
る。3桁目〜12桁目は、入荷日時(91年7月18日
9時30分)を示している。
【0051】図5は、図4の実施例の動作フローであ
る。バーコード読取り装置2により図4のバーコードを
読み取る(ステップS1)。
【0052】読み取られたデータは、バーコードデータ
解析処理部32によりデータが解析される(ステップS
2)。バーコードデータ解析処理部32において、入荷
時期“91年7月18日”及び鮮度管理コード“01”
が抽出される。
【0053】更に、バーコード解析処理部32は、時計
回路制御部33から現在の日付及び時刻を読み出す(ス
テップS3)。
【0054】次いで上位コントローラ41からファイル
としてダウンロードされた表1の鮮度管理テーブルをサ
ーチし、鮮度管理コード“01”に対応する管理情報を
読み出し、管理結果のデータを作成する(ステップS
4)。
【0055】バーコードデータ解析処理部32で作成さ
れた管理結果データが表示装置43及び入出力装置42
のプリンタによりレシートに出力する(ステップS
5)。
【0056】鮮度管理コード“01”に対応して鮮度管
理テーブル(表1)から読み出される管理情報は、次の
通りである。
【0057】食べ頃日付開始日:入荷日+3日 食べ頃日付終了日:入荷日+8日 品質保証期限:入荷日+10日
【0058】従って、バーコードデータ解析処理部32
は、ステップS4において、時計回路制御部33からの
現在の日付及び時刻とバーコードから抽出した入荷時期
“91年7月18日”を比較し、鮮度管理テーブル(表
1)から読み出される管理情報を参照して販売方法を決
定する。その決定される具体例は次の如くである。
【0059】 現在の日付及び時刻が食べ頃日付け開始前の場合: 入荷日 :91年7月18日 販売日 :91年7月20日 食べ頃日付け開始日:91年7月21日(入荷日+3
日) 食べ頃日付け終了日:91年7月26日(入荷日+8
日)
【0060】食べ頃日付け開始日と終了日をPOS端末
装置3の表示装置43に表示するとともに入出力装置4
2のプリンタによりレシートに印字する。
【0061】 食べ頃日付け期間中の場合: 入荷日 :91年7月18日 販売日 :91年7月22日 食べ頃日付け開始日:91年7月21日(入荷日+3
日) 食べ頃日付け終了日:91年7月26日(入荷日+8
日)
【0062】食べ頃日付け終了日を表示装置43に表示
するとともにレシートに印字する。
【0063】 食べ頃日付け終了後で品質保証期限内: 入荷日 :91年7月18日 販売日 :91年7月27日 食べ頃日付け終了日:91年7月26日(入荷日+8
日) 食べ頃保証期限 :91年7月28日(入荷日+10
日)
【0064】品質に問題はないが味が落ちている旨そし
て、保証期限はいつまでであるかをPOS端末装置3の
表示装置43に表示するとともにレシートにも印字す
る。また場合によっては所定の値引きを行う。
【0065】 品質保証期限後の場合: 入荷日 :91年7月18日 販売日 :91年7月29日 品質保証期限 :91年7月28日(入荷日+10
日)
【0066】品質保証期限を超過している旨表示し、ス
ピーカ装置44によりアラーム音を鳴らす。誤って販売
しないように商品登録は出来ない。
【0067】〔賞味期限をバーコードに入れ、加工品
(ソーセージ、蒲鉾等)/菓子類の販売を管理する例〕
【0068】図6は、本実施例に使用されるバーコード
の構成を示す。入力されたバーコードデータ内の部門コ
ード“201”により、2段目の日付けコードは、賞味
期限を示すものであると認識し、それぞれの商品に応じ
た販売管理を行う。
【0069】図6の2段目の日付コードから賞味期限が
91年7月18日であることが認識される。図7は、本
実施例の動作フローである。バーコード読取り装置2に
より図6のバーコードを読み取る(ステップS11)。
【0070】読み取られたデータは、バーコードデータ
解析処理部32によりデータが解析される(ステップS
12)。バーコードデータ解析処理部32において、賞
味期限“91年7月18日”が抽出される。
【0071】更に、バーコードデータ解析処理部32
は、時計回路制御部33から現在の日付を読み出す(ス
テップS13)。次いでバーコードから抽出した賞味期
限と現在の日付とを照合し、賞味期限管理結果データを
作成する(ステップS14)。
【0072】作成された管理結果データは、表示装置4
3に表示し、同時に入出力装置42のプリンタによりレ
シートに印字する(ステップS15)。
【0073】賞味期限管理結果データは、次の具体例の
