JPH055371B2 - - Google Patents

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JPH055371B2
JPH055371B2 JP22718485A JP22718485A JPH055371B2 JP H055371 B2 JPH055371 B2 JP H055371B2 JP 22718485 A JP22718485 A JP 22718485A JP 22718485 A JP22718485 A JP 22718485A JP H055371 B2 JPH055371 B2 JP H055371B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transistor
emitter
region
base
resistor
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP22718485A
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English (en)
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JPS6286757A (ja
Inventor
Kazumasa Satsuma
Goro Mitarai
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Publication of JPS6286757A publication Critical patent/JPS6286757A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、トランジスタアレイなどの集積回
路に内蔵されるトランジスタに係り、特にエミツ
タ・ベース間に抵抗をモノリシツクに接続した構
造のトランジスタに関するものである。
〔従来の技術〕
集積回路に内蔵されるトランジスタは、エミツ
タ・ベース接合をバイアスするためにほとんどが
エミツタ・ベース間に抵抗を接続した構造になつ
ている。第6図にその回路図を示し、Qはトラン
ジスタ、Rは抵抗をそれぞれ示す。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、このような構造のトランジスタのVCEO
(エミツタ・コレクタ間降伏電圧)つまりVCER
測定した場合、接続する抵抗およびトランジスタ
のhFE(電流増幅率)とによつて差があるが、一般
にVCEOとVCBO(ベース・コレクタ間降伏電圧)の
間の値をとる。一方、このような構造のトランジ
スタのIC−VCE特性をみると、第3図に示すよう
な特性となり、ベース電流IBとコレクタ電流IC
大きい領域において保持電圧がVCEOに近い値にま
で低下する。このため、このような構造のトラン
ジスタを高い電圧が加わる部分に用いると、次の
ような不都合が生じることになる。
例えば、VCERLとVCERHをそれぞれ低電流と高電
流のある値でのVCERとする。もし、この素子に加
わる最大電圧がVCERHよりも低い場合、あるいは
VCERHよりも大きくてもトランジスタが低電流で
動作している場合は問題ないが、高電流で動作し
ている時にこのような電圧が加わると、トランジ
スタはVCERHよりも大きいこの電圧を阻止できず
に過大な電流が流れることになる。しかも、この
ようなことが起らないようにトランジスタの耐圧
をあらかじめテストすることによつて、VCERH
小さいものを除こうとしても低電流で測定すれば
VCERLの値となり、また、VCERHを測定しようとす
る場合大電流で測定する必要があり、それに接続
している抵抗のバラツキ等によつて安定した値を
得ることが困難である。このため、従来の構造で
は、トランジスタとは別に設けられたモニタート
ランジスタのVCEOを測定することで、トランジス
タの耐圧を管理していた。
しかし、このような方法ではあくまでモニター
トランジスタの耐圧が得られるに過ぎず、相関の
ずれ等を考慮するためにモニタートランジスタの
耐圧マージンを大きくすると、歩留が低下すると
いう問題がある。また、いくらマージンを大きく
とつても突発的な耐圧不良はモニタートランジス
タを用いる方法では完全には除くことはできない
という問題もある。
この発明は上記のような問題点を解決するため
になされたもので、その目的は、トランジスタの
VCROをモニタートランジスタを用いることなく直
接測定することによつて素子特性の信頼性を改善
することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
そのためにこの発明は、従来、トランジスタ
(以下、被測定トランジスタと称す。)のエミツタ