如く作成される。 販売日が賞味期限内の場合: 賞味期限 :91年7月18日 販売日 :91年6月15日
【0074】賞味期限を表示装置43に表示するととも
に、入出力装置42のプリンタによりレシートに印字す
る。
【0075】 賞味期限まで間もない場合(例えば1週間以内): 賞味期限 :91年7月18日 販売日 :91年7月13日
【0076】賞味期限まで間もない旨そして賞味期限は
いつまでであるかを表示装置43に表示するとともに入
出力装置42のプリンタによりレシートに印字する。こ
の時もし顧客が商品の交換を要求した場合はそれに応
じ、或いは値引きを行う。
【0077】 賞味期限を超過している場合: 賞味期限 :91年7月18日 販売日 :91年7月20日
【0078】賞味期限を超過している旨表示し、アラー
ム音をスピーカ装置44により鳴らす。誤って販売しな
いように商品登録はできない。又、必要により本商品を
廃棄処分とする。
【0079】〔値引き開始日時をバーコードに入れ、生
鮮品(肉、野菜等)の販売管理を行う例〕
【0080】図8は、本実施例に使用されるバーコード
の構成を示す。入力されたバーコードデータ内の部門コ
ード“301”により、2段目の日付けコードは、値引
き開始日時を示すものであると認識し、それぞれの商品
に応じた販売管理を行う。
【0081】図8の2段目の日付コードから値引き開始
日時が91年7月28日16時30分であることが認識
される。図9は、本実施例の動作フローである。バーコ
ード読取り装置2により図8のバーコードを読み取る
(ステップS21)。
【0082】読み取られたデータは、バーコードデータ
解析処理部32によりデータが解析される(ステップS
22)。バーコードデータ解析処理部32において、値
引き開始日時が“91年7月28日16時30分”が抽
出される。
【0083】更に、バーコードデータ解析処理部32
は、時計回路制御部33から現在の日付及び時刻を読み
出す(ステップS23)。次いでバーコードから抽出し
た値引き開始日時と現在の日付及び時刻とを照合し、値
引き開始日時管理結果データを作成する(ステップS2
4)。
【0084】作成された管理結果データは、表示装置4
3に表示し、同時に入出力装置42のプリンタによりレ
シートに印字する(ステップS25)。
【0085】値引き開始日時管理結果データは、次の具
体例の如く作成される。 販売日時が値引き開始日時前である場合: 値引き開始日時賞味期限:91年7月28日16時30
分 販売日時 :91年6月15日13時00
分 通常の正価で販売する。
【0086】 販売日時が値引き開始日時に達した場
合: 値引き開始日時賞味期限:91年7月28日16時30
分 販売日時 :91年6月28日16時40
【0087】正価から所定の値引きを行い販売する。正
価、値引き額、値引き後の価格をPOS端末装置3の表
示装置43に表示するとともに入出力装置42のプリン
タによりレシートに印字する。
【0088】 賞味期限を超過している場合: 賞味期限 :91年7月18日 販売日 :91年7月20日
【0089】賞味期限を超過している旨表示し、アラー
ム音をスピーカ装置44により鳴らす。誤って販売しな
いように商品登録はできない。又、必要により本商品を
廃棄処分とする。
【0090】〔販売可能期限をバーコードに入れ、調理
品(惣菜、調理パン等)の販売管理を行う例〕
【0091】基本的には、賞味期限をバーコードに入
れ、加工品(ソーセージ、蒲鉾等)/菓子類の販売管理
を行う例と同様の処理である。
【0092】賞味期限が販売可能期限に置き換えられる
だけでよい。従って、動作フローも図7に示すものと実
質同一である。
【0093】しかし、調理品の場合は、その当日内に食
べなければいけない場合が多く、この場合は、日付けの
みでなく時分までの管理を行うことが必要となる。
【0094】以上の実施例説明では、2段バーコードを
用いた場合を説明したが、本発明はかかる2段バーコー
ドに限定されるものではない。
【0095】更に、生鮮食料品を実施例として説明して
いるが、本発明思想に従えば、かかる場合に限定される
ものではない。日付及び又は時刻情報を利用して管理が
行われる種々のサービスを顧客に提供する場合にも広く
適用可能であることはいうまでもない。
【0096】
【発明の効果】本発明に従えば、バーコードが日付及び
又は時刻情報を有しているので、第一に商品の販売時点
(レジ通貨時点)で生鮮品/調理品等の鮮度管理及び価
格管理が可能となる。このため係員による陳列棚を巡回
し商品をチェックすることが必要でなくなり合理的な店
舗運営が可能となる。
【0097】更に、誤って販売可能期限を過ぎた商品を
顧客に販売してしまうということを回避出来る。又適切
な値引き時期を逸することがなくなる。これらによって
顧客へのサービス向上が図れるとともに店舗に対する顧
客の信頼を一層向上させることも期待出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理図を示す。
【図2】本発明のバーコード媒体1のバーコードの一例
を示す。
【図3】本発明に従うバーコードを利用する商品管理シ
ステムの一例である。
【図4】本発明の実施例であり、入荷日時をバーコード
に入れ、野菜/果物の鮮度管理を行う場合のバーコード
の一例である。
【図5】図4のバーコードを用いた商品管理システムの
動作フローである。
【図6】本発明の他の実施例であり、賞味期限をバーコ
ードに入れ、加工品/菓子類の商品管理を行う場合のバ
ーコードの一例である。
【図7】図6のバーコードを用いた商品管理システムの
動作フローである。
【図8】本発明の更に他の実施例であり、値引き開始日
時をバーコードに入れ、生鮮品(肉、魚類)の商品管理
を行う場合のバーコードの一例である。
【図9】図8のバーコードを用いた商品管理システムの
動作フローである。
【図10】一般的バーコードの構成例を示す。
【符号の説明】
1 本発明に従う日付及び又は時刻情報を含むバーコ
ードを記録したバーコード媒体 2 バーコード読取り装置 3 POS端末装置 31 バーコード読取り制御部 32 バーコードデータ解析処理部 33 時計回路制御部 36 RAMメモリ 41 上位コントローラ 42 入出力装置 43 表示装置 44 スピーカ装置
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G07G 1/12 341 C 8921−3E

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一部に商品の販売管理に関連する日付及
    び又は時刻情報を有することを特徴とするバーコードが
    表示されたバーコード媒体。
  2. 【請求項2】 第1、第2のコード群で構成され、該第
    1のコード群は、商品情報を有し、該第2のコード群
    は、該商品の販売管理に関連する日付及び又は時刻情報
    と該日付及び時刻情報の存在を示すフラグを有すること
    を特徴とするバーコードが表示されたバーコード媒体。
  3. 【請求項3】 該第1、第2のコード群が上下2段に構
    成される2段バーコードであることを特徴とする請求項
    2記載のバーコード媒体。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のバーコード(1)を読
    み取るバーコード読取り装置(2)と該読取り装置
    (2)で読み取ったバーコードのデータを処理するPO
    S端末装置(3)を有し、該POS端末装置(3)は、 該読取り装置(2)に接続され、該バーコードのデータ
    を受信するバーコード読取り制御部(31)と、 時計回路を有し、該時計回路から現日付及び又は時刻を
    出力する時計回路制御部(33)と、 該バーコード読取り制御部(31)及び該時計回路制御
    部(33)に接続され、該バーコードのデータと現日付
    及び又は時刻とを比較して、該商品の販売管理を決定す
    るバーコードデータ解析処理部(32)を有することを
    特徴とするバーコードを用いた商品管理システム。
  5. 【請求項5】 請求項4において、更に該POS端末装
    置(3)に接続される上位コントローラ(41)を有
    し、且つ該POS端末装置(3)には、書込み可能メモ
    リ(36)を備え、該上位コントローラ(41)から該
    商品の販売管理の決定を制御するプログラムを該書込み
    可能メモリ(36)に書き込むようにしたことを特徴と
    するバーコードを用いた商品管理システム。
  6. 【請求項6】 請求項4または5において、該バーコー
    ドデータ解析処理部(32)により決定された商品の販
    売管理の内容を顧客に対し発行されるレシートに記録す
    るようにしたことを特徴とするバーコードを用いた商品
    管理システム。
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