とベースとの間を抵抗のみで接続していたのに対
して、抵抗と直列に、被測定トランジスタのエミ
ツタ・コレクタ間降伏電圧測定時に、被測定トラ
ンジスタのエミツタ・ベース領域間をオープン状
態にするとともに、被測定トランジスタのエミツ
タ・コレクタ間降伏電圧測定後は、短絡状態とさ
れる回路素子を接続したものである。
〔作用〕
この発明においては、被測定トランジスタとモ
ノリシツクに形成され、抵抗と直列に接続される
回路素子が、被測定トランジスタのエミツタ・コ
レクラ間降伏電圧測定時に、被測定トランジスタ
のエミツタ・ベース間をオープン状態としている
ため、トランジスタのVCEOの測定が可能となる。
〔実施例〕
第1図はこの発明の一実施例を示す回路図であ
る。また、第2図は第1図のトランジスタQのエ
ミツタ・コレクタ間降伏電圧測定時に、トランジ
スタQのエミツタ・ベース領域間をオープン状態
にするとともに、トランジスタQのエミツタ・コ
レクタ間降伏電圧測定後は、短絡状態とされる回
路素子であるダイオードの素子構造の一例を示す
図である。
第2図に示すダイオードDは、トランジスタQ
のベース拡散時に同時に、アノード領域(ベース
領域)6および抵抗(図示せず)Rを形成し、次
にエミツタ拡散時にカソード領域(エミツタ領
域)5を形成し、その後電極取出し用のコンタク
ト穴9を開ける。そしてアルミ配線8によつて抵
抗RおよびトランジスタQのエミツタ領域と接続
することにより、トランジスタQのベース・エミ
ツタ接合とは反対の極性にしてpn接合形ダイオ
ードが形成されている。なお、第2図において、
1は半導体基板、2は分離領域、3は埋込み層、
4はエピタキシヤル層、7はSiO2膜を示す。ま
た、第1図においてCはコレクタ端子、Bはベー
ス端子、Eはエミツタ端子、Kはpn接合形ダイ
オードにおけるカソード領域に接続され、pn接
合形ダイオードを破壊するための電圧が加えられ
る端子をそれぞれ示すものであり、図中同一符号
は同一または相当部分をあらわす。
第1図のような構造のトランジスタにおいてベ
ースをオープンにしてコレクタ・エミツタ間に電
圧を印加すると、ダイオードDには丁度ベース・
エミツタ接合に加わるのと同じバイアスつまり、
約0.6V程度の電圧が逆方向に加わる。このダイ
オードDの接合耐圧はエミツタ・ベース接合の耐
圧と同じく9V程度であるから、この状態ではベ
ース・エミツタ間はオープン状態になつている。
この結果、このトランジスタQ本来のVCEOの測定
が可能となる。この測定で耐圧不良となつた素子
は不良としてチエツクすることにより除くことが
でき、良品は続いて本来すべきテストを行う。し
かし、この場合、トランジスタQのベース・エミ
ツタ間がオープン状態ではこのテストが不良とな
つてしまうから、ベース・エミツタ間を本来の状
態つまり抵抗Rのみによる接続にしなければなら
ない。このため、耐圧テストで良品となつた素子
は本来のテストを行う前に、ダイオードDにおけ
るアノード領域及びカソード領域にそれぞれ接続
された端子K及び端子EによつてダイオードDに
順あるいは逆方向のサージ電圧を加えてダイオー
ドDを破壊してシヨート状態にする必要がある。
このダイオードDの接合面積を小さく設計すれ
ば、サージ電圧によつて容易に破壊することがで
きるし、また通常動作において抵抗Rに流れる電
流は非常に微小であるので、サージ破壊したダイ
オードDの抵抗成分はほとんど問題とはならな
い。たとえば、抵抗Rが1KΩの場合、流れる電
流はベース・エミツタ間電圧を0.6Vとすれば、 0.6V/1KΩ=0.6mA にすぎない。それに、ダイオードDを破壊した後
でシヨート状態になつたダイオードの抵抗値の測
定が端子K及び端子Eによつて可能であるから、
ダイオードDの抵抗値大による不良は完全に除く
ことができる。
このように、本発明によれば、ベース領域とエ
ミツタ領域間に抵抗Rをつないだ構造のトランジ
スタQにダイオードDをエミツタ・ベース接合と
は反対極性にして、その抵抗Rに対し直列に接続
することにより、このトランジスタのVCEOの直接
測定を可能にし、かつ測定後、ダイオードDをサ
ージ破壊することによつて、通常の特性を満たす
ことができる。
以上の例は、npnトランジスタQおよびエミツ
タ、ベース拡散からなるダイオードDについて述
べたが、pnpトランジスタおよび他の構造のダイ
オードを用いても同じ効果があることはいうまで
もない。また、ダイオードDを抵抗Rに対してエ
ミツタ側に接続してあるが、ベース側に接続して
も当然同じ効果が得られる。さらに、第4図に示
すように、ダイオードDの代わりに回路素子とし
て、ベースをオープンにしたトランジスタT1
用いても同様の効果がある。
なお、第5図に示すように、ダイオードの代り
にデイプレツシヨンモードの電界効果トランジス
タ(FET)T2を上記第1図に示した実施例にお
けるダイオードDの代わりに回路素子として用い
ても同様の効果がある。この場合は、さらにゲー
ト電極Gを測定用端子として取り出して耐圧テス
トの時にゲートバイアスを加えてトランジスタQ
のエミツタ・ベース間をオープン状態にする必要
がある。また、電界効果トランジスタのソース及
びドレイン領域は、それぞれこれらソース領域と
ドレイン領域との間の抵抗値を測定するための端
子K及び端子Eに接続されている。
〔発明の効果〕
以上説明したように、この発明によれば、トラ
ンジスタのエミツタ・ベース間に抵抗を接続した
構造においてもVCEOが正確に測定でき、耐圧不良
を直接に除くことができる。さらに、シヨート状
態のダイオード素子などの回路素子の両電極間の
抵抗値のチエツクが可能であるので、他の特性に
対する悪影響も完全に除くことができる。このよ
うに、本発明は、エミツタ・ベース用に抵抗をモ
ノリシツクに接続したトランジスタの耐圧を正確
に規定することができ、素子の特性の信頼性の改
善に非常に有効である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す回路図、第
2図aおよびbは第1図のダイオードの素子構造
の具体例を示す断面図および平面図、第3図はト
ランジスタのエミツタ・ベース間に抵抗をつない
だ場合のトランジスタの出力特性を示す図、第4
図、第5図はこの発明の他の実施例を示す回路
図、第6図は従来の構造を示す回路図である。 Q……トランジスタ、R……抵抗、D……ダイ
オード、T1……ベースをオープンにしたトラン
ジスタ、T2……デイプレツシヨンモードの電界
効果トランジスタ、K,G……測定用の端子、5
……カソード(エミツタ領域)、6……アノード
(ベース領域)。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ベース領域とエミツタ領域とがモノリシツク
    に抵抗によつて接続される形のトランジスタにお
    いて、前記トランジスタのエミツタ領域とベース
    領域との間に前記抵抗と直列に接続され、前記ト
    ランジスタのエミツタ・コレクタ間降伏電圧測定
    時に、前記トランジスタのエミツタ・ベース領域
    間をオープン状態にするとともに、前記エミツ
    タ・コレクタ間降伏電圧測定後は、短絡状態とさ
    れる回路素子を前記トランジスタとモノリシツク
    に形成したことを特徴とするトランジスタ。 2 回路素子は、前記トランジスタのベース・エ
    ミツタ接合とは反対の極性にして接続されたpn
    接合形ダイオードであり、このpn接合形ダイオ
    ードにおけるアノード領域及びカソード領域は、
    それぞれ前記pn接合形ダイオードを破壊するた
    めの電圧が加えられる端子に接続されていること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項記載のトラン
    ジスタ。 3 回路素子は、ベースをオープン状態とされた
    トランジスタであり、このトランジスタにおける
    エミツタ及びコレクタ領域は、それぞれこれらエ
    ミツタ領域とコレクタ領域との間を短絡状態とす
    るための電圧が加えられる端子に接続されている
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のト
    ランジスタ。 4 回路素子は、デイプレツシヨンモードの電界
    効果トランジスタであり、この電界効果トランジ
    スタのゲート電極は、エミツタ・コレクタ間降伏
    電圧測定時に前記電界効果トランジスタのソース
    領域とドレイン領域との間をオープン状態とする
    ゲートバイアスが加えられる端子に接続されてい
    るとともに、前記電界効果トランジスタのソース
    及びドレイン領域は、それぞれこれらソース領域
    とドレイン領域との間の抵抗値を測定するための
    端子に接続されていることを特徴とする特許請求
    の範囲第1項記載のトランジスタ。
JP22718485A 1985-10-11 1985-10-11 トランジスタ Granted JPS6286757A (ja)

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JPH0643205A (ja) * 1992-07-22 1994-02-18 Mitsubishi Electric Corp コレクタ・エミッタ間電圧モニタ回路
JP3239849B2 (ja) 1998-07-16 2001-12-17 日本電気株式会社 バイポーラトランジスタのコレクタ・エミッタ間耐圧の測定方法

